拝読致しました。
マムシさん、いい働きをしますね!
謹厳実直な諸将にあって、空気をかき混ぜてくれる感がたまりません。
雪ちゃんが熱く爽やかに、マムシさんがニヤニヤと、いい感じで。
作者様へのナイスアシスト役ですね。
そして元就さん。
謀神が逃げ続けるのは、やはり自分がいつ戦死するかも知れないからですかね。
手を握って、策に想いまで込めておきながら。
心は乱されながらも、これから正に弓箭部隊の正念場。
楽しみにしています!
ありがとうございました。
作者からの返信
実際、毛利家プロパーの人たちで書いていっても良いんですが、こういうトリッキーな人を出すのなら有名人の方がやり易いというか、読む方の理解を得やすいんじゃないか……という筆者の思惑で動いております、マムシ^^;
雪ちゃんはまあ……雪ちゃんなんで(笑)
謀の神、ここまで合戦をコントロールしてきておりますが、初陣は初陣、いろいろとわからないこともある……ましてや、己の命がどうなるかということを。
元就と雪ちゃんの未来のための戦いが、今、始まります。
ありがとうございました!
編集済
元就の演説に、私も聞き入り
酔わせられました。
戦略もさることながら
雪ちゃんへの信頼、今は亡き兄への想い。
この武将のためなら…
そう思わせる魅力がありますね。
魅力といえば、長井新九郎のおおらかさや
ユーモラスなところなども惹かれます。
ひっ迫する状況下においても
ジョークの一つも飛ばして
槍を片手にバッサ、バッサと。
きっと心に余白があるんでしょうね。
それにしても、雪ちゃん。
またしても逃げられてしまいましたね(^^)
うまいなぁ〜、元就は。
この場を借りまして(^◇^;)
コメントありがとうごさいました。
新田義貞さんから励ましの言葉をもらい
孝一も喜んでおります(^^)
作者からの返信
もうこのあたりになると、元就も「こなれて」きて、合戦の呼吸、将兵らへの声掛けも自然にできるようになってきています。
これからの作戦、本当は物凄い綱渡りなんですが、それをしっかりとしたものだと思わせるくらいの弁舌です。
尼子や大内に好きなようにされてきた安芸に、ついに英雄が現れた瞬間かな、とみんな思ったのではないでしょうか。
長井新九郎、こういうトリッキーなキャラが好きなんで、結構やりたい放題やらせています。
危地においても笑って槍を取るタイプなので、下手すると主役を食ってしまいかねないくらい、魅力的な男です、作者的には^^;
雪ちゃん……まあ、衆人環視の中というのも、と己を納得させているんじゃないでしょうか。
わりとムードを重視するタイプなんで。
新田義貞、腕っ節の強い、気のイイあんちゃんというイメージです。あの時代に生まれなければ、いい殿様として生涯を終えたと思うのです。
だから、孝一くんにも、ああいうエールを送るのではと思ったのです。
ご笑納いただき、恐縮です^^;
ありがとうございました。
元就さま、どこまでが計算なんでしょう⁉︎
雪ちゃんを更に深くひっかけた上、戦でのやる気200%にさせてしまうような(゚ロ゚*)
大将にここまで頼りにされれば、武者冥利に尽きるよ雪ちゃん…… というのは慰めになるかどうか💧
戦の合間の若い子達のワイワイ感も楽しかったです♪
経友と新九郎が、元就をどんな風にからかっているのか? 男子会的会話の内容が気になりました(笑)
作者からの返信
毛利の話にお付き合いいただいて恐縮です。
元就、雪ちゃんに関しては嘘や計算はなく(少なくともこの合戦の現場では)、シンプルに弓の腕を評価し期待していて、それを素直に口にしているのですが……^^;
周りの将兵の気持ちを配慮して、己の恋慕の情を口にするつもりはないんじゃないかと思います。
ただ、思いっきり行動というか態度に出ていますが^^;
経友や新九郎からすると、雪も元就も、もっと積極的でいいのよ……という心境でしょう。
その方が「生きてるって感じ」がするでしょうから(笑)
きっと元就には、俺たちが勝たせてやるから、合戦が終わったら告れとか言ってんじゃないでしょうか^^;
ありがとうございました。
ふむ。
この作戦だと高祖というよりは韓信ぽい作戦案ですね。
で、雪さまも大変だ。
衆人環視の中でからかわれてる。
妙玖の腕をもってしても、元就のハートは射貫けないのか?
