拝読させていただいてます。
雪ちゃん、じじ様のところまで駆けて知った衝撃の事実。
普通ならしんみりよよよ、となるところでしょうが……そこは妙弓の雪ちゃん。きっと今は引き絞られた弓の状態、弓弦はテンションマックスなことでしょう。
射放たれた矢の如く神速で取って返す彼女とそれを加護するじっちゃんが目に浮かぶよう。
そして登場するマムシ殿。元就&道三&経久&雪ちゃんのカルテットの破壊力に期待です。
そして杉大方の覚悟の後方支援。
今後の展開に期待です(^-^)
作者からの返信
フツーなら、雪ちゃんが武田さんに囚われて、元就が救いに行くみたいな話になるんでしょうが……。
逆に、元就が大軍に攻められているところを、雪ちゃんが救いに行くという構図に^^;
応仁の乱で大乱闘スマッシュを決めたじいちゃんが鍛えに鍛えた雪ちゃん、その弓が炸裂するかもしれません(笑)
一方で、美濃からひょっこり登場したマムシさん。
裏設定で、興元ラブという設定なので、武田さんに対して結構怒っているというヤバい状態です(笑)
そして杉大方は杉大方で、吉田郡山城で兄貴相手に何かやらかそうと企んでます……^^;
ありがとうございました。
こんにちは、御作を読みました。
師直さんに、そんな風情というか、情緒があるのが驚きました。
私の中にある師直さんのイメージって、綺麗だったらミッターマイヤー、曲者だったらロイエンタールなので、彼が兼好法師に代筆を頼むという発想がなかった(O_O)
そして元就さんに雪ちゃんが大事だから遠ざけるというイメージも無……いえ、さすがに本作だとありますが(酷すぎるw
でも、ここの乗り換えというか、大内と尼子、二つの勢力を上手く泳ぐのは、凄まじいなあと改めて思います。面白かったです。
作者からの返信
師直さんラブレターはいわゆる伝説で、兼好法師に頼んだもの、恋が成就しなくて、その失恋を兼好法師のせいにさせられるというオチが(笑)
でも史実の師直なら、文をよくする人なんで、頼むことはなかったでしょう^^;
まあ、何というか、せっかくだから教科書に出てくる人を出してみよう、というキャンペーン(?)の一環でした(笑)
で、拙作の元就さんの場合、手紙で暗に「尼子のジッチャン、何してくれてんの?」と言いたかったのでは。
でも書いているうちに昂って来て、「彼女の面倒頼む」みたいな内容になってしまったのでは……認めたくない若さゆえの過ちですね(笑)
大内と尼子を両天秤にかける元就の手腕は、のちのちまで響いてきます。
でも、尼子経久にはバレバレで、そして孫の晴久はそれが許せなかったらしいので……^^;
ありがとうございました。
こんにちは。
元就、ストレートな真情の披露、男らしいですね。それともこれにも計算が入ってるのでしょうか。
これを見てしまった雪ちゃんの心情やいかに?? どんな行動に出るのか、楽しみです。
作者からの返信
雲州の狼と言われる梟雄に、嘘ついても仕方ないしバレるし……なら、本音で勝負だと手紙を書いた元就。
今頃は布団の中で「どうしてあんなこと書いてしまったんだろう」と悶えているのでは(笑)
だから計算は無いはずです(笑)
で、間接的とはいえ、元就の本音を知ってしまった雪ちゃん。
そんな雪ちゃんがどう行動に出るのか、尼子経久は読んでいるんですけど、果たして、じいちゃんもどんな行動に出るのか(笑)
ありがとうございました。
雪を守って欲しいという気持ちも、雪への気持ちを誰かに伝えておきたい気持ちも、あわよくば尼子に出兵して欲しいという気持ちも、元就の正直な気持ちだったのでしょうね。
ちなみに、元就はかなり筆マメだったらしいですね。歴史上の人物が書簡をマメに残してくれると、後世の人間は助かりますね(くどくても)。
作者からの返信
おっしゃるとおり、元就は筆まめで、しかもくどいので、研究者から愚痴が出ているくらいです(笑)
そんなこんなで、元就の思いの丈をつづった手紙が、ついに経久の手に。
経久としては「ええ……」と思ったんじゃないでしょうか(笑)
いやまあ、素直に書いてくれてるのは伝わって来たけど、「姪御さんが好きです」とか言われてもなぁ……と困惑しちゃったのでしょう^^;
梟雄として知られる尼子経久ですが、でも、ここまで言われたら「一肌脱ぐか」という気持ちになってきています(笑)
ありがとうございました。
この場にいない元就に対して一礼し、そして勢いよく、書状を振るようにして、一気に広げた。
こういう描写にじじ様のひととなりが現れていて、いいなあなんて思いました。
手紙の最後に、雪をかくまってほしいなて、素敵ですよね。
作者からの返信
目の方は大丈夫でしょうか。
大河ドラマとか時代劇でよくあるシーンをイメージしました^^;
ちなみに大河だと緒形拳さんが演じているんですよね、尼子経久。
元就としては、素直な気持ちを書かないと、経久は動いてくれないだろうという考えで、本音をポロっとしてしまいました^^;
ありがとうございました。
経久さん。他人のラブレター読まされるとか……。
おじいちゃん、見せたらダメじゃない。絶対に雪ちゃんとんぼ返りするよ。
まあ、分かっててやってそう。
しかし、元就の文で師直を例に出すのは何か意図あるのかな。師直に頼まれた兼好の代筆は失敗して、使えねーなって罵られてませんでしたっけ? しかも人妻。
忠臣蔵そのまま上演できないんで仮託したやつですよね。
作者からの返信
元就としては、真情を知らせないと経久は動かないだろうなぁと思い、明け透けな書状を書いてしまいました。
今頃、布団の中で思い出しては悶絶していると思います。
しかし、敵もさるもの(?)、経久さん、それを雪ちゃんに見せるという裏技に。さすが雲州の狼(笑)
まあこれ見せないで元就が初陣に突入しちゃったら、それこそ雪に一生恨まれるし、カミさんの吉川氏にはどやされるし……という腹づもりなんでしょう、個人としては。
むろん、戦国大名としての思惑も、無くはないでしょうね^^;
私はあの師直→兼好法師代筆の話って、師直本人が書いた方がイケてるラブレターになったんだぜというネタだと思ってます。
だって師直って、キルヒアイスとオーベルシュタインを足して二で割ったような凄腕で、文もよく嗜むヤベー奴なんで。
……そうそう、忠臣蔵のアレです。
で、尼子経久の息子に「塩冶」興久なんてのがいるから、もう使うしかないよね……という単純思考のたまものです。
相手が人妻だったとか、知ったこっちゃない(知ってましたが)(笑)。
……真面目な話をすると、朝読を目指している(はず)ので、一応、勉学の足しになる何かを載せたかったという目論見です^^;
なんで、経久は単に分かり易い例(ネタ)として言っただけで、深い意味はないです(笑)
ありがとうございました。
編集済
杉大方は何となくかなりの年増のイメージでしたが、乗馬も巧みなんですね。
法蓮坊って、のちの斎藤道三でしたっけ? あれ? ちがったかしら。(^_^;)
高師直とか吉田兼好とか、作者の博識が垣間見えて面白いです。
にしても、毛利元就って、結論を先送りするタイプなんですね。
作者からの返信
高橋家ってこの頃伸びてきた国人なんで、女の人も馬を巧みにしたのでは……という私の想像です。
あと、杉大方は見た目は若く(雪や深芳野と同年代に見えるくらい)、実年齢は……まあそれなりという設定です(笑)
法蓮坊さんは、斎藤道三で合ってます。
莫逆の友・毛利興元の死を知り、安芸に参上です。
高師直の話は、何か歴史豆知識みたいな本を読んでいたら載っていたのが記憶に残っていたので、使わせていただきました。
まあ朝読を目指しているので(一応)、勉学の足しになれば……と。
ちなみに毛利元就の書状のくどさ・長さは、研究者からも苦情が出るくらいなので(笑)、こんな描き方をさせてもらいました^^;
ありがとうございました。
ついに、元就の本心を雪ちゃんが知る瞬間が……!
でも、雪ちゃんの性格なら速攻で馬を駆ってとんぼ返りしそうな(汗)
一方、杉大方&広良さんと入れ違いでやって来た綺麗な蝮(ん?)。兄上が亡くなったと聞いて来たのでしょうか。それとも別な用事で兄上に会いに来て、多治比猿掛城で知るのでしょうか。
いずれにせよ、早いか遅いかだけで、元繁っち(誰だよ)に対し「俺の怒りが有頂天」(古いなー)になるのは間違いなく。
元就&杉大方+尼子のじじ様(協力者)+綺麗な蝮(協力者)vs元繁っち(外の敵)+高橋久光(内の敵)な構図が見えてきて……。
状況的に絶体絶命のはずなのに、安心感がひどいことになってます(白目)
作者からの返信
元就「ていうか雪ちゃんに見せないでよ」
経久「てへぺろ~」
……というやり取りをしたかどうか知りませんが(笑)、とにかく元就としては経久が雪に見せるとは思っていませんでした^^;
さあ、ラブレター(?)を見てしまった人はどうするのか……。
そんなわけで(どんなわけで)新九郎が安芸にやって来たわけだ(笑)
何で来たかはそのうち言いに来るんじゃないでしょうか。
まあいずれにせよ、マブダチ(古い)の兄上が亡くなり、しかもその理由とか知った日には、たしかに超マムシと化してしまうこと請け合いでしょう^^;
ちなみにこの頃の史実の元就さんはマジで滅亡寸前で、吉川家ぐらいしか味方がいません。
あまりの絶望感に、読者様が離れるんじゃないかと危惧した私は、何だか元就の味方をマシマシにしてしまいました(笑)
結果、この逆境からの揺り返しの期待値が凄いことに^^;
まさに想定外(古い)って奴です(遠い目
ありがとうございました。