応援コメント

08 覇王別姫」への応援コメント

  • 関わった以上、放り出す訳にもいきませんからね。若殿時代のことを思えばなおさら。

    現状は尼子のおじいちゃんの一人勝ちみたいな雰囲気ですが、元就が深芳野姫を連れて帰ったことで、何が起きるか……(吉川家の方を見ながら)

    作者からの返信

    元就の性分として「じゃ、サイナラ」とは行きませんからねぇ^^;
    そして、それが継母に知られたら、ただじゃすみませんし(笑)

    そんなわけでホイホイ深芳野姫を城に連れ帰ったわけですが(笑)、多治比どのはわざわざ火種を持ち帰ってしまったことに^^;
    尼子のおじーちゃんは「ふーん」とか思ってそうだけど、吉川家のあるお方は「初めてですよ……ここまでコケにしてくれた、おバカさんたちは……」とか思ってそうです^^;
    多治比家の明日はどっちだ!?(笑)

    ありがとうございました。


  • 編集済

    元就も困った拾いものをしちゃいましたね。声をかけなければそのまま済むものを。でもこうなった以上、この姫様をどう取り扱うか毛利家の将来に向けて何か布石が打てるものかどうか。

    まあそれはともかく、まずは目先の問題ですよね。武田の殿様ご乱心、さてどうしましょう?しかしこの軽薄な身代わりの速さ、とても項羽なんて呼べたもんじゃありません。項羽さんに対して失礼です。土台、尼子の爺様に到底役者としては及びもつきませんから、仕方がないと言えば仕方ないのかな。

    さて、元就はどう打開するか、ますます楽しみですね。

    ✽✽✽✽✽

    なるほど、そういう事ね。毛利家後世からのご先祖様へのリスペクトでしたか。

    武田さんは引き立て役ですね。

    作者からの返信

    拙作においては、このお姫さまを拾ったことで、いろいろな展開があります。
    というか、この人を京に送り返しておかないと、京における大内家の立場が下がりますし^^;

    武田元繁、この時点で「自分の価値に気づいた」と思ってしまったのでしょう……尼子経久の巧みな話術で。
    それで、安芸をひとりじめするために兵を起こすわけですが、果たして。

    「項羽」云々は、実は後世の毛利家がそういう風に伝えた結果だと思います。
    何せ、他ならぬ元就が「劉邦」とたとえられた、と伝えられているので……^^;

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
     兄貴の未来絵図が崩壊し、空白地帯になる安芸に気づく元就さん……というイメージが、するりと脳内に浮かび上がってきて、本当にうまいなあと感嘆しました。

    深芳野さんの設定もお見事です。架空説すらある女傑ですから、大内の身内であってもおかしくない……。
     それはそれとして、毒蛇が二匹ちろちろ舌だしてるみたいで、談笑しているのに怖い(^◇^;)面白かったです。

    作者からの返信

    ニーサンはホント頭がいいんですよ、やっぱり元就の兄なんだなぁ、と思わされます。
    問題は報われないところと、そのせいで酒に走るところで……。

    そんなこんなで、安芸が草刈り場と化してしまったことに気づく元就。
    尼子の経久さんの思惑通りにことが運んでおります……ここまでは。

    深芳野さんは、出そうかどうか悩んだんですが、やっぱり「国盗り物語」の「あの人」に触れてみたいという欲求に勝てませんでした(笑)
    ……そんなわけで、彼女を出したせい(おかげ?)で、もれなく毒マムシ(?)が這いずり寄って来る……かもしれません(笑)

    ありがとうございました。

  • 深芳野さん‥‥。
    「登場人物」編にその名が(斎藤道三の名と共に)ありましたので、そうかあ、出て来たかあ、という感慨です。
    まあ、小説は、事実より奇であってナンボ、ですね! その志や良し!(←エラそうww)

    ちょっと思った事を書かせて下さい。
    歴史劇は、どうしても群像劇になって、大勢の登場人物を描くのは大変だと思うのですが、でも、それが歴史劇だと思うのです。
    戦国のこの時代でも、日本の人口は1千万くらいはいたはずですので。
    そうして、今でこそ、女性たちもマラソンやらゴルフやらやって元気ですけど、昔の女性がそうはいかなかったのは、第一に治安の問題があったろうと思うのです。
    吉川の雪ちゃんもなかなかお元気で城外を一人歩きしたり楽しいのですけど、京から安芸に下向してきた貴族の娘(しかも大内義興の養女)が、姫様一人きりという事もあるまいと思った次第。
    実家や大内家から付けられた侍女も中間もいたのでないかと思ったのですけど、いかがでしょうか。
    近代より前、ロールスロイスも iPhone もドローンもなかった時代、財産は「人」。偉い人が綺羅を飾るには、家臣の多さだったのでないでしょうか。
    そして、それは、元就にも言えることで、武田の動向の注視は必要にしても、あるいは、小城の城主で家来が少なかったにしても、元就自身が、忍びでもあるまいに、たった一人で武田の城を見張ったかな、と思ったのですけど、いかがでしょう。
    そうして、絶体絶命の悲境にあって「ほほ」と笑う深芳野姫、なんと剛毅な!!

    作者からの返信

    深芳野さん……まあ、ただ伝えられているところをなぞるだけより、何か変化球というか、ひと味ちがう何かが有った方が面白いかな、という遊び心で、つい出してしまいました^^;

    で、おっしゃるとおり、深芳野さんは多分、おつきの人たちがいたのでしょうし、史実においては、武田元繁は、彼ら彼女らも含めて京へ送り返しているのでしょう。
    吉川の雪ちゃんや、この回における多治比元就さんも、お話の上では単独行のイメージですが、そういうことをするなら、実際は誰かしらついていたと思います。
    このあたりは、物語としてのレトリックというか、イメージ重視の部分が出た感じですね。
    何を描くか、ということも大事ですけど、何を描かないか、も物語のイメージに色濃く影響する……と、尊敬する作家さんの「あとがき」に載っていたことを思い出します。
    私自身が出来ているかどうかはさておいて^^;

    そんでもって、深芳野さん、ある意味覚悟が決まったというか、伝えられるところによると、よりによって斎藤道三の情婦になる人なので、結構豪胆だったのではないでしょうか。
    むろん、元就という、道三に匹敵する梟雄と一緒にいることを、本能的に感じ取って安心しているかもしれませんが^^;

    ありがとうございました。

  • 強い女が好みの経久。
    ちと勿体ない離縁をしてしまったようですなぁ☆

    作者からの返信

    この女の人も、京から安芸まで来ておいてサヨナラとか、そりゃないよといったところでしょうね。
    史実では「別れた」しか伝わっていないので、拙作ではちょっと味付けしちゃいます。
    その結果、とんでもない人に見染められますが……(笑)

    ありがとうございました。

  • 元就は生い立ちからいっても深芳野は見捨てられないでしょうね。
    継母が居なければ今の自分は無いわけですし。

    しかし、元就が若い女性を城に連れ帰ったという話が誰かさんに伝わったら……。
    弓馬を携えて乗り込んできそうです。

    作者からの返信

    生い立ち……そういえばそうでした。
    失念しておりました(笑)
    まあ深芳野さんは、後で判明しますが、頭が良くて頼れる男を見抜く目を持っているので、ここは頼るしかないと思って、そこが図に当たったというところですね。

    「誰かさん」、早速に聞きつけていることでしょう。
    さしもの尼子経久も、呑気に「してやったり」とほくそ笑んでいる裏で、まさか義理の姪がこんな展開になるとは予想だにもせず(笑)

    ありがとうございました。

  • 武田元繁が項羽と称したという一文を読んで、関羽に憧れていた津軽為信を思い出しました😅あの方は見た目から、それっぽかった😄

    作者からの返信

    津軽くん、そんなエピソードがあったなんて^^;
    私にとっては、近衛前久に「おれも近衛家の血が流れてる」と言い寄ったイメージなんですが、そんなことが(笑)

    ちなみに武田元繁くんは、恐らく毛利の記録のせいで「項羽」自称が残る破目になったと思います。
    たぶん、多治比元就って人が、漢の高祖の相があるなんて言われていたせいで……。

    ありがとうございました。

  • 安芸は空白地帯。
    そうでしたか。

    そして、姫を引き取る。今後の展開、さらに面白そうです。

    作者からの返信

    管領の斯波家が領国の越前を朝倉という人に任せた結果、朝倉家が勃興するという時代。
    大内義興としては、「なら、空白にしてやれ!」ということだったのではと思います。

    深芳野姫……ここで元就がヘルプした結果、思わぬ転機が訪れることになります。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    項羽と称した……って、相当な自信家ですね、武田元繁。(゜.゜)

    「酷い面相でござるぞ」って、あの、泣き顔に自信がある女なんて石原さとみさんぐらいでは?(笑) なのに「いえ、それは分かりますが」って、おとなしく見えて京女さんも相当な自信家?

    深芳野姫(?)との関係がビミョーになってきましたよね。雪、大丈夫か? 年増女の手練手管に元就を持って行かれはせぬか? 作者の目論見どおり(笑)いつの間にか雪贔屓になっている一読者です。(´▽`*)

    作者からの返信

    項羽……本当にそう伝わっているから困る、という奴です(笑)
    まあこれから安芸において、たしかに苛烈な征服戦争を起こすわけですから、あながち間違いではないと思います。

    酷い面相云々は、元就が「不美人と馬鹿にしているわけじゃないからね」という意味で言っており、深芳野は「不美人と馬鹿にしているわけじゃないのは分かるよ」と答えているのです。
    拙作の元就は、杉大方の薫陶で、女性に対する敬意を失わないので^^;

    深芳野さんは……薄幸な女性というイメージで書いているはずが、何だか強かな感じが出てきてしまうと言うよく分からない展開に。まあこの人が最終的にどうなるかということを考えると、これでいいだろうと思っております^^;

    ありがとうございました。