作者からの返信
多治比での緒戦から陣頭に立って戦ってきたのも、この「釣り」をしかけるためだったんでしょう。
で、敢えて先に子分の熊谷元直を討って、親分の武田元繁の激情、仇討ちへの流れを生む、と。
バーミリオンでのヤン提督みたいに、敵将を……と考えた結果なんでしょうね。
妙玖さんはちょっと真面目過ぎるので、やはり合戦の前だし、それと元就の返答を聞いてから……とか考えちゃうのでしょう。
そうでなくて、もっとお前から攻めないとアカンよ、という経友兄貴と、悪友・新九郎からのエールだと思います。たぶん。やっぱりからかっているだけかもしれませんが。
ありがとうございました。
又打川を天然の柵っていいですよね。今、書いている異世界ファンタジー、戦記物にしようと思っていて、川の橋を壊して天然の要塞に思っているのですが、いいものを読めました。
雪ちゃん、からかわれていたんだ。
そういえば、新九郎って、イケメンだったはずですよね。
作者からの返信
ご参考になれば幸いです。
川が舞台というか「活躍」する戦いだと、真田家と徳川家の上田城の戦いとかが思い起こされますね。
雪ちゃん……まあ、クラスに仲の良い男女がいて、周りの男子がからかう、みたいなシチュエーションです^^;
新九郎はイケメンですね。昨年の大河でも、もっくんが演じていましたし。絵になる男だと思います。
ありがとうございました。
川での合戦ですか。面白いシチュエーションですね!
先日見た野生動物のドキュメンタリーでも、川の渡りやすい所にワニがひそんで獲物を狙ってるとか、野生動物の群れが川渡りする際メスが若い元気なオスに先に渡るようけしかけ大丈夫か確認するとかやってて、川は動物にとっても人間にとっても戦場なんだなあ……と思いました。
私も川の戦闘シーンを描きたいので、勉強になります!
作者からの返信
元就は若い頃「こじき若殿」として、安芸の山野を駆けめぐっていたでしょうから、そこから、この川を戦場にすることを思いついたのかもしれません。
動物も必死ですね(笑)
オスにいいところを見せるチャンスを与えているのか(笑)、それとも種の保存の本能が働くのか……興味深いところです。
水場ですから、たしかに人も獣も「戦い」でしょうね^^;
川の戦闘シーン……わりと適当に想像して書いています^^;
ご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
編集済
「又内川に陣取る」← 「を」を省くところ、俳句的ですね。(笑)
自分が囮になる作戦、さすがは元就です。幼い幸松丸を舅ではなく義弟に託した興元に見る目があったのか、最期の瞬間に働く勘、または洞察のようなものであったのか……。
杉大方への雪の妬心、可愛いですね。でも、若さを武器にしても大人の女には適わないことを本能で知っているのかも。まして、辛い境遇を扶け合って来た戦友のような義母と元就ですから。
四谷軒さんが激情家?! 入間みちおか小栗旬みたいなタイプかと思っていました。でも、生のままの内心を見せたりしない聡明な方なんでしょうね。わたしは若いころは熱くなっていましたが、いまは至って冷たいです。(笑)
作者からの返信
いや、実は「陣取る」が普通だと思っていて、「陣を取る」が気取った言い方なのかなと考えていたのです^^;
だから何も意識していなかったという……(笑)
武田元繁が、元就の首を熊谷元直の霊前に、と言ったのは史実みたいなので、「ああ、これは挑発したんだろうな」と思ったのです。
で、挑発する目的は、武田元繁を突出させて討つ作戦なんだろうな、と。
毛利興元と多治比元就、少なくともこの有田中井手の戦いの直前の段階においては、互いに信頼し合っていたみたいです。で、やはり後事を託すなら元就に……と、興元は思ったのでしょう。
おそらく高橋家が出張って来るとは、興元は考えられなかったのでは。そこまで考えるのも無理でしょうが。
杉大方、元就が「若く美しいのに自分のために毛利家に残ってくれた」みたいなことを書いているので、雪=妙玖夫人としては虚心でいられなかったんじゃないか、という想像が働いたのです(笑)
雪ちゃんは歯噛みしていそうですけでど、杉大方は妬心を抱かれていることすら、考えていなさそうです^^;
人間誰しも若い頃は熱いものです。たぶん。
私も年数を重ねて、それなりには冷めているつもりです(笑)
ありがとうございました。
こんばんは、御作を読みました。
登場時からひたすら良い空気だけ吸ってる綺麗なマムシさんですが、今回も大活躍でしたね!
元就さんが囮役するのは当然(他の誰にもやれない)として、雪ちゃんが切り札になっているのが、男女関係も込みで大いに盛り上がりますね。面白かったです。
作者からの返信
トリックスターがいないとできない寸劇とか狂言とか、そういうのの担当のマムシさん。
書いている時も重宝してました(メタ(笑)
まあ、でも、こんな風に誰とでもいつの間にか仲良くなってワイワイやるキャラって、クラスや職場にいると、いい空気になるから、そういう感じで書かせていただきました^^;
そんなわけで元就さん、また陣頭に立つことに(史実)
そういう、己すらも合戦の道具として使い切るところに、この謀神の恐ろしさがあるわけですが、拙作では少年漫画っぽく、雪ちゃんとのコンビプレイのため、という理由付けにしました^^;
まあでも実際、元就がボコられたら、超雪ちゃんになって武田くんをやり返すかもしれませんが(笑)
ありがとうございました。