応援コメント

45 第二次有田合戦」への応援コメント

  • 新九郎さんの、「こいつがいてくれれば大丈夫」な安定感が半端じゃないですね。
    仮に劣勢になっても、「それでも新九郎なら……、新九郎ならなんとかしてくれる……(by陵南)」と期待を持たせてくれそう(笑)

    作者からの返信

    いちおう、「国盗り物語」前半の、野望ギッラギラな新九郎さんをベースにキャラ作ってるので、劣勢からの巻き返しもできる仕様になっております(笑)
    そして元就も、安芸の次期キャプテン当確男とか言いながら特攻……するわけないか^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

     こんばんは、御作を読みました。
     巡り巡ったというか、まっさか元繁さんも捨てた奥さんの因果が、こんなカタチで応報するとは思わなかったでしょうね……。
     今話は、綺麗なマムシさんがまさに主役級の大活躍で、たいへん盛り上がりました。

    義龍「ところでオヤジ殿、因果応報って言葉はご存じか?」

     面白かったです>▽<

    作者からの返信

    武田元繁「上司に押しつけられた好みでない女と別れたら、何だかヤベー男が現れて……」
    ……まあ、マムシさんもこの時点で、深芳野さんとはまだ他人なんで(土岐頼芸の側室だし^^;)、「口実として使ってやろう。嫌がらせで(笑)」という気持ちだったんでしょうね。

    でもその深芳野さんが産んだお子さん(義龍)とガチバトルする羽目になるとは、この時思ってなかったんだろうなぁ(遠い目
    しかしその義龍も、マムシさんの娘の旦那から、国盗りの対象として狙われるという……さらなる因果応報が(笑)

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    安芸武田軍の将同士内の駆け引きと、毛利・吉川軍の協調と、鮮やかに色分けされているようで、なるほど勝ち筋に至る分かれ目を仄かに感じました。
    そして、将の重要性。
    兵がいても将なければまとまらない、何と有能な将の貴重なことか。
    そう言ったあれこれを感じさせていただきました。
    いよいよ戦もたけなわ、引き続き熱い展開を期待しています!

    作者からの返信

    安芸武田軍って脳筋ばっかりなんですよね(笑)
    いや、毛利・吉川も人のこと言えないんですけど……^^;
    まあとにかく、脳筋の代表格が武田元繁というところが、安芸武田軍の持ち味というか、何というか……。

    単純な攻撃力でいえば、安芸武田軍の方が圧倒的に上なんでしょうけど、惜しいことに、この時代最高の智将が相手だったというところに、武田元繁の不運があります。

    そんな元就の陣営も実は脳筋だらけなんですけど(史実)、拙作では、宮庄経友は、実は頭がいいけど面倒くさいから脳筋に徹しているという設定ですし^^;
    相合元綱も、自分が脳筋だと分かっていて、兄の指示を聞いているし。
    しかもとどめに、長井新九郎なんていう、知勇兼備の名将までいるし……^^;

    はてさて、そんな人材のちがいが、合戦にどう影響するか。
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました!

  • まあ‥‥、己斐家もこの乱世の中、生きていかねばなりませんからな。
    信州真田家も、兄弟で徳川、豊臣に別れ、毛利家だって、この先、尼子についたり大内についたりする訳で。
    そういう時代背景の中で、ちょっと、この新九郎クンは恰好良すぎますなあ!ww

    作者からの返信

    己斐家は、実は生き延びることに成功します。
    それも、毛利家に仕えることによって(笑)
    まあこの時代、誰しもが生きるのに必死ですからね^^;

    新九郎さんは、早逝した毛利興元の「代役」として登場させたキャラでもあるので、よりによって「船岡山」とか言われたら、そりゃあ怒るわけです(笑)
    あとは、やっぱり『国盗り物語』の道三の「カッコイイ部分」(と私が思っている部分)に影響されたのでしょう^^;

    ありがとうございました。

  • 新九郎かっくいー!
    マムシと呼ばれるには、深慮遠謀でねちっこいイメージが先立ちますが、若かりし頃の彼はカラッとしてて男らしさが溢れてますな☆

    作者からの返信

    「国盗り物語」登場時の道三……松波庄九郎のイメージで描きました^^;
    アレを初めて読んだときに痺れたのを思い出して(笑)

    やっぱり野望に燃える若者って、ストレートに戦うイメージがあるので、そういう感じで戦わせました。
    あと、長井新九郎は毛利興元のことを莫逆の友だと思っているので、その興元を死に至らしめた安芸武田家の連中を赦せないと(内心では)思っています。
    そのあたりが爆発したのでしょう。

    ありがとうございました。

  • 裏切り者の悲しい運命ですね。
    信用を失い、捨て駒にされ
    利用価値が無くなれば…

    新九郎さんのセリフ、粋だなぁ。
    窮地の場面に颯爽と登場して
    バッサリとやっつける。
     
    息もつけないほどの
    緊迫したシーンが続くなか
    長井新九郎が登場してくると
    (彼ならきっと、やってくれる!)
    心がホッとすると同時に
    安堵感みたいなものを
    感じてしまいます。



    作者からの返信

    己斐さん、実は結構頑張るんですよね……それは彼の末路からも分かります。
    しかも、己斐家は毛利に仕えて生き延びるという……^^;

    新九郎さんは、じつはそういう効果を狙って出しました。
    何かもうこの人が出たら、「しょうがないよね」と言える、そういう効果^^;

    毛利家の部将の誰かにやらせてもいいんですけど、新九郎が見得を切る方が、読者に分かり易いと思って、こんな感じになりました(笑)

    だから、そうおっしゃっていただけると、とても嬉しいです。

    ありがとうございました。

  • 己斐さんねえ。
    弱小国人の合従連衡は仕方ないとはいえ、義理を欠いたのは言い逃れできないですなあ。そういう信用も大切なのは家康を見れば自明ですし。
    まあ、律義でも家が滅べば意味は無いのですが。

    新九郎の口から出まかせの啖呵は、本心なんでしょうね。
    女の命の髪を引きずるのは許せなさそうです。

    作者からの返信

    おっしゃるとおり、弱い国人としては、生き残りのために返り忠は仕方ない面もありますが、じゃあそれでいいのかという面もあります。
    誰しも真田家みたいになれるわけでもないし。
    しかし己斐宗瑞は、それでも武田元繁に対する義理立てについては真剣で、(後で語られますが)それは彼自身の最期からも分かります。
    で、己斐家自体は、のちに毛利家に仕えて、厳島の戦いでも活躍するので、サバイバルには成功しているんですよね……。

    新九郎さん、深芳野さんへの無礼が許せないというのは本心でしょう。
    あと、莫逆の友・毛利興元が死んだのはこいつら安芸武田家のせいだ、という怒りが裏にあるので、それが爆発したのでしょう。

    ありがとうございました。

  • 元綱の怒り、戦国時代とはいえ、こういう裏切りは苛立つのわかります。
    己斐宗瑞も勇ある武者ではあるのでしょうが。

    さて、川を挟んだいくさ、緊迫していて読みごたえが素晴らしいです。

    作者からの返信

    相合元綱は「今義経」なので、義経のように真っ直ぐでないとアカンと考えていたのでは……と思い、己斐宗瑞さんと掛け合いをやってもらいました。
    宗瑞さんも、ワイだってサバイバルで必死なんや……と思いながらも戦っていたのでしょう。その辺が悲劇ですね。

    又打川での合戦、まずは矢合わせといったところが、ようやく一段落です。
    書いている身も必死です^^;
    素晴らしいとの言葉、とても嬉しいです。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    己斐宗瑞めっ! と思いましたが、そういう事情なら仕方ないかも。イチイチに恩義を感じていたら、目まぐるしく移る世情について行かれませんから。

    中国地方における厳島神社は、武田信玄ら信越地方の武将が崇拝した諏訪大社のようなものでしょうか。諏訪大社の禰宜も、いまなお崇敬されています。

    雪(そそ)ぐという使い方、初めて知りました。雪辱に通じるのですね。

    作者からの返信

    己斐宗瑞としては、安芸武田家に逆らったら、もう生きていけないわけですから、仕方ないのでしょう^^;
    ただ、若い相合元綱からすると、その「変節」が汚く見えてしまうわけで……。

    厳島神社、そういう立ち位置だったのではないかと想像します。
    何だかんだ言って、厳島の支配権をめぐって争いが起きていますので。
    その争いの渦中で、神主の家が絶えたりして、大変だったようですが……。

    雪ぐ。そうです、雪辱です。
    下剋上の梟雄・長井新九郎(斎藤道三)が使うことによって、より味わい深い感じに響くのではないか、と思い、敢えて漢字で書きました^^;

    ありがとうございました。

  • 己斐宗瑞は厳島の神主に連なる家系だといいうのにやる事が汚い!
    「こんな大事な時に逝ったお前が悪い」って、それをわれちゃおしまいよって気がします。戦国時代なら生き残りをかけて何でもありだったのかなあ~。

    作者からの返信

    元々、武田元繁が叛乱を起こす前から、厳島の神主の家の身内争いがあったので、己斐宗瑞は必死なんでしょう。
    当人としては頑張ってるつもりなんでしょうけど、周りから見ると「ええ……」と思われていたのでしょうね^^;

    生き残るために何でもありな面はあったと思います。
    ただ、当時の安芸の情勢で、じゃあ武田元繁に歯向かって生き残れるかというと、ちょっと難しい状況です。
    そのため、己斐宗瑞が武田元繁に従うのは、やむを得なかったと思います。
    元就が勝ってしまうのが異常なんです。その異常を成し遂げるのが、元就の名将たるゆえんなんですが^^;

    ありがとうございました。