29 覚悟への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
おっかさんのパワーと覚悟が、運命を動かしましたね。
ここまで言われたら元綱だって、兄貴はちょっと、なんて言ってられませんよね。
まさに男がすたるか、檜舞台に昇るかの大一番! 逆転への布石が積まれて面白かったです。
作者からの返信
実は肝っ玉母ちゃんだった杉大方。
史実だと、高橋家は毛利家を壟断したはずなんですけど、この安芸武田家の攻勢に関しては何も伝えられていません。
おそらく何もしないあるいは知らんぷりを決めようとしていたんじゃないかな、と思います。
まあ、雲州の狼あたりが、「手出し無用」とか言ってくれたのかもしれません。
拙作では、その辺の「理由付け」として、杉大方の肝っ玉とさせていただきました^^;
ちなみに相合元綱は、史実だと、元就からの一報ですぐに駆けつけています。
この辺が「仲が良かった」と伝えられる素因かと思います。
あとは、やっぱり「男が廃る」というメンツもあったんじゃないでしょうか^^;
……こうして、孤軍奮闘している(はず)の元就へ向かって、また一人援軍が向かうことになりました。
さて、どうなるか。
ありがとうございました。
28 兄と妹への応援コメント
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
なんとおー、おっかさんの迫力が凄い!
でも、城取られた飯抜き状態から、元就君と一緒にここまでやってきたんですものね。
人道に外れた兄貴なんぞに息子を殺されてたまるか、ってものです。
……人道云々は、なぜか未来の元就君に流れ弾が直撃しそうな気もしますが、杉の大方が峻烈で、面白かったです。
作者からの返信
たぶん、興元&元就(あと元綱)のパパ上とラブラブだったんじゃないでしょうか、杉大方。
ひとりぼっち&城盗られという過酷な条件下の元就を見捨てなかったのも、そのためかもしれません。
おそらく、「こじき若殿」の時代に、兄貴の援助を期待したものの、家乗っ取りを画策していることに気づき、拒否ってた杉大方。
ここに来て、その兄貴の出しゃばりに、命を張ってしまいました。
元就からすると「かーちゃん、そんなこといいから、おとなしくしてて!」と思ってるんじゃないでしょうか(笑)
人道云々はアレですねぇ……たしかに「毛利」元就に刺さりますね^^;
しかもその闇落ちのきっかけが、(安芸統一戦のあたりで)高橋家に人質に出していた長女が始末されたため、その高橋家を滅ぼすというあたりが何とも……。
雲州の狼も何も言わなかったくらいだから(その時、高橋家は尼子派でした)、相当すさまじかったのでしょう。
ありがとうございました。
27 多治比血戦への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
綺麗なマムシさんが別働隊率いているという安心感(≧∇≦)
それはそれとして、元就さんが謀将どこいったの熱血戦闘を繰り広げて驚きました。
これならパワーアップキットで、一騎打ちスキルつけるか、武力を底上げしてもいいかも(そういう問題ではない)
虚実入り混じった戦闘描写に迫力があり、面白かったです。
作者からの返信
いわゆる「軍師」とかそういうポジションに綺麗なマムシさんが入ったので、全体にバフ(?)がかかっています。
その場にいるだけで、士気とかそういうのが上がりまくっているのではないでしょうか(笑)
元就さんは結構ヤベー奴で、その生涯を通じても、常に陣頭に立ちつづけるという、武将のお手本みたいな人です。
謀将というイメージのせいでアレな人ですけど、よく考えたら厳島でも自ら嵐の海を征き、上陸して攻めかかっていたしなぁ……(遠い目(笑)
うん、パワーアップキットで、何か突撃系の特殊スキルつけてあげた方がいいと思います^^;
ありがとうございました。
26 初陣への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
おおーっ、まさに決戦って感じの盛り上がりでワクワクしました( ´ ▽ ` )
しかし、謀将というよりは若武者という言葉が似合う突撃ぶりですね。
いえ、後の織田軍はともかく、東の桶狭間も「がむしゃらでした」と、部下が書き残すくらいがむしゃらだったのですから、西の桶狭間も死に物狂いなのでしょう。細やかな心情描写と情景描写で面白かったです!
作者からの返信
信じがたいことに、史実では熊谷元直が攻めてきたら即座に反応して迎撃に出ています。
……兵力が熊谷元直の四分の一なのに^^;
この人ホントに初陣なのと言いたいぐらい、冷静かつ大胆に戦いに身を投じているという……やっぱり化け物だな、この人という感想を抱きました(笑)
いやまあ、後世から見ると謀神・元就だから「さもありなん」なんですけど、拙作ではその辺は長井さんのバックアップがあるから、ということにしました。
長井さんが後方支援してくれるから、元就が戦略立案と戦術デザインと突撃(笑)に傾注できる、と。
……だってこの人、ただ突撃しているだけじゃなく、最初から最後まで計算して戦っているから^^;
織田さん、あんなに兵力兵站を整えることに執着するのは、やっぱり桶狭間の「がむしゃら」が響いたんじゃないでしょうか^^;
そういうのを見ていた藤吉郎さんが「こうした方がいいですよ」と言って来たから、「じゃあ」と出世させてそれをやらせたのでは(笑)
ありがとうございました。
53 謀将二人への応援コメント
うわぁ。
ここに話は帰るのですねぇ。雪ちゃんの願いは叶いました。素敵です。
作者からの返信
この安芸=広島のあたりで全国区で知られているところって、何だかんだ言って厳島ですから、ここで始まりと終わりにしよう、と何となく思って書いておりました^^;
まあ婚儀的な何かもここでやってもらうってことで(笑)
それと、コメント付きレビュー、ありがとうございます!
あまり知られていない、毛利元就の青春時代、そして初陣とはいかなるものか……というのがテーマでした。
調べてみると、あれよあれよという間に、運命が元就を過酷な戦いへと導いており、何かこのままじゃかわいそうだなぁと思って、ヒロインの雪ちゃんを設定しました^^;
ただ助け合うのも面白くないので、あまりくっつき過ぎないようにした結果、何だかツンデレなヒロインに(笑)
……おかげさまで、ご好評をいただけたようで、何よりです^^;
それでは、ここまでこの長い物語をご覧いただき、評価いただき、ありがとうございました!
25 兄の想いへの応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
綺麗なマムシさんキター((((;゚Д゚)))))))
メインウェポン来た。これで勝つるw
実際、あの織田の虎相手に殴り合えるんだから指揮官として超頼りになるでしょうし。
興元さんが元就くんに見直されてホッとしました。確かに京の悪意からは守り抜いたんだよなあ。
細川「そんな魔境だなんて」
畠山「いくらなんでも」
三好「風評被害だ」
ただの事実です(^◇^;)面白かったです。
作者からの返信
ちなみにこのキレイなマムシ、興元ラブなんで、興元の死因が安芸武田家によるものと察して、超マムシ状態です(笑)
織田の虎さんは、野菜王子ぐらい強いからいいけど、安芸武田家の面々はなぁ……^^;
あとは、これから元就の初陣なのですが、それを実務面、運用面で支えるキャラが欲しかったというメタな事情が。
史実だと志道広良がそれを務めるんですけど、それよりマムシの方が読者に説得力があるのでは、という作者の酷い思惑(笑)のせいなのです^^;
興元さんが京にずっといたのは、大体が大内義興のせいですけど(笑)、京がヤバいからこそ、元就を行かせるようにしたくなかったのでは、と考えました。
それをやっと書くことができました^^;
あと、法蓮坊とラブラブだったからというのは内緒にしておいてください(笑)
それと、細川くん、畠山くん、三好くんは、ちょっと足利くんにあやまった方が……あ、足利くんこそ最大の……いえ、何でもありません^^;
ありがとうございました。
40 熊谷元直の最期への応援コメント
永遠にも近い一瞬だったが、それはゆっくりと……
うわぁ、嫌な死に方ですねぇ。自分の死が見えるなんて怖すぎます。
作者からの返信
きっと、アドレナリンとかが分泌して、一瞬がすごく長く感じるようになったんじゃないでしょうか。
合戦の最中だし。
でもそれが、自分を目指して飛来する矢が「ゆっくり」見えてしまうという……。
たしかにキツイですね。
ありがとうございました。
24 姫武者の出陣への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
うん、冷静に考えると、あの元就がおっかさんよりも雪ちゃんを優先した。
って、すごく人間らしいというか衝動的な行動ですよね。
なお戻ってくる模様。
ナンデ?▽?
とショック受けそうで、ちょっと笑いました。しかし、尼子さん元就さんを気に入ってますね(⌒-⌒; )
面白かったです。
作者からの返信
まあ、杉大方は高橋家出身なんで、高橋家に戻せばクリアみたいなところがありますし……^^;
(拙作においては)雪ちゃんの方が武田くんにプロポーズされているという、今そこにある危機(?)にあるという計算もあるのでは(笑)
でもまあ、雪ちゃんの性格からして、それをやられちゃうと、逆に「助けに行かなくては」とか思っちゃうわけで……。
この謀神の元就の目をもってしても見抜けなかったとか言われるんじゃないですか(笑)
尼子さん、元就に対しては、同じ亡国(城)の若殿だったという親近感と、「あの寝返り男(元繁)より、骨がある」とか思ってそう。
大内から尼子に寝返らせたのは自分の癖に(笑)
ありがとうございました。
23 雲州の狼への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
師直さんに、そんな風情というか、情緒があるのが驚きました。
私の中にある師直さんのイメージって、綺麗だったらミッターマイヤー、曲者だったらロイエンタールなので、彼が兼好法師に代筆を頼むという発想がなかった(O_O)
そして元就さんに雪ちゃんが大事だから遠ざけるというイメージも無……いえ、さすがに本作だとありますが(酷すぎるw
でも、ここの乗り換えというか、大内と尼子、二つの勢力を上手く泳ぐのは、凄まじいなあと改めて思います。面白かったです。
作者からの返信
師直さんラブレターはいわゆる伝説で、兼好法師に頼んだもの、恋が成就しなくて、その失恋を兼好法師のせいにさせられるというオチが(笑)
でも史実の師直なら、文をよくする人なんで、頼むことはなかったでしょう^^;
まあ、何というか、せっかくだから教科書に出てくる人を出してみよう、というキャンペーン(?)の一環でした(笑)
で、拙作の元就さんの場合、手紙で暗に「尼子のジッチャン、何してくれてんの?」と言いたかったのでは。
でも書いているうちに昂って来て、「彼女の面倒頼む」みたいな内容になってしまったのでは……認めたくない若さゆえの過ちですね(笑)
大内と尼子を両天秤にかける元就の手腕は、のちのちまで響いてきます。
でも、尼子経久にはバレバレで、そして孫の晴久はそれが許せなかったらしいので……^^;
ありがとうございました。
編集済
22 杉大方(すぎのおおかた)への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
おっかさん再登場。
お坊さんに念仏習って、いい日々だったなあ、という本来であれば感涙もののシーンのはずが……。
知らぬが仏((((;゚Д゚)))))))
という言葉が古鐘のように脳裏で鳴り響きました。
いえ、今回の話って、ヤクザものなら家族を逃して、「トマルンゾャネーゾオ」の全員突撃玉砕、鉄華団エンドですからね。
でも、師匠の名前は? 北条早雲。頭の名前は? 毛利元就です。
あΣ(・□・;)ってなる。そう考えると、梟雄ってなるべくして、成り上がったんだなあ、と改めて実感しました。
窮地の元就の凄さを改めて感じます。面白かったです。
作者からの返信
杉大方って高橋家出身ですが、このあたりでどう動いたのか全くの謎です。
生き残った毛利家が何も語らないので、これは何とも言えません。
あるいは、高橋家出身ということを強調したくなかったかもしれません。
でも元就は、「彼女のおかげで今の私がある」と息子たちに書き送ってますし、相当の人物であったことは事実だと思います。
……だとすると、高橋久光が乗り込んで来たとなると、杉大方としては、何らかのリアクションをしていたのでは、と思ったのが、このあたりの回を書くきっかけです^^;
ちなみに史実の毛利元就は、宿老の志道広良から「突撃するなよ? 突撃するなよ?」と言われても、「”待”ってたぜェ! この”瞬間”をよォ!」と突撃しちゃうお茶目さんです。
鉄華団どころか魍魎だったというオチが……(笑)
ちなみに上記のエピソードはこのお話で書いている初陣でのエピソードで、あれ、知将って何だっけ……と言わんばかりの猛将ぶりを発揮している若き日の元就さんです(笑)
やっぱりこの人って、梟雄だよなぁと思わされました^^;
ありがとうございました。
21 風雲、急を告げ……への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
吉川家、がくり。
興元にーちゃんが亡くなった影響が露骨に出ていますね。よらば大樹の影ではないですが、あれよあれよと流される。
なお元就さんは流れる場所すらなさそうな模様。そりゃ覚悟決めざるを得ないか。面白かったです。
作者からの返信
吉川家はまだ尼子家に頼るという最終手段が残されているので、実はまだマシだという……。
むしろ、ここに至ってもまだ大内家サイドについていることから、結構忠義というか義理を重んじていると思います。
逆に言うと、毛利家というか、興元がどれだけちゃんとやっていたか、という証明かと。
あるいは、元就・雪ちゃん結婚していた説を採用すると、それだけ元就を「買っていた」という話ですね^^;
さて、その元就。
下手すると厳島の時より酷いこの状況。厳島の時はまだ最初から家長だったし、安芸一国は保っていたわけだし……。
常識的にいって、武田家に降伏するか、尼子家にすり寄るかしなきゃいけないのに、元就はここで覚悟を決めちゃうという……。
もしかしたら、「勝てる」とか思ってたかもしれません。
だって元就だし(笑)
ありがとうございました。
編集済
25 兄の想いへの応援コメント
良かったですねぇ。唯の酒呑みではなかったのです。
その時の京都って、本当に嫌な所だったのですかねぇ。おぉ怖!
作者からの返信
お兄ちゃんは酒飲みなんですけど、やっぱりストレスに耐えきれなかったんでしょうね。
少年時代に勝手に当主にさせられ、京へ出征。
そんでもって血で血を洗うバトルに放り込まれて……。
飲まなきゃやってらんないと言われれば、そりゃそうだとうなずくしかありません^^;
ちなみにこの時の京は、応仁の乱こそ終わったものの、やはり混乱は続いており、将軍家、細川家等々の利害を巻き込んで、壮絶にして終わりのない戦いを演じておりました。
そういう意味では、大内義興の登場は非常にありがたいものだったんですけどね。
問題は毛利家や中国地方の安定が犠牲になっているという……。
ありがとうございました。
22 杉大方(すぎのおおかた)への応援コメント
嫌だ。格好良いじゃないですか!
でも安全圏にいる彼女たちが、黙っていそうにないんですけど。
作者からの返信
元就は例の少年時代の城盗りがトラウマなので、まずは盗られないようにと避難させました。
ところが避難させられた彼女たちからすると、たまったもんじゃないというか……^^;
これからの彼女たちの動き、果たしてどうなることやら(笑)
ありがとうございました。
20 安芸の項羽への応援コメント
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。元繁さん、ノリノリですね(^◇^;)
〝優位な状況を作った〟手腕は見事ですが、強敵が手を出せない内に井戸の中を荒らしました、程度だから項羽自称にはまだまだ弱いなあ。
本当に覇王を名乗るに値する大望があるなら、強敵をちぎっては投げ、千切っては投げしないと。
……将来、罠にかけては潰し、ハメ殺しては潰す、「人の心ないの?」って方が近くにいるかも知れませんが、気のせいでしょう。
とはいえ、元繁さんのインパクトが強く、本作で一番目立つキャラかも知れません。面白かったです。
作者からの返信
武田元繁、実際うまく立ち回った方だと思うですけどね^^;
まあ最大の障壁である大内義興&陶興房という最強コンビが京に行っているというのが大きかったんですが。
拙作の武田さんは大内と尼子を潰すとか言ってますが、実際の武田さんは毛利と吉川を叩いて、尼子と手を組んで安芸に引きこもって、希望の未来へレディゴーするつもりだったんでしょう。
だけどまさか、未来の謀の神がそんな身近にいるなんて、誰が予想できるでしょうか(笑)
元繁さんは、何というかエシディシみたいに強くて傲慢で狡猾なイメージで作り上げたキャラです。
あまり伝わるところが無いので、「項羽」から派生して、何かこんなキャラ付けになってしまいました^^;
ありがとうございました。
09 深芳野(みよしの)への応援コメント
大切なものは、いつだって突然、奪われるのだ。
大変な時代ですねぇ。嘘臭くてもいいですから、戦争のない世の中であるように願います。
作者からの返信
この人、幼くして城を盗られるという壮絶な体験をしていますからね……^^;
そのあたりが原動力となっています。
そういうのが無い時代に、本当になって欲しいものです。
ありがとうございました。
19 安芸の夜天に三ツ星輝く時への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
おおーっ、雪ちゃんに危難が及んだことで元就君に火が着いた。
火が着いたのが、黄金の精神から来る怒りじゃ無くて、漆黒の意志による殺意っぽいのがなんとも(;´Д`)
結果的に、彼女を利用して尼子さんへアクセスしてるから、尼子さんが火をつけたマッチポンプが一周してて笑うしかない。
この時代は真っ当に生きにくいなあと改めて戦慄しました。
面白かったです。
作者からの返信
まあ元々、ニーサンの死に付け込んで来る輩にイラッとしていたところに、彼女(?)に粉かけてくる奴が現れたら、そりゃあねえ……。
武田元繁くんもヴァレンタイン大統領みたいに自分のことを正義だと思ってそうですし……そんなわけで、とうとう覚醒してしまいました、漆黒の謀の神が(笑)
そんでもって、謀の聖・尼子経久さん、「あれ? あの飼い犬(武田元繁)、おれの手を噛むの?」とか笑ってそうですねぇ……乾いた笑いを^^;
たぶん、元就がいなければ、自分で潰すつもりだったのでは(笑)
この時点で元就と雪ちゃんが結婚していた説もあるので、その場合、「じゃあウチの元就にやらせるか」という腹づもりだったかも。
ありがとうございました。
18 石見(いわみ)の高橋家への応援コメント
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
毛利家が乗っ取りを受けてるーΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
えげつないやり方で〝やる側〟じゃないのか? こ、これが下克上(違います
高橋さん、汚いやり口ですが、同時に与えてはいけない知識を与えちゃったんだなあ。面白かったです。
作者からの返信
そうなんです。
実は乗っ取りを受けている毛利家。
まあこの時は石見の高橋家の方が「覇者」なワケで……。
高橋家も、もうちょっとうまくやれば石見の戦国大名として躍り出られたんですけどね。
このとき、毛利家を支配しようとしてしまったのが運の尽き。
拙作では描写しませんが(というか、設定が矛盾するので書きませんでしたが)、元就と雪ちゃんの長女を人質にして(養女に出させて)しまうという極悪ぶりです。
……フツーの国人ならこれで良かったのかもしれませんけど、よりによって元就相手に「それ」をやったからさあ大変。
後年、安芸の国盗りをした元就によって、高橋家は……^^;
家乗っ取りという技を教えた(?)代償は大きかったようです。
ありがとうございました。
04 国人一揆(こくじんいっき)への応援コメント
あの姫のじゃじゃ馬っぷり、可愛いですね。
それを見事にあしらう青年武士の元就も見事です。
この二人がどのようにして結ばれていくのか、愉しみです。……結ばれていきますよね?
作者からの返信
姫さんは結構「鬼吉川」の血が濃い目に受け継がれておりますので……(笑)
対するや元就は、やっぱりどこか引いてますが、好ましいと思っているようです^^;
果たしてこの二人、どうやって近づいていくのか……。
いや史実ではもう……ゲフンゲフン、諸説ありますので(笑)
ありがとうございました。
編集済
17 揺れ動く安芸への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
雪ちゃんが凄くヒロインしてる。
とても可愛いし、飛び込んでくる試練に愛で挑もうとするのも健気です。
この時の元就さんは、「何が安芸の項羽だよバカバカしい。四面楚歌はこっちの方だ!」という追い詰められぶりですから。
どうにか、するんだよなあ。
ハラハラしますが、面白かったです。
作者からの返信
ヒロインがヒロインしてると言われると嬉しいです^^;
さて安芸武田元繁さん、強い女が好きと言って、今度は吉川家に触手を伸ばしています。
しかし吉川家に手を出すというのが、どういう意味を持つのか……。
そんな安芸の項羽に攻められっぱなしの元就さん。
四面楚歌だったらまだいいんですけど、これからもっと酷い展開が彼を待ち受けています。
この人、厳島の時よりこの初陣の方がよっぽどナイトメアだったんじゃ……と思えるくらい(笑)
ありがとうございました。
編集済
16 兄の死への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
兄貴逝った(;ω;)
あと20年生きてれば、歴史も変わったろうに。それが良い方か悪い方かはわかりませんが……。
普通に考えたら詰み、なんですけどね。元就の鮮血と謀略に彩られた半生の始まりか。
ここまで丁寧に書き込まれた興元さんが素晴らしく、面白かったです。
作者からの返信
兄貴がこのタイミングで逝ってしまったことが、大きな波紋を呼びます……。
たしかに、生き長らえていれば、これからの有田・中井手の戦いは発生しなかったかもしれません。
でも、尼子や大内相手にやがて覇を唱える化け物、「毛利」元就は生まれなかったかもしれません。
そうすると毛利氏としてはここまでの国人のまま、終わったかもしれません。
しかし、当時の元就としては「これで頼れる一族の者はいなくなってしまった」と書き残しているぐらいの状況になってしまいました。
相合元綱さんは、アレしたあとの書状なんで、こんな書き方なんでしょうけど^^;
興元の死により、加速する安芸武田の攻勢。
しかしこの安芸武田元繁の攻勢が、のちの梟雄・毛利元就を目覚めさせるきっかけになるとは、当の元繁は思ってもいなかったという……^^;
ありがとうございました。
15 第一次有田合戦への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
今回は元綱さんが大活躍の回でしたね。
晴れ晴れとする見事な戦ぶりが印象的でした。
だからって、今義経を名乗るかあ(^◇^;)
韓信に匹敵とか、項羽の再来なみに死亡フラグの気がする(^◇^;)
悲劇的死がセットですからね。面白かったです。
作者からの返信
元綱さん、「今義経」といわれているのは史実なんですけど、これから本戦(有田・中井手の戦い)が控えているので、今のうちにその由来となるファイトがあった、ということしとかないと……という思いでした。
たぶん、本戦(有田・中井手の戦い)の方で奮戦して、「今義経」と呼ばれるようになったのが真実だと思うのですが、いかんせん史料が無くて、こんな仕儀にあいなりました(笑)
何で「今義経」となったかというと、それはやはり兄貴の元就がそう書き残してやれと指示したんじゃないでしょうか。
元就と元綱の仲は良かったのに、メフィストフェレス尼子経久が……げふんげふん、とにかく、仲が良かったから、「強い」だけど「言うこと聞かない」という意味を込めたのではないでしょうか^^;
ありがとうございました。
14 吉川家の妙弓(みょうきゅう)への応援コメント
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
ええーっ、経基さん、あの狂犬(と評さざるを得ない、戦国大名の魁)畠山義就と応仁の乱でやり合った人物なのに、まだ生きていたんだ。
そりゃ、鬼と称えられます(≧∇≦)
雪ちゃんにとっては良いお爺さんだったようで微笑ましく、面白かったです。
作者からの返信
戦国大名オリジン、畠山義就。
こんな化け物相手に互角の戦いを演じるとか、どんだけだよというジッチャン、吉川経基。
きっとラオウ(畠山義就)とケンシロウ(吉川経基)のような戦いぶりだったのでは^^;
レイ(尼子経久)もケンと共に戦っていたから、相当な戦いだったんでしょうね(笑)
そりゃあ吉川家は周辺から敬われ、そして恐れられ……という感じだったんでしょうね。
で、雪ちゃんにはその最強の遺伝子が受け継がれているという……^^;
ありがとうございました。
編集済
13 画策への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
毛利元就の真骨頂というべき、周囲を巻き込む戦略図に感嘆しました。
まるで将棋でも打つように、手のひらで転がして、そうせざるを得ないようもってゆく。
……もっとも、策の担保になっているのは兄貴のこれまでの努力あればこそ、なんですが。
酒を絶っていれば、案外、羽柴兄弟のように仲良く天下取りに挑めたかも知れませんね。
真田弟「我が家も仲良しです」
真田兄(寿命が胃痛で溶けてゆく気がする)
面白かったです。
作者からの返信
この時の毛利家のやり方は、いわゆる兵法三十六計の「囲魏救趙」にあたる奴ですよね、たぶん^^;
理論上は正しくても、まさか現実でこれをやってのける人がいるとは……しかも取った城は吉川にあげようとか、どんだけだよと思います(笑)
この時の毛利三兄弟(興元、元就、元綱)、もし興元が断酒していれば、興元がアレにならず、元就と元綱も仲が良い(史実)ままなので、抜群のチームワークで安芸制圧→中国制覇というルートがあったかもしれないのに……^^;
真田さん?
まあニーサンも小野のお通さんラブとかで結構人生を謳歌していたような気が……あっ、小松姫が睨んでいるのでこれ以上は止めておきます(笑)
ありがとうございました。
12 戦端への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
兄貴の酒量がまだ上がるだと!?
計算ミス、だといいなあ(⌒-⌒; )
そりゃ綺麗なマムシさん、なんていう白い黒田官兵衛とか、誠実な北条義時並みにレアな助っ人がいれば楽でしょうが……。
でも後半になると真っ黒になったり、粛清の鬼になるんだ。やはり頼りになるのは身内(弟はのちの毛利元就
兄貴の詰みっぷりに、乾いた笑いが漏れました。そりゃアルコールに逃げるよね。どうやって道を切り開くのか楽しみです。
作者からの返信
近況ノートへのコメント、ありがとうございます。
さて、マムシさんはあっさり彼女と一緒に帰ってしまいました(笑)
マムシさん、超マムシさんとなって毒牙を振るうのかどうかは……^^;
元就も元就で、ニーサンがアレしたあとに、相合元綱との「レース」が控えているしなぁ……(笑)
そんなわけで、大内義興からの無茶ぶりに、アナゴさんよろしく酒に逃げるニーサン。
大内家も実はそんな余裕があるわけじゃないってのは分かるんですけどね……。
結果、ジャンプの主人公ぐらいの苦境に陥る毛利兄弟ですが、果たしてどうなってしまうのか……。
ありがとうございました。
11 蝮(まむし)への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
マムシさんが普通に友好的に去って行った……。
あと雪ちゃんが可愛かった(⌒▽⌒)
あれー。
てっきり血の雨が降るものかと身構えちゃったじゃないか。
いや、道三からすれば〝掘り出しモノ〟な感じで、隠れていたステキな女性見つけただけで、悪印象ないかもだけど……。
ともあれ、元就にはいい方向に進んで良かった。面白かったです。
作者からの返信
拙作の道三入道は、親子二代説を採用しておりまして……で、その「子」の方が、この法蓮坊さんという設定です。
いわゆる悪の道三は「親」の方で、「子」の法蓮坊はきれいな道三という、トンデモ設定なのでございます^^;
あと、拙作の法蓮坊は毛利興元ラブなんで、興元周辺には手を出しません(笑)
ちなみに興元も法蓮坊ラブで、京にいた頃に一夜を共にしてみたけど、やっぱりそういうのは異性の方が良かった……という、タモリさんと赤塚不二夫先生みたいな関係です^^;
そんなこともつゆ知らず、元就は「頼りになるアンチャンだなぁ」と思って、マムシさんとバイバイしました。
名うての梟雄のこの二人、今後どうなることやら……^^;
ありがとうございました。
03 鬼吉川の姫への応援コメント
いやはや中の良い兄弟と妹です。お家の大事な進路にも関わる話し合いとその使者なんですが、なんとなく兄弟のドタバタに終わっちゃいました。微笑ましいというか、何というか。
それにしても、元就の割り切りの良さと、問題の根っ子というかキーポイントをつかむ勘所の良さというか、のちの中国の覇者になる片鱗を思わせます。
作者からの返信
何というか、最初は朝読小説賞を狙っていたので、ホームドラマな雰囲気も狙って書いておりました^^;
毛利家の方がこれからハードな展開になっていくので、対比してホンワカムードな吉川家でお送りします(笑)
元就さんは、兄上の手前、あまり自分を出さないようにしていますが、その兄上の命令どおりに動くのなら、自分を出して、割り切りの良さや賢い言動を採るという設定です。
少年時代がアレだったので、そういう知恵が身についたのでしょう。
そこら辺を、覇者の片鱗とおっしゃられて、嬉しかったです。
ありがとうございました。
10 法蓮坊(ほうれんぼう)への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
このシリーズ作品に出てくるお坊さんは曲者しかいないのか?
つ大陸のお坊さん ( ̄O ̄;)
いえ閣下は曲者ではなく(もっと凄まじいナニカです
というのは置いといて、曲者同士の愉快なゲームに見えて心躍る……やっぱり怖いわ。
面白かったです。
作者からの返信
お……おかしい。
お坊さんには敬意を表しているのに、どうしてこういうことに!
大体、最初に出したお坊さん……あれ、還俗前の今川義元だったっけ(笑)
大陸のお坊さんは……あれは規格外でしょう(笑)
でも朱元璋さんは、当初真面目にお坊さんになろうとしていたんだけど、あいにく世紀末だったからなぁ……^^;
そして法蓮坊。
やっぱりこの国の「戦国もの」を語る上で外せない、「国盗り物語」の法蓮坊、この人を出したかったんです。
その曲者っぽさを描こうと苦心したので、「怖い」と言われると嬉しかったりします^^;
ありがとうございました。
編集済
09 深芳野(みよしの)への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
兄貴がもうアカンぽい。
それはそれとして、深芳野さんが思いもしなかった影響を与えていますね。
雪ちゃんの嫉妬が、愛らしさをいや増して驚きました。
……現時点だと悲劇の姫君で嫉妬対象のはずなんですが、将来を考えると影が蛇っぽく見えて(^◇^;)
面白かったです。
作者からの返信
兄貴は優秀なんですけど、いかんせんメンタルが……その結果、酒に走るというのが……。
実は、元就たちの親父も酒で……ということがあったので、元就は酒じゃなくて餅に走るという裏話があったりします(笑)
そんなわけで深芳野さんに「ウチ来る?」をやっちゃった元就さん。
結果として、雪ちゃんに「突撃晩御飯」をやられてしまうという……(笑)
雪ちゃんの「攻め」が激しさを増しつつありますが、そこは名将・元就(笑)、ますます「守り」を固めております^^;
深芳野さん、悲劇の姫君のはずが、実は田舎暮らしを満喫しているという裏設定もあるので、やっぱりカワイソウとかそういう雰囲気は無いと思います^^;
雪ちゃんや杉大方とも女子会をしたりして、某マムシさんが来るのを、のんびりと待っております(笑)
ありがとうございました。
08 覇王別姫への応援コメント
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
兄貴の未来絵図が崩壊し、空白地帯になる安芸に気づく元就さん……というイメージが、するりと脳内に浮かび上がってきて、本当にうまいなあと感嘆しました。
深芳野さんの設定もお見事です。架空説すらある女傑ですから、大内の身内であってもおかしくない……。
それはそれとして、毒蛇が二匹ちろちろ舌だしてるみたいで、談笑しているのに怖い(^◇^;)面白かったです。
作者からの返信
ニーサンはホント頭がいいんですよ、やっぱり元就の兄なんだなぁ、と思わされます。
問題は報われないところと、そのせいで酒に走るところで……。
そんなこんなで、安芸が草刈り場と化してしまったことに気づく元就。
尼子の経久さんの思惑通りにことが運んでおります……ここまでは。
深芳野さんは、出そうかどうか悩んだんですが、やっぱり「国盗り物語」の「あの人」に触れてみたいという欲求に勝てませんでした(笑)
……そんなわけで、彼女を出したせい(おかげ?)で、もれなく毒マムシ(?)が這いずり寄って来る……かもしれません(笑)
ありがとうございました。
07 天性無欲正直の人への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
元繁さん。項羽を気取るなら、まず山を引っこ抜く力と、世を覆う気概を持ちましょう(^◇^;)
……日本じゃ、個人で世をひっくり返したのは、正成さんくらいかなあ。でも、かの異才の活躍も、後醍醐の帝という旗あってのことだし。
尼子さんに操られているようでは、とてもとても。いえ、操られる価値があると見込まれただけ、良かった、のか?
私欲はないのに野心がある、って怖いなと思いました。面白かったです。
作者からの返信
たしかに楠木正成さんぐらいしか、個人で世の中を圧倒した存在って思いつきません^^;
でも、元繁さんの「項羽」呼ばわりは、おそらく毛利家が意図的に後世に伝えていると思います。
だって、ほかならぬ多治比さんに、漢の高祖の相があると明の人相見に言われたって書き残しているし……(笑)
ちなみに元繁さんの大内→尼子への熱い手のひら返し、これはやはり、安芸(空白地帯)に大兵力を擁している、という点において、経久さんから価値を認められたんじゃないかと思います。
その経久さん、国を盗られたという体験があって、それが彼の飢え=野心につながっているとう設定です。
そういえば「こじき若殿」と呼ばれた人も、似たような経験をしているんですけどね^^;
ありがとうございました。
06 安芸(あき)武田への応援コメント
こんにちは、四谷軒様。御作を読みました。
若狭武田家ってコー○イSRGだと、まな板の上の鯉だからなー(酷い
こうやって、分家共々スポットライトが当たると新鮮です。
が、せっかくの舞台なのに、元繁さん、逃げてー。
全盛期尼子さんって、呪いのビデオより厄介かもだから(更に酷いw
切り崩し描写、政治闘争が見事ですね。面白かったです。
作者からの返信
若狭武田家……こっちの方が「本家」なんですけどね~^^;
でも甲斐武田家の方が、信虎&信玄&勝頼のおかげで超メジャーになってしまい、後世では何かアレな扱いの若狭武田家と安芸武田家(笑)
いや武田元繁も頑張った方なんですけどね、よりによって毛利元就なんていう化け物と同時期に安芸にいたことが運の尽きでしょう^^;
っていうか、元就の前に、もっとヤバいお方が元繁の前に(笑)
この謀聖・尼子経久が元繁にカモンベイビーしに来たのが、史実だからホントに困る^^;
このあたりの政治や権力闘争の動向って、ホントわかりづらいと思うので苦心しました……。
「見事」と言ってもらえて、嬉しかったです。
ありがとうございました。
05 兄と弟への応援コメント
こんにちは、四谷軒様。御作を読みました。弟を疑うの、兄貴いいい!? まあ〝鎌倉の方の〟北条さんが顕著ですが、元々血で血を洗う親族闘争も武士の定め。
とはいえ、常に身内を警戒するんじゃ、心も病みますよね。
これが「喧嘩するな、力を合わせろ」の三本の矢に繋がるのか、と寂しく感じました。……隆元さんもだいぶ病んでたみたいだし(なお、弟たちが軽んじた彼が亡くなると、毛利家の信用と財政が破綻する模様)
陶の父の名前が出てきたり、後の伏線が貼られて興味深く面白かったです。
作者からの返信
ニーサン、結構酷い半生を送ってきているので(幼くして家督、上洛、船岡山の戦い……)、酒に逃げたのは史実みたいです。
で、帰って来てみれば、弟は「あの」元就だし、これオレ要らないんじゃねとか思っちゃうのも無理はないのでは^^;
もう一人の弟の相合元綱は、末路がアレなんで、やっぱり頼りないとか思われたのでは……。
ちなみに元就自身はというと、ニーサンのことを評価していて、史料(残された書状)にもそれはうかがえます。
それが例の三本の矢の考えにもつながっていきます。
そのあたりは今後書いていくつもりですが……。
陶晴賢のオヤジは結構ヤバい人なんですよ。
この人なんでこんなに注目されないのってぐらい、抜群の功績を残しています。
ただ、隣国の安芸に、毛利元就っていう、もっとヤバいのが出てきたせいで霞んでしまうという……(笑)
ありがとうございました。
04 国人一揆(こくじんいっき)への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
元就さんと雪さんの駆け引きというか、なにやってるのコレ? な距離のつめ方ひろげ方に吹きました。
なにか別の駆け引きやってないかな(^◇^)
お兄ちゃんが頼りになって、そりゃ帰ってきて欲しいわと納得です。
……うん、頼りになる人から去って行くんだよなあ、彼の人生。面白かったです。
作者からの返信
元就さんは何かいろいろとワケがあるみたいなんで、決してモテモテなオレって大変と思っているワケじゃないんです、許してやってつかぁさい^^;
雪ちゃんには頑張っていただきたい所存(笑)
兄貴は京で磨かれたおかげなのか、結構な「やり手」となって、安芸でブイブイ言わせております。
これで弟の元就が右腕として活躍してくれれば、そりゃあ順風満帆って感じだと思います……思いますけど……後世のわれわれから見ると、兄貴がどうなるか予想がついてしまうところが哀しいですね^^;
ありがとうございました。
03 鬼吉川の姫への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
雪ちゃんが凄くヒロインしていて驚きました。
元就さんも全盛期に遠いから、年相応の未熟さと生来の頭の回転の速さが上手く噛み合って、非常に人間味のある魅力的なキャラクターですね。
表の交渉と裏側の日常パート、どちらも素晴らしく、面白かったです。
作者からの返信
私にしては珍しくまっとうなヒロイン(?)という雪ちゃん。
このあたりって、女の人も相続を認められていたり(実際に元就がそういう法を制定しています)、結構こういう感じの女の人が多かったのではという想像で書きました^^;
史実の元就さんは若い頃血気盛んだったらしく、老臣から「突撃すんなよ、突撃すんなよ!」と言わてるのに、「待ってたぜ、この”瞬間”をよォ!」と突撃しちゃうお茶目さんです(笑)
そのまま再現しちゃうと新田義貞みたいになっちゃうので、こんな感じで書きました^^;
日常パートをからませるのは、このお話、最初は朝読小説賞を狙って書いていたからなんです。
少年少女が読むのなら、こういうパートがあった方が親しみ持てるかなぁ……と^^;
ありがとうございました。
02 吉川(きっかわ)の城への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
応仁の乱……。
畠山の跡継ぎ候補? 二人が家督争いをして、細川と山名がのっかったら、ワケワカメ(他に形容しようがない)になったあれ、やはり地方にも大きな影響を与えているんですね。
尼子氏や吉川氏の立ち位置が色々と窺えて興味深く、面白かったです。
作者からの返信
この国の歴史を語る上で避けて通れない、応仁の乱。
まあでもこのお話では、フレーバー的なものだと思ってください(笑)
畠山義就っていう、戦国大名オリジンみたいなヤベーのがいて、そいつを相手に吉川のじーちゃんがガチバトルを繰り広げていたっていうのだけ頭に入れといていただければ……。
なおその時、若き日の尼子経久も参戦していたりします。
で、経久を気に入った吉川じーちゃんが娘を娶らせるという展開に^^;
ありがとうございました。
01 多治比の若殿への応援コメント
こんにちは、四谷軒様。御作を読みました。
大内義興さんって、この時点だと後の三好さんをも上回る天下人に最も近い人でしたからね。……ただ、全盛期尼子経久じいちゃんが荒らし回ってるから、足元が全然平和に見えないという(-。-;
元就の兄ちゃん、すっごい苦労していたんだなあと、今話読んで労しく思いました。面白かったです。
作者からの返信
大内義興……この人の生涯を追うだけで、ひとつの大河ドラマができると思います^^;
尼子のジッチャンとかに、いろいろとやられていますけど、この人がいなければこの時代、もっと天下は乱れていたと思います。
応仁の乱からつづく、混迷期にどうにか落ち着きをもたらした功績は小さくないと思うんですけどね^^;
ただ問題は、やっぱり室町っぽさが抜けなかったところで……そこを戦国っぽい経久とか、元就に乗じられたのが、義興の限界といえば限界ですね。
果たして、こんな狂った世界(笑)で、元就の兄はどこまでやっていけるのか。
ありがとうございました。
02 吉川(きっかわ)の城への応援コメント
なかなか面倒くさいな、でも、家を保つには、対外的な筋目が必要でしょうからね。
あの雪ちゃん、ひょっとして、神社で尼子の爺さんと会った時、尼子の爺さんと一緒にいたあの子?
なんか、この子とロマンスなんて、生まれないのかな?
作者からの返信
「国人一揆」なんていう紐帯を必要とした時点で、この時代のこの国(安芸)の面倒くささを暗示しているような、いないような……^^;
ちなみに雪ちゃんは、厳島で出会った尼子さんと一緒にいたあの子です。
さて、雪ちゃんは覚えているようですけど、元就の方は……。
ありがとうございました!
00 プロローグ 安芸の宮島への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
おおっと、全盛期尼子さんとかいう、全盛期元就さん並みに関わりたくない人(おひ の登場だあ(⌒-⌒; )
息子の隆元さんの内政の師が大内家であったように、元就さんの策謀は尼子さんが影響を与えてるような気はします。
そして、のちの夫人が可愛らしくて驚きました。どうなるのか楽しみです。
作者からの返信
この尼子さん凄いよ! さすが晴久のおじいさん! ……とか言われちゃいそうなくらいヤベーじーちゃんです(笑)
応仁の乱にも参加しているとか、どんだけだよ……^^;
隆元さんは(心は)山口っ子だから、大内イズムになっちゃうのはしょうがないですね^^;
元就さん的にはイラっとしてそうですけど……。
そんな元就さんは、尼子経久さんから「何だこの若いの……何かヤバい」と思われてしまったのが運の尽きですね(笑)
でもヤバいと思って元就さんに謀略しまくってたら、その謀略を学んで吸収されてしまうという……^^;
可愛いヒロインを、というのは「河越夜戦」の反省点だったので、可愛らしいとおっしゃられて、とても嬉しいです!
ありがとうございました。
15 第一次有田合戦への応援コメント
こんばんは。
この段階で有田城攻めについて、興元が元綱に、元就の策であることを知らせないのは、ストーリー構成として上手だなと思いました。
「兄弟仲がいまいちなんだな。どうなるのだろう」と読者の感心を高めておいてから(ワンクッション置いてから)、元綱に元就を見直させる。
たしかに、この段階では元就の策と知らせないほうが、話としておもしろいように思いました。
なお、誤変換を見つけましたので、ついでに残しておきます。
『いついかなる時も、逆転が【怒らない】とも限らない』
作者からの返信
おはようございます。
誤字報告、ありがとうございます。
早速修正しました。
多治比元就と相合元綱の関係については、実はこの時、続編の「相剋」(二人の関係に決着がつきます)の構想をしていて、下手に仲がいいとか悪いとか、単純にそう言い切るのもなんだしなぁ、と悩んでおりました。
そこで、元綱のデフォルトは「気に入らない」にしました。
そうすると、おっしゃるとおり、「見直す」というやり方が採れます。
でもやっぱり「気に入らない」んじゃないか? ……と、あとで尼子経久に付け込まれる要素を忍ばせつつ^^;
ありがとうございました。
02 吉川(きっかわ)の城への応援コメント
こんばんは。暑いですね。
楽しく拝読しております。
文章がとても参考になります。ちょうどいい柔らかさですね。
キャラクターもよく考えられていて(吉川雪など)、若い人や歴史に詳しくない方でも楽しめそうです。
「見る」の表現のバリエーションに悩んでいたので、「射竦める」を使わせていただきます。
作者からの返信
おはようございます。
当地は雨ですが……暑いのもきついですが、ざあざあな雨もまた……^^;
このお話は、実はカクコンの朝読部門を狙って書いたものでして……いろいろと気を遣った思い出があります
(まさかカクコンの朝読部門がなくなるとはつゆ知らず、というオチがつきますが^^;)。
女の子を登場させるのは、「河越夜戦」がオッサン祭りだったので(笑)、その反省も込めて、考えた結果です。
オッサン祭りはオッサン祭りで好きなんですけどね……。
あとは、単純にファンタジーの戦記ものでも通じそうなキャラやシチュエーションを、と心がけました(できているかどうか、は置いといて)。
表現のバリエーションって難しいですよね……。
「見る」でもキャラがそういう動作をしているのはホントなんですけど、じゃあその表現がつづくと、読んでいる人は「また?」って思っちゃいますし。
ご参考になれれば幸いです。
ありがとうございました。
00 プロローグ 安芸の宮島への応援コメント
恥ずかしながらわたしは毛利元就の出自を全く知りません。それに尼子についても。だから、全く知らない歴史を知らない強みで楽しく読まさせていただきます。
作者からの返信
実は昔、大河ドラマ「毛利元就」というのがやっておりまして……でもやっぱりそんなにメジャーになっていない感じですね、元就さん^^;
でも私はマイナーな人物こそ書いてみたいという性分なので、書いたという感じです(笑)
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
多治比元就から、毛利元就へ、熾烈な戦い、友情、そして妙弓こと雪ちゃんとの出会いと、切なくも幸せな時間を想像し、また続く次代が見えたエピローグ……。最初から最後まで、読んでいる間中が、この素晴らしいお話に出会えた幸せな時間でした。モニター越しに、思わず拍手してしまいました。書いていただいて本当にありがとうございました!
作者からの返信
素敵なコメント付きレビュー、ありがとうございました!
歴史・時代・伝奇ジャンルにつきものの「あまり知らないんだけど」の人にどう読ませるか、というところに気をつけて書いていたので、こういうコメントをいただけると、とっても嬉しいです!
毛利元就って、織田信長や豊臣秀吉に比べると、「?」な人なので、その辺に苦労がありました^^;
でも、逆に言うと「好きに書ける」ところがありまして、なるべく読む方にとって楽しめるように、元就の軌跡をカスタムして描かせてもらいました。
(史実通りにこの戦いを描いたら、たぶん緒戦からフツーに撃退して、決戦時もフツーに敵将を討ち取って終わっちゃうので^^;)
なかでも雪ちゃんに関しては、他の戦国武将ものだと(たぶん)できない、恋愛要素を詰め込ませていただきました。
そのあたりが「受けた」みたいで何よりです^^;
幸せと言っていただけて、拍手をいただけて、とても嬉しかったです。
こちらこそ、本当にありがとうございました!
50 帰趨(きすう)への応援コメント
よし! やった! 手に汗握る戦場、そして勝利のあとのふたり!
戦闘シーンのハラハラもものすごく身に迫りますが、元就と雪ちゃんが…よかったね…とか(´;ω;`)これからもまだまだ大変でしょうが。
これからも楽しみに読み続けさせていただきます!
作者からの返信
史実の毛利元就は、武田元繁が川を越える時に、弓部隊で弓射集中攻撃を仕掛け、落馬したところを井上光政に仕留めさせています。
初陣でどんだけ冷静に「狩り」をしてるのアナタ……と言いたくなるので、アレンジさせてもらいました^^;
それでやっぱり、この「勝ち」があったからこそ、吉川家も娘を安心して嫁に送り出したんじゃないかなぁ、と思い、このタイミングで元就と雪ちゃんは結ばれることに相成りました(笑)
やがて「三矢の教え」に至る、元就と雪の生涯。
それはまだ始まったばかりですが、それでも互いに得難い存在として、歩み続けていくことでしょう。
楽しんでいただければ幸いです^^;
ありがとうございました!
14 吉川家の妙弓(みょうきゅう)への応援コメント
息を潜めるやりとりの後に妙弓!
謡がまた素晴らしいです!そして強くかわいい雪ちゃん!雪ちゃん尊いです!この先も楽しみです!
作者からの返信
いちおう、応仁の乱の生き証人が存命ならば出しておきたいという作者の希望がかなった瞬間なのです^^;
でもそんな「伝説」のあとの一服の清涼剤として雪ちゃん(笑)
尊いと言ってもらえて嬉しいです!
ありがとうございました!
09 深芳野(みよしの)への応援コメント
姫御前! 色々とニヨニヨして、見守ってます!
作者からの返信
「ライバルがいないと思っていたら、京から美女が来てしまったでござる」の巻……ってな感じの姫御前(笑)
頑張れ雪ちゃん、元就のスルー力を信じるんだ^^;
ありがとうございました。
06 安芸(あき)武田への応援コメント
息をひそめてしまう緊迫した空気と、重厚になってゆく空気、その間に咲いた雪ちゃんの可憐さ!(この時代的には可憐ではないでしょうが💦)
絶妙なお話に引き付けられます。
作者からの返信
すみません、返事が大分遅れてしまいました。
おそらく、年度末の時期で忙しくて見逃してしまったかと思います。
ご容赦ください。
さて、何というかこの時代のこの時期というのは、戦国時代の前期みたいなところで、ともすれば食われかねない、生き残りをかけた争乱の時期でございます。
その、何というか、ヒリヒリとした緊迫感を少しでも表現できればと思って書きましたので、それを感じていただけて嬉しいです(^^;
一方で雪ちゃんなんですが、このあたり、中国地方の戦国時代に武士って、(限定的ではありますが)女性にも相続を認めるみたいな流れがありまして、そういう「おんな城主」的な感じで書かせていただきました。
ちなみにこの女性相続については、後年、元就も法として制定しています。
で、雪ちゃんの見た目はやっぱり可憐だったんじゃないでしょうか。
元就は雪ちゃんが死ぬまで側室を持たなかったらしいですし、息子たちにも「いなくなって寂しい」と手紙書いてますし(^^;
ありがとうございました。
また、見逃がしているようでしたら教えて下さい。
ではではノシ
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
力作、堪能させて頂きました。
色々とチャチャも入れましたが、歴史エンターテイメントとして、虚構も蘊蓄もバランスよくちりばめられた見事な構成でした。
また、他作品も楽しませて頂きたいと考えております。
作者からの返信
ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
茶々というか、新しい視点でのコメント、新鮮でございました。
歴史エンターテイメントとのお言葉、まことにありがたいことでございます。
前に書いた作品も、そういうのを心がけたのにも関わらず、玄人好みの作品という評価をいただき、これは喜ぶべきなのかと思いつつ、反省を込めて本作を書きましたので^^;
あとは、私の持てる限りの、この時代の面白そうなことをたたき込んで書いてみました(笑)
お楽しみいただけたようで、何よりです。
他の拙作、お気が向きましたら、ご賞味いただければ幸いです。
それでは、改めまして、ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
53 謀将二人への応援コメント
この時代、人の繋がり、家の繋がりは、複雑に絡み合っていますね。
戦国乱世なればこそ、武力兵力ばかりでなく、情報戦も、血縁も、全てが生き延びるための戦術。
とまれ、元就と雪ちゃんに幸あらんことを!
それにしても、尼子経久は、どうやって厳島までやってきたのやら。
国道54号をアウディででも駆け抜けましたか!?ww
作者からの返信
南北朝といい、応仁の乱の東西の将軍といい、結局は「身内」の「内輪もめ」みたいな観がありますからね……。
いかに繋がりがあったとしても、それは争乱の種とも言える、そんな時代です。
その中でも己を保ち、あるいは伸ばしていくことのできたものだけが、この時代を制していったのでしょう。
信長しかり、信玄しかり、謙信しかり、そして……元就と雪も。
尼子経久さんは、裏設定で、実は雪ちゃんを尾行していたという、トンデモじーさんです(笑)
謎の法師武者として陰で援護したりする予定だったんですが、あまりにもアレなんでやめました。
で、そうすると安芸で蠢動するわけですよね、この人(笑)
ありがとうございました。
02 吉川(きっかわ)の城への応援コメント
雪ちゃんかわいい(≧∀≦)
元就~いや、大変な時代だから、あれ何ですが、元就~。この先、本筋と共に楽しみです✨
作者からの返信
何とか可愛い女の子を、と思って書いたので、とても嬉しいです!
元就さんは、ちょっと幼い頃にいろいろあって(「こじき若殿」のことです)、それがトラウマになって、なるべく「自分が大切なもの」に近づかないようにしているのです^^;
ありがとうございました!
45 第二次有田合戦への応援コメント
まあ‥‥、己斐家もこの乱世の中、生きていかねばなりませんからな。
信州真田家も、兄弟で徳川、豊臣に別れ、毛利家だって、この先、尼子についたり大内についたりする訳で。
そういう時代背景の中で、ちょっと、この新九郎クンは恰好良すぎますなあ!ww
作者からの返信
己斐家は、実は生き延びることに成功します。
それも、毛利家に仕えることによって(笑)
まあこの時代、誰しもが生きるのに必死ですからね^^;
新九郎さんは、早逝した毛利興元の「代役」として登場させたキャラでもあるので、よりによって「船岡山」とか言われたら、そりゃあ怒るわけです(笑)
あとは、やっぱり『国盗り物語』の道三の「カッコイイ部分」(と私が思っている部分)に影響されたのでしょう^^;
ありがとうございました。
編集済
44 終わりの始まり、始まりの終わりへの応援コメント
この川越え場面は、ちょっと、『国盗り物語』3巻を思わせる部分もありますね。
道三ひきいる川手城軍、長良川を挟んで対峙する義龍側稲葉山城軍。渡河して進撃してくる義龍側の先鋒・竹腰道塵隊を、川の向かいで周到に迎え撃ち、せん滅する道三。
飛び道具が弓矢程度であったこの時代、川というのは重要な地形となりますね。
今では、モスクワからキエフまでミサイルが飛びますが、戦争は、時代小説の中くらいがちょうど良いです。
作者からの返信
ああ、懐かしいですね、『国盗り物語』のそのシーン。
この話を書いている当時は、まったく意識していませんでしたが、そう言われるとそうですね(笑)
毛利元就という武将は、弓矢という飛び道具を徹底的に活用した武将だと思います。
ここぞという時に「集中砲火」を使って敵を討っています。
ある程度昔の合戦を語るのなら、まだ「物語」として扱われるのでは、と思って書いています。
「物語」ではない、現実の戦争は、勘弁願いたいものです。
ありがとうございました。
42 「項羽」の出陣への応援コメント
これは!!
微妙な算盤勘定ですな!!
安芸の項羽、武田元繫、どうなる!!
なにやら、日本人の判官びいきが、私の中でうずいて来てます。
作者からの返信
資料をよく見ていくと、「五倍の兵力」「五つの陣立て」と、「五」が強調されていますが、ちゃんと算数をすると、安芸武田軍の「五分の一」と、毛利・吉川連合軍の「全軍」がぶつかることになり、その瞬間においては毛利・吉川の方が兵数が上という……。
果たして、元繁はそのあたりに気づいているかどうか。
軍師というか、頭を使うことができるかできないかが、分かれ目の瞬間ですね。
ありがとうございました。
41 戦(いくさ)と戦の間(はざま)にへの応援コメント
また。ww
寸劇の様な事を。笑笑
‥‥本当にばか!www
作者からの返信
劉邦の相があると言われたのは、本当に伝えられています。
おそらく、毛利家のイメージ戦略なんでしょうけど(項羽・武田元繁を斃したのは、元就の運命なんだよ、と言いたいんでしょう)。
……まあその辺を笑劇として演じさせてみました。
案の定、雪ちゃんから「ばか」呼ばわりですが(笑)
ありがとうございました。
40 熊谷元直の最期への応援コメント
熊谷元直の最期!!!
哀れ28歳の末期となりましたか。
合掌。
作者からの返信
ここで吉川家の宮庄経友に、熊谷元直を討ち取らせているところが凄まじいと思います。
連合の相手・吉川家に花を持たせるのと、「もう後には引けないからね=武田に寝返りできないからね」という無言のプレッシャーを与えているところが凄い。
そして熊谷元直は討ち取られました。
この元直の死もまた、次なる作戦への罠だったりします^^;
その死を知って、武田元繁が怒り狂って仇討ちだと猛進することになるので……。
ありがとうございました。
37 怪力乱神(かいりょくらんしん)への応援コメント
厳島の神様、すごいじゃあないですか!!
なになに!?
こたびの戦いくさ~、勝利した者は~、この~安芸を~制するで~あろう~
しかるに~、安芸を~、制したのちは~、この~、中国を~制するで~あろう~
すごい、すごい!!
ピッタリではないですか!!
やがては~、帝を擁し~、江戸幕府を倒し~、この~ひのもとを~制するで~あろう~ww
作者からの返信
厳島の神様、言ってることは合っているんですけど、その「勝者」が誰かとは言っていないところが酷いですよね(笑)
嘘はついていないから、あとは人間同士で何とかしろ、と言わんばかりの予言^^;
武田元繁、これで勢いに乗って勝てば、予言を利用して勝ちを掴んだ猛将として名を上げられたんでしょうけど、結果は……。
ありがとうございました。
36 舌先三寸への応援コメント
元就と宮庄の連合軍が中井手の熊谷元直へ攻撃し、その背後、有田城方面から、相合元綱が時間差で攻めかかる‥‥。
つまり、義経の「鵯越」ですな!?
小倉山城の吉川元経が、ばれない範囲での妨害工作‥‥笑。
どうも、この「安芸の項羽」こと武田元繫は、元祖項羽と同様、剛勇はあっても人望、策謀はあまりない様子ですなあ!
とはいえ、使者に対する元繫の態度は正しい。
軍陣での儀礼は簡素であるべき。
それを逆手に相手を苛立たせる長井新九郎、やりまするなあ!!
作者からの返信
今義経・相合元綱としては、「乗るしかない、このビッグウェーブ(鵯越)に」状態(笑)
武田元繁さんは、さっさと有田城の譲渡を受け入れて、吉川家と和睦しておけば良かったのに……。
おかげで武田家としては最悪の形で吉川家が敵に回ってしまうという……。
この時点で、武田家に軍師がいなくて、よりによって、毛利家の元就が世に冠絶する謀将という状況が利いてきている感じです。
元繁さん、要点のみを聞こうという態度はいいんですが、「自分の知りたい」情報だけ聞こうとしているんですよね。
そこを新九郎にうまく誘導されているという……^^;
こういう口八丁、やらせるのならやはり斎藤道三と思い、彼を出して良かったと思ったものです(笑)
ありがとうございました。
28 兄と妹への応援コメント
年末年始のバタバタに追われ、時間が開いてしまいました。
女は、ねえ! 実のところ、強いですよ。
戦国乱世なんて、基本的に城の中で育って、ある日突然、父や兄の命で、見も知らぬ他国の男の元へ嫁がされる。そこで、新しい人と人の繋がりを作り上げ、子を産み育てる。
男なんて、出産の痛みには耐えられないと言いますものね。
女性は、強い!!
作者からの返信
おつかれさまです。
女性は強い……そうですね^^;
特に杉大方は、血のつながりのない元就を保護するために、敢えて毛利家に残ったという女丈夫です。
そこまでして守ってきた元就が覚悟を決めている以上、自分も……と、なるわけです。
果たして高橋久光は――それだけの覚悟をもって、吉田郡山に臨んでいるのでしょうか……。
ありがとうございました。
あとがきへの応援コメント
こんにちは。
読み応えたっぷりなお話でした!
一介の国人の、しかも当主でさえない立場から出て中国を制する――そんな元就の初陣がここまで過酷だったとは、、と驚きました。そして後の道三の友情出演、雪姫の助太刀、それぞれ味のある武将たちの言動が物語を楽しくいろどって、最後まで楽しく読ませていただきました。ありがとうございました!
作者からの返信
おはようございます。
コメント付きレビュー、ありがとうございます!
戦国時代の戦記と、いわゆる青春というか恋愛要素というのは、あまり両立しないというのが私の印象でした(転生やタイムスリップは別として)。
信長は濃姫とすぐ結婚してるし、秀吉と北政所なら何とか恋愛要素を出せるかなぁという感じです。
……と思っていたら、毛利元就は初陣のタイミングで結婚していることを知り、「これだ!」と思ったのです(笑)
その初陣というのがナイトメアというかレベルが高すぎるし(笑)、共に戦った吉川家の姫が、他ならぬ奥さんだしで、ここはバトルとラブを絡ませるしかない、という謎の使命感で書いてました^^;
斎藤道三は、毛利興元が無念の死を遂げてしまったので、興元の代役的な意味合いで出しました。
興元が生きていたら、こうやって共に戦ったんじゃないか……というifをやってもらったのです。
雪ちゃんは、毛利元就と言えば「矢」なので、そのあたりを担当してもらいました。史実でも武田元繁は矢で射られて討ち取られているので、そこから姫武者となってもらう流れとなりました^^;
ちなみに尼子経久ですが、一行で「経久が武田元繁を寝返らせた」と書いて終わりにするはずが、どんどん大きくなって、あんな悪い爺さんになりました。これだけは予想外でした(笑)
それでは、長々となりましたが、拙作をここまでお読みいただいて、ありがとうございました。
楽しんでいただけたようで、何よりです!
53 謀将二人への応援コメント
こんにちは。
梟雄二人の遠大な夢を語りその節は連携をと誓った友情に続いて、謀将二人の肚の探りあい、楽しく読ませていただきました!
あとは雪ちゃんを幸せにするミッションが残っていますね(^^)
作者からの返信
こんばんは。
その昔、古代において、平将門と藤原純友が会っていたという伝説があり、この「梟雄二人」と「謀将二人」は、そういうのをやりたくて、ついやってしまいました(笑)
後の覇者同士の語らいで、ニヤリとしていただければなぁ、と^^;
なので、楽しく読んでいただけて、とても嬉しかったです!
……そして、雪ちゃんというラスボス(笑)が待っていますが、果たして元就は^^;
ありがとうございました。
00 プロローグ 安芸の宮島への応援コメント
わたしも、元就どのが気になるまする。
タテ読み企画の柚子です。
感じが多いのに、するっと入っていける冒頭に、丁寧な関連作品のご案内。
これは、楽しみです!
一周してから、戻ってまいります。
作者からの返信
ありがとうございます!
プレビューはタテ派の四谷軒です。
でも閲覧はアプリで、アプリはタテ対応してないんですよね^^;
それはさておき、タテ読みの趣向にかなった作品になっていて、重畳です。
お楽しみいただけそうとのことで、なお重畳です^^;
また、お越しいただければ幸いです。
ありがとうございました。
49 西の桶狭間への応援コメント
こんにちは。
五倍の敵に対するために策謀の限りを尽くし、その先の死闘を制して薄氷の勝利を掴む、頭脳と武勇を総動員した戦いの見事な筆致に酔いしれました。
元就の覇業のさきがけとなる「西の桶狭間」、自ら先頭に立つことによってしか敵将をおびき出せないという細い道筋の先の、紙一重の勝利だったんですね。
作者からの返信
おはようございます。
毛利元就と言えば厳島の戦いが有名なのですが、それを調べているうちに、彼の初陣が、ここまで過酷な状況であり、なおかつ勝利に終わらせている(だからこそ毛利は覇者となれたわけですが)と知り、拙作を書かせていただきました。
おっしゃるとおり、五倍もの敵、死闘の連続……そのあたり、史実とフィクションを交えて、どこまで「読み物」に出来るかなぁと、私自身も全力を尽くして書かせていただきましたので、お褒めの言葉、まことにありがたい限りです。
毛利元就、知将として知られる彼ですが、勇猛果敢に自ら最前線に立って戦うという猛将としての側面があり、それが色濃く出たのがこの初陣です。
逆に言うと、おっしゃるとおり、紙一重だからこそ、そこまで「猛将」として戦わざるを得なかったのでしょう。
そしてここまで戦ったからこそ、ここからの彼の覇業に多くの者が従ったのでしょう。
ありがとうございました。
40 熊谷元直の最期への応援コメント
こんにちは。
毛利・吉川の武将のそれぞれの得意分野を活かした配置、敵を欺く深謀、そして自らを餌にしての仕上げと、見事な采配でした。
目の前の脅威はひとまず乗り越えましたが、まだ大きな敵が残っています。この後の戦いがどうなるか、楽しみです。
作者からの返信
こんばんは。
この采配、ほぼ史実というところが、元就の恐ろしさです。
物語的な面白さを狙って、元就自身を餌にするとかは脚色しましたけど^^;
これで熊谷元直は斃せたんですが、おっしゃるとおり、ラスボスが残っています。
しかし、この熊谷元直撃破こそ、実はラスボスへの罠であるらしいのです……^^;
ありがとうございました。
35 胸中への応援コメント
こんにちは。
元就・道三の策謀も面白いですが、雪ちゃんとの肚の探りあいも面白いですね! 元就と五分に渡りあう雪ちゃん、しかも兄の闖入にもめげずにしっかり釘を刺すとは、この子相当な謀略家になれるのでは、、、と思いました(^^)
続きも楽しみです!
作者からの返信
こんにちは。
雪ちゃんはある意味トリックスターですね(笑)
彼女がいなければ、本来は鬱モードの毛利・吉川陣営は、どんよりとしたまんまだったでしょう^^;
雪ちゃんも元就も、互いに好意があり、それを察しているんですが、「相手は気づいていないだろう」と考えているところが微妙……。
果たして、雪ちゃんの「踏み込み」やいかに^^;
ありがとうございました。
26 初陣への応援コメント
こんにちは。
謀将のイメージ強い元就ですが、ここは自らが先頭切って戦うのですね。それだけ、殆うい初陣だったのかなと思いました。
渋い締め括りのナレーション。いよいよ血戦の火蓋が切られる緊迫感が伝わってきました。
作者からの返信
こんばんは。
私もこのお話を書くまでは、きっと元就は初陣も諸葛孔明っぽく、知略で何とかしたに違いない……そう思っていました(笑)
で、危うい戦いだったのは事実なんですが、それ以上に元就が意外と好戦的だったらしいのです。
史実だと、この後の「本戦」も、家老がやめろと必死に説得するのを無視して自ら突撃するという、やばい戦いぶりですし^^;
締め括りのナレーションは、やっぱこういうのやりないよなぁ、という作者の野望がかなった瞬間でもあります(笑)
緊迫感を感じていただけて、何よりです。
ありがとうございました。
23 雲州の狼への応援コメント
こんにちは。
元就、ストレートな真情の披露、男らしいですね。それともこれにも計算が入ってるのでしょうか。
これを見てしまった雪ちゃんの心情やいかに?? どんな行動に出るのか、楽しみです。
作者からの返信
雲州の狼と言われる梟雄に、嘘ついても仕方ないしバレるし……なら、本音で勝負だと手紙を書いた元就。
今頃は布団の中で「どうしてあんなこと書いてしまったんだろう」と悶えているのでは(笑)
だから計算は無いはずです(笑)
で、間接的とはいえ、元就の本音を知ってしまった雪ちゃん。
そんな雪ちゃんがどう行動に出るのか、尼子経久は読んでいるんですけど、果たして、じいちゃんもどんな行動に出るのか(笑)
ありがとうございました。
13 画策への応援コメント
こんにちは。
元就の深謀遠慮の才が窺えますね。
お転婆な雪や、酒に頼りがちな兄を相手の細かい配慮にも人柄が表れているようで、面白いです。
吉川へ使者に立つとなれば、雪との関係にもまた進展が生まれるのでしょうか。
作者からの返信
おはようございます。
この元就の策、史実どおりに書いております。
当主の弟という立場なのに、ここまでの策を考えて実行しているところが怖いですね^^;
元就の配慮については、彼は悲惨な少年時代を過ごしているので、そのあたりが対人関係の配慮につながっているという設定です。
人から、親しい人から裏切られたくないという心理が働いている、という感じです。
さて、吉川家へ赴くことになった元就。
微妙に外堀を埋めつつある雪ちゃんとの進展やいかに。
ありがとうございました。
編集済
27 多治比血戦への応援コメント
自らをおとりに敵の大将を引きつけて、別動隊を背後に回らせ、しかも、郡山の毛利本家の援軍と思わせる。
絶妙な作戦と言えますが、一歩間違えればその初戦で全滅、まさに「賭け」ですな。
そうして、大将元就が敵の大将と一騎打ちしている間に自軍を動かしてくれる副将がいればこそ可能な作戦!!
ここは、長井新九郎、いてくれて良かった(?) う~ん???
作者からの返信
ちなみに史実では、普通に熊谷軍を撃退している元就です。
あの兵力差で、普通に撃退ってどういうことなの……と頭を抱えました。
実は智将ではなく猛将だったと書けば終わりなんですが、そうだとお話が盛り上がらないので、無い知恵絞って、こんな作戦を実行させました。
その場合、志道広良がバックにつくのが自然なんですけど、志道さんは吉田郡山城に向かわせてしまいました……。
で、長井さんが出てくるわけです。
バックアップはこの人がいるから、元就は自由に戦えたんだよ、という「納得」が欲しくて出したのです。
何で長井さんが安芸に来てるんだよ、という根本的な疑念は尽きないと思いますが、その辺は私の力量不足としか言いようがありません。
もっと志道広良をクローズアップして、京に安芸にと奮戦させておいて、それをバックグランドとしておくとか、今振り返ればやりようがあったかなぁと思います^^;
ありがとうございました。
23 雲州の狼への応援コメント
雪を守って欲しいという気持ちも、雪への気持ちを誰かに伝えておきたい気持ちも、あわよくば尼子に出兵して欲しいという気持ちも、元就の正直な気持ちだったのでしょうね。
ちなみに、元就はかなり筆マメだったらしいですね。歴史上の人物が書簡をマメに残してくれると、後世の人間は助かりますね(くどくても)。
作者からの返信
おっしゃるとおり、元就は筆まめで、しかもくどいので、研究者から愚痴が出ているくらいです(笑)
そんなこんなで、元就の思いの丈をつづった手紙が、ついに経久の手に。
経久としては「ええ……」と思ったんじゃないでしょうか(笑)
いやまあ、素直に書いてくれてるのは伝わって来たけど、「姪御さんが好きです」とか言われてもなぁ……と困惑しちゃったのでしょう^^;
梟雄として知られる尼子経久ですが、でも、ここまで言われたら「一肌脱ぐか」という気持ちになってきています(笑)
ありがとうございました。
22 杉大方(すぎのおおかた)への応援コメント
杉大方は高橋家出身なのですね。知りませんでした。
毛利、吉川、後には宍戸、そうして、大内、尼子、こうした国人層や守護家たちは、複雑な婚姻関係を結ぶことで、兵力とは別の防衛力にして来ていたのですね。
ただし、それは、諸刃の剣となる事も。
さて、武田の攻撃目標は多治比と覚悟を決めた元就、どう、戦いに臨むのでしょうか!?
作者からの返信
杉大方の高橋家出身説は、かなりの信憑性があるとされています。
ただ、この高橋家の毛利家乗っ取り事件の際に、彼女がどう動いたかが記録に残っていないので、ちょっと微妙です。
ちなみに、高橋家は高橋家で、尼子家に臣従しています。
で、この時点で妙玖=吉川家の姫が、元就とすでに結婚していたという説もあります。
そうすると、「主」の尼子経久の姪の嫁ぎ先に対して、「臣下」の高橋家が乗っ取ろうとしているという、奇妙な構図が出来上がります。
でも、高橋家としても、そんなことより国盗りだ、という勢いなんでしょうね。
だからこそ、後の多治比=毛利元就が、高橋家を滅ぼしても、尼子経久は文句を言わなかったの知れません(実際にリアクションしていないので)。
さて、風前の灯火と化した毛利、後がない元就しては、安芸武田家へどう反攻していくのか。
ありがとうございました。
編集済
21 風雲、急を告げ……への応援コメント
兵力、政治力、時の運‥‥。戦国の生き残りは必死ですね。一筋でも読み違えれば、あるのは滅亡のみ。
武田の動員兵力は5千? 確かに大きい。でも、武田元繫には、数字以上に自分の力が大きく見えているのではないでしょうか?
元を質せば、毛利興元の急死という、ただそれだけの事なのですが。
作者からの返信
兵書に言う、天の時、地の利、人の和、という奴ですよね。
この時点での武田元繁は、それをすべてゲットしていたワケです。
安芸の国人、それまで日和見だった国人たちも、それを敏感に感じ取り、それっとばかりに武田元繁の下へと馳せ参じます。
黙っていても兵が集まり、五千を数えるとなると……やはり「項羽」としては、「オレって最強!」と鼻高々となっちゃいますね^^;
毛利興元の死というのは、それだけの出来事というか、かなり影響力の大きなアクシデントだったのでしょう。
逆説的な物言いで恐縮ですが。
ありがとうございました。
20 安芸の項羽への応援コメント
「項羽」の二つ名に酔っている元繁、吠える、吠える!
でも、実際、得意絶頂なんだもん。元就の多治比は、今や風前の灯。
でも、「安芸国守護」になるためには、室町幕府の裁可が必要なんだよなあ。その室町幕府を現今牛耳っているのは、他ならぬ大内義興。
力が全ての戦国乱世とはいうものの、さてさて、上手く事は運ぶのでしょうか?
そうして、今、元就の書状を預かった雪ちゃんが、出雲の尼子経久の元にひた走っているとは、「項羽」は知らぬ事でしょう。
作者からの返信
この時点で、大内家は京から離れられないし、尼子家は出雲から来られません。
特に尼子は、来られないからこそ、安芸武田を調略したという逆説的な証明がなされてしまいますし……。
そりゃあ、鳥なき里の蝙蝠みたいな感じで、武田元繁はガッツポーズです(笑)
元就はそれを理解しているからこそ、テンパっているワケで^^;
守護職については、「安芸武田が大内の味方になって欲しけりゃ、守護にしろ」とか言うつもりだったんじゃないでしょうか。
もし守護にしてくれなけりゃ、周防を攻めるぞ、とオマケ付きで。
……実際にできるかどうかはともかく、元繁としては、それぐらいやれる状況が「出来上がっている」と思います。
一方で雪ちゃんが、元就さんのお手紙を、経久のじっちゃんにお届けの最中。
こちらの動きはどうなることやら……^^;
ありがとうございました。
19 安芸の夜天に三ツ星輝く時への応援コメント
元就、頭脳全開!
これは、毛利の危機を前にしてなのか、雪ちゃんの危機を前にしてなのか? いささか混沌とはしていても、項羽元繫が雪ちゃんにスケベな手を伸ばして来たのがトリガーなのは間違えなし。
さて、尼子経久への書状には何が!?
抜群に面白いです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
「もうアカン」と頭を抱えていたところに、武田元繁の雪ちゃんへのプロポーズが発覚して、さすがの元就もキレてしまった様子……知略的な意味で^^;
おっしゃるとおり、これがトリガーですね。
武田元繁としては、「オレって最強! カワイイ彼女もゲットだぜ!」と得意満面なんでしょうけど、ここまで元就を追い詰めてしまったのは、ちょっとやり過ぎでしたね。
まあさすがに、後の中国の覇王だとは、誰にもわかりませんけれど^^;
意を決した元就が、経久じーちゃんへ書いた手紙とは。
抜群に面白いとおっしゃられて、非常に恐縮です^^;
ありがとうございました。
ここからの後のレスは、また後ほどいたしますね。
ではではノシ
編集済
18 石見(いわみ)の高橋家への応援コメント
高橋が出て来ましたか!
威勢を失えば、近隣から取って食われる戦国の常、毛利家絶体絶命!
危機打開のための安芸国人一揆工作、武田元繫帰還工作、有田城攻撃工作だったはずなのに、打つ手打つ手が裏目に。
でも、そこに雪ちゃんキタ━━(゚∀゚)━━!!
事態打開の救世主となるか!?
作者からの返信
石見の高橋家は、当時かなりのプレゼンスを誇っていた家なんで、これに目を付けられてしまったら、もう毛利家はアウトなんじゃないか、という状況です。
大内家が帰ってくれば、全てが打開できるんですが、それが一番かないそうにないし。
ちなみに元就は、この時の高橋家の「侵略」が相当頭に来ていたらしく、後に力を得た時に滅ぼしています。
……そんなこんなで、どこまで酷いんだというこの状況に、雪ちゃん登場!
果たして彼女は、救いの女神となるのでしょうか。
ありがとうございました。
編集済
17 揺れ動く安芸への応援コメント
安芸の項羽、「わが虞にふさわしい」とは、完全にその二つ名に酔ってしまっておりますな。
雪ちゃん、出奔! あれよ、あれよと物語は走る。
17話は、毛利家の悲嘆場で終わるのかと思っていたので、雪ちゃんの元気さは救いですね。
テンポの良さ、魅力的です。
作者からの返信
安芸の項羽、興元の死という、ある意味ラッキーパンチが当たっただけで、有頂天です^^;
いやまあ、たしかに、有頂天になっても仕方ないくらい、当時の安芸は「空白」地帯でしたからね。
滅茶苦茶苦労している元就ですが、そんな彼に惚れている雪ちゃん、ついに出馬(?)です。
彼女の行動が、元就に何をもたらすのか……。
ありがとうございました。
16 兄の死への応援コメント
兄者ぁぁぁぁ!(涙)
だから、弟があんなに酒を慎む様に言ったのに!!
揺れる安芸の渦中での、毛利の総帥の若すぎる死。
前途は難儀が思われます。
作者からの返信
この兄の死は相当ショックだったみたいで、元就は後に「これでもう、頼れる一族はいなくなった」と書き残しています。
相合元綱は、ちょっと頼りなかったのか、あるいは末路が末路なんで、言及されていません。
ここまで上手く安芸をリードしてきた毛利家。
しかし興元の死により、それが一気に瓦解します。
それは毛利家の「プラス」が「ゼロ」に戻るどころか、「マイナス」になってしまうという、相当酷い展開を招きます……。
ありがとうございました。
30 鬼吉川、動くへの応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
雪ちゃん、兄弟からめっちゃ愛されてますね。
互いに唐変木と認識していた……に吹き出しつつ、彼らが背中を押す決断を下したことに胸が熱くなりました。面白かったです。
作者からの返信
雪ちゃん、何だかんだ言って、末っ子だし。妹だし。
兄貴たちからすると、変な男が引っかけようものなら、即抹殺の気持ちであります。
あれ……武田元繁……^^;
一方で多治比元就は、特にフツーに接していたので、兄貴たちは「あれは(攻めない)雪が悪い」という認識(笑)
で、兄貴たちはお互い「何で(攻めろと)助言してやらんのだ」と思っていたのでは^^;
まあ、「自分で気づくだろ……そのうち」と、面倒くさく感じていただけだと思いますけど(笑)
さて、変な男、武田元繁が雪ちゃんに手を伸ばして来たので、吉川ブラザーズがついに多治比を応援することになりましたが、果たして。
ありがとうございました。