08 覇王別姫への応援コメント
深芳野さん‥‥。
「登場人物」編にその名が(斎藤道三の名と共に)ありましたので、そうかあ、出て来たかあ、という感慨です。
まあ、小説は、事実より奇であってナンボ、ですね! その志や良し!(←エラそうww)
ちょっと思った事を書かせて下さい。
歴史劇は、どうしても群像劇になって、大勢の登場人物を描くのは大変だと思うのですが、でも、それが歴史劇だと思うのです。
戦国のこの時代でも、日本の人口は1千万くらいはいたはずですので。
そうして、今でこそ、女性たちもマラソンやらゴルフやらやって元気ですけど、昔の女性がそうはいかなかったのは、第一に治安の問題があったろうと思うのです。
吉川の雪ちゃんもなかなかお元気で城外を一人歩きしたり楽しいのですけど、京から安芸に下向してきた貴族の娘(しかも大内義興の養女)が、姫様一人きりという事もあるまいと思った次第。
実家や大内家から付けられた侍女も中間もいたのでないかと思ったのですけど、いかがでしょうか。
近代より前、ロールスロイスも iPhone もドローンもなかった時代、財産は「人」。偉い人が綺羅を飾るには、家臣の多さだったのでないでしょうか。
そして、それは、元就にも言えることで、武田の動向の注視は必要にしても、あるいは、小城の城主で家来が少なかったにしても、元就自身が、忍びでもあるまいに、たった一人で武田の城を見張ったかな、と思ったのですけど、いかがでしょう。
そうして、絶体絶命の悲境にあって「ほほ」と笑う深芳野姫、なんと剛毅な!!
作者からの返信
深芳野さん……まあ、ただ伝えられているところをなぞるだけより、何か変化球というか、ひと味ちがう何かが有った方が面白いかな、という遊び心で、つい出してしまいました^^;
で、おっしゃるとおり、深芳野さんは多分、おつきの人たちがいたのでしょうし、史実においては、武田元繁は、彼ら彼女らも含めて京へ送り返しているのでしょう。
吉川の雪ちゃんや、この回における多治比元就さんも、お話の上では単独行のイメージですが、そういうことをするなら、実際は誰かしらついていたと思います。
このあたりは、物語としてのレトリックというか、イメージ重視の部分が出た感じですね。
何を描くか、ということも大事ですけど、何を描かないか、も物語のイメージに色濃く影響する……と、尊敬する作家さんの「あとがき」に載っていたことを思い出します。
私自身が出来ているかどうかはさておいて^^;
そんでもって、深芳野さん、ある意味覚悟が決まったというか、伝えられるところによると、よりによって斎藤道三の情婦になる人なので、結構豪胆だったのではないでしょうか。
むろん、元就という、道三に匹敵する梟雄と一緒にいることを、本能的に感じ取って安心しているかもしれませんが^^;
ありがとうございました。
07 天性無欲正直の人への応援コメント
ほほぉう‥‥、尼子経久。
これは、面白くなって来ました。
さて、武田元繫のために後年に詩を詠んでくれた杜牧はいたのでしょうか!?
作者からの返信
尼子経久、当初はナレーションで「でも尼子経久の調略で、武田元繁は寝返ってしまいました」と書いて終わりにしようと思っていたのに、何故かこんな悪魔みたいな勧誘を演じさせてしまいました……(笑)
武田元繁、結構頑張った方なんですけどね……生憎、後世の詩人の詩情を喚起するには至らなかったようでございます……^^;
ありがとうございました。
06 安芸(あき)武田への応援コメント
おっ!! 安芸の守護代・武田元繁が帰還し、佐東銀山城の門が開くと、そこにいたのは尼子経久!!
ラストに驚きました。
作者からの返信
なかなかキツい展開かと思いますが、それでも帰国後の武田元繁に、尼子経久が調略を仕掛けたのは史実なんで、どうせなら……と、城で待ってたという演出を取らせていただきました^^;
驚いていただいて、ありがとうございます!
ありがとうございました。
02 吉川(きっかわ)の城への応援コメント
事を起こすなら、まず吉川から。
興元さん、慧眼です。
しかしながら、使者を務める元就には、まずは高いハードルが。
雪ちゃんはぷんすか。www
元経は、国人一揆に加われというなら、吉川にとっての利を示せ、と。
ネゴシエーター元就、さあどうする!? という所でしょうか。
作者からの返信
吉川家……この時点で、応仁の乱で名を馳せた「鬼吉川」として、一大勢力です。
毛利家とも同格レベルだったんじゃないでしょうか。
ちなみに元就は、雪ちゃんが何者か気がついてます。
だからといって、おいそれと「久しぶり」とは言えないと判断したんでしょうね。
吉川家とまだ味方になれるとは限らないので、うかつに「敵」となりうる自分との「関係」を、吉川家中に悟られるのは得策ではない、とか思っているのでしょう^^;
さて、その吉川家から、何か言われちゃってますが(笑)、どうしのぐのか……。
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。
00 プロローグ 安芸の宮島への応援コメント
毛利元就といえば厳島、毛利元就といえば尼子経久、そして、毛利元就といえば、妙玖夫人。
私の中では、妙玖といえば富田靖子さんなのですが、あどけない少女で登場、良いですね。
歴史ロマンのスタートにワクワクします。
作者からの返信
わざわざのお越し、ありがとうございます。
元就の人生において、厳島は外せないでしょう。
同様に、尼子経久も。
経久という「教師」がいなければ、梟雄・元就としての成長が無かったと思いますし。
私も妙玖夫人は富田靖子さんですね。
輿入れの時に着物を脱いで、敵意が無いところを証明するシーンが凄いなと思いました。
ある意味、大河ドラマにおける限界に挑戦したシーンだと思います。
これから、楽しんでいただければ幸いです。
ありがとうございました。
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
そうでしたか……四十年の刻を経て陶討伐でしたか。
とても感慨深い作品です。今まで知っていた元就のイメージが深まりました。これも妙玖どののおかげです。これほどに強く印象付けられた歴史の女性は初めてです。古今東西、女性が若干のリードを保っていた方が円満でありますな☆
三人の息子たちが登場したシーンに震えました!
作者からの返信
毛利元就、実に初陣から四十年、「厳島の戦い」という戦乱の人生の最高潮がやってきます。
この間にも「吉田郡山城の戦い」を始めとする、寡兵を以て多数と戦う合戦をいくつか経ております。
なかなか、人生ハードモードです。しかし、そんな中をのし上がった結果での、陶晴賢との中国争覇戦ですから、やはり元就は端倪すべからざる男だったのでしょう。
私も書いていて、元就という男――戦国武将の魅力を再発見というか、掘り下げることができたかなと思います。
そう、最初は、そろそろ女の子も描いてみるか、と、奥さんがそれなりに名のある武将を物色していたら、白羽の矢が立ったのですが(むろん、それなりの合戦を描きたいという希望もありましたが)、そうすると妙玖さんが動くこと動くこと(笑)
今さら信じてもらえないかもしれませんが、もうちょっと深窓の令嬢みたいな雰囲気が初期プロットだったんですけどね^^;
でも、おかげさまで、読んで下さる方が、彼女に好感を抱いてくれたようで、作者冥利には尽きるわけですが(笑)
元就と言えば三本の矢ということで、やはり三人の息子はちょっとでも出したいなぁと思っておりました。
それで、ラストシーンをそういえばどうするかなと(あまり考えずに書いているので)思案していたところに、「せや! 厳島でやればええんや!」と、時を越えて「厳島の戦い」を、ほんのちょっぴり書きました☆
妙玖はいないけど、彼女が遺した息子たちが……という感じにできて、作者としても満足させていただきました^^;
ありがとうございました。
52 梟雄二人への応援コメント
下剋上の兆しとなりそうな戦に参戦できたことが、新九郎にとって一番の収穫でしたでしょうね。美濃への攻略にも役立ちそうなものが、いっぱい転がっていたかと思われます。己斐宗瑞が袈裟切斬りにされたのはビックリでしたけど(笑) 厳島神社の代表に代わる人っているのですか? って、この時代じゃあ、どうにでもなりますかね。
――「やり様ようによっては」
ここに、元就の全てが詰まっているように感じます☆
作者からの返信
長井新九郎としては、事実上の副将として、この激戦を乗り越えたということは、彼の下剋上の戦いへの試金石として大いに役立つのでは……と思います。
国人との関係とか、寡兵で多数を相手取る方法とか(笑)
己斐宗瑞の死は史実なんで、これは避け得ないです。
元々厳島の神主の家柄って、途絶えたり、誰かが復興させたりと、結構浮沈しておりまして……。
で、己斐家はまだ人がおりますので、その人が後を継ぎ……そして毛利家へと仕えるわけなんですね^^;
うん、おっしゃるとおり、どうにでもなりました。
「やり様」……元就も道三も、この「やり様」でのし上がっていった梟雄ですからね^^;
夢も実力も、互いに認め合った二人の間でこそ、交わされる「やり様によっては」――ある意味、これを書きたくて書いてきたかもしれません(笑)
ありがとうございました。
51 宴(うたげ)への応援コメント
豪傑なる兄と妹は「こう」でなくっちゃね☆
自然と笑いが漏れる時間は少ないでしょうが、こういった時を持てたことに幸せを感じなければなりませんね。明日はまた修羅の道……正しく「ライジング・サン」のタイトルに相応しいエピソードです。
作者からの返信
まあ、緊迫感溢れる連戦を乗り越えて……みんなをリラックスさせとくか、という兄貴の心遣い、のつもりなんですが(笑)
妹の方は素なんじゃないでしょうか^^;
こういうアットホームな雰囲気の漂うのが毛利家ですから、まあ、こういう時間を大事にしているんじゃないでしょうか。
そしてまた、新九郎も含めて、野望渦巻く乱世へと挑む日々が始まります。
昇る朝日になれるか、否か……この「始まりの戦い」を終えた時から、その「新たな戦い」が始まります。
ありがとうございました。
50 帰趨(きすう)への応援コメント
痺れますねぇ。
当主の初心な色恋を肴に勝利の酒盛り。盛り上がること間違いなしですな☆
長井新九郎の別れが後ろ髪を引かれますね。
作者からの返信
恐縮です。
この世にこれほど、宴にうってつけな「肴」はないでしょうから(笑)
長井さんは、生来の野心家としての道、否、夢を、今、歩み出すところですからね……これはもう已むを得ません。
惜別の情はどうしても生じてしまいますが……。
ありがとうございました。
45 第二次有田合戦への応援コメント
新九郎かっくいー!
マムシと呼ばれるには、深慮遠謀でねちっこいイメージが先立ちますが、若かりし頃の彼はカラッとしてて男らしさが溢れてますな☆
作者からの返信
「国盗り物語」登場時の道三……松波庄九郎のイメージで描きました^^;
アレを初めて読んだときに痺れたのを思い出して(笑)
やっぱり野望に燃える若者って、ストレートに戦うイメージがあるので、そういう感じで戦わせました。
あと、長井新九郎は毛利興元のことを莫逆の友だと思っているので、その興元を死に至らしめた安芸武田家の連中を赦せないと(内心では)思っています。
そのあたりが爆発したのでしょう。
ありがとうございました。
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
うう、アノ若殿がご立派に……。
比翼連理、いい言葉です。
作者からの返信
なんとかここまで参りました……。
元就と雪ちゃんは、まさにここから比翼連理として、共に羽ばたき、そして枝を伸ばしていく二人なので、この言葉を使わせていただきました^^;
ありがとうございました。
41 戦(いくさ)と戦の間(はざま)にへの応援コメント
武田の項羽を準えて劉邦を出してきましたか!
っていうか、この突拍子もない策略を考え付く作者さまは司馬遼太郎をも超える書き手と看てよかろうもん☆
雪ちゃんの冷めた語り口込みで、どこを切り取っても面白いですね。
作者からの返信
項羽なんて自称してる奴に、劉邦を持ち出したらどうなるか……と考えたのです(笑)
ちなみに、劉邦の相がある、というのは本当に伝えられています。
朱ノ良範という人物に言われたというのも、そう伝えられているから、そこから頂きました。
きっと、毛利家の伝記作家(家伝とか書く人)が、「安芸武田家を倒した毛利家は凄い!」と言いたいために作った伝説だと思うのですが、拙作においては元就の策略として使わせていただきました。
……なので、実は元ネタがあるお話なので、偉大なる司馬遼の後塵を拝す拙者としては、まことに汗顔の至りなのです^^;
雪ちゃん……男子のアホに苦笑いする女子みたいな心境でしょうね(笑)
しかもそのアホやってる男子の中心が元就というところが、彼女の「冷めた」感じを助長する……^^;
ありがとうございました。
40 熊谷元直の最期への応援コメント
お兄ちゃん一人で斃せそうなものを、雪ちゃんの的となる俎板に化す。個々の武勇を華やかに描写する作品は多いですが、絆と連携を重きにして確実に仕留める作品は初めて見ました。
冷静なまでの本気モードは、実のところ作者さま自身にあるのでしょうね☆
作者からの返信
より確実に殺す、という観点から、この「やり方」を採用しました。
一歩間違えると寺田屋事件の薩摩藩士の「俺ごと刺せ」になっちゃうから、結構デンジャラスな技です。
また、応仁の乱当時、「俎板吉川」と「鬼吉川」という二つの異名があったと伝えられているので、そこからインスピレーションを得ました。
あと、いちおう、少年少女向けと思って書いているので、力を合わせた必殺技、みたいな感じでやりたかったのです。
アテナエクスクラメーションみたいな(笑)
宮庄経友も、雪ちゃんも、応仁の乱で名を上げた「鬼吉川」の鬼の血を継ぐ兄と妹、やる時はやる、みたいな感じで決めました☆
書いている身としても、本気(?)を出して、結構疲れました^^;
ありがとうございました。
39 中井手の戦いへの応援コメント
よもや熊谷家にまで、元就と雪ちゃんのことが囁かれているとはっ!
示し合わせの合図に「嫌われてますな」と突っ込む光政もお茶目です(笑)
戦況も気になりますが、ちょいちょい出てくるニヤ要素もインパクトが強いです☆
作者からの返信
まあ、あんだけ「鬼吉川」の令嬢が、足繁く毛利家の、しかも分家のぽっと出の次男坊、多治比元就くんの元に通っていたら、そりゃあもう目立ったことでしょう。
雪ちゃん的には親戚(兄の嫁の実家)に行っているという形式を採っているんですが……^^;
元就は元就で、「よく来るけど、妹(=雪ちゃんの兄の妻)のことでも伝えに来たのだろう」と思っているし、そもそも杉大方が大体同席しているので、逢引きしている認識が無いという……^^;
折角の合図の仕草も、多治比猿掛城に住んでいる光政からすると「ま~た始まった」と思ってるんでしょうね(笑)
このあたり、まだ本戦を控えている段階ですので、皆、余裕というか余力を残している状態ですので、元就と雪ちゃんをからかって精神力をアップしておこう(酷い)と思っているのでしょう^^;
ありがとうございました。
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
歴史小説は苦手(T . T)
などと、小生意気な事を申しておりましたが…
ゴメンなさい。
四谷軒さんの小説に出会えて
歴史小説の奥深さと人間模様の面白さに
これまでの概念が180度覆されました。
巧みな心理描写、臨場感溢れる合戦シーン
遊び心溢れる筆運び。
多彩な美しい表現力にも
本当に酔わされました。
また、
たくさんの方々のコメントを読むのも
物語を深く知る上で
とても参考になりました。
四谷軒さんの優しくユーモラスを交えた
返しも楽しませて頂きました😊
毎日読むのが楽しみで
大切に、大切に読み進めてきました。
元就や雪ちゃんとも
これでお別れかと思うと
寂しい😔
嗚呼
自分は守ろうとしていたのではない。
守られたかったのかもしれない。
元就の言葉が深く心に沁みて
涙があふれました。
とても美しい物語でした。
さて、次はどれから読もうかしら?
追伸
私の小説にコメントを
ありがとうございました。
花倉の乱はGoogle先生で庵原球場について
色々と調べていた際に
偶然見つけた記事でした(^◇^;)
無理やり野球とくっつけて
なぞらえて書いてしまいました。
歴史小説の大家の前で
お恥ずかしい限りです💧
ありがとうございました😊
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
歴史小説は、それまで歴史小説を読んだことのない人や、歴史に興味ない人は、とっつきにくいと思います。
それはそれで仕方ないことかと思います。
私も、成人してからはミステリしか読んでなかったので、何となく、そんな気持ちは分かります。
拙作について、お褒めの言葉、たいへん恐縮です。
また、応援コメントとそのリプライについてまで読んでいただいているとは……ありがたい限りです。
「そう来たか」と来る応援コメントがあったりして、実は結構緊張してリプライしてました^^;
元就と雪ちゃん……二人の人生はまだまだ苦難の連続ですが、ここでお別れとなります。
しかしおっしゃるとおり、少年時代から苦労の連続だった元就にとって、(杉大方は別格として)兄・興元にしても、元就は守ってもらいたいと思っていたのかもしれないな……と感じていて、ああいう独白を書きました。
それが雪ちゃんだとなおさらなんじゃないでしょうか^^;
貴作において、歴史をからめるのは、「らしい」雰囲気が増すので、良いことなんじゃないかと思います。
あと、私は歴史ものを書いて、まだ一年くらいしか経っていない、ぺーぺーですので(笑)、そんな風に思わなくても大丈夫です^^;
ありがとうございました。
37 怪力乱神(かいりょくらんしん)への応援コメント
どの上将も士気を鼓舞する工夫には悩まされていたかと思います。そんな中で、厳島神社からのお告げは絶対的な信頼度がありますね。各諸将が己のできることに知恵を絞り、今を生きながらえる術を見せつけてくれると、読んでいてワクワクします☆
作者からの返信
「神のお告げ」……今の世の中なら、( ´_ゝ`)フーンとながされるところでしょう。
拙作においては、「何かアヤシイなぁ……」という空気で描かせていただきました。
そういう怪しさ大爆発な「お告げ」を、どう扱うかが、将の腕の見せ所なんです。
武田元繁は将としては悪くないんで、士気の鼓舞へうまく持って行きます。
行きますが、それを長井新九郎に見られているので……果たして。
ありがとうございました!
50 帰趨(きすう)への応援コメント
難儀な戦で勝利を手にして
あぁ、とうとう…
その時が来たのですね(*^^*)
暫し、二人だけの世界を存分に
堪能して下さいね👋
さて、私も新九郎どのや光政どのと共に
退散することに致しましょう!
あら、やだ^^;
なんで私がドキドキしてるのかしら💓
追伸
先日は校正して頂き
ありがとうございました😊
まったく気づいていませんでした。
しかも、せっかく頂いたコメントの方を
消してしまう、というドジっぷり!
こういうところ… なんですよね〜(T . T)
悪しからず🙇♀️
作者からの返信
とうとう、告白です^^;
長らくお待たせいたしました。
でも、長かっただけの味わいというものがあると思っておりまして……こうさせていただきました。
あと、読者さまの想像に任せるのが好きなので、新九郎たちお邪魔虫は退散、と致しました。
この方が、余韻というか、読者さまそれぞれの好みの告白をしている二人を楽しめると思ったのです。
……まあ、書いている私が恥ずかしかっただけという裏事情もありますが^^;
校正への対応、お気になさらず。
誰にでもミスはあるものです。
ありがとうございました。
49 西の桶狭間への応援コメント
兵力差、実に五倍の
圧倒的不利な状況を覆し
勝利を収めた元就。
圧巻の筆力に引っ張られ
戦の成り行きを見てきて
なぜか美しさを
感じてしまいました。
(不謹慎ですみません(^◇^;)
最後のくだり
カッコイイ!
と、思わず呟いてしまいました。
雪ちゃんとのこれからも
どうなるかな。
作者からの返信
五倍といいつつ、巧みに状況を利用し、時には状況を作り出し、三倍差くらいにまで持ってくる手腕は、さすがは後の中国の覇者としか言いようがありません^^;
で、敵がわざわざ「五段構え」を取って、さらに戦力を分けたところで勝負を決める……と。
実はこの戦い、武田元繁が川を越える→弓矢一斉攻撃→元繁死亡……が史実なんです。
つまり、拙作における、元繁の影武者死亡のあたりより後ろは、私の創作です。
いわゆる少年漫画的な展開を盛り込もうと思いまして……
(書いている当時は、朝読小説賞を目指していたので、こんなことをしてみました)。
なので、「美しさ」とおっしゃられると、とても嬉しいのです。
最後のくだり……まあ歴史ものならではの決め台詞ですね^^;
一度こういう言い方をしてみたいと思っておりましたので。
雪ちゃん……敵将を討つという大殊勲を挙げてしまったので、もう元就には逃げ道はありませんね(笑)
さてさて^^;
ありがとうございました。
27 多治比血戦への応援コメント
こじき若殿という言葉の真価が見事に発揮されましたね。不遇な時代を過ごすというのは、いわゆる負けない鍛錬も欠かしていないという戦国の世ならではの発想と野心。熊谷だけでなく、読み手もすっかり「やられた」感が募ります。
長井新九郎の逸話を油から槍に変えて披露したあたりも面白いですね☆
作者からの返信
こじき若殿=毛利元就は、矢吹丈のような、飢えた獣のような少年時代を過ごしていたのでは……と思ったのです。
であれば、他の国人が「お坊ちゃん」と扱われて育ったのに比して、ハングリーさにおいて抜きん出ているのでは……と。
その野性味溢れるファイトで、熊谷くんあたりは猛将ではなく「単なる不良」扱いで、フルボッコにしていたんじゃ……という感じです^^;
長井新九郎=斎藤道三といえば槍ですからね(笑)
折角の槍の妙技、発揮せずにして何とする……って感じです。
ありがとうございました。
22 杉大方(すぎのおおかた)への応援コメント
個人的本作のメインヒロイン(異論は認めます)、遂に立つ!
杉大方の慈愛の深さが胸を打ちます。
作者からの返信
な、なんだってー!?(笑)
杉大方がメインヒロインだったとは、作者である私の目でも見抜けませんでした^^;
まあ、史実でもこの二人は仲が良く、実の家族以上の関係だったのでしょう。
そんな大方さまが、元就の覚悟を知らないはずも無く……頑張れ、大方さま。
ありがとうございました。
45 第二次有田合戦への応援コメント
裏切り者の悲しい運命ですね。
信用を失い、捨て駒にされ
利用価値が無くなれば…
新九郎さんのセリフ、粋だなぁ。
窮地の場面に颯爽と登場して
バッサリとやっつける。
息もつけないほどの
緊迫したシーンが続くなか
長井新九郎が登場してくると
(彼ならきっと、やってくれる!)
心がホッとすると同時に
安堵感みたいなものを
感じてしまいます。
作者からの返信
己斐さん、実は結構頑張るんですよね……それは彼の末路からも分かります。
しかも、己斐家は毛利に仕えて生き延びるという……^^;
新九郎さんは、じつはそういう効果を狙って出しました。
何かもうこの人が出たら、「しょうがないよね」と言える、そういう効果^^;
毛利家の部将の誰かにやらせてもいいんですけど、新九郎が見得を切る方が、読者に分かり易いと思って、こんな感じになりました(笑)
だから、そうおっしゃっていただけると、とても嬉しいです。
ありがとうございました。
20 安芸の項羽への応援コメント
元繁の描く戦略が痛快ですな☆
それに酔い、自らを「予」と言い直すところが、作者さまのニクい演出ですね。読んでいてワクワクしてきます。
さて、風雲急を告げるような動きとなりましたが、それぞれの思惑がどこまで通じるか……カギは雪ちゃんにあり☆
作者からの返信
元繁くん、悪くない戦略であり、誰もがそうするだろうという方針を抱いて、戦端を開きます。
まあ、名門・武田家の当主ですし、空白地帯である安芸を押さえれば、留守の大内領はもう手に入れたも同然と考えるのも、無理はないでしょう。
そうすれば、周防・安芸の兵力で、出雲の尼子家に対抗は可能でしょうし。
そんなわけで、一人称が「予」にバージョンアップしました^^;
ただ、この時点でその「戦略」は画餅なんですけどね……。
雪ちゃんが、よりによってその「戦略」を打破できる人物の元へと遁走しているという……。
ありがとうございました。
44 終わりの始まり、始まりの終わりへの応援コメント
元就の目論見通りに展開していく戦。
いよいよ始まる…
又打川のほとりで、じっと息をひそめ
私はいつもの如く目撃者となり
次々と移り変わる場面を
緊迫感を持って見つめている。
元繁が鼻息荒く、主力を率いて
川向こうからやってくる様。
舞い上がる砂煙、蹄が大地を蹴り上げる音。
それを迎え撃つ毛利、吉川連合。
この戦が終われば…
目と目で会話する元就と雪ちゃん。
状況が状況だけに、またもおあずけですか〜
「戦の用意!」 「弓、かまえ!」
二人の息はピッタリなのになぁ
そうこう思いを巡らしていると
経友と雪ちゃん率いる吉川軍の矢の雨が
元繁軍に降り注ぐ。
さぁ、どうなる?
有田中井手の戦い。
元就の作戦は成功するのか?
元就と雪ちゃんは?
すっかりハマってます(笑)
作者からの返信
実はこの回の最初のあたり、第一話のオープニング=全体のオープニングの再演です。
物語の最初に、クライマックス直前のシーンを持ってくるという手法を試してみたかったのです。
ずっと読んでいる方にはリフレインとなっているかな……と思いまして^^;
元就も雪も真面目なんで、ここで愛の語らいとか、目と目で通じ合うとかはしないんですよね(笑)
あくまでも指揮官と前線部隊の長としてのアイコンタクトです。
今さらながら、元就も、よくここまで持ってきたもんだ……と思います。
絶対的な不利の状況から、自ら設定した戦場において、敵の大将と衝突するにまで至ったというこの手腕。
厳島の戦いを知っていると、この初陣の時点からして、もうここまで戦えるのかよ……と舌を巻くところです^^;
私も調べていてハマりました(笑)
ありがとうございました。
編集済
43 又打川への応援コメント
元就の演説に、私も聞き入り
酔わせられました。
戦略もさることながら
雪ちゃんへの信頼、今は亡き兄への想い。
この武将のためなら…
そう思わせる魅力がありますね。
魅力といえば、長井新九郎のおおらかさや
ユーモラスなところなども惹かれます。
ひっ迫する状況下においても
ジョークの一つも飛ばして
槍を片手にバッサ、バッサと。
きっと心に余白があるんでしょうね。
それにしても、雪ちゃん。
またしても逃げられてしまいましたね(^^)
うまいなぁ〜、元就は。
この場を借りまして(^◇^;)
コメントありがとうごさいました。
新田義貞さんから励ましの言葉をもらい
孝一も喜んでおります(^^)
作者からの返信
もうこのあたりになると、元就も「こなれて」きて、合戦の呼吸、将兵らへの声掛けも自然にできるようになってきています。
これからの作戦、本当は物凄い綱渡りなんですが、それをしっかりとしたものだと思わせるくらいの弁舌です。
尼子や大内に好きなようにされてきた安芸に、ついに英雄が現れた瞬間かな、とみんな思ったのではないでしょうか。
長井新九郎、こういうトリッキーなキャラが好きなんで、結構やりたい放題やらせています。
危地においても笑って槍を取るタイプなので、下手すると主役を食ってしまいかねないくらい、魅力的な男です、作者的には^^;
雪ちゃん……まあ、衆人環視の中というのも、と己を納得させているんじゃないでしょうか。
わりとムードを重視するタイプなんで。
新田義貞、腕っ節の強い、気のイイあんちゃんというイメージです。あの時代に生まれなければ、いい殿様として生涯を終えたと思うのです。
だから、孝一くんにも、ああいうエールを送るのではと思ったのです。
ご笑納いただき、恐縮です^^;
ありがとうございました。
42 「項羽」の出陣への応援コメント
まんまと元就たちの企みに
引っかかってしまうのでしょうか?元繁さん。
はてさて、どうなるのでしょう。
大軍を率いて攻めにかかる元繁軍団に
少ない兵力を活かして元就はどう戦うのか。
今後の展開にますます目が離せません!
作者からの返信
拙作というか、私が書くものは大体が、史実通りに進行していくのですが、安芸武田家が五段構えで攻めかかったのは本当らしいので、そのまま採用しました。
元就が熊谷元直を撃破している時点で五倍じゃないと気づけなかったのか、あるいは麾下の国人たちの都合(そんな都合よく「群れ」になれるかとか有ったのでは)でしょう。
それでも「段」ごとに順繰りに波状攻撃を仕掛けて行けば、まだ安芸武田家は勝てる可能性が大きいのですが……よりによって相手が多治比元就(=未来の毛利元就)だったという……^^;
ありがとうございました。
40 熊谷元直の最期への応援コメント
おお、長井新九郎も大活躍。
そして、迫力の合戦シーン。
まだ、こういうシーンは描いたことがないので、勉強になります。
追伸
拙作にお星さまのご評価を賜り、ありがとうございました。
作者からの返信
長井新九郎、カメオ出演にしようかなとも思ったのですが、せっかく何で参戦してもらいました。
彼がバックアップについていると、小勢の毛利家の善戦にも説得力が増しますので^^;
合戦シーンは、ゲームや映画、TVで見た合戦の場面を思い浮かべながら書いております。
あと、貴作へのお星さま、ご笑納いただき、恐縮です。
ありがとうございました。
16 兄の死への応援コメント
もう少し長命なお兄ちゃんだったら、今義経と元就との微妙な関係も良くなっていたのになぁと惜しまれます。ま、それも戦国の倣いといったところでしょうかね☆
作者からの返信
「これで頼れる一族は誰もいなくなった」と、後年の元就の書状に記される、興元の死(今義経さんとの決着がついたあとの書状なんで、相合さんはちょっとアレですが)。
たしかに、これで興元が生き延びていたら、元就と元綱も加えて、「毛利三兄弟」として、うまくいけたかもしれませんね^^;
しかし、悲劇ではありますが、その悲劇を乗り越えて、元就という不死鳥が羽ばたく時が来た、というところだと思います。
ありがとうございました。
15 第一次有田合戦への応援コメント
宮庄の立場としては複雑な思いもありますが、それを上手く捌いた経友の器量は非常に高そうですね。何よりも冷静で柔軟な判断力を持っていたのが素晴らしい。それを上手く表現しているのも良いですな☆
作者からの返信
「吉川家の城として」有田城を奪るという点を活かした、わりと狡い論法だと思います。
宮庄経友、猛将ではありますが、決して智将ではないというわけではなく、面倒くさいから頭を使わないという設定で描いておりますので^^;
そのあたりの表現を評価していただき、まことに恐縮です。
ありがとうございました。
41 戦(いくさ)と戦の間(はざま)にへの応援コメント
戦に打ち勝った男たちの大芝居を
バカ、と冷めた目で呟く雪ちゃん。
えぇ、わかりますとも!雪ちゃん。
本当に男どもときたら😅
遊びに夢中になってばかりいて
肝心なところは…
いやいや、まだ機が熟していなかったか(^◇^;)
作者からの返信
まあ、授業と授業の間とかで、男子がワイワイしているところを、冷めた女子が見てる……って感じです^^;
しかもよりによって、その男子の中心にいるのが元就というところが、雪ちゃんにとって微妙な感じに。
まあ、合戦がまだ終わってないから、お互いにまだ歩み出せないところです。
そのためにも、ここからの本戦を……という感じですね^^;
ありがとうございました。
40 熊谷元直の最期への応援コメント
元直と経友の組み打ちのシーン。
その緊迫感に息を呑み
瞬きをするのも忘れるほどに
入り込んでしまいました。
いつも拝読していて感じるのですが
脳内の巨大なスクリーンに
鮮やかに映像が浮かんでくるのです。
文字を目で追いながら、観ている。
素晴らしい脚本による
極上の映画を。
この場を借りまして
私の拙い小説に三つ星と
身に余るお言葉を頂き
ありがとうございました。
(返信場所がわからなくて。すみません)
何度も読み返しては
もう、四谷さんたら…
レビュー、カッコ良すぎ!
ど素人の書いた小説が
一気にグレードアップしたような…
んなわけ、ないない(^◇^;)
作者からの返信
もうこのあたりになると、野球の試合でいうメンバーを決めたり、いつ攻撃をするというのは、「史実」=元就が決めて実行したことをなぞっていく形になります。
が、それだけでもなぁと思い、勝手に戦闘面で、野球の試合でいうと個人プレイの場面を演出しました^^;
それがこの鬼吉川の俎板弓矢です(笑)
いちおう、少年少女向けを想定して書いているので、いわゆる必殺技的な演出を目指したのです。
そのあたりで、漫画的な、あるいは映画的な感じになっているのではないか……と思います。
なので、「極上の映画」とおっしゃられると、やったぜと言いたくなります^^;
貴作へのレビュー、私の脳内に「降って」きたので、書かせていただきました。
ご笑納いただけたようで幸いです。
拙レビューがなくとも、貴作は良品だと思いますので、ご謙遜なさらずとも、結構ですよ。
ありがとうございました。
14 吉川家の妙弓(みょうきゅう)への応援コメント
史実よりも心が躍る謡。
これこそが歴史小説の魅力でもありますね☆
作者からの返信
何かこういう謡があった方が、盛り上がるんじゃないかな……と思って、思いつきで書いてみました(笑)
書いた当時は、毛利三兄弟の話にでも繋げるか……と軽く考えていました^^;
ありがとうございました。
編集済
38 逆襲への応援コメント
元就の戦いぶりや
巧妙かつ大胆な戦略に
感心してしまいます。
また、優れた武将のもとには
すぐれた取り巻きがいるものですね。
戦は数ではないのですね。
まるで知恵比べを楽しんでいるみたい。
雪ちゃんが軍を率いて弓を射る姿が
目に浮かびます。カッコイイだろうなぁ〜
今後の展開が楽しみです。
作者からの返信
資料を読んでいると、この人本当に初陣なの……と言いたくなるぐらい、戦略戦術を練り上げています、元就。
あと、拙作においては長井新九郎(斎藤道三)にいろいろとやらせていますが、史実では毛利家臣団がそれをすべてこなしていたのでしょう(人物の説明が長々となってしまうので、新九郎にやらせるという物語的処理をしましたが)。
安芸武田家は、大兵力をそろえたのはいいのですが、それを有効に運用するのができていなくて、そこを元就に突かれています。
元就としてはそこしか勝機が無いので、必死なんでしょうけど^^;
雪ちゃん、これからがその技の見せ所です。
ご期待に沿えれば幸いです。
ありがとうございました。
10 法蓮坊(ほうれんぼう)への応援コメント
ちょっとした傾奇者という印象ですが、坊主に身をやつして傾く者は当時より多かったようですね☆
作者からの返信
傾奇者の元祖みたいなお方ですからね。
このあたりは、偉大なる先達、司馬遼太郎先生の「国盗り物語」から、イメージを拝借しました。
私を戦国という魔界(笑)に引きずり込んだ名作なんで^^;
ありがとうございました。
09 深芳野(みよしの)への応援コメント
雪ちゃんの諜報力もなかなかですな(笑)☆
作者からの返信
まあ、安芸武田家と大内家ご成婚は、安芸国内でビッグニュースでしょうから、それが成田離婚(笑)しちゃったとなれば、吉川家としても虚心でいられず、調査していたのでしょう。
拙作においては、元就の目撃情報を知った雪ちゃんが乗り込んでいったという裏設定が……^^;
ありがとうございました。
35 胸中への応援コメント
元就どの、もう〜焦ったいなぁ…
女の雪ちゃんに
ここまで言わせておいて(^◇^;)
元就どの、ほらっ、今だってば
言うかぁ? 言ってよ〜
なんとか元就に言わせたい雪ちゃんと
のらり、くらりとかわす元就とのやり取りが
焦ったくも微笑ましい。
そうこうしているうちに
タイミングよく現れるお兄さま。
雪ちゃんの気持ちを知っていながら
ったく、もう
元就どのバカ、バカ!
外野で見ているお節介やきの
オバチャンよろしく
二人の行く末を案ずるのでした。
作者からの返信
多治比血戦で命を救った救われた時点で、もうお互いの気持ちは「知って」しまっているというのに……。
でも元就としては、まだ負けるかもしれないのに、そんなことしている場合じゃないだろうと考えていたり。
雪ちゃんも武門の娘なんで、そういうことは何となく察しているから、彼女自身が踏ん切りがつかない部分もあるんですよね^^;
……で、そうこうしているうちに兄貴登場。
「空気? 知らんがな」とばかりに、兄貴が場を粉砕して(笑)、終了です。
頑張れ、ふたり。超頑張れ。
ありがとうございました。
07 天性無欲正直の人への応援コメント
傑者と怪物に挟まれた元繁。なんだか呂布のイメージまで浮かんできました(笑)
自ら乗り込み、知恵と勇気を上書きした経久こそ本物ですね。見事な描写です☆
作者からの返信
呂布(笑)
でも元繁は元繁なりに、ベストな選択をしていて、それは間違っていないんですよね。
安芸武田、この時、尼子についた方が、たしかに安芸を制覇できるでしょうから。
その辺を見抜いた尼子経久、恐るべしというところです。
ありがとうございました。
32 死線への応援コメント
もはや、これまでかと思われた場面での
弓を番えての雪ちゃんの登場に
惚れ惚れしてしまいました。
そして絶対絶命の状況下でありながら
冷静にあちらこちらに心を砕く元就にも
心酔してしまいます。
愛、なんだなぁ〜
今後の展開に益々、目が離せません。
私の拙い小説にコメントを頂き
ありがとうございました✨
返信ができなくて
こちらからお礼申し上げます。
作者からの返信
ヒーローの危機に現れるヒロインという、私の子ども時代のヒーロー番組と逆の展開です(笑)
まあでも、雪ちゃんとしては、「いつか元就を救うため」と弓の技を磨いてきたので、今こそそれを使う時、みたいに気張っています^^;
元就は元就で、自分が負けた時のことをちゃんと考えていたんで、みんな逃げろって感じです。
特に長井新九郎について、兄の親友の彼こそ逃がそうと必死です。
新九郎としては、そりゃないぜと言ったところでしょうけど^^;
元就や雪ちゃん、その愛はどうなるのか、そもそも脅威を打ち砕けるのか。
ご期待に沿えれば幸いです。
貴作へのコメントにつきまして、了解いたしました。
お気になさらず。
ありがとうございました。
06 安芸(あき)武田への応援コメント
項羽はどことなく抜けた一面もあり、元繁を彼に見立てた理由がわかるオチとなりましたね。さて、突然鉢合わせになった両者に、どのような展開が待っているでしょうか☆
作者からの返信
項羽は天然だったと思うのです。
范増がもうちょっと頑張ってくれれば……いや無理か^^;
で、武田元繁。
何だか運が向いてきた、思えば遠くへ来たもんだ……いや、帰って来たもんだ……と思っていたら、討伐しろと言われた当人が登場。
雲州の狼といわれた化け物が、果たして「項羽」を食ってしまうのか……。
ありがとうございました。
04 国人一揆(こくじんいっき)への応援コメント
雪ちゃんを下がらせた理由が知能犯(笑)
ちょいちょい片鱗を出してくる作者さまの遊び心が良いですね☆
作者からの返信
悪知恵においては、この時代において、卓越しておりますからね(笑)
折角、若い男女を出しているので、そのあたりで笑いを呼べれば、と書いておりました^^;
ありがとうございました。
27 多治比血戦への応援コメント
戦の場に漂う気配や匂いのようなモノ
までをも感じられるほどに
入り込んでしまいました。
まるで歴史の目撃者になったような気分です。
刀を交える双方の思惑や駆け引きのシーンが
見事な筆力で表現されていて感動を覚えました。
互いの緊迫した荒い息遣いや間合い
絡み合う視線までをも
鮮明にイメージできるほど。
戦国の世にタイムスリップしたような
読後感でした。
歴史が苦手な私でも夢中になって読んでしまいます。
毎晩、寝る前に一話ずつ読むのが楽しみになりました。
作者からの返信
書いているこっちも必死になって書いてました。
カメラを片手に撮り続ける監督みたいな感じです。
そのがむしゃらさが、読む方にも響いているのかなぁと自己分析している次第です。
また、この時の毛利元就――多治比元就は、絶望的までの状況にありながら、それでも勝ちに、戦いに行くことを選んだという相当な決意を秘めています。
そのあたりの凄み、切れ味を伝えられればなぁと腐心した甲斐がありました。
いつも読んでいただいて恐縮です。
お時間をいただけるだけの楽しみを提供できているようで、何よりです。
ありがとうございました。
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
いやいや、全てではありませんが、まとめて読むと物語に完全に没入してしまいます。
元就と雪の厳島参りで十分なエピローグだと思っていましたが、まさかその後に厳島合戦前の場面が出るとは。
というか雪は厳島合戦の時には亡くなっていたんですね。
亡き妻が三人の息子の背後から語り掛ける……
素晴らしいラストシーンでした。
作者からの返信
レビューコメント、ありがとうございます。
悩みつつも、心に期するものがあり、やがて戦うことを選んだ男の、そしてその男が想う女、女もまた……というあたりに言及していただいた、名レビューだと思います。
毛利家にとって厳島は外せない場所ですから、最初と最後はここにしようと思ってました。
で、どうせ厳島をラストにするなら、厳島合戦についても触れてみようと思ったのです。
雪ちゃんは厳島合戦の時点ですでに亡くなっています。
大河ドラマでは、代わりの女性キャラを出して、元就と三兄弟の結束を促していました。
じゃあ拙作ではちがう方法で、というか漫画やアニメだとよくある手法で、元就たちと共に……という感じを採らせていただきました。
まあ、ある意味、雪ちゃんの物語ですから。
桁さんのレビューコメントで述べられているとおりに。
で、彼女はいませんが、遺した息子たちが元就を助ける――そういう戦いなんだよ、と暗示させて、終わりにしました。
というか、これ以上触れたら、厳島が本編になってしまうので(笑)
それでは、改めまして、長いお話にお付き合いいただき、素敵なレビューコメントまで頂戴し、ありがとうございました!
02 吉川(きっかわ)の城への応援コメント
ぷんすかの雪ちゃんが脳裏に浮かびます(笑)
きっと、着ているものから頬のあたりにかけても、泥を擦ったような汚れがあったんだろうなぁって☆
作者からの返信
雪ちゃんとしては、元就に将来訪れるであろう危機に助力するため、武を極めている設定です。しかもよりによって祖父に教えてもらっています。
で、いつもどおり城の警固にあたっていると、何だかどっかで見たことある若殿がやってきて……という感じですね。
実は元就は気づいています。
まあ、拙作の元就は大分拗らせているので、そ知らぬふりをしています。
頑張れ、雪ちゃん。
ありがとうございました。
01 多治比の若殿への応援コメント
井上家のターゲットは既に死した後の展開なのですね。元就の初陣(だったかもしれない)戦いは井上家の排除だったかと記憶してましたが、目の上の瘤を除いた後であれば、ここからが謀神としての始まりでもありますね☆
作者からの返信
井上さんは、父が死んで傷心の松寿丸(元就)から、その城を取り上げるという下剋上をかましています。
この時、大内家に付き合って京に出張中(出陣中)の兄・興元が戻って、井上さんを懲らしめてくれたら……と思っていたら当の井上さんが死んでしまい、城は松寿丸に戻ります。
拙作の裏設定では、松寿丸が旅の僧に会い、その助力を得て城を取り戻しています。
元就としては、興元に対して屈託があり、興元もまた元就に負い目を抱いています。
このあたりが元就と興元の兄弟関係に影を落としていますが、果たして元就はこれをどう乗り越えるのか。謀神として立つことができるのか……そういう物語でもあります。
ありがとうございました。
00 プロローグ 安芸の宮島への応援コメント
雪ちゃんとの出会いに経久まで放り込んでくるとは味な演出ですね☆
殺伐とした戦国の世に、オリオンの下で出会わせるなんてロマンチックじゃないですか。どのあたりで再会となるのかも気になるところです。
作者からの返信
何だかんだ言って尼子経久の存在は避けて通れないと思っていたので、いっそのこと冒頭から出すか、と出してしまいました。
この時はカメオ出演で終わらすつもりだったんですけどね……^^;
そんなこんなで元就、ヒロインとラスボス(?)に宿命の地・厳島で会う……もう最初からクライマックスですね。
まあ、中国地方・広島の話なんだよ……と印象付けたかったという裏事情もあります。
ありがとうございました。
25 兄の想いへの応援コメント
不器用な兄の、弟を想う気持ちに
心打たれながら読み進めました。
他人を介して知る、兄の誠の想い。
兄は不器用だけれども器の大きな人なんですね。
利発な弟でも理解に苦しむ兄の行動の真の意図を
優しく諭す御二方にも、魅力を感じました。
いよいよ初陣に向けて!という場面で
まさにグッドタイミング👍
雪ちゃんのこれからも気になりつつ
楽しんで読み進めています!
作者からの返信
兄の毛利興元が京に行っているせいで、当時幼かった毛利元就は、家臣から城を乗っ取られてしまいます。
これについて、じゃあ興元はなんで元就が城を乗っ取られても帰ってこなかったのか……と考えてみたのです。
で、元就を京に行かせないため、という解釈を思いつきました。
このために長井さん(法蓮坊)をまた登場させたと言っても過言ではありません。
井上光政は、気がついたら長井さんと一緒に元就を諭していました(笑)
書いているうちに、こうなってしまうことがままありますので……^^;
心の迷いの晴れた元就、いざ初陣といったところです。
雪ちゃん、果たして間に合うのかどうか……。
ありがとうございました。
41 戦(いくさ)と戦の間(はざま)にへの応援コメント
長井新九郎、芸達者過ぎだしノリノリ過ぎで、国盗りのために必要な一面ってこんな部分かも、と思わされます。
作者からの返信
長井新九郎、「花の慶次」の前田慶次のような、「国盗り物語」の斎藤道三(オリジナル)のようなイメージで書きました。
こういう、何でもできるし、人としても面白いし……という「何かちがう」奴ってイメージです。
で、「何かちがう」=国盗りの異能……そういう「味」を心がけたので、このようなコメントをいただけると、とても嬉しいです^^;
ありがとうございました。
編集済
40 熊谷元直の最期への応援コメント
素晴らしく外連味と臨場感のある合戦場面でした!
熊谷元直と宮庄経友の組打ちの力感、決着をつける雪の弓の決戦兵器のような外連。
このような戦闘場面を書いてみたいものです。
作者からの返信
書いている方も必死でした(笑)
何となく、雪ちゃんの弓で始末をつけるというプロットで書いていたんですが、何だか気がつくと経友が敵を押さえつけるという展開に。
少年漫画的なノリで書こうと思っていた結果かもしれません^^;
「書いてみたい」とのお言葉、物書き冥利に尽き、誠に恐縮です。
ありがとうございました。
19 安芸の夜天に三ツ星輝く時への応援コメント
元就の先見の明には毎回驚かされます。
あらゆる策略においての
優れた武将たちの駆け引きが面白く
毎回、すっかり引き込まれていきます。
そして雪ちゃんの気持ちの揺れ動く様に
私までも揺れ動いてしまい、今後の動向が
気になります。
じれったい思いもあり
今後の展開が楽しみです(^^)
作者からの返信
資料を見ていると、「なるほどなぁ」と思わされる元就です。
元就のほかにも、尼子経久とか、よくここまで策謀を考えて実行し、成功させたもんだと感心します^^;
その辺りを書ければなあと思って書いておりますの絵、引き込まれるとおっしゃっていただくと、たいへん嬉しいです。
雪ちゃん……実はこの作品書くまで、ろくに女性を出しておらず、一作だけ出しましたけど、お姉さんタイプだったので、こういう同級生タイプで、しかも心の中まで描くのは、事実上初めてなんです(笑)
なので、受け入れてもらえるか緊張している次第なのですが、「楽しみ」とおっしゃっていただいて、何とかうまくやれたと、ほっとひと息です^^;
ありがとうございました。
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
これは完全に、元就と雪さんのための物語でしたね。
綺麗なエンディング、ちょっとうらやましいです。うちはどうしてもコメディ色が強くなってしまいます。(笑)
愉しませていただきました。
作者からの返信
自分なりに、もうちょっと女の人を出そう、恋愛的な空気を出そうという、裏のテーマというか課題を課しておりまして……^^;
で、元就と妙玖(=雪ちゃん)なら、その課題を満たせると思って、ずっと書いてました(笑)
私の方からすると、そちらのコメディタッチを「いいなぁ」と思っていて……でも、私にはちょっと無理そうなんで、じゃあしっとりさせようと舵を切りました^^;
もうちょっと「『俎板』吉川」をネタにしても良かったのに……(笑)
ありがとうございました。
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
ふむ。
朝読みでは、雪さまのデレデレシーンは無理でしたか。
まあ、砂浜で……。大胆。
厳島の戦い。
ある意味では元就の人生の頂点でしょうね。
この後も苦労は続くし、隆元がねえ……。
作者からの返信
いやまあね、書いても良かったんですけどね。
R15の限界を超えてやる! ……とは思いませんが、それなりのを。
でも何か需要無さそうだなと思い(これが最大の理由)、やめました。
そういえば朝読でしたね(すっとぼけ
ちなみに砂浜は「初陣」を終えた後に熱を冷ますために出てきたという……冬の砂浜は寒いですから。
厳島の戦いは、やはり元就の黄金時代なんでしょうね。
状況といい、敵手といい、トップクラスの合戦ですし、ここから毛利家の飛躍が始まりますからね。
でも隆元がなぁ……しかも輝元が元服するまで頑張っても、隠居させてもらえないし。
あと、本物の桶狭間の勝者が登場するし……。
だからこのあたりでさくっと終わらせて、逃げの一手なのです^^;
ありがとうございました。
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
クライマックスも終わり、そろそろ完結に向かうのかしら?と思っていた今日、
通知に2話を見て、あー、やっぱりってなりました。( ; ; )
👏👏👏 なんて( ; ; )素敵なエピローグでしょう!
歴史も学べました。雪と元就の愛の物語も堪能出来ました。
迫力ある戦闘シーンで興奮もしました。
そしていま、感動してます。運命に翻弄されながらも、雪と元就が結ばれて
命と毛利家の誇りを受け継いでいったんですね。
元就の初陣、rising sun 私の中でエンディング曲が流れています。。゚(゚´Д`゚)゚。
朝の楽しみが終わってしまった。
作者からの返信
はい、終わりました^^;
初陣に決着をつけましたので、もうこれ以上はタイトルに偽りありになってしまいますので……。
むろん、元就の物語はまだまだ続きますが、この後は血で血を洗う陰謀祭りになってしまうので、ここで終わりにしました。
エピローグについては……。
元就なら、やはり厳島だな、と思い、かつ、プロローグの舞台が厳島なんで、回帰する感じでこうなりました^^;
拙作は、おっしゃるとおり、元就の初陣をめぐる当時の動き=歴史、そして元就と妙玖の出会い、はたまた初陣の戦い、それら全部書こうと挑戦してみた一作です。
そのあたりに感銘を受けていただいて恐縮です。
執筆のために調べていた私も感歎しました……元就と雪(妙玖)、これだけ酷い状況の中で、よく生き残り、かつ戦国大名として伸びていったなぁ、と。
そのあたりに感動を受けていただいて、それこそ作者冥利に尽きるというものです^^;
エンディング曲まで……まことに嬉しい限りです。
私の方も、拙作を介してのコメント交流が一区切りとなり、寂しい想いを抱いております。
ありがとうございました。
編集済
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
えっ、いきなりのエンドで面喰いました。
毎朝の読書習慣のひとつがなくなると思うと、ぽっかりとさびしい……。
元就&雪の歴史ロマン、女性詩人の詩&エッセイ、カクヨムではこのふたつが楽しみだったので。
それに、妙弓こと雪ちゃん……そんなに早くに没していたのですね、愛する夫と息子たちを残して。いつの世にもつきものの無常が、ぐぐっと胸に迫って来ます。💦
まだ少年と少女だったカップルの人生のなかで、出会いの部分に焦点を当てた貴作が、多くの少年少女の読者を獲得できますよう、心より祈っております。
作者からの返信
まあ、初陣というタイトルなんで、ここまででございます。
かつ、次の鏡山城攻略戦あたりから、嫡男を失ってダークサイドに堕ちた尼子経久との陰謀バトルが始まり、相合元綱との跡目争いもあり、結構暗い雰囲気になってしまうので、終わりにしました^^;
楽しみと言っていただいて恐縮です。
雪ちゃん……まあ、元就の方が長生きだったというのもあります。酒を自制していたし。
彼女は亡くなりましたが、しかし育てた三人の息子に後を託したことかと思います。
朝読を目指しているので、同世代の頃の主役とヒロインが出会った方が、共感を得やすいかなぁと目論んで、焦点を当てました^^;
その目論見に着目していただき、かつ、応援いただいて恐縮です。
ありがとうございました。
54 エピローグ 比翼連理への応援コメント
おおおお! ついに終わりましたね!
しんみりする二人きりのラストシーン!
私も久しぶりに厳島神社に行き朝日を拝んでみたくなりました。
実は何にも知らなかった郷土の英雄についてたくさんの事を教えていただいてありがとうございます。本日雨で荒れ模様の広島から感謝申し上げます。中国地方に元就と妙弓の加護がありますように!
作者からの返信
おかげさまで終わりました。
また、お星さまとレビュー、ありがとうございます。
元就について、調べたり書いたりしているうちに発見した魅力について、余すところなく述べられていて、非常に素敵なレビューだと思います。
厳島神社で朝日……絶景だと思います。
私は修学旅行の時、寝ていて拝めませんでしたが(笑)
毛利元就、私も大概歴史好きな方ですけど、書こうと思わないと知らなかったことばかりで、それが面白く、そして、その面白さが伝わったみたいで、こちらこそ恐縮でございます。
広島の方は、まだまだ予断が許さない状況です。先年の豪雨のこともありますので、どうかご無事でありますように、お祈り申し上げます。
また、かつて安芸を守った英雄、元就と妙玖が守ってくれますよう、お祈り申し上げます。
ありがとうございました。
53 謀将二人への応援コメント
この先の元就の両天秤のバランスをとる苦労を思うと、胃が重いですねえ。
まあ、尼子は安芸にはそれほど執着してないというか、大内との緩衝地帯として、中立で良しとしていたんじゃないかと考えています。どちらかというと本命は石見。
大内もまだ強大だし、九州行けば、晩年以外は優秀な宗麟もいるし、安芸は本当に地獄ですね。
とまあ、そんなことはさておき、婚儀ですね。
ついに雪さま、デレるか。
作者からの返信
伝記やwikipediaだと、初陣の後は尼子に属した、という書かれ方をしていますが、その実、二股膏薬だったんでしょうね。
恐らく隆元を山口に遣るまでは、旗幟は鮮明にしていなかったのでは。
尼子はねえ……石見もそうですが、どっちかというと山陰メインですからね。
第一次佐東銀山城の戦いの時も、伯耆を攻めるのに忙しくて、二級の将兵しか寄越さなかったし。
おかげで元就が、ほぼ自力で陶興房を撃破する破目に(笑)
で、大内義隆が出て来なければ、元就もじり貧だったかもしれません。色んな意味で。何だかんだ言って義隆は元就のことを好きだったみたいだし。男色ではないですけど。
九州は九州で、龍造寺とかアレな宗麟もいるしねぇ……。
「晩年以外」で吹きました。
フランシスコ・ザビエルも、男色とかNTRとか、もうヤダこの国とか思ってるのでは。
婚儀……というかハネムーンみたいな。
よりによって厳島でやらせているところが、筆者の悪趣味としか^^;
ありがとうございました。
53 謀将二人への応援コメント
謀聖に謀神……なんじゃそりゃ!!……って思いましたが、尼子経久、好きだなあ……。
日本ではあまり「謀る」ことが評価されてきてない気がします。だから毛利元就の功績や人物像ももいまいち知られていないのかなあ、と。
でもこの複雑な国際社会、アメリカ、中国などと渡り合っていくには、日本人も元就らに学ぶ事がたくさんありそうですね。
作者からの返信
謀聖と謀神、私の子どもの頃は、そんな二つ名無かったです^^;
最近の戦国ブームのせいでしょうか……。
尼子経久、当初のナレーションのみ登場というプロットから大きく逸れましたが、何だか面白いんで、出して良かったなぁと思います(笑)
謀る、たしかに評価されていないですね。
マイナスイメージが強いですからね。
松永久秀くらい、いっそ「悪」を貫いたイメージが強いと、「謀る」も映えるんですけどね^^;
毛利元就の場合だと、家族や兵や民を大事にするためにやっているところがあるので、そこまで陰惨なイメージはないのですが、もうちょっと注目されてもいいんじゃないかなぁと思います。
まあ、毛利藩は幕末があるから、そっちに注目が行っているかもしれませんが^^;
ありがとうございました。
編集済
53 謀将二人への応援コメント
あっさりと頭を下げる元就を警戒する経久 ← さすがは謀神と謀聖ですね。虚勢を張って、他者に頭を低くできない男は間違いなく小器ゆえ。(^^ゞ
元繁の未亡人も雪も尼子経久の姪……本当にややこしいですね、この時代。
「よかろう。姪を娶めとること、認めようではないか」「……故・武田元繁どのの奥方ですか?」 ← こういう小粋な会話が随所に入っていて、くすりと笑わせてもらえるのが貴作のエンタテインメント性ですね。読み物にユーモアは必須なので。
ところで、瀬戸内海を船で去った長井新九郎譚にもどりますが、かつて岐阜城の前に忍者ハットリくんのアレ(子どもが顔を覗かせて写真を撮る仕掛け)がありましたが、いまも健在なのでしょうか。
作者からの返信
ここで武田元繁だと、頭を下げられないんでしょうね。
尼子経久としては、そのあたりが元就の恐ろしさを感じる理由なんでしょう。
誰しもできないところが、特に。
元繁未亡人の相手になる=尼子の走狗にはならないぞ、という裏の意味もあります^^;
むろん、ユーモア=諧謔という意味合いもあります。
そのあたりをくみ取っていただいて、ありがとうございます。
岐阜城のその仕掛け、私は知らないのです……^^;
そんな面白い仕掛けがあったとは。
織田信長は伊賀を滅ぼした癖に、そんな仕掛けは居城に作っていたのですね(笑)
ありがとうございました。
52 梟雄二人への応援コメント
2,3の目的って何だろうなあ。
分からないなあ。
やっと足元を固めただけですが、ようやく地盤ができた元就さん。
京都を手に入れるのに淡白だったのは、荒廃したイメージが強すぎたのかもしれませんね。大内も無駄に戦力消耗することになってますし。
で、子の代になったら2人の「子供」が覇を争うのは戦国の世の習いなんでしょうね。
作者からの返信
「2,3の目的」……筆者が厳島に行かせたかっただけという、しょーもない事情が……いえ、何でもありません。
最大の目的は次回明らかになりますが、まずは新九郎の堺行きの船便の手配が目的です。
あと、初期プロットでは、ここで小早川家と出会ったりするはずだったのです。
でも、取っ散らかりそうなんで、やめました^^;
何だかんだ言って、有田中井手の戦いで、全国区のネームバリューを持ってしまった元就さん。
で、今回の話は、この人の「天下を競望せず」をネタにしたかったというのもあります。
でも、おっしゃるとおり、兄・興元あたりから京の実際を聞いていて「やっぱいいや……」と考えていたのかも。
そんなことより北九州を制する方が、よっぽど現実味と旨味があったでしょうし。
子の代……道三の娘の婿の織田信長とは敵対しちゃうからなぁ。
書いている時点では、孫の代……毛利輝元と豊臣秀吉の微妙な関係をイメージしていたりするんですけどね^^;
ありがとうございました。
52 梟雄二人への応援コメント
元就もいいですが、新九郎もいいですよね。
美濃がへそ、日本地図はまだなかった時代ですが、そうかもしれません。
当時は、京へ上る要所の位置でもありましたものね。
ここで、新九郎とは別れたんですね。
作者からの返信
新九郎、結構お気に入りです^^;
さて、美濃がヘソ、これは「国盗り物語」でそういう記述があったのを、私が翻案して書きました。
だから道三は他の国ではなく美濃を盗りに行った……という流れでした。
実際、関ヶ原も美濃でしたし、そういうことを念頭に書かれた記述だったのでしょう。
で、新九郎はその美濃を取る=天下取りを目指すため、ここで別れました。
さらば朋友といったところです。
ありがとうございました。
編集済
52 梟雄二人への応援コメント
ついに覇者の座を譲りましたね、安芸武田家。御説では、ここで勝っていれば「甲斐武田家」という呼称が残ることになった……。ですが、『こじき若殿』以来、元就に感情移入してきた読者としては、別に惜しくないです。(笑)
佐東銀山城って、名称からして銀山に城郭を建てたのでしょうか。
「まずは、京の大内さまに報告」 ← ここ、大事ですよね。一番初めにだれに報告するか、順番を間違えると、のちのち面倒なことになりかねないので。
「美しいのう」 ← 惜しいかな、好漢・新九郎、語彙が素朴ですね。(笑)
とはいえ、ロープウェイか何かで登る岐阜城、敬意をもって思い出しました。
作者からの返信
安芸武田家の生き残りが、安国寺恵瓊と言って、毛利の外交僧となり、関ヶ原で重要な役回りを演じることになります。
そう思うと、なかなか数奇な一族だと思います。
ちなみに、安芸武田家の門跡自体は残ります。毛利家に仕えていたので。
その辺が甲斐の武田家とちがっていますね^^;
佐東銀山城、たしかに銀山あるいは金山に、という伝説があるみたいです。でもこの時代には銀は採れていないでしょう。そういう目的で城を奪ったり奪われたりはなかったようなので。
京の大内義興、「多治比のこと、神妙」と感状を出しますが、やっぱり京から帰って来ないという……^^;
そんなんだから、元就が尼子家に走ってしまうんだけどなぁ。
長井新九郎、ここで「絶景かな」とか言っちゃうと石川五右衛門になっちゃうんで^^;
シンプルイズベストで行かせてもらいました(笑)
まあ、ここは読者様の脳内に、あの神社のことを思い浮かべてもらえればそれでいいかな、と思っておりまして^^;
ありがとうございました。
52 梟雄二人への応援コメント
元就は戦だけでなく外交も上手だったんですね。こんな人が今の政治家にいたら……と切に思います!
毛利元就と斉藤道三が天下を切り盛りする世界、見てみたい気がしますね。
作者からの返信
ふつうは大内家に属して尽くしていく流れなんでしょうけど、元就は尼子家と手を結んじゃいます。
このあたりの思考の切り替えは、さすがとしか言いようがありません。
大内家の無責任さに「やってられるか」となっただけかもしれませんが^^;
元就と道三が天下を周旋していく……なかなか凄いですね、自分で書いておきながら^^;
そうなっていたら、この国のかたちが、もうちょっと変わっていたかもしれませんね。
ありがとうございました。
51 宴(うたげ)への応援コメント
まだ残敵が攻めてくるようですが、まずは勝利を噛みしめる時ですね。
雪様は小倉山城には戻らないですか、そうですか。
そりゃあ、夫と一緒に住みますからね。
その前にもう一仕事ありますが、頑張って夢の新婚生活へ。
作者からの返信
残敵と言いつつ、伴繁清あたりが、カモフラージュとして香川行景と己斐宗瑞を煽って攻めさせたんじゃないかと思っています。
安芸武田家の大半は、元就が尼子と手を組む(妙玖を娶る)のが目に見えているので、さっさと佐東銀山城へ戻りたかったのでしょう。
香川&己斐が、夜襲しないでわざわざ翌日に攻めてくるあたりが特に。
雪ちゃん、最初に出奔するときに、すでにこんな城出てってやるとか言ってますからね。
宮庄経友は、そのあたりを踏まえて、雪ちゃんをからかっているのです。
猛将だけど、頭は悪いわけでなく、面倒だから頭を使わないだけという裏設定なんで、彼なりのやり方で、妹を嫁に行くことを認めているのでしょう。
折角の新婚生活なのに、元就と雪ちゃん、お互い意識しながらも連戦によりぐっすり眠ってしまったという落ちをつけようかなと思いましたが、それを書くのも野暮かなと感じて止めました(笑)
ありがとうございました。
51 宴(うたげ)への応援コメント
新九郎さん、ほんといい仕事をしていますね。
その前に多治比どのと杉大方を妬いているかなんて、兄も困ったもので笑えましたけど。
やっと、平和な時間ですね。
これが続くといいのですが、無理ですよね。
作者からの返信
新九郎さん、本当にここまでやってくれるとは、筆者も思いませんでした(笑)
稀代の梟雄だけあって、何をやらせても名人なんで、重宝しました。
宮庄経友は、わざと雪ちゃんをけしかけています。
吉川家からさっさと出ていