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  • 03 鬼吉川の姫への応援コメント

    企画にご参加ありがとうございます!!

    少年少女、可愛い!!!
    あまり詳しくない日本史、大丈夫かな?と読み始めましたが、元就くんがどタイプで飲むように読めてます笑
    知将だけど、線の細さよりは精悍で強い意志がみなぎる青年、素敵です!
    ドタバタとした賑やかさ、大河ドラマの始まりを観ているようで楽しいです!

    作者からの返信

    こちらこそ、素晴らしい企画に参加させていただいて、ありがとうございます!

    日本史の、しかもマイナーな人物を扱っていて、非常に恐縮です^^;
    なるべくわかりやすく、そしてキャラの魅力を出していくよう頑張りました^^;
    いただいたコメントを拝見すると、それができたんじゃないかなと思えます!
    また、大河ドラマの始まりというお言葉、歴史ものを書く者にとっては、最高の褒め言葉です!

    ありがとうございました!

  • 比翼連理。厳島での二人の出会いから始まった物語は、今、同じ厳島で幕を下ろす。
    綺麗な円環を見たとさえ感じられました。

    そして時を越え、四十年後の“厳島”へ。歴史と人生のダイナミズムに、ただただため息しか出てきませんでした。

    2ヶ月あまりの間、楽しませていただきました!!
    (え? 河越夜戦とかバイバルス戦記とか読んでたのもっと前? 時間の流れ速すぎじゃない!?)

    作者からの返信

    何となく、広島のあの辺だとランドマークとしては厳島というイメージがあります。
    あとは修学旅行で行ったことがあるので、現地描写が何となくできるのではないか、と思って(笑)

    ……そんなわけで厳島で始めた物語ですが、「締め」はやっぱり厳島、ということに相成りました^^;
    それとやっぱり……厳島の戦い、ちょっとは触れたかったんで(笑)
    元就と言えば厳島。
    これは外せないというところで、やらせていただきました^^;

    それでは、これまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
    そういえば河越やバイバルスも読んでいただいておりましたね……懐かしいですね^^;

    ありがとうございました!

  • 53 謀将二人への応援コメント

    うおお、謀聖と未来の謀神がやり合っておる……!
    この緊張感、たまりませんなあヽ(゚∀゚)ノ
    その分、あれだけラスボス感のあった元繁さんですら、謀聖の前にはゾーマに対するバラモスみたいに思えてしまうというのが(汗)


    >「……故・武田元繁どのの奥方ですか?」
    ε=\__〇_ ズコー
    雪ちゃんに聞かれたら、能面のような無表情でターゲットロックオン不可避デスネ(白目)

    作者からの返信

    謀の聖人と、謀の神。
    神の方が上っぽい空気ですが、聖人も年経りた化け物(笑)
    ラスボスの裏にいる、真・ラスボスです(笑)
    っていうか、この人が武田君をスカウトしたのが、この戦いの原因ですしおすし^^;
    まあ、その戦いを食い破って世に出たのが謀神ですけどね。

    故・元繁夫人という元就渾身のギャグに、経久じいちゃんバカ受けです。
    しかし雪ちゃんは激おこです(笑)
    今夜あたり、こんこんと問い詰められているんじゃないでしょうか。
    ロックオンされながら(白目

    ありがとうございました!

  • 50 帰趨(きすう)への応援コメント

    大将首を取る一発大逆転で勝敗は決し、追い打ちをかける味方勢を見ながら限界を迎えた身体を休ませ……
    というところで真のラスボスもとい雪ちゃん登場!( ゚∀゚)=3

    ……いやもう、なにこれ甘酸っぺえええ!!! 新九郎さんと光政さんと一緒に出歯亀しつつ、「抱けえっ!! 抱けっ!! 抱けーっ!!」と叫びたいところです
    【ノスタル爺やめい】

    冗談はともかく、今回冒頭部までの激闘から一転して、「戦い済んで……」の空気にスムーズに転換しているのがお見事だなあと。爽やかな風が吹いておる……

    (しまった! 前回テンション上がりすぎて、「これが三本の矢の由来ですね」とボケるのを忘れていた……! 無念(お腹切腹))

    作者からの返信

    史実の元就は「お前大将首だろ! なあ!」と某ドリフターズのように首狩りに行ったみたいですが(笑)、そんな元就の、頭の上がらない相手、雪ちゃん見参です^^;

    ちなみにこのあたり、当初はジュブナイル向けを想定していたので、当社比120%の甘酸っぱさを目指しております(笑)
    なので、ぜひ叫んで下さい(笑)

    まあ、あれです。戦いが終わったからこそ、できるシーンがあるということで。
    これが戦いの前にやったら、死亡フラグ(笑)ですから、やはり「戦い済んで……」の方で、こういうシーンにしました^^;

    三本の矢、そうです。
    そのネタでフィニッシュはトリプルアローでした(笑)
    ようやっと気づいてもらえました(笑)

    ありがとうございました!

  • 49 西の桶狭間への応援コメント

    ゆ、雪ちゃんのペガサス彗星拳が!?
    「聖闘t……ゲフンゲフン、この元繁に、一度見た技は通用しない!」ということですね(笑)
    実際、応仁の乱当時のエピソードを知っていてもおかしくないですし。

    元繁さんが元就を持ち上げた時は、一瞬、悟空&ピッコロvsラディッツ戦の魔貫光殺砲みたいになるかとw 諸共に貫通しなくてよかった(笑)

    >「……この矢は、わたくしだけではない。元就さまと……興元さま、そして皆の矢だ!」
    皆の思いを込め、今放たれる第三の矢! 見える、見えるぞ、1200万パワーの光の矢が!(更に重なるジャンプネタ)
    いやもう本当、友情・努力・勝利の三本柱ですわあ( ゚∀゚)=3

    あの頃は、悪魔将軍、赤カブト、ラオウ、教皇(サガ)と、「ラスボスじゃないけどラスボス感のすごいキャラ」が何人もおりましたが、元繁さんのラスボス感もすごかったですヽ(゚∀゚)ノ

    現在仕事の方でかなりメンタル削れてたんですが、80年代ジャンプを彷彿とさせる展開のおかげでテンション上がりました!
    ありがとうございました!

    作者からの返信

    手下の網膜に映ったホーロドニースメルチを看破する、一輝の兄貴のチートさと言ったらもう……(笑)
    というわけで雪ちゃんの彗星拳、フレンドリーファイアになってしまいました^^;

    ……と思ったら、元就さん、一瞬のうちにその逆境を利用する策を思いつき、しかも以心伝心で雪ちゃんに伝えてシュート。
    ちなみにこのあたりは、ジョジョ第二部のジョセフとシーザーのコンビを意識していたりします。
    元繁とのバトルは、ジョセフ対エシディシの戦いをイメージしていたりします。
    何気に友情・努力・勝利を成し遂げている、「ザ・トリックスター」ジョセフ・ジョースターが、滅法好きなもので……^^;

    エシディシ元繁さん、悪魔将軍や拳王たちと比肩しておりましたか!
    カーズじゃなかったのに(笑)
    というのは冗談で、大変うれしゅうございます。
    あの辺の時代のジャンプのバトル、熱くて好きだったんで、なおさらうれしいです!

    お仕事の方、キツいとのこと。
    拙作がその慰みとなれたようで幸いです。
    ある意味、物書き冥利に尽きるお言葉で、こちらこそ、ありがたい限りです!

    ありがとうございました!

  • 48 死中への応援コメント

    兵の数は少なくとも、大将首を取ってしまえば。
    前回の光政さんとのやりとりは、こういう狙いだったんですね。
    しかし、二対一にもかかわらず、咆哮一発でそれを押し返す元繁さん。……強い(白目)
    なんだか川原正敏先生風の絵で脳内再生されました(笑)
    あるいは赤カブトに挑む奥羽&全国の犬(おとこ)たち(懐かしいなー)

    そして狙いを定める、鬼吉川の妙弓。はたして雪ちゃんの放った一矢は、赤カブトの首をとった絶・天狼抜刀牙となるか!?
    【変なフラグ立てようとすんな】

    作者からの返信

    そもそも尼子経久が武田元繁を調略したことから始まったこの一連の戦いなので、じゃあその武田元繁をジャイアントキリングしてしまえばいいんじゃね? ……と斜め上を行く謀神です(笑)
    こんなこと思いついてしかも実行するところが、ホント怖いなと感じます^^;

    そんなわけで元繁に、四神とか無空波とかを放ったっぽい元就・光政ですが(イメージです(笑))、何だか気合いではね返されてしまいました^^;

    ちなみにこの戦いが初陣の元就、二十歳。
    事実上のラストバトルの厳島の時は還暦です。
    そんな元就の初陣を赤カブト退治になぞらえるとは……(笑)
    だって流れ星シルバーって、赤カブト退治は序章、そこからさらに特殊な犬とか狼っぽい何かとか、シベリアから渡海してくる奴らとか出て来るし^^;
    あと、続編まであるし(笑)

    何はともあれ、雪ちゃんのスナイプ、ペガサス彗星拳のごとく相手を貫くのか(フラグ(?))!?

    ありがとうございました!

  • 47 敵将を討てへの応援コメント

    昔から、「やったか!?」は「やってない」と申しまして……。元就さんも、この「ふらぐ」からは逃れられなかったということですなぁ(謎の落語調)

    しかし、渡河中の迎撃に備えて影武者を先行させ、さらに謀神を嵌めるとは、武田元繁やりおる……。
    絶体絶命の窮地ですが、光政さんに目配せしているのは「こんなこともあろうかと」が残されているのか……!?

    作者からの返信

    この「やったか!?」を一度やってみたくって……(笑)
    ついでにいうと水ポチャ→生きているという「フラグ」もやってみました^^;

    ちなみに史実では、武田さん本人が川をジャンプしてました^^;
    まあそれだとツマラナイなとアホな作者が思ってしまい……(笑)
    光政さん、果たして何を察したのか。
    元就は何を策しているのか、あるいは思いついたのか。
    お楽しみいただければ幸いです^^;

    ありがとうございました。

  • 45 第二次有田合戦への応援コメント

    新九郎さんの、「こいつがいてくれれば大丈夫」な安定感が半端じゃないですね。
    仮に劣勢になっても、「それでも新九郎なら……、新九郎ならなんとかしてくれる……(by陵南)」と期待を持たせてくれそう(笑)

    作者からの返信

    いちおう、「国盗り物語」前半の、野望ギッラギラな新九郎さんをベースにキャラ作ってるので、劣勢からの巻き返しもできる仕様になっております(笑)
    そして元就も、安芸の次期キャプテン当確男とか言いながら特攻……するわけないか^^;

    ありがとうございました。

  • なるほど、武田軍は武田軍で、五分割「せざるを得ない」事情があったんですね。確かに国人たちの寄り集まりと考えればそうか。全部併せのんで運用できたらすごいんでしょうね。

    そして真っ先に当たらされる己斐さん。後から寝返ったという立場上「残念でもないし当然」ではありますが、付く陣営を間違えて厳島神社に関わる家系を絶やす訳にもいかないでしょうし。そこは少し仕方ないかなあという気もします。
    まあ、なんというか、生きて(ちょっと雑)

    作者からの返信

    この戦い、毛利は5倍の武田を打ち破った、みたいな伝われ方をしています。
    あと、5段構えでやって来た、というのも。
    じゃあ「1段」レベルだと、元就の「全軍」より少ないんじゃ……という私の想像です^^;
    こういう国人の事情を乗り越えて運用できたのは、おそらく織田信長や羽柴秀吉クラスなんでしょう。
    そういう意味で、長井新九郎にコメントしてもらっています(笑)

    さて己斐さん、これも私の想像で(笑)、先鋒を命じられています。
    まあ、興元兄ちゃんが己斐さんを助けようと思って始まったこの戦ですから、さすがの武田さんも「お前何もしないの?」と、メンチきったんじゃないでしょうか^^;

    ありがとうございました。

  • 熊谷隊の捕虜に見せるため、策として寸劇もとい偽軍議を……みんな楽しそうヽ(゚∀゚)ノ
    って、雪ちゃんそんなあ(´・ω・ `) ショボーン 一緒に乗った方が楽しいのに。
    ……これが男子と女子の差か……(笑)

    長井さんの似非漢文大好きですw

    作者からの返信

    劇中劇というか、何というか(笑)
    きっと文化祭とかそういうので男子が盛り上がっているところを、冷めた目で見る女子みたいな感じでしょう、雪ちゃん^^;
    まあでも、ついつい見ている雪ちゃんも雪ちゃんだと思いますよ(笑)

    長井さんの似非漢文は、捕虜たちに聞かせるためにあんなんです(笑)
    本気を出した長井さんは、漢文上手過ぎだと思いますよ……元僧侶だし^^;

    ありがとうございました。

  • 40 熊谷元直の最期への応援コメント

    熊谷さん、餌を喰い破るどころか、食いつけもしませんでしたか……
    トップが違っていれば、もっと生きて戦場を駆け、輝かしい武名を得られたのでしょうが……
    合掌。

    作者からの返信

    これはもう、上司と相手が悪かったとしかいいようがありません^^;
    実際、京の船岡山では大内義興や陶興房の指揮下で勇戦していたみたいだし……。
    しかし何というか、謀神のレベルアップの材料にされた観が否めませんでした。

    そんな熊谷さんですが、実は孫娘が謀神の息子の吉川元春の妻になります。
    そして毛利家の「御一家」扱いになるという、なんとも運命の皮肉というか何というか……^^;

    ありがとうございました。

  • 39 中井手の戦いへの応援コメント

    元繁さん、謀神を小策士扱いとは、いやあ恐れ入谷の鬼子母神(棒)
    なんかもう、かえって気の毒にすらなってきましたw

    熊谷さん、猛将だけあって、突撃するしかない状況に陥ってもリカバリが上手いですね。
    でもこのテクニックも元就に吸収されそうな……(笑うしかない)

    絶体絶命なのは多治比側なのに、謀神と蝮のダブルライダー(違)のお陰で、熊谷さんたちが可哀想になってきてます(乾いた笑い)

    作者からの返信

    いやだって、この頃の元就はまだ無名の、しかも国人の次男坊ですから、舐める方が正しい(?)と思いますよ汗
    後世から見ると、そりゃあ「志村、じゃない、武田、うしろうしろ!」ですけど(笑)

    熊谷さん、ここで中井手の方へ行ってしまったわけですが、これは史実のようなんです。
    で、史実だとしたら、まだ初陣の(はずの)元就にうまく誘導されただと思います。
    せっかくの大軍なのに、分けちゃうから……^^;
    ちなみに熊谷さんのテクニックというか、熊谷家というのはですね、吉川元春の……いえ何でもありません(笑)

    それはさておき、この時点の熊谷さん、武田本軍とは離れちゃったけど、まあやれるだろうと思っています。
    謀神と蝮を相手に……後世から見ると、胃が痛みそうなシチュエーションですけど^^;

    ありがとうございました。

  • 35 胸中への応援コメント

    何この夫婦漫才www からの経友お兄ちゃんがおいしい役どころwww

    からの、トラウマを抱えた元就の複雑な内面。静かに熱いですね。
    ま、元繁さんには、風雲再起に蹴られてもらいましょうか(゚∀゚)

    作者からの返信

    一度こういうヤキモキというかスラップスティックを書いてみたかったんです(笑)
    兄貴はやっぱり唐変木だった、ということで^^;

    そしてヒロイン(?)の元就の胸中はやはり複雑。
    「こじき若殿」の少年期は、良くも悪くも彼に影響を与えています。
    そのトラウマを乗り越え、勝利と愛する人を掴めるか。

    ……元繁さん、知らんうちに虎の尾とかマムシの尻尾とか、いろいろと踏んでいることに気づいておりません。
    とりあえず風雲再起というか絶風に乗った某アーチャーに射られるかも(笑)

    ありがとうございました!

  • 34 中井手へへの応援コメント

    謀神と綺麗な蝮の頭脳が、凄い勢いで回転しておられる……Σ(||゚Д゚)
    というか二人ともすんごい楽しそう((((;゚Д゚))))

    作者からの返信

    安芸武田さん、とんでもない化け物を目覚めさせてしまった瞬間である(笑)
    しかもその化け物の兄貴(興元)のマブダチが、やっぱり化け物だと知らずに(笑)、兄貴をいじめちゃったからなぁ……(遠い目

    ありがとうございました。

  • 33 血戦の勝者への応援コメント

    熊谷さん、優秀な将であるがゆえに嵌まっちゃいましたね。
    これはしょうがない。

    そして、危地を脱した後の何というか、(;´∀`)イイフンイキダナー?なシーン。激戦の合間の、一服の清涼剤ですね。

    作者からの返信

    熊谷さん、大兵力で揉み潰してやろうと思ってたら(笑)
    史実では、ホントに毛利本家の軍がやってきているので、おそらく謀神が嵌めたんでしょう(笑)
    ちなみに本家の軍が来る前に自力で撃退している、史実の謀神って……^^;
    (だから拙作ではこんな展開にしました(笑))

    そして激闘のあとには……というところで(笑)
    この二人を囃すために道三を呼んだと言っても過言ではありません(笑)

    ありがとうございました。

  • 32 死線への応援コメント

    雪ちゃん、まさに「間に合った」━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

    いや、ほんとこれ、ガチでヒーロー……。間一髪助けられたヒロインも惚れるわな、って奴じゃないですか( ゚∀゚)=3

    ……ごめんなさい。こういう時、どんな顔すればいいのかわからないの(白目でエヴァネタ)

    作者からの返信

    ここまで書いて、「あれ、元就のピンチを救うヒロイン……いやヒーロー?」と首をひねったものです(笑)
    でもこういう危地に駆けつけるシーンを一度やってみたかったので、作者的にも満足(?)な展開です^^;

    ……そして、うん、笑えばいいと思うよ(シンジ君スマイルで(笑)

    ありがとうございました!

  • 31 策の結末への応援コメント

    初陣で戦いながら能力を開花させていくとか、元就さんの成長力すごすぎぃ……
    これが主人公補正かと思いきや、事実は小説よりも奇なり、を地で行く人だから恐ろしい(白目)

    しかし熊谷さん(子孫)もさる者。策の全貌に気付かれ……
    これからどうなるかドキドキです。

    作者からの返信

    ジョジョだと主人公が緒戦でよくやる奴です(笑)
    こういうのがやってみたくって……^^;
    ちなみにリアル(史実)元就は成長も何もなく、素で熊谷軍とガチンコ勝負を繰り広げています。
    花の慶次でいう「虎が強いのは、元から強いから」みたいな^^;

    熊谷さん、やはり合戦については一日の長があり、地力や兵数で上回っているから、策に気づける余地があった、というところでしょうか。
    策が破れた策士の行く末は……。

    ありがとうございました。

  • 30 鬼吉川、動くへの応援コメント

    >安芸武田家の軍中でも、最も猛々しい男、熊谷元直。
    武田家でもっともたけだけしい……
    経友さーん! 某所の金石斎さんがそっち行きましたよー!(こらこら)

    そしてこの兄妹愛。遠江、もとい尊み……(互いに唐変木扱いしていたことから目をそらしつつ)

    作者からの返信

    ホントだ、いつの間にこんな文章書いていたんだろう(笑)
    私の脳内の金石斎さんが仕事をしてしまったのか^^;

    この兄貴たちは互いに唐変木ですが(笑)、どちらも妹LOVEなんです(表には出しませんが)。
    だから表面上の長兄の反応は置いておいて、実は安芸武田家の「妹を嫁に」に怒り心頭だったりします(笑)
    安芸武田家、どこまでフラグを踏みつづけるのか……^^;

    ありがとうございました。

  • 28 兄と妹への応援コメント

    母上ええええ! 早まらないでえええ!Σ(||゚Д゚)
    駆け引きじゃなくてマジな奴だこれ……。器の小さい兄を持つと苦労しますね、とか、反高橋で一致団結しそう、なんて言ってる場合じゃない(滝汗)

    作者からの返信

    元就「守ろうと思った母上に守られていたでござる」

    ……雪ちゃんといい、母上といい、元就の計算が外れまくっています(笑)
    そんなわけで安芸の国人なんぞ牛耳ってやると思っていた高橋のじーさん、逆にタジタジとなってます。
    安芸武田家もそうだけど、だから謀神に手を出すなとあれほど……(笑)

    ありがとうございました。

  • 26 初陣への応援コメント

    ついに始まりましたね。読んでてゾクゾクしてきます。
    果たして、長井さんや兵たちに告げた策とはどういうものか……

    作者からの返信

    知らんぷりして異世界ファンタジー戦記として翻案して書いてもおかしくないぐらい、「決まっちゃってる」この状況(笑)
    果たして元就の策とは。

    ちなみに史実の元就はガチンコ勝負に出ています。
    この人、本当は北の軍神よりヤバいお人なんで……^^;

    ありがとうございました。

  • 25 兄の想いへの応援コメント

    兄上。゚(゚´Д`゚)゜。

    法蓮坊改め長井さんと光政さんのおかげで「お怨み申し上げますぞ」が雲散霧消し、「わが心の迷いは晴れた!」(by獣王)へと昇華を果たした元就。
    長井さんも合力してくれるとあって、猛々しい武田家の元繁っちが絶望の未来へレディーゴーする日がまた近くなりましたね……

    作者からの返信

    兄上がいつまでも京にいたせいで、元就は「こじき若殿」になりました。
    でも元就は兄を恨むことなく、兄の死を「頼れる家族がこれでいなくなった」と書き残すぐらい、頼りにしてました。
    その理由を考えた結果が、今回のエピソードです^^;

    ……さて、おっしゃるとおり「ギガブレイクで来い!」(by獣王)な状態になった元就。
    もうこれで謀神へのジョブチェンジを妨げる心理的な障壁が消えてしまいました^^;
    一方で長井さんもチーム元就に加わって、安芸武田家さんはまたひとつフラグを立ててしまったような気が(笑)

    ありがとうございました。

  • 24 姫武者の出陣への応援コメント

    いざ多治比へ! 元就の下へ!
    雪ちゃん、カッコいいヒーロゲフンゲフンヒロインですね!

    曹操の愛馬・絶影は「影をとどめぬほど速い」という意味だそうですが(どこソースだっけ……)、絶風は「風を置き去りにするほど速い」というような意味になるのでしょうか。かっこいいなあ。
    ……というか、「兄弟に旋風・烈風・疾風(+熱風)がいそうだネ」なんて思ってしまった自分が……(汗)

    作者からの返信

    そうなんです。
    何だか気づいたら、「あれ……これ雪ちゃんヒーロームーブ?」ということに(笑)
    いやまあ元就も元就で「ここはおれに任せて」の王道ムーブしているはずなんですけど^^;

    絶影ってそんな意味だったんですか。
    何か厨二な名前で、意味なんて無いと思ってました(酷い^^;
    絶風はですね、「創竜伝」(田中芳樹)に出て来る宇宙船の名前から拝借しました。
    何かカッコイイなぁという印象の名前だったんで、つい……^^;
    なので銀河な風の人たちとは、ちょっと関係ござんせん(笑)

    ありがとうございました。

  • 23 雲州の狼への応援コメント

    ついに、元就の本心を雪ちゃんが知る瞬間が……!
    でも、雪ちゃんの性格なら速攻で馬を駆ってとんぼ返りしそうな(汗)

    一方、杉大方&広良さんと入れ違いでやって来た綺麗な蝮(ん?)。兄上が亡くなったと聞いて来たのでしょうか。それとも別な用事で兄上に会いに来て、多治比猿掛城で知るのでしょうか。
    いずれにせよ、早いか遅いかだけで、元繁っち(誰だよ)に対し「俺の怒りが有頂天」(古いなー)になるのは間違いなく。
    元就&杉大方+尼子のじじ様(協力者)+綺麗な蝮(協力者)vs元繁っち(外の敵)+高橋久光(内の敵)な構図が見えてきて……。
    状況的に絶体絶命のはずなのに、安心感がひどいことになってます(白目)

    作者からの返信

    元就「ていうか雪ちゃんに見せないでよ」
    経久「てへぺろ~」
    ……というやり取りをしたかどうか知りませんが(笑)、とにかく元就としては経久が雪に見せるとは思っていませんでした^^;
    さあ、ラブレター(?)を見てしまった人はどうするのか……。

    そんなわけで(どんなわけで)新九郎が安芸にやって来たわけだ(笑)
    何で来たかはそのうち言いに来るんじゃないでしょうか。
    まあいずれにせよ、マブダチ(古い)の兄上が亡くなり、しかもその理由とか知った日には、たしかに超マムシと化してしまうこと請け合いでしょう^^;

    ちなみにこの頃の史実の元就さんはマジで滅亡寸前で、吉川家ぐらいしか味方がいません。
    あまりの絶望感に、読者様が離れるんじゃないかと危惧した私は、何だか元就の味方をマシマシにしてしまいました(笑)
    結果、この逆境からの揺り返しの期待値が凄いことに^^;
    まさに想定外(古い)って奴です(遠い目

    ありがとうございました。

  • 大切な者たちを守り、勝てる保証などない戦いへと赴く。
    元就の悲壮な決意、そして杉大方との強い絆が胸を打ちます。

    ……これが戦国時代にいくらでもあっただろう無名の一国人のエピソードなら、本人は徹底抗戦の末に壮絶な戦死を遂げ……ってなるんでしょうけどね……。
    主人公は毛利元就、しかも「こじき若殿」時代に北条早雲から薫陶を受け……となると、胸を打つと同時に「敵に回しちゃいけない男を敵にしちゃったねえ」感がふつふつと湧いてきます(汗)

    作者からの返信

    「こじき若殿」の時代に、互いに互いを支え合ったという経験があったからこその、元就と杉大方の想いです。

    ……おっしゃるとおり、これは、全国津々浦々どこにでもあるパターンだったんでしょう。
    しかしここは安芸で、戦うは未来の梟雄・毛利元就。
    戦国最大の梟雄、伊勢新九郎によって救われ教えを受けて……という元就です。
    兄貴は戦国三大梟雄筆頭、長井新九郎とマブダチだし(笑)
    そんな男が戦うとなると、たしかにヒロイックな雰囲気だし、かつ、ヤベー奴を覚醒させちゃったなぁという恐ろしさ^^;

    ありがとうございました!

  • うわあ、元就の頭脳がフル回転しておる……(大汗)
    これは覚醒しちゃいますかね、おだやかな心を持ちながら激しいイライラと怒りによって目覚めた伝説のスーパー謀神が。

    はたして、じじ様への書状には何が書かれてあったやら。楽しみです。

    作者からの返信

    よせばいいのに、安芸武田家が「やーい、毛利ざまぁ」とかやっちゃうから、こんなことに^^;
    調子に乗って、毛利の親戚の吉川までちょっかいかけちゃうから、ついに謀神が覚醒してしまいました(笑)

    ……いやまあ、安芸武田家のやり方は間違っちゃいないんです。
    大軍であり大勢力であることを背景に、人質を出させたりするのはセオリー。
    ただ、そのセオリーで詰めていった相手が謀神だったという……^^;

    そんな謀神から謀聖へのラブレター(笑)
    果たして何が。

    ありがとうございました!

  • 17 揺れ動く安芸への応援コメント

    いくら舐めくさった要求とはいえ、安芸武田家とのパワーバランス的には受けねばなるまい……からまさかの大脱走。
    ムチャシヤガッテ……(AA略)ならぬイエデシヤガッテ……(AA略)ですね。お兄ちゃんズの胃がきつそうw
    雪ちゃん頑張れ超頑張れ(他人事)

    おじいちゃんは「好きにせい」って言いそうですけど、当主の父上は……(目そらし)

    作者からの返信

    このあたりは私の創作なんですが、安芸武田家的には「大内家は京だし、毛利家は当主交代……あとは、わかるな?」と国人を脅しまくったんだろうなぁと思います。

    さて、吉川家としては、じゃあこのまま安芸武田家に従うかといえば、微妙なところですね。
    従ったところで、相当「低い」扱いが待っているはず。
    そんな状況で雪ちゃん、そもそも自分の結婚相手は項羽じゃなくて劉邦なんだけどとばかりに家出(笑)

    さあ、どうなるか。
    劉邦に擬せられた人がこれからどう動くかがキーですね^^;

    ありがとうございました。

  • 16 兄の死への応援コメント

    兄上ええええ (;゚д゚)エエーッ!!!
    二十五歳は早すぎる……。まだまだこれからっていうところで……。
    「どうすんだこれ」にも程がある状況(白目)

    というか、二人で飲んでたところで急に倒れたって、疑われません?(いやまあこのタイミングでやっても元就にメリットないとは思いますが)

    作者からの返信

    毛利家は酒毒に弱い。
    そういう傾向があります。
    先代、つまり元就たちの父も酒で死んでます。

    ……まあ、兄上にとっては、相当のストレスでありプレッシャーだったから、酒に走るのも無理はないと思いますが。

    そういえば元就くん、第一容疑者ですね^^;
    でもこんなヘビーなブラック国人の地位の座を狙うなんて、誰もやりたがらない(笑)から、大丈夫だと思います^^;
    実際は、他の重臣たちも見ている状況で飲んでいたと思いますし。

    ありがとうございました。

  • 13 画策への応援コメント

    おおー! この元就の策、「囲魏救趙」ですね! 燃える!
    知ってて応用したのか、それとも……。知らないでの発案なら凄すぎますが。
    しかも、先々のことまで視野に入れた上で策を練るとか、本当に初陣前なのかですよ(大汗)

    作者からの返信

    おお、言われてみると「囲魏救趙」ですね^^;
    毛利家は、大江広元を祖としているので、その辺の兵書は伝わっているかもしれません。
    いずれにせよ、こういう発想ができるというところが、すでに謀神としての片鱗を示していると思います。
    おっしゃるとおり、ホントに初陣前なのと言いたくなります(笑)

    ありがとうございました。

  • 11 蝮(まむし)への応援コメント

    深芳野姫、運命に翻弄される姫君……かと思いきや“強い”お方ですねえ。
    蝮の道三(まだ法蓮坊ですけど)とお似合いだよ! 感がすごいです(汗)

    二人が言う「もし土岐どのが駄目だったら」って、「承知しなかったら」じゃなくて「無能だったら」って意味ですよね絶対……((((;゚Д゚))))

    作者からの返信

    深芳野さん、公家のお姫さま(という設定)だったのに、武田さんのアレな対応に、ついに吹っ切れてしまった模様(笑)

    土岐さんが「駄目」っていうのは、武田さんレベルのアレな奴だったら責任取れよという意味です^^;
    この時、まさかホントに責任取らされるとは……法蓮坊、強く生きろ(笑)

    ありがとうございました。

  • 08 覇王別姫への応援コメント

    関わった以上、放り出す訳にもいきませんからね。若殿時代のことを思えばなおさら。

    現状は尼子のおじいちゃんの一人勝ちみたいな雰囲気ですが、元就が深芳野姫を連れて帰ったことで、何が起きるか……(吉川家の方を見ながら)

    作者からの返信

    元就の性分として「じゃ、サイナラ」とは行きませんからねぇ^^;
    そして、それが継母に知られたら、ただじゃすみませんし(笑)

    そんなわけでホイホイ深芳野姫を城に連れ帰ったわけですが(笑)、多治比どのはわざわざ火種を持ち帰ってしまったことに^^;
    尼子のおじーちゃんは「ふーん」とか思ってそうだけど、吉川家のあるお方は「初めてですよ……ここまでコケにしてくれた、おバカさんたちは……」とか思ってそうです^^;
    多治比家の明日はどっちだ!?(笑)

    ありがとうございました。

  • 06 安芸(あき)武田への応援コメント

    『項羽』武田元繁か……。傍らに『今范増』がいてくれれば良かったのでしょうか。

    >「そう……たとえば、佐東銀山城に、すでに尼子経久がいるとか……」
    そwうwやwっwてwフwラwグw立wてwっwかwらw
    「げえっ! 尼子経久!」(違)

    作者からの返信

    残念ながら、この時代の安芸には脳筋しかいません(笑)
    のちに謀の神と呼ばれる男も、家臣から「突撃するなよ、突撃するなよ!」っていわれても、突撃しちゃうオチャメさんだし^^;

    ……そんなんだから、出雲から来た悪知恵じーさんに好きにされちゃうんだよなぁ(遠い目
    そして武田さん、悪知恵じーさんの噂をついうっかりしちゃいました(笑)
    じーさんの突撃隣の国の晩御飯は私の創作ですが(笑)、帰ってきた武田さんに、さっそくナンパをしかけたのは史実です(笑)
    さあ、武田さんの明日はどっちだ!?^^;

    ありがとうございました。

  • なるほど、「一揆」とは、もともとそういう意味だったんですね。
    地方領主たちによる反乱かと思っていました、「国人いっき」(ひらがなで書きたくなる病)

    吉川家のドタバタコメディパートが癒しw
    お兄ちゃん二人苦労するなあ(;´∀`)

    作者からの返信

    「いっき」と書くと、昔ファミコンにそういうゲームあったな、とか思い浮かべます(古い!

    一致団結的な意味合いがあった、と思いますけど、それが領主とかからすると、それがそのまま自分への反抗に繋がっていきます。
    そこから、われわれの知る「一揆」の意味合いになっていったと思います。

    吉川家は末っ子の姫武者さんがまだまだヤンチャですからねぇ……^^;
    姫武者さんが「誰かさん」に落ち着くまで、頑張れお兄ちゃんズ!(笑)

    ありがとうございました。

  • 尼子経久の名前が出た時点でテンション急上昇でした!ヽ(゚∀゚)ノ
    (知ってる名前が出てくると嬉しくなっちゃう民)

    コメント欄を拝見していたところ、昔大河ドラマの毛利元就があって~と書かれていたので
    いつだっけ? 生まれる前かな……と調べたら1997年!? 大学生の時やん(白目)
    そうだよなあ……、「昔」だよなあ……orz トシハトリタクナイデスネ

    またゆるゆると読ませていただきます。今後が楽しみです!

    作者からの返信

    尼子のじっちゃんは、たぶん、意外と人気者なんじゃないかと思います^^;
    家臣が「いい木ですね」と言ったら、その庭の木を切って差し上げちゃう、愉快なじーさんだし(笑)

    そうです、あの「こじき若殿」の部分も、その大河ドラマでやってました^^;
    井上(片岡鶴太郎)に連行され、あばら家にぶち込まれる若殿(森田剛)と継母(松坂慶子)……衝撃的な映像でした(笑)

    お楽しみいただければ幸いです♪

    ありがとうございました。

  • 50 帰趨(きすう)への応援コメント

    史実を明らかにしようと詳細を探っていく作品も好きですが、人物に今風を充て再構築を試みる御作の手法、これもまたいいですね(#^.^#) 却って、今まで見えなかった深い部分が見えてくるのかもしれない、そんな気がしました。
    四谷軒文学、爽やかな風を感じるようで大好きです!

    作者からの返信

    何か新しいことを思いついても、これ史学の世界で発表しても「ええ……」と思われるだろうな、と感じます。
    なら、物語として描いてやれ、という気持ちで書いてます^^;
    トンデモな説でも、これフィクションだから許して、という感じで(笑)

    そんなわけでこの毛利元就の初陣についても、結構脚色して書いています。
    そもそも、妙玖さんは姫武者していないと思いますし(笑)
    何というか、女の人も男の人も活躍する、ある意味異世界ファンタジーみたいな戦記ものを書いてみよう、と思ったのです。
    ちょっとジュブナイル系を狙って書いたつもりなんですが(笑)、「爽やかな風」と言ってもらえて、それがかなったのかな、と思いました^^;

    ありがとうございました!

  • 42 「項羽」の出陣への応援コメント

    面白くてゴメンナサイ!コメントするのも忘れて読み進んじゃいました!
    戦場を描く、本当に難しいことと存じます。単に『数』じゃないのでしょうね、戦記を読んだり今のウクライナ情勢を聞いたりすると。一人一人の人間を、どのようにして死地に向き合わせるか。大将の仕事はそれに尽きるように思われました。
    「うちの大将笑ってる、…なら勝てるんだな?」兵らにそう信じさせることが出来たなら。強いですね。

    続きが楽しみですっ!

    作者からの返信

    いやあ、読んでいただけるだけでも嬉しいので、お気になさらず。

    合戦を描く、というのは結構難しいと思います。
    ガチで描いちゃうと、うわぁと思われてしまいますし、あまりヒロイックにしても、ええ……と思われてしまいますし。
    そこらへんの塩梅が難しいと思います。
    私はフィーリングで書いていたりしますが^^;

    というか、やはり「物語」なんで、お芝居みたいな感じで、大将を笑わせたりしています。
    従う将兵がそれを見て「おお!」と思う。
    それを見ている観客の方=読者の方に、そうなるよね、そう来たか、と感じてもらえるように^^;

    そして、たしかに仕事でキツくても、リーダーが笑っていたら、うまく行けるんだよな、と思えますね^^;

    ありがとうございました!

  • 元就の覚悟と決意、素晴らしい!

    作者のアレンジが素晴らしいのか、史実が本当にそうだったのか、私が知り及ぶところではありません。 

    しかしこの回の毛利元就の決断、決意、そしてその一言一言には、すごく重みを感じました。

    作者からの返信

    この辺の杉大方の動きは、実はよく分かっていません。
    ただ、杉大方が高橋家出身であることは伝えられておりますので、その「実家」が来たら、それは隅に置かない扱いだったのではないか、というところです^^;
    なので、拙作ではもうその辺は自由に書かせていただくことにしました。

    ちなみに元就については、この時、どこまで考えていたのかは不明ですが、少なくとも徹底抗戦するつもりだったようです。
    多治比に攻めかかると知っていて、その多治比に「いる」というところがなぁ……^^;
    拙作では、いろいろとその胸中を妄想して描かせていただきました。

    ありがとうございました。

  • あとがきへの応援コメント

    「あとがき」に気づいていなくて、今頃の応援になってしまいました。

    確かに、元就は、そのスタートといい、デビュー後の経歴といい、決して立場に恵まれていた訳でなく、「なんで俺が?」と愚痴りたくなりそうな経歴ですね。
    それでも、艱難は人を玉にする、その苦労は、毛利家の繁栄という形で結実します。
    3代目が関ヶ原で日和見して、安芸の本領を失い長門・周防の2国に押し込められますが、今でも、長州は、歴代総理大臣輩出の国。
    昨年は、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で大江広元が活躍しましたが、「中国の毛利」の初代・元就は、まさに「中興の祖」と呼ぶに相応しい人物でした。

    お作品は、その元就の若き日を主人公に、破天荒にドラマを展開させる、抜群に面白い物語でした。

    作者からの返信

    「あとがき」にまでコメントをいただき、ありがとうございます。

    毛利元就って、厳島の戦いと三矢の教えがクローズアップされて、それ以外のこと、特に前半生はあまり注目されていません。
    一度大河ドラマの主人公になったことはありますが^^;
    そんなわけで、マイナー好きの私がそこに着目したわけです(笑)
    で、その前半生は、城を盗られたり、兄が死んでいきなり初陣で大軍を相手にしなくてはならなかったり……たしかに愚痴りたくなりますね^^;
    でもその「戦い」があったからこそのし上がり、紆余曲折はあるものの、毛利家は明治にまで生き延びました。
    そして、おっしゃるとおり、鎌倉の知恵袋・大江広元から始まり、今でも山口は宰相を出したことのあるお国柄。
    それは元就の「戦い」があったればこそ……かもしれませんね^^;

    その「戦い」を、四苦八苦しながら、どうにか「物語」として料理することが出来ました。
    それをご賞味いただき、そしてお褒めいただき……書き手として、これほどの喜びはございません。

    ありがとうございました!

  • 21 風雲、急を告げ……への応援コメント

    元経、鬼吉川と言われているにしては随分と日和見ですね。弟の方がよほどに小気味良い。

    こうなってくると元就の去就が注目されますね。未来の中国の覇者、元就の決断と行動を楽しみに期待したいものです。

    作者からの返信

    鬼吉川は、親父さんのあだ名なんで、元経さん的には「うーん……」と思っていたんじゃないでしょうか(笑)
    実はその親父さんが、京へ出張中(大内軍にいた)という説もあります。
    それならば、当主たる親父がいないので、嫡子の元経に判断ができないから、この煮え切らなさは納得がいくんですけどね^^;

    そして元就。
    毛利本家は高橋家に牛耳られ、ほとんど孤立無援。
    そうこうしているうちにも、安芸武田家の魔手が迫ってきます。
    追い詰められた元就が、謀神として覚醒するまで、あとわずか……。

    ありがとうございました。

  • 20 安芸の項羽への応援コメント

    さすが項羽、軍略はなかなか的を射ているように見えます、毛利家の急所が元就にある、そして、そのウィークポイントも高橋にある、よくよく見抜いています。

    さて元就は一体どう出るか。きっとあの姫様に託した一石がここで活きてくるのでしょう。これからの展開が非常に楽しみです。

    こじき殿様のお手並、拝見いたします。

    作者からの返信

    多治比を攻めるのは、実際に実行しているので、やはり当時としてはそこが急所だったのでしょう。
    問題はその多治比の領主が未来の毛利元就だったということで……^^;

    そんなわけで、孤立無援の状況で、多治比元就の戦いが始まります。
    でもその前に、高橋家相手に、一手、打ちます。
    こじき若殿と呼ばれた、あの頃からの「縁」の「あの人」と共に……。

    ありがとうございました。

  • お久しぶりです。ご無沙汰で遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

    作者からの返信

    お久しぶりです。
    こちらこそよろしくお願いします。

    ありがとうございました!

  • いやはや難問山積、後の英雄も今の現状はいかんともしがたいところですね。これからこの問題をどうさばいていくか、この後を楽しみに読み進めます。

    作者からの返信

    このあたり、毛利家はもう滅茶苦茶だったと思います。
    逆に言うと、のちの毛利元就だからこそ切り抜けられたという……。
    果たして元就がこの苦境をどうさばいていくか。
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。

  • 17 揺れ動く安芸への応援コメント

    いいぞ、姫様!

    それにしても橘川家の采配はどうもイメージ的にいまいち良くない。関ヶ原のあの振る舞いがどうしても頭に引っかかってこの家の事を見てしまうのでしょうか。

    作者からの返信

    姫様は、何かもう政治とかそういう思惑をぶっちぎるという役柄を演じてもらっておりますので(笑)

    吉川家というか、この時代の国人領主って、どうしても生き残りをかけて、そういう風に生きていくしかない感じです。
    真田家みたいにうまく生き残って、かつ、爽やかにある……なんていうのはレアケースなんで^^;
    関ヶ原は関ヶ原で、やっぱり生き残りをかけていたんでしょう。
    弁当を食べながら(笑)

    ありがとうございました。

  • あとがきへの応援コメント

    少しずつ、読み進めていったので、読了まで時間がかかったのですが
    すでに読んだ作品の、前日譚、読み切ることができました

    また、別作品を読ませていただきます

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    何か長くてすみません^^;
    カクコンの新連載等、お忙しいでしょうに……。
    逆に申し上げますと、そこまでして読んでいただいて、嬉しい限りです!
    別作品、お時間と余裕がありましたら、よろしくお願いいたします。

    ありがとうございました。

  • 16 兄の死への応援コメント

    お兄様は酒の飲み過ぎで病気で亡くなられたということでしたか。

    だからといってすぐに元就にお鉢が回ってくるとは考えにくいですね。兄嫁さんもどう出るか、子供のことになると女性は思い切ったことをします。それにあの勇ましい弟くん。まだまだこれから山あり谷ありの状況だとは思います。

    やはり全てが知らない話ばかりで、とてもワクワクして読み進めています。

    作者からの返信

    酒は、これまでの毛利家の当主の命を奪って来た代物なんです。
    だから元就は興元にやめろやめろと散々言って来たわけで……。

    さて、興元亡き後、「次」は順当に考えれば元就の番なんですが、たしかに兄嫁さんがいます。兄の子もいます。
    弟もいますし、そこら辺の兼ね合いが、ここからのテーマになってきます。
    というか、兄嫁さんの実家が……。

    地方史って、結構未知の宝庫なんで、調べていて私もワクワクしておりました(笑)
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。

  • 15 第一次有田合戦への応援コメント

    元就にも弟がいたとは、しかも、ちょいとばかり血気にはやる気がありそうですね?なんとなく不穏な感じがします。

    きっと、それが苦い経験になったのであれば、元就が毛利家の家訓として子供達に伝えた、有名な三本の矢のエピソードは、そのあたりも関係しているのでしょうか?

    今後の展開を期待しています。

    作者からの返信

    元就の弟で、ヤンチャな若者です。
    そしておっしゃるとおり、拙作では描きませんが(そこまで時代が行きませんが)、のちのち、元就とたもとを分かつ時が来ます。

    そして、兄が死んで、弟と……という体験が、おっしゃるとおり、元就の「兄弟を大事に」という教えに繋がっていると思います。
    元就自身は明言はしてませんけどね、さすがに^^;

    ありがとうございました。

  • なかなかに可愛い鬼姫様ですね。照れてしまっている様が目に浮かぶようです。

    翻って元就の方はかなりニブチンなんですかね?乙女心は戦よりも難しいようです。

    作者からの返信

    まあ、周りに親兄弟や祖父がいるというのに、好意を全開にするわけにもいきませんし(笑)
    頑張っている雪ちゃんです。

    ちなみに元就の方はその雪ちゃんの気持ちに気づいていたりします。
    気づいている上で、ああいう言動を取っているところに、拙作の元就の救いがたさがあります^^;

    ありがとうございました。

  • 13 画策への応援コメント

    兄の体まで気をつかうとは、苦労人ですね。

    作者からの返信

    のちに毛利元就となった時に「頼れる血族」と書き記しているほど、兄を信頼していました。
    ちなみに、この兄の深酒がよほどひどかったのか、自分は酒を飲まないようにしています^^;

    ありがとうございました。

  • 12 戦端への応援コメント

    元就さんも苦労が絶えませんね。

    せめてお兄ちゃんがもうちょっと酒を控えて物事を冷静に見てくれるといいのですが。きっとお兄ちゃんは大名としては優しすぎるのかもしれませんね。

    さて、元就の思いつき、次回が楽しみです。

    作者からの返信

    兄貴は酒がなければ凄い戦国大名になれたんですけど、いかんせんメンタルが……。
    まあ、10歳ぐらいで当主、そして京へ出征とか、どんだけだよ……という人生を歩んでいるんで、酒をやめろというのは酷かもしれません^^;

    次回、元就が何を言い出すのか。
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。

  • 11 蝮(まむし)への応援コメント

    いやもう、戦国の男と女やり取りが怖い怖い!

    もはやマムシの地金がしっかりと出てますね。

    作者からの返信

    まあ、のちの斎藤道三と愛妾・深芳野ですからね(笑)
    そこはもう……丁々発止とやり合っていたんじゃないでしょうか^^;

    ありがとうございました。

  • 美濃といえばまさかの斎藤道三ですか?

    最近では斎藤道三親子説が出てきて、油売りをして美濃の国主に自分を売りつけたのは斎藤道三本人ではなくそのお父さんであったという説が有力になってますからね。

    となると立身出世を計っている美濃の父親というのはその斎藤道三のお父さんということになるのでしょうか。

    作者からの返信

    実は、「登場人物」のところを見ていただければ、ネタバレが書いてあります(笑)
    で、例の親子二代説の方を採用しておりますので、美濃の父親は、道三のとーちゃんということになります^^;

    ありがとうございました。

  • 09 深芳野(みよしの)への応援コメント

    兄上には嫡男がいるんですね。どこがどうして元就が毛利を率いるようになったか、また、興味が湧いてきますね。

    やはり、あの姫様を拾って正解でしたか。どうなるのか、そちらも目が離せません。

    それに吉川のおてんば娘、やはり元就が好きなんだね。これもどうなるか、興味は尽きない。

    作者からの返信

    元就は次男であり、分家を立てているので、本来的には当主の補佐がせいぜいなポジションでした。
    ですが、この有田中井手の戦いが、全ての運命を狂わせてしまいます。
    結果として、毛利は中国の覇者になれたわけですが……。

    武田さんとケンカ別れ(?)したお姫さま、つい多治比にやって来ちゃいました(笑)
    ……と、なると、雪ちゃんが当然、突撃晩御飯をしちゃうわけで……(笑)

    ありがとうございました。

  •  こんにちは、御作を読みました。
     元就さんにとって、雪ちゃんにとって最も苦しく、最も輝いていた青春時代だったんだなあとしみじみ感じました。

     かくして覇王になり損ねた男を討った少年は成長し、比翼の翼と連理の枝を失い、修羅道を駆けてゆく。

     熱血漢の側面があった元就くんと、雪ちゃんがたいへん愛らしく、虚無感のような痛みを感じました。
     いくつか別の作品挟んでから厳島合戦を読もうと思います。面白かったです。

    作者からの返信

    国主たる大内義興の不在時に、叛乱を起こした有力な将軍・武田元繁を討つ。ヒロインと共に。
    ここまでで終わるのなら、ヒロイックファンタジーみたいだよな、というのがこの話を書く時に感じたことでした。
    しかも主役の元就は二十歳だから、何となくもう「青春!」て感じだし^^;

    でも実際の元就は、ここからがむしろ人生の本番、まさに「もうちょっとだけつづくんじゃよ」状態です(笑)
    このあとも、変わらず絶対不利な状況を戦いつづけ、それでも生き延びて、そのクライマックスが四十年後の厳島合戦だしなぁ……(遠い目

    まあでも、この有田中井手に限定すれば、戦国ファンタジー的な物語ができるな、と思って書きました。
    「その後」を知る方は、それなりの感慨を抱けると思いまして……虚無感とは、確かに言い得て妙ですね^^;

    それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!

  • 53 謀将二人への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。

    「……故・武田元繁どのの奥方ですか?」

     に吹きました。
     ブラックジョーク過ぎて、尼子のじいちゃんと綺麗なマムシさんと雪ちゃんに火をつけるのはやめなはれ。
     じいちゃんとマムシさんはジョークって通じるからいいけどさ(雪ちゃんは激怒する)

     でも、元就さんには珍しく粋な婚儀を手配していましたね。
     ほっこりしました。面白かったです。

    作者からの返信

    さすがの尼子経久もそれは無いとツッコミを言わざるを得ないブラックジョーク(笑)
    元就が尼子に一矢報いた瞬間であります。
    なお、雪ちゃんにバレた場合(以下略(笑)

    婚儀の場所は、二人のであった場所、厳島。
    まあ、元就といえば厳島……という、私の偏見の産物でもあります(笑)

    ありがとうございました!

  • 52 梟雄二人への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     元就さんと綺麗なマムシさんにとっては、まさに青春だったんだろうなあ。
     策謀が常になる彼らには珍しく、この戦いの間は絶対に安心できる相方だったわけだし……。
     宮島の美しい光景がひどく悲しく、せつなく感じました。面白かったです。

    作者からの返信

    この有田中井手という特殊なフィールドにおいて……五倍もの兵力を擁する大敵を相手にするという、往時の少年漫画的なシチュエーションが、元就と綺麗なマムシを輝かせたんでしょうね^^;
    ラオウとトキも修行中は、生意気だったろうけど、まだキレイだったでしょうし(笑)

    この美しい宮島という神域が、二人の謀神というか梟雄の別れを見守っておりました……。
    そして次回、その宮島に、神なる島に、真のラスボスが登場します^^;

    ありがとうございました。

  • 51 宴(うたげ)への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     吉川兄妹の会話が印象的でした。
     雪ちゃんが成長していた>▽<
     まあ、おっかさんに嫉妬してもね(嫁姑問題、見ざる聞かざる…)
     激戦のあと、報われた宴で良かった。
     あとは夫婦イチャイチャして、幸せな生活を送ってくれるといいな。


     死別したあとは、きっと謀神が血の絨毯に染め上げるのだから。
     面白かったです。

    作者からの返信

    宮庄経友は、実は吉川元春の吉川家乗っ取りの時、生きていたりします。
    「当時」の吉川家当主がアレなんで、どうしようもないな……と思っていたのでは。
    そのあたりになると、もう宮庄経友は記録に出て来ないので、隠居か出家してしまったのでは、と思います。
    まあこの有田中井手の時は、シンプルに戦って、妹を送り出せば良かったから、幸せだったかもしれません。

    ちなみに謀神は謀神で、吉川家や小早川家を乗っ取りしてもなおかなわないはずの、陶晴賢という化け物を相手にしなければならないという……^^;

    ありがとうございました。

  • 50 帰趨(きすう)への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     綺麗なマムシさん、全編通していい空気吸って、兄貴分通しきった。
     こういう描き方もあるのだと、大いに感じ入りました。
     元就くんと雪ちゃんの素直になれないドタバタな、けれど愛らしい関係も素敵でした。
     戦が終わり、ひとつのケジメですね。宴がどうなるか楽しみ。面白かったです。

    作者からの返信

    綺麗なマムシさん、まあ映画版的なアレな雰囲気(笑)で、突っ走りました。
    当初プロットでは、亡き毛利興元に代わる、兄貴分的立ち位置で元就を支える、という設定でしたので、その通りといえばその通りなのですが(笑)
    まあ、マムシといえば「国盗り物語」のアレみたいなところがあるので、へそ曲がりの私としては、ちがう方向で描いてみたかったのです^^;

    元就と雪ちゃん、いわゆる典型的なラブコメな間柄、これを戦国で描くとなると、どうするかという課題の、私なりのひとつの解決方法でした。
    たとえば信長と濃姫だと、出会い=結婚なので、もう結婚しているところから始めなきゃなんないし……その辺をクリアするには、元就と雪ちゃんの立ち位置は理想的でした^^;
    素敵と言ってもらえて、嬉しかったです。

    宴……とうとう元就も、雪ちゃんへの気持ちを公表しないといけないんじゃないでしょうか。
    マムシが「告白! 告白!」とか煽って(笑)

    ありがとうございました。

  • 49 西の桶狭間への応援コメント

     こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
     ええーっ、そこは素直に死んでおこうよ。と思いつつ、元繁さんの執念の凄まじさに圧倒されました。
     雪ちゃんの神業で撃ち抜きましたが、ラスボスとしての貫禄がある、見事な最期でした。面白かったです!

    作者からの返信

    いわゆるラスボスムーブ、という奴をやってみたかったんです(笑)
    史実では弓射十字砲火で逝ってしまう元繁さんですが、何というか、「分かりやすさ」と求めて、こんな描写に^^;
    モチーフにしたエシディシのような執念深さが、ここに発揮されてしまいました。
    化け物っぽさが出ていれば、感じていただければ幸いでございます^^;

    ありがとうございました。

  • 48 死中への応援コメント

     こんにちは、御作を読みました。
     まさかの組み討ちからの肉弾戦には驚きましたし、伏線を活かした元就さんと雪ちゃんのケーキ入刀(エッ にも驚きました。
     やはり窮地からの、経験を活かした逆襲は燃えますね。
     面白かったです。

    作者からの返信

    史実では、影武者など使わず、武田元繁が自ら突撃して来て(まさに項羽)、そこを元就が狙いすまして「あれ射てや者共」と弓射集中攻撃で倒すという、えげつないエンディングでした^^;

    ……まあ、そこをそのまま描いてもいいんですが、拙作では少年漫画チックなノリで書いておりましたので、何かラスボス戦みたいなアレに(笑)
    そして元就と雪ちゃんのクロスボンバー(違
    果たして、完璧超人の鬼吉川の技が、見ていたとはいえ元就に使えるのか(笑)
    そしてその技が、元繁に通用するのか……。

    ありがとうございました。

  • 47 敵将を討てへの応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     元繁さん、意外な策で乗り切ったー! >▽<
     言ってることは悪辣だけど、影武者使うのは戦国時代、よくあることだからね。

    世良田「だから成り代わりました」
    徳川「オフィシャルじゃないからね」

     というネタはおいといて、大いに盛り上がりましたね。
     ザ、ラストバトルという感じで、面白かったです。

    作者からの返信

    他ならぬ毛利元就が、のちに影武者として雇った相手が、この武田家の人だったという、どうしようもない事実が(笑)

    「影武者徳川家康」……漫画だと「SAKON」の方が好きでした。
    あと、世良田って、どっちにしろ新田家の血筋だしなぁと思いながら読んでました^^;

    そしてとうとうラスボスとの対峙。
    しかし武田元繁、よく考えたら、毛利元就&斎藤道三という、戦国で相手にしたくないナンバーワンとツーと戦っているワケで……書いていて心配になったのは秘密です(笑)

    ありがとうございました。

  • 46 乱戦への応援コメント

     こんにちは、四谷軒様。御作を読みました。
     改めて元就さんにとっての雪ちゃんの大きさを感じました。
     家のこともあるにせよ、彼にとっては愛するひとを守りたいからの一戦というのも間違いないでしょうから。
     ひょっとしたら、彼女が元就さんを人間として繋ぎ止めた、楔だったのかも知れませんね。
     楔が外れた方が強いんだろうけれど……。
     嵐の前の静けさというか、色々と思わされる回でした。面白かったです。

    作者からの返信

    拙作においては、元就は、雪ちゃんを守るためという目的があった、雪ちゃんもまた、元就を守るために戦った……という設定でした。
    こういうヒロイックな感じで書いていこうと思っておりましたので、そう言ってもらえると嬉しいです。

    ……でも、この初陣ぐらいしか、そういう描写が許容されないのが、この人の人生^^;
    安芸国盗りのあたりから、だんだんダークサイドに染まっていくし……。
    それで雪ちゃんが亡くなった途端、吉川家を乗っ取ったり、いろいろとやらかしております^^;

    さて、ついに戦いも最終局面へと。
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    拝読させていただきました。
    とても美しい形で物語を締められたという印象です。
    特に厳島の情景を表現する、場と色を単文で区切り描かれた一連の文章は、まるで詩のように鮮やかで、美しいと感じ入りました。
    そして、雪ちゃんと共に歩む第一歩から、雪の方が行ってしまわれた後の次世代の頼もしい子ら達まで描いていただき、ここまで彼女を応援してきた読者として感動を感じました。
    本当にお疲れ様&完結おめでとうございます。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    厳島は修学旅行で行ったことがあるので、当時を思い出しながら書いておりました^^;
    お褒めの言葉、ありがとうございます。

    で、元就と来れば厳島の戦い。
    この時、雪ちゃんはいませんが、彼女の残した三兄弟が元就を支えます。
    そういう、受け継がれていく思いみたいなのを描ければなぁ、と思って書きました。
    ちなみにこの時の元就、また数倍の兵力の敵を相手に戦っています^^;
    この人の人生、こんな戦いばっかりなんだよなぁ……しかもそのほとんどの戦いに勝ってしまうという……(笑)
    きっと、雪ちゃんが支えてくれたから戦えたのでしょうけど^^;

    おかげさまで完結しました。
    何とか書き切りました。
    メインヒロイン活躍という話を書いたのが、これが初めてなんで、感慨のひとしおです^^;
    拙作の長編……いや何かホント長いのしか無くて、オッサン祭りか謀略祭りしか無いような気が(笑)
    お気が向きましたら、どうぞとしか言えませぬ^^;

    それでは、長きにわたりご愛読いただき、ありがとうございました!


  • 編集済

    45 第二次有田合戦への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     巡り巡ったというか、まっさか元繁さんも捨てた奥さんの因果が、こんなカタチで応報するとは思わなかったでしょうね……。
     今話は、綺麗なマムシさんがまさに主役級の大活躍で、たいへん盛り上がりました。

    義龍「ところでオヤジ殿、因果応報って言葉はご存じか?」

     面白かったです>▽<

    作者からの返信

    武田元繁「上司に押しつけられた好みでない女と別れたら、何だかヤベー男が現れて……」
    ……まあ、マムシさんもこの時点で、深芳野さんとはまだ他人なんで(土岐頼芸の側室だし^^;)、「口実として使ってやろう。嫌がらせで(笑)」という気持ちだったんでしょうね。

    でもその深芳野さんが産んだお子さん(義龍)とガチバトルする羽目になるとは、この時思ってなかったんだろうなぁ(遠い目
    しかしその義龍も、マムシさんの娘の旦那から、国盗りの対象として狙われるという……さらなる因果応報が(笑)

    ありがとうございました。

  • 53 謀将二人への応援コメント

    拝読致しました。
    梟雄の次は謀将、いずれにも歴史的大物と肩を並べる元就。
    そんな彼らと気負わずに話し、片や天下二分、片や謀の掛け合いをこなすとか、器が大きいです。
    主という立場、下るつもりはさらにないのに、体面や風聞を気にせずに頭を下げるのは、本当に己を知っていればこそ、凄味が感じられます。
    上司筋に、「いや、私は競合他社と人脈つくってるんですよー」と言える心臓も。
    最後に、雪ちゃんとの素朴な婚儀、良かったです!
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    梟雄・斎藤道三は、やがて娘さんが第六天の魔王に嫁いで、その魔王と毛利家がガチバトルを繰り広げるという運命が^^;
    ……でもいずれにせよ、元就は「天下を望まず」という方針を掲げておりますので、そのあたりを膨らませて、道三と天下を共に、というかたちにさせていただきました(笑)

    そんでもって尼子経久のジッチャン。
    これは経久がビックリしたと思うんですが、このタイミングで毛利家は、尼子家に臣従することを約束します(史実)。
    武田家を撃破したから、もう安芸を手に入れてもいいぐらいなのに、それをせず、現実を見据えて、アッサリと尼子家に従うという離れ業。
    やはり元就は化け物だなと思いました^^;
    そして見放される大内家。
    この判断は正しかったんですが、逆に尼子家から元就が警戒されてしまい……「競合他社と人脈あり」と言ってしまったせいかもしれません(遠い目

    雪ちゃんと結ばれるのは、やっぱり厳島しかないっしょ、ということで、この島でシンプルウェディングです^^;

    ありがとうございました!

  •  こんばんは、御作を読みました。
     やはり戦場描写に魅入られますね。
     息の詰まるような雰囲気と、両陣営の思惑、そして矢。
     元繁さんが五部隊に分けたのは、ひょっとしたら五部隊に分けざるを得ない理由があったのかも知れませんね。
     それぞれ家の為に動いているから、必ずしもトップの思い通りに動くとは限らないし。面白かったです。

    作者からの返信

    お褒めの言葉、ありがとうございます。
    毛利元就という、謀神の伝説の始まりなんで、気合い入れて書きました^^;

    武田元繁さんが五の部隊に分けたのはどうやら史実らしく、そのように伝えられています。
    五個部隊で波状攻撃をしかけよう、という腹だったかもしれません。
    あとはやっぱり、国人たちに「はい、チーム作って~」って言ったら、五つになっちゃったんでしょうね(笑)

    ……その辺を見込んで、「じゃ、各個撃破で」と作戦を立てて実行しちゃう男・多治比元就。
    越後の軍神より、よっぽど軍神じゃないかと思ったりします^^;

    ありがとうございました。

  • 50 帰趨(きすう)への応援コメント

    読ませて頂きました。
    大戦の後の、一時の静寂。
    疲れ果てた兵達の中で交わされる若武者と姫武者の語らいは、清冽な雰囲気を感じさせます(^-^)
    そして酒を持って囲むおっさん達……

    いよいよ、興元兄への想いを胸にマムシさんも旅立ち。
    新たなる展望が開かれますね。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    今の時代ですとアレですけど、この時代なら、これから酒盛りでお祝いですね^^;
    元就と雪ちゃんは、格好の肴でしょう(笑)。

    そしてついに雪ちゃんからの攻めを食らい、元就も陥落(笑)
    まあ、ここまでやり遂げた以上、逃げるとか失うとか、もう気にすることはないでしょうし^^;

    マムシさんも、愛する興元(?)への想いを遂げ、というか興元の代わりに元就の初陣を見守り支えるという役割を果たしたので、ついに己が野望へと邁進します。

    ありがとうございました。

  • 49 西の桶狭間への応援コメント

    拝読致しました!
    いよいよ大詰め!ですね。
    武をひけらかす元繋と、人心を合わせて挑む元就の対比が素晴らしいです。
    友情・努力・勝利、少年ジャンプの基礎をきっちり抑えられていますね(^-^)
    皆が謡いをリレーして、雪ちゃんの弓を引き絞るシーンがとても良かったです。
    ありがとうございました!

    作者からの返信

    武田元繁、源氏名門・武田の家柄であるがゆえに、武と力で勝つという……常道で戦いに臨んだわけですが、知と人を揃えて挑んで来る、多治比元就という存在の価値を見誤ったことが、敗北に繋がりました。
    いや、フツーは武田が勝つところなんですが、ここで毛利が買っちゃうところに、元就の化け物っぷりが凄まじいとしか言いようがありません。

    そんな武田くん、元就を相手にラスボスムーブをかましていましたが、元就の主人公補正というか、雪ちゃんの愛の力(?)の前に敗れました(笑)
    ジョセフの対エシディシ戦をイメージして書きましたので、そのあたりがジャンプっぽさに繋がったかなぁ、と思います^^;

    ありがとうございました!

  • 43 又打川への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     登場時からひたすら良い空気だけ吸ってる綺麗なマムシさんですが、今回も大活躍でしたね!
     元就さんが囮役するのは当然(他の誰にもやれない)として、雪ちゃんが切り札になっているのが、男女関係も込みで大いに盛り上がりますね。面白かったです。

    作者からの返信

    トリックスターがいないとできない寸劇とか狂言とか、そういうのの担当のマムシさん。
    書いている時も重宝してました(メタ(笑)

    まあ、でも、こんな風に誰とでもいつの間にか仲良くなってワイワイやるキャラって、クラスや職場にいると、いい空気になるから、そういう感じで書かせていただきました^^;

    そんなわけで元就さん、また陣頭に立つことに(史実)
    そういう、己すらも合戦の道具として使い切るところに、この謀神の恐ろしさがあるわけですが、拙作では少年漫画っぽく、雪ちゃんとのコンビプレイのため、という理由付けにしました^^;
    まあでも実際、元就がボコられたら、超雪ちゃんになって武田くんをやり返すかもしれませんが(笑)

    ありがとうございました。

  • 48 死中への応援コメント

    拝読いたしました。
    さすが、クライマックスの勢いが感じられました!
    「元就は刀を構えた。」以降、短文で敢えて区切って各シーンを見せつける、この雰囲気がとても良かったです。
    そして、必殺の雪ちゃんショット。
    少し気の早い二人の協力作業、ですね。
    元就がアシストして雪ちゃんが仕留めると言う図式が心憎いです。
    いよいよ、次で本戦の〆、でしょうか! ですよね?
    ……ここから謎の光を噴き上げて髪の毛逆立てたりはしないですよね?
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    史実では、武田元繁が「こらー! 毛利ー!」と川を飛んだところを、「あれ射てや、者共!」と矢を集中攻撃して倒しました。

    ですが拙作では、少年漫画的な雰囲気も大事にしたい(?)ので、もうひと波乱、とラスボスと主人公のバトルに。
    ライブ感を出したくて、短文でお送り致しました^^;

    で、武田くん、頑張っているんですけど、惜しいことに主人公ではなく、真・主人公がスナイプの機会をうかがっていました^^;

    その真・主人公の雪ちゃんが、超……ではなく(笑)、時間を止めかねない雰囲気で「ゴゴゴ……」という擬音とともにスタンバっています(笑)

    ありがとうございました。

  • 45 第二次有田合戦への応援コメント

    拝読致しました。
    安芸武田軍の将同士内の駆け引きと、毛利・吉川軍の協調と、鮮やかに色分けされているようで、なるほど勝ち筋に至る分かれ目を仄かに感じました。
    そして、将の重要性。
    兵がいても将なければまとまらない、何と有能な将の貴重なことか。
    そう言ったあれこれを感じさせていただきました。
    いよいよ戦もたけなわ、引き続き熱い展開を期待しています!

    作者からの返信

    安芸武田軍って脳筋ばっかりなんですよね(笑)
    いや、毛利・吉川も人のこと言えないんですけど……^^;
    まあとにかく、脳筋の代表格が武田元繁というところが、安芸武田軍の持ち味というか、何というか……。

    単純な攻撃力でいえば、安芸武田軍の方が圧倒的に上なんでしょうけど、惜しいことに、この時代最高の智将が相手だったというところに、武田元繁の不運があります。

    そんな元就の陣営も実は脳筋だらけなんですけど(史実)、拙作では、宮庄経友は、実は頭がいいけど面倒くさいから脳筋に徹しているという設定ですし^^;
    相合元綱も、自分が脳筋だと分かっていて、兄の指示を聞いているし。
    しかもとどめに、長井新九郎なんていう、知勇兼備の名将までいるし……^^;

    はてさて、そんな人材のちがいが、合戦にどう影響するか。
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました!


  • 編集済

    42 「項羽」の出陣への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     オリジナル項羽は鉅鹿の戦いにて、退路となる船を壊し、飯窯を捨て、自軍より何倍も多い秦軍を、数に劣る楚軍で(当然ながら薄っぺらく)包囲して殲滅しました。
     やっぱり彼、おかしいわ(^◇^;)
     軍略家としては大陸最高峰の韓信ですら一勝一敗だし……。
     一方、自称した元繁さんは、うん、はい。
     元就さんという相手が悪かったかなあ。面白かったです。

    作者からの返信

    背水の陣って、言うは易しなんだよな……と思っていると、実際にやっちゃう項羽さんや韓信さんはやはり化け物(笑)
    しかも、勝っちゃうし^^;

    そんな項羽さん、人材がいればというか、幕僚をもうちょっと大事にすれば天下を取れたのに……でもそれじゃ項羽さんじゃない(笑)
    リマジ項羽と化した元繁さんですが、人材がいないところがよく似ている^^;
    いや、熊谷さんの仇を討とうとしたり、熊谷さんの負けを責めていないところは立派なんですけどね(笑)
    ……そういう心理も読んで来る相手と戦ってしまったのが運の尽きでしたね、たしかに^^;

    ありがとうございました。

  • 43 又打川への応援コメント

    拝読致しました。
    マムシさん、いい働きをしますね!
    謹厳実直な諸将にあって、空気をかき混ぜてくれる感がたまりません。
    雪ちゃんが熱く爽やかに、マムシさんがニヤニヤと、いい感じで。
    作者様へのナイスアシスト役ですね。

    そして元就さん。
    謀神が逃げ続けるのは、やはり自分がいつ戦死するかも知れないからですかね。
    手を握って、策に想いまで込めておきながら。
    心は乱されながらも、これから正に弓箭部隊の正念場。
    楽しみにしています!

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    実際、毛利家プロパーの人たちで書いていっても良いんですが、こういうトリッキーな人を出すのなら有名人の方がやり易いというか、読む方の理解を得やすいんじゃないか……という筆者の思惑で動いております、マムシ^^;
    雪ちゃんはまあ……雪ちゃんなんで(笑)

    謀の神、ここまで合戦をコントロールしてきておりますが、初陣は初陣、いろいろとわからないこともある……ましてや、己の命がどうなるかということを。
    元就と雪ちゃんの未来のための戦いが、今、始まります。

    ありがとうございました!

  • 拝読させていただきました。
    これは……贋軍義において、一番の殊勲者は、やはり笑わずに堪え切った元就くんでは……
    素人演技ノリノリの弟君と、奇抜な演技を隠し芸するマムシ君……
    自分ならば腹筋崩壊する。構えていても崩壊する。
    遠くの木陰から垣間見える冷たい視線が、冷静さを取り戻してくれるかも知れません。
    次回の、策の結果を期待します!
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    武田元繁=項羽、というネタがあり、一方で毛利元就=劉邦、というネタも伝わっています。
    これを知った時に、そして、マムシさん登場を決めた時に(書状オンリーも考えてました)、この話を思いつきました(笑)

    これ長兄の毛利興元が生きていたら、「やめとけよ……」と突っ込んでくれたことでしょう^^;
    まあ元々、武田元繁を挑発するというのが目的ですから、この謀神たち、ノリノリであるとなっても仕方ないですけどね(笑)

    で、男子がアホやってるのを冷めた目で見る女子がいるんですが(笑)、その女子も男子のことが気になっているからなぁ……。

    ありがとうございました!

  • 40 熊谷元直の最期への応援コメント

    拝読させていただきました。
    流石に迫力ある戦ですね。
    マムシさん、あなたも御曹子ではありませんでしたっけ?いいんですか、そんな突っ込んでいって?でも楽しそうですね!
    などと頭の中で呼び掛けてしまいました(^_^;)
    そして兄妹戦線!
    あの盗み聞きしていた二人とは思えぬ、緊迫した雰囲気。特に兄の纏う戦争マシーンのような冷徹な感じが冴え渡っていました。
    そして必殺技は兄妹連携技・鬼吉川妙弓!!
    そして完全撃破。
    しかしそれも、元就というフィクサーの掌の上で……
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    マムシさん、いちおう親父さんは油売りという設定なんで、大丈夫です(笑)
    あと、京で僧侶修行中に、いろいろとヤンチャしているから^^;

    宮庄経友は、猛将として知られていて、そこを熊谷さんにぶつけるという元就の手腕の恐ろしさ(笑)
    雪ちゃんとの連携技は私の創作ですが(笑)、とにかくここで確実に仕留めるというのが、鬼吉川の鬼吉川たる所以なんでしょう^^;
    ……まあここで吉川家に花を持たせておけば、「もう毛利と一緒に武田とやるしかないよね♪」となるのが、元就の腹づもりなんでしょうけど^^;

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     つけひげが落ちんばかりに大声を出すキレイなマムシさんに吹きましたw
     この道三、ノリノリである。
     今の時代だと「高祖劉邦の相が」と聞くと「え、粛清大好きダメオヤジですか?」という風評も混じるでしょうが、この時代だと偉大な英傑でしょうからねえ。
     自称項羽軍を相手に戦う自軍を盛り上げるにぴったりの策で、なるほど思いました。
     あと、雪ちゃんがせっかく手柄を上げたのに、イチャイチャできないのも萌えました。面白かったです。
     

    作者からの返信

    綺麗なマムシさんが一番好きそうな「策」だろうなぁ、と思って書きました。
    むしろ道三が来なかったら(書状のみ登場、というプロットもありました)、やらなかった展開です(笑)

    ちなみにこの話、史実だと、元就がまだ大内家の被官みたいな時代、(大内家に召喚された)明の人相見が山口から京へ行く途中に多治比猿掛城に寄られて、それを接待している時に言われたみたいです。
    しかし元就、「いいからさっさと京へ行け」とウザそうに対応していたという……^^;

    ……いずれにせよ、この「You高祖だYO!」のネタがあったため、毛利家は武田元繁=項羽という話を伝え、元就を持ち上げたかったのでは。

    高祖→粛清大好き駄目親父、たしかに^^;
    でもこれって、奥さんに頭が上がらないというネタなのではと、私などは思っているのですが(笑)
    その辺が雪ちゃんジト目につながっている(はず)のです^^;

    ありがとうございました。

  • 38 逆襲への応援コメント

    拝読させていただきました。
    同じ戦場に立つ兵達に、「この人について行けば勝てる」と思わせることが軍として強く在れる第一条件だと思いますが、この劣勢の状況下で譜代でもない指揮下にある将兵達にそう感じさせたのであれば、それはもう恐ろしい将器ですね。
    流石は将来の謀の神様です。
    そして雪ちゃん舞台登場。
    いよいよ弓箭部隊が火を噴くわけですね!
    期待しています!
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    そもそもこの武田家対策において、毛利家からすると「分家」の元就が、「じゃあ有田城を攻めよう。ただし城は吉川家にあげるからね!」とか言い出した時点で、「何コイツ」と思われても仕方ないんです(笑)

    ……でも、当主の興元をはじめとして「せやな、元就の言うとおりや!」と、有田城を攻めています。
    やっぱり、何らかの魅力というか凄みみたいなのが元就にあったんじゃないでしょうか。

    だから、吉川家も「コイツの言うとおりにしておけば間違いない」とか思っちゃったんじゃないでしょうか。
    実際、間違いがないというか、歴史が証明するとおり、絶対不利な厳島でも敵を撃破する化け物だったし^^;

    そして雪ちゃんです。
    こうご期待でございます!(笑)

    ありがとうございました!

  • 40 熊谷元直の最期への応援コメント

     こんにちは、御作を読みました。
     最後は雪ちゃんが決めましたか(^◇^)
     元就さんの采配が冴え渡る見事な戦運びでした。あと尼子爺さんの下積み時代に触れることで、元就さんとうまくダブるよう表現されていて見事と膝を打ちました。面白かったです。

    作者からの返信

    元就の恐ろしいところは、ここで吉川家に「決めさせて」いるところです。
    それは「吉川さん、さすが!」と手柄を譲るということだけでなく、「もう、毛利と一蓮托生だよ(ニヤリ)」という後戻りできない状況に追い込んでいるという……。

    ……拙作では、そういうダークサイドはあんまり書かないようにしているので、ヒロインの雪ちゃんの必殺アーチャーでトドメということにしました(笑)

    尼子のジッチャン、応仁の乱の戦いぶりが凄かったらしく、吉川のジッチャンから「気に入った、お前おれの娘を娶っていいぞ」と言われたらしいです^^;
    その辺から想像を膨らませた必殺アーチャーです(笑)
    謀聖・尼子と謀神・毛利、この二人の共鳴を意識していたので、「ダブる」と言われると、とても嬉しいです。

    ……なお、この熊谷戦もまた、最終決戦への「仕込み」だったりします。
    武田さん、ホントにこの人と戦って大丈夫なのと心配になるぐらい、史実の元就はヤバい……^^;

    ありがとうございました。

  • 35 胸中への応援コメント

    拝読させていただきました。
    本話の前半部分を読んで頭に浮かんだ言葉。
    雪ちゃん無双。
    いや、あれは勝てません。例え相手が稀代の謀将でも、今項羽でも……
    そして後半。
    元就くんの切ない内面。
    そしてサナギから孵ったかの如き、雄々しき飛翔。
    苛烈な戦場の描写のあとに、繊細な心理描写と成長へ導く筋書き、とても楽しめました!
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    こういうシーン、実はあまり考えてなかったんですが、書いているうちにこんな展開に(笑)
    まあでも、元就は「こじき若殿」のトラウマがあるから、そういう城盗りのようなことにはならないんだ、というのを示してあげないのとアカンのです^^;
    だから雪ちゃんから猛攻(?)しないと、ちょっと心を開きません。
    そんなわけで雪ちゃん、頑張りました。
    果たして元就の胸中は雪解けに向かっているのか……(笑)

    ありがとうございました。

  • 39 中井手の戦いへの応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     光政さんの「嫌われてますな」に爆笑しました。
     節穴あ!>▽<
     熊谷さんが一瞬だけ弓の斉射を止めたシーン、見事な描写だなあって。やはり間の取り方とか引き込まれますね。面白かったです。

    作者からの返信

    遠慮のない男・光政(笑)
    ホントにわかんないのか、それともわかっていて、そう言っているのかも^^;

    熊谷さんは「柵にこもった」みたいなことしかわからなかったので、じゃあその柵を使い倒してやろうと思い……そしたらホントに「倒して」しまったということに(笑)
    でも熊谷戦で活躍したのは吉川軍らしいので、もうこうするしかないや、と倒しました^^;

    ありがとうございました。

  • 32 死線への応援コメント

    素晴らしい名乗り!
    誰に習ったのか、爺ちゃん直伝!?(゚Д゚ ||)
    ボイス付きで読みたいです!ボイス付きで!(^-^)

    作者からの返信

    やっぱり「武士!」って感じのこの口上、この名乗り……いつか使ってみたいと思っていて、その夢(?)がようやくかなった瞬間です。
    おっしゃるとおり、爺ちゃんが教えたんでしょう。
    ……応仁の乱の思い出と共に^^;

    ありがとうございました!

  • 31 策の結末への応援コメント

    拝読させていただきました。

    「間に合った!」
    これが合図なんですよね、奇襲の。
    そして合図であると同時に、熊谷軍へのブラフ、牽制にもなる。遂に援軍が来たぞ、ほら後ろを気にしてみろよ、的な。
    更に言うと、マムシ召喚の呪文でもあるのでしょうか。そろそろ出番じゃ、近うよれ、と。

    たった五文字にどれ程の意味を持たせるのか?
    その段取りを事前に構成して畳の上で用意するとか。絶対に敵に回したくない(^_^;)

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    史実だとフツーに四倍の熊谷軍を撃退するという元就。
    しかも初陣なのに……^^;
    いやまあそういう豪傑・元就を書いても良かったんですけど(笑)、ここは知将・元就の目覚めっぽく、策を使って戦ってもらいました。
    そこで無い知恵絞って思いついたのが、この作戦です。
    あとは史実通りに動いてもらっています。
    だってこの人、この熊谷戦の時点から、最終決戦までどう戦うか、どう勝つか、というプランが出来上がってるらしいので、そのとおりに動いているし……怖ッ(笑)

    ありがとうございました。


  • 編集済

    08 覇王別姫への応援コメント

    元就も困った拾いものをしちゃいましたね。声をかけなければそのまま済むものを。でもこうなった以上、この姫様をどう取り扱うか毛利家の将来に向けて何か布石が打てるものかどうか。

    まあそれはともかく、まずは目先の問題ですよね。武田の殿様ご乱心、さてどうしましょう?しかしこの軽薄な身代わりの速さ、とても項羽なんて呼べたもんじゃありません。項羽さんに対して失礼です。土台、尼子の爺様に到底役者としては及びもつきませんから、仕方がないと言えば仕方ないのかな。

    さて、元就はどう打開するか、ますます楽しみですね。

    ✽✽✽✽✽

    なるほど、そういう事ね。毛利家後世からのご先祖様へのリスペクトでしたか。

    武田さんは引き立て役ですね。

    作者からの返信

    拙作においては、このお姫さまを拾ったことで、いろいろな展開があります。
    というか、この人を京に送り返しておかないと、京における大内家の立場が下がりますし^^;

    武田元繁、この時点で「自分の価値に気づいた」と思ってしまったのでしょう……尼子経久の巧みな話術で。
    それで、安芸をひとりじめするために兵を起こすわけですが、果たして。

    「項羽」云々は、実は後世の毛利家がそういう風に伝えた結果だと思います。
    何せ、他ならぬ元就が「劉邦」とたとえられた、と伝えられているので……^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    29 覚悟への応援コメント

    拝読させていただきました。
    元就さんの戦場での迫力もさることながら、杉大方の迫力、想像していた以上でした。
    自分の命を人質にして僭主を脅し、更にその場の全員を発奮を促す。
    最初は優位に立ち余裕で嘲笑する久光が一転、腰砕けになり取り巻きから去られ、一人残され留守番役に。
    最近まではやっていた、ざまあ的な爽快感?
    どこまで杉大方が意図的にやったかは分かりませんが、説得力のある情景でした!

    お義母様が貫禄の迫力を披露したならば、次は戦乙女の鮮烈な戦場働きでしょうか。
    いよいよ妙弓の弦音が冴えわたる、乞うご期待!的な。
    期待しています!

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    これで高橋久光が「よっしゃ、ワイが毛利を守ったる」と気合を入れれば、高橋家も石見の覇者として歴史に残れたかもしれないのに……(笑)
    でも現実は、毛利家を支配するだけして、安芸武田家が来ても特に何もしておりません^^;
    ……そこで、杉大方が高橋家出身ということを知り、今回のお話を思いつきました。
    言われてみると「ざまあ」かもしれません^^;

    ちなみに史実では、この時の仕打ちによほど腹を立てたのか、のちに「毛利」元就に攻め滅ぼされている高橋家。
    対応を一歩誤ると生き残れない戦国時代を象徴する家でした……。

    こうして「今義経」相合元綱ら、援軍が戦場へと向かいます。
    そして姫武者も……。
    その姫武者が動くとなったら、さて、鬼吉川は。
    多治比のいくさの行方や、いかに。

    こちらこそ、ありがとうございました。

  • 26 初陣への応援コメント

    拝読させていただきました。
    声が大きい、というのは中世において重要な資質である、とどこかで読んだような気がしますが、元就もそうだったのですね。
    畑を焼き、民を撫で斬りにせんとする敵武将、それに対する若武者。
    舞台が整った感じですね。
    これからいよいよ難戦に突入していく矢先の名乗り合い、一騎打ち、そしてタイトル回収。
    続きが楽しみです!

    作者からの返信

    織田信長も声が大きかった、と伝えられております。
    拡声器の無い時代では、かなりのアドバンテージだったのでは、と思います^^;

    安芸の支配者を標榜する武田元繁、その尖兵・熊谷元直。
    ある意味、一番槍であるこの戦いにおいて、熊谷元直は容赦なく攻め立てます。
    ……しかし、その攻め立てる相手が、まさか未来の謀神であり、その謀神の伝説の始まりに出くわしてしまうとは、思いもしなかったでしょう^^;

    ありがとうございました!

  • 38 逆襲への応援コメント

     こんにちは、御作を読みました。
     熊谷さんも敗れてなお猛将という風格に翳りがないというか、恐ろしい威風がありますね。
     その上でなお、〝弱み〟と見込んで斬りかかる元就さんの苛烈さ、恐ろしい決断力といったら!
     雪ちゃん達も活躍し、まさに逆転が始まるぞという回で面白かったです。

    作者からの返信

    熊谷さんはちゃんと上に立つ人が率いて、監督下に置いておけば破壊力を発揮するタイプだと思います。
    一軍を与えて、後は裁量に任せます……というのは、ちょっと向かなかった^^;
    しかもプライドが高いから、負けたらリベンジ、と一人で勝手に柵にこもってしまうし……。

    ……で、そういう心理を元就に付け込まれています。
    ちょっとだけネタバレですけど、この有田中井手の戦い全体を通して、元就は戦いをコントロールしているらしいんです。敵の動きをも。
    この人、ホントに初陣なの……と言いたくなるぐらい、化け物です^^;

    ちなみにこの戦いで弓は重要な役割を果たしており、こういう飛び道具重視なところも、元就のヤバいところの一つです。
    拙作では雪ちゃんの武勇ということにしましたけど^^;

    ありがとうございました。

  • 23 雲州の狼への応援コメント

    拝読させていただいてます。
    雪ちゃん、じじ様のところまで駆けて知った衝撃の事実。
    普通ならしんみりよよよ、となるところでしょうが……そこは妙弓の雪ちゃん。きっと今は引き絞られた弓の状態、弓弦はテンションマックスなことでしょう。
    射放たれた矢の如く神速で取って返す彼女とそれを加護するじっちゃんが目に浮かぶよう。
    そして登場するマムシ殿。元就&道三&経久&雪ちゃんのカルテットの破壊力に期待です。
    そして杉大方の覚悟の後方支援。
    今後の展開に期待です(^-^)

    作者からの返信

    フツーなら、雪ちゃんが武田さんに囚われて、元就が救いに行くみたいな話になるんでしょうが……。
    逆に、元就が大軍に攻められているところを、雪ちゃんが救いに行くという構図に^^;
    応仁の乱で大乱闘スマッシュを決めたじいちゃんが鍛えに鍛えた雪ちゃん、その弓が炸裂するかもしれません(笑)

    一方で、美濃からひょっこり登場したマムシさん。
    裏設定で、興元ラブという設定なので、武田さんに対して結構怒っているというヤバい状態です(笑)

    そして杉大方は杉大方で、吉田郡山城で兄貴相手に何かやらかそうと企んでます……^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    17 揺れ動く安芸への応援コメント

    拝読致しました。
    『わが虞にふさわしい』って。厨二病全開ではないですか、元繁さん。
    しかも虞さんの行く末をご存知ないのか!?と言いたい人はいなかったのだろうか、当時。
    いなかったよね。サラリーマン武将、逆らえませんよね。
    そして、兄貴達が呆然としている間に馬を出してしまう、思い切りの良さ抜群の姫、雪ちゃん。
    どう考えても虞美人より巴御前の行動力。彼女の真価を理解してくれる人の許へいま、走り出す!
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    めっちゃ中二病というか、「オレって最強! オレって項羽!」という夢に寄っています、元繁さん(笑)
    正直、雪ちゃんにそこまで欲望を感じているわけじゃなくて、雪ちゃんの背後にいる吉川家や尼子家への「プレッシャー」として考えています。
    でも項羽とか虞とか……確かに「結末」を知らないの、と言いたくなります。

    ちなみに元繁=項羽は、毛利家が意図的に後世に伝えたのでは、と思います。
    何とこの頃、劉邦とたとえられた武将がいて……その人、毛利元就って言うんですよ(笑)

    まあでも、雪ちゃんとしては、武田元繁だろうが項羽だろうが、眼中にない(酷い)ワケで、さっさと家出(笑)
    家出してまで駆けつける相手……「家出は良くない。帰った方がいい」とか言いかねない人ですが、果たして^^;

    こちらこそ、ありがとうございました!

  •  こんにちは、御作を読みました。

    海賊商人宗教「どっちが勝っても大丈夫です!」

     時代がくだっても、こういうのは変わらないでしょうし(^^;;
     そして「Aは海賊、Bは死の商人、Cは邪教だー!」と声高に叫ぶパフォーマンサーの後ろに「より下劣な海賊、より非道な外国商人、より極悪な淫祠邪教」が支援者としてついてるのもお約束。
     おっとこれは、拙作の話でしたか。

     人が生きるって単純じゃない。
     そういう意味では、武田さんは単純すぎたのでしょう。
     そして後年の毛利さんが武田さんより強くても、善だったかは悩ましいようで。
     神託をめぐるアレコレ、面白かったです。

    作者からの返信

    たしかに貴作のテーマのひとつでしたね。
    それは……貴作も含めまして、人の心のそういうあり方を描く以上、避けられないテーマなのかもしれません。
    そういえば手塚治虫先生も、たしか「火の鳥太陽編」で、古代日本の仏教のそういう「強い」面を戯画的に描いていたような……。
    そんでもって、並行世界である未来世界の、そういう宗教のアレな面を描くという、ブッ飛んだ手法を使っていました^^;

    ……私の場合は、そこまで壮大にするとアレなんで、コメディ的なノリで書きました(笑)
    己斐さんの「お告げ」、勝った方が安芸の支配者だよ、と実は当たり前のことを言っているだけという、壮絶な皮肉なのですが……^^;

    武田さんもその、勝ったら支配者というのは当たり前だろ、と思ってますけど、まあ利用してやるかという気持ちです。
    そう、武田さんは自身が守護代の家柄で、しかも「強い」からこそ、おっしゃるとおり、「単純」に「安芸を支配しよう」と思っちゃったんでしょうね。
    おそらくその「単純」を、複雑怪奇な梟雄・尼子経久に見抜かれてしまったのが、武田元繁の運の尽きだったのでは……^^;

    ありがとうございました。

  • 拝読させていただきました。
    「多治比元就さま、お帰りー!」って、ここは居酒屋……
    殺伐とした戦の駆け引きの中、雪ちゃんがいると、どこかアットホームな雰囲気が生まれますね。
    弓の名手というと為朝さんが思い起こされますが(タイプが違う)、雪ちゃんはどんな戦い方をするのか、楽しみです。
    ありがとうございます。

    作者からの返信

    吉川家については、サザエさん的なホームドラマ的な雰囲気を意識しておりました。
    居酒屋もサザエさん的なファクターですから(違
    そんなわけで波平、ではなくて、吉川経基の登場でした。
    「ばかもん!」ということは無く(笑)、未来のマスオさん=元就とおしゃべりできて大満足のようです。

    そんな経基さんの弓の技、若き日の尼子経久とのコンビプレイという設定で、自分なりに考えた技ですが……それが雪ちゃんに伝承されております^^;
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。

  • 36 舌先三寸への応援コメント

     こんにちは、御作を読みました。
     ああ、武田さん。無駄に敵ばかりが増えてゆく。
     史実の項羽さんやナポさんも、最後はそれで転んだんだよなあ。
     なお策に嵌めた黒幕は毛利元就、実行犯は綺麗なマムシ。
     黒幕が源頼朝、実行犯が大江広元or梶原景時クラスに、えげつないコンビプレーじゃんorz 武田さん達はどっちかというと相手が悪かったかな。

    史実劉邦「俺たちも」
    張良陳平「忘れては困る」

     ……うん、史実の劉邦とその参謀ズもたいがいえげつなかったね。
     徳ってナンダロウナー、と思いつつ、面白かったです。

    作者からの返信

    鳥なき里の蝙蝠というか、井蛙というか……。
    限定されたその状況は、自ら作り上げたものではないのに……。
    武田元繁、ここで吉川家の取り込みとか、高橋家の籠絡とか、そういう寝技ができれば……できないから項羽なのか(笑)
    ボナパルトさんも、足元のフーシェの寝技に負けたしなぁ……^^;

    そんなわけで謀神&蝮という、それなんて「信長の野望」という悪夢の組み合わせがここに(笑)
    しかもこの頃の安芸は脳筋ばっかりで、頭脳プレイがまともできる奴がいなかったことも、武田さんに災いしました。
    他ならぬ武田さんが脳筋だし……。

    ちなみに元就さんの祖先は、その実行犯の某大江広元さんなんで、えげつなさはお家芸だったのでは(笑)

    劉邦さんと参謀さんもえげつなかったですね、なお皇后……いえ、何でもありません^^;

    ありがとうございました。

  • 07 天性無欲正直の人への応援コメント

    尼子の策謀が名門の御曹司を籠絡する。その甘い蜜に恐ろしい毒が含まれていることを名門の御曹司には気付く由もない。

    確かに毒は使いようにより抜群の良薬にもなり得る。しかし、その良薬は使い手を選ぶ。さて、この御曹司は良き使い手になることが叶うであろうか。

    その毒を投じた老人の凄みはすさまじい。相手が名門であるだけの太守にはとても太刀打ちはできないのだろうな。こんな化け物には、若き日に城を放逐され乞食同然の辛酸をなめたようなタフな者にしか相手は務まらないだろう。しかし、そんな苦労をした武将が果たしてこの周りにいるだろうか?

    作者からの返信

    武田元繁も、ここで大内の「一門」としてキープしていれば、大内政権を支えた良将として名を残したかもしれません。
    毛利家と連携して、中国を安定に導くことも可能だったかも。

    ……でも、尼子経久という、一代の梟雄と至近距離にいたのが不幸でしたね。
    そして、武田元繁も、己の中に眠る野望を思い起こしてしまったことが、さらなる不幸です。
    かくして、武田元繁は「自分の」野望として、安芸に割拠します。
    しかしそれは、尼子経久から見えない糸で操られ……そしてその糸の存在に気がついた時、元繁はどうするのでしょうか……。

    「謀聖」尼子経久。
    これに対するのは、やはり「謀神」と謳われた男にしか、かなわないでしょうね……。
    そう、おっしゃるとおり、城を盗られても、最後には返り咲いた「謀神」に……。

    ありがとうございました。

  • 12 戦端への応援コメント

    拝読させていただきました。
    何と言いますか、興元さん良い弟を持ちましたね、と言いたくなりました。これ程真摯に兄を心配してくれるとは……!
    そんな元就が考えついた大戦略、どのような内容なのか、次回に期待します(^-^)
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    興元さんは興元さんで、実は弟のことを気にしていました。
    京に行っている間、彼が何を思い、何をしていたかは、いずれ……。

    そして元就としては、「こじき若殿」の時代のわだかまりはあるものの、実際に興元に接すると、下剋上を警戒する疑心暗鬼とかはあまり感じられないので、「ま、いいか」と支える方向で動いています。
    元就は「頼りになる」と興元のことを書き残していますので、よほど信頼していたのではないか、と^^;

    さて、元就が考えたこととは。
    これが史実だというから、やっぱり謀将というのは凄いな、と思わされる策が出てくる予定です。

    ありがとうございました。

  • 35 胸中への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     雪ちゃんが本当に魅力的なヒロインしてますね(o^^o)
     元就君も彼女に引き出されるような感じで魅力というか、謀神だけにとどまらない感情に基づく魅力や強さが描かれていて、素晴らしいです。面白かったです。

    作者からの返信

    もうこのあたりになると、雪ちゃんは作者の手を離れて、勝手に動き出しています(笑)
    わりとグイグイ行っているタイプなんですけど、いかんせん、相手が相手、この時代随一の知恵者なんで、空回りしている感が否めませんけど^^;

    しかしその空回りでも風を巻き起こして、元就君に「おや」と思わせているところが、雪ちゃんの勝利(?)を呼ぶかもしれません。
    何しろ、拙作の元就君、心情面はかなり「こじらせて」おりますので……^^;
    その辺を「魅力」と言っていただけて、嬉しかったです。

    ありがとうございました。

  • 34 中井手へへの応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     綺麗なマムシさん、大活躍ですね。
     こうよんでいてワクワクするというか、惹かれます(*´꒳`*)
     元就さんもわかって、色々動いてくれる戦友って貴重なんじゃないかなあ。
     面白かったです!
     

    作者からの返信

    そうそう、そうなんです。
    こういうワクワクというか、「居てくれて良かった」感、そして「頼りになる」戦友っていう感じのが描きたかったんです。
    実はKOFだとアーデルハイド、餓狼だとロック・ハワードが好きなもんで……^^;
    「悪」の二代目でありながら、どこか芯の通った、「親とは違う何か」みたいなのが好きなもんで(笑)

    ありがとうございました。

  • 06 安芸(あき)武田への応援コメント

    拝読させていただきました。
    項羽……関羽でないのですね。どうも傲岸不遜なイメージがあり、イマイチ単純に誉め言葉に聞こえないような。そして本宮ひろ○氏の項羽を思い出してしまい、四谷軒様の作品を読みながら何故か劇画調の風景が脳内に……いや失礼、どうでもいい話でした。
    とまれ、この一筋縄では行かない梟雄達がひしめく感じが、この先の展開を期待させてくれます。
    引き続き、読ませていただきます。

    作者からの返信

    本宮先生の「赤龍王」、少年誌だと連載しづらかったのか、あっという間に消えてしまった印象があります(笑)
    いやあ、ああいう感じに再現されるとは、恐れ多いというか何というか^^;

    しかし、その項羽すらも手のひらで転がす、もっとヤバい奴がいるのが、この時代のこの地域です。
    その最たるのが元就というのが何ともはや……^^;

    ありがとうございました。

  • 33 血戦の勝者への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     激戦の果て、ハッピーエンドとはこういうものだ!
     といわんばかりの綺麗な締め方で、にんまりしました。

     え、先鋒のムドーを打ち倒しただけ? 大将にデスタムーアが控えている!?

     本当に綺麗なシーンだったので、自称項羽さんって誰だっけ?
     となりかけました。面白かったです。

    作者からの返信

    ヒロインの元就(?)を救い出し、さあ希望の未来へレディゴーだ!
    ……という毛利と吉川の物語だったら良かったんですけどね^^;

    実際はマジュニア(熊谷さん)を退けただけで、まだベジータ(自称項羽)とかフリーザ(尼子のジッチャン)とか、いろいろと徘徊している魔境・中国(笑)
    こんなんで果たして、悟空は宇宙一強い、否、元就は中国一の謀神になれるのか^^;
    とりあえず、逃げたマジュニアさんを懲らしめるために、出陣します!

    ありがとうございました。

  • 02 吉川(きっかわ)の城への応援コメント

    拝読させていただきました。
    雪ちゃんの振る舞いが初々しくて可愛いです!対する元就の対応が大人びていて、二人の過ごしてきた年月の違いを表しているようです。
    他の方のコメントやり取りを見ましたが、まさか気づいていたとは(゚д゚lll)
    その後の政治的駆け引き、大人の時間。
    元就の読みが的確ですごい。この先を期待させてくれる器です。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    雪ちゃん……まあ戦国ものだとヒロインってどうしてもすでに結婚している人が多くて(濃姫とか)、何とかならんもんかなぁと思って、造形したキャラでございます^^;

    一方で元就は……まあ、後の智将だし、鈍感だと「キャラじゃない」になってしまうので(笑)、「わかっていて」やっているということになりました。
    じゃあ「わかっている」のに、何でそうなるの……というのは今後ということで^^;

    ありがとうございました。

  • 32 死線への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     あれ、ヒーローってどっちだっけ?
     ヒロインって、あれ?▽?
     元就君のピンチにかけつけた、雪ちゃんが凄まじく鮮烈でした。面白かったです。
     

    作者からの返信

    何だか書いているうちに、元就の危機に駆けつける展開になった雪ちゃん。
    まあ、最近、こういう主人公の危機に駆けつけるヒロインっているから、いいかなぁと思いまして(笑)
    実際、囚われの身になる雪ちゃんというのが想像つかないし^^;
    凄まじく鮮烈、と言われて嬉しかったです。

    ありがとうございました。

  • 06 安芸(あき)武田への応援コメント

    いやはやなんとも食えぬくそじじい。

    窮鳥懐に……ではあるまいに、まさか懐に飛び込んできたのが、このじじいとは!いやはやどうなるか展開が楽しみです。

    これ本当の史実ですよね?だったら、やっぱりすごい爺様だ!

    作者からの返信

    この時代、少なくともこの地域においては、まさに台風の目です、このじじい(笑)
    窮鳥だったらまだ良かったんですが、どっちかというと狼なんで(笑)、どう考えても騙したり食われたりという展開しか……^^;

    ちなみに武田元繁に調略をしかけたのは史実です。
    実際にやって来たかどうかは謎ですけど、この人なら直接やって来てそうな……(笑)

    ありがとうございました。

  • 31 策の結末への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     元就さんと綺麗なマムシさん相手に、数は勝るとはいえど、熊谷さんもやりますね。荒れ狂う戦場模様が素晴らしく魅入られました。面白かったです。

    作者からの返信

    こんだけ必死に戦っている熊谷さんですが、孫娘が元就の次男坊に嫁ぐことになろうとは、思いもよらなかったでしょう(笑)
    そして元就に経験値を稼がせていることと、そもそもこの多治比の戦い自体が、武田元繁への「罠」であることなんて……^^;

    ありがとうございました。

  • 05 兄と弟への応援コメント

    兄弟の確執、それは難しいものがあります。たとえどんなに仲の良い兄弟であっても、確かに妻や子供を持てば、そこに鬼が救うということは十分考えられます。

    その元就の考え方、先を読む能力、素晴らしいものがあります。さすが後に中国の覇者となる英雄の資質は、既に見え始めていたということですね。

    作者からの返信

    この興元と元就の兄弟は複雑な関係です。
    何しろ、元就は「こじき若殿」として過ごした苦い体験がありますから……。
    でも興元が直接元就をいじめたわけではないところが、関係を複雑に。

    では、興元の本音は。
    元就はそれを知ったら、どうするか。
    それが、このお話のテーマの一つでもあります。
    そしてそれによって、元就は飛躍を遂げるやもしれません。
    のちの覇者として……。

    ありがとうございました。