応援コメント

15 第一次有田合戦」への応援コメント

  • 元就にも弟がいたとは、しかも、ちょいとばかり血気にはやる気がありそうですね?なんとなく不穏な感じがします。

    きっと、それが苦い経験になったのであれば、元就が毛利家の家訓として子供達に伝えた、有名な三本の矢のエピソードは、そのあたりも関係しているのでしょうか?

    今後の展開を期待しています。

    作者からの返信

    元就の弟で、ヤンチャな若者です。
    そしておっしゃるとおり、拙作では描きませんが(そこまで時代が行きませんが)、のちのち、元就とたもとを分かつ時が来ます。

    そして、兄が死んで、弟と……という体験が、おっしゃるとおり、元就の「兄弟を大事に」という教えに繋がっていると思います。
    元就自身は明言はしてませんけどね、さすがに^^;

    ありがとうございました。

  •  こんにちは、御作を読みました。
     今回は元綱さんが大活躍の回でしたね。
     晴れ晴れとする見事な戦ぶりが印象的でした。

     だからって、今義経を名乗るかあ(^◇^;)
     韓信に匹敵とか、項羽の再来なみに死亡フラグの気がする(^◇^;)
     悲劇的死がセットですからね。面白かったです。

    作者からの返信

    元綱さん、「今義経」といわれているのは史実なんですけど、これから本戦(有田・中井手の戦い)が控えているので、今のうちにその由来となるファイトがあった、ということしとかないと……という思いでした。
    たぶん、本戦(有田・中井手の戦い)の方で奮戦して、「今義経」と呼ばれるようになったのが真実だと思うのですが、いかんせん史料が無くて、こんな仕儀にあいなりました(笑)

    何で「今義経」となったかというと、それはやはり兄貴の元就がそう書き残してやれと指示したんじゃないでしょうか。
    元就と元綱の仲は良かったのに、メフィストフェレス尼子経久が……げふんげふん、とにかく、仲が良かったから、「強い」だけど「言うこと聞かない」という意味を込めたのではないでしょうか^^;

    ありがとうございました。

  • こんばんは。

    この段階で有田城攻めについて、興元が元綱に、元就の策であることを知らせないのは、ストーリー構成として上手だなと思いました。

    「兄弟仲がいまいちなんだな。どうなるのだろう」と読者の感心を高めておいてから(ワンクッション置いてから)、元綱に元就を見直させる。
     たしかに、この段階では元就の策と知らせないほうが、話としておもしろいように思いました。

    なお、誤変換を見つけましたので、ついでに残しておきます。
    『いついかなる時も、逆転が【怒らない】とも限らない』

    作者からの返信

    おはようございます。
    誤字報告、ありがとうございます。
    早速修正しました。

    多治比元就と相合元綱の関係については、実はこの時、続編の「相剋」(二人の関係に決着がつきます)の構想をしていて、下手に仲がいいとか悪いとか、単純にそう言い切るのもなんだしなぁ、と悩んでおりました。
    そこで、元綱のデフォルトは「気に入らない」にしました。
    そうすると、おっしゃるとおり、「見直す」というやり方が採れます。
    でもやっぱり「気に入らない」んじゃないか? ……と、あとで尼子経久に付け込まれる要素を忍ばせつつ^^;

    ありがとうございました。

  • 毛利-吉川、国人一揆勢力の1勝ですね!
    相合元綱の発奮ぶり、宮庄経友の人を用いる巧みさ、二人の「弟」の対比も面白かったです。

    作者からの返信

    毛利家サイド、ここまでは上手く試合を制して、ペナント優勝を狙う勢い(?)でした。

    相合元綱は、おそらく戦場での破壊力は凄かったんでしょうけど、その末路を考えると、戦場に至るまで――戦略は苦手だったかともいまして、こんな感じになりました。

    宮庄経友の方は、拙作においては、頭が良いけど、面倒だから頭を使わないという設定にしているので、こういう気働きも臨機にやれる、という感じになりました。

    ありがとうございました。

  • 宮庄の立場としては複雑な思いもありますが、それを上手く捌いた経友の器量は非常に高そうですね。何よりも冷静で柔軟な判断力を持っていたのが素晴らしい。それを上手く表現しているのも良いですな☆

    作者からの返信

    「吉川家の城として」有田城を奪るという点を活かした、わりと狡い論法だと思います。
    宮庄経友、猛将ではありますが、決して智将ではないというわけではなく、面倒くさいから頭を使わないという設定で描いておりますので^^;
    そのあたりの表現を評価していただき、まことに恐縮です。

    ありがとうございました。

  • ルイ9世の末の弟のように、弟キャラっていうのは血気盛んですね!この人の事も全く知らなかったので、最後どうなっちゃうのか気になります!

    作者からの返信

    相合元綱さん、「今義経」とか、なかなかなあだ名をゲットしています。
    熊谷とか、源平時代の武将の子孫がいる安芸なんで、そういう空気だったかもしれません。

    さて、その最期については、このお話では述べられません。
    実は、この有田中井手の戦いのあと、東西条の鏡山城攻略戦があって、その戦後に毛利の跡目争いが発生し……というところでご容赦下さい^^;
    ただ、元就と元綱は兄弟仲は良かったと伝えられているのと、元綱の息子は長州藩に仕えているので、元就としては思うところがあったのでしょう。

    ありがとうございました。

  • まずは第一段階完了。
    今義経さんは、まさに前線指揮官って感じですね。全体を見渡すというより、自分から突っ込んでいくタイプ。グエン・バン・ヒューっぽい。
    うまく使えば破壊力はあるんでしょうね。
    逆に元就のように戦場全体をデザインする能力は……。

    誤字報告です。
    「毛利勢を率いる利興元は、苦笑と共に、宮庄経友に、城攻めの手筈てはずを整える。」⇒「利」が不要? それと、「宮庄経友に」なら「整えさせる」でしょうか?

    作者からの返信

    たくさんのコメント、ありがとうございます。まずはここから。

    この段階では、興元も生きていて、有田城も落ちて、まさに希望の未来へレディゴー状態の毛利と吉川。
    しかし運命の皮肉というか、ここまで毛利をアゲアゲ状態にさせておいて、まさか次回あんな展開になってしまうとは……。

    今義経さん、「義経」と称する以上、戦術戦闘は凄かったんじゃないかと思いまして、こうしました。
    しかし戦略や政略、ましてや謀略には弱かったみたいですね……だから尼子に乗じられたんでしょうが……。
    グエン・バン・ヒュー懐かしい。落ち着いた空気の旧アニメの中で、ひとりトラ柄戦艦という傾いた提督でしたね(笑)

    誤字報告、ありがとうございます。対処いたしました。

    ありがとうございました。

    編集済
  • 「今義経」って、それはある意味死亡フラグでは・・・😅

    作者からの返信

    まあねぇ……熊谷次郎直実の子孫(そのうち出てきます)とかいる国ですし、そもそも毛利家が大江広元の子孫なんで、そういう空気だったんだと思います。
    厨二的なモノもあったかもしれません(笑)
    死亡フラグかどうかは……何とも言えません^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    「委細承知」← 格好いい!\(^o^)/ 
    一度使ってみたいですけど、なんせ、いい漢の描写が苦手なので。(笑)

    自分のせいではない側室腹の庶子の気持ち、相当に複雑でしょうね。
    にしても、自ら「今義経」と称する元綱って、かなりのクワセモノ?

    この章を読み終え、全身土埃まみれの気持ちになりました。
    ということは戦闘場面の描写が優れているという証であり、逆立ちしても書けない身として、とてもウラヤマシイ!

    作者からの返信

    「勅命、うけたまわった」とか、そういう言い回しを使うことに憧れます。
    現代ではできないところが特に^^;

    相合元綱、今義経は他称かもしれませんが、拙作では半ば自称とさせていただきました。
    毛利元就とは兄弟仲は良かったと「伝えられている」ので、まあそれなりの扱いをしております……拙作の中では。

    戦闘描写はもう、想像というか妄想の世界の中で繰り広げられるモノをスケッチするイメージです。
    どんな経過をたどるのか、妄想する自分でもどうなるか分からない中、必死にスケッチしています^^;

    ありがとうございました。

  • 神速を貴」随所にあらわれる、こういう文章、すごくいいですよね。

    それにしても、毛利、あまり調べたことがないのですが、面白いですよね。NHKの大河にしたらどうかなんて思ってしまいました。ずっと家は生き延びましたものね。

    作者からの返信

    孫子に出てくる感じの文章かな、と思います。
    三国志とか見て育つと、こういう文章がカッコイイと思ってしまうので(笑)

    毛利元就、実は大河になったりします。
    毛利家は織豊と関ヶ原でアレなんで、やりづらいと思っていたんですが、うまいこと織豊の前くらいで終わらせてました。

    ありがとうございました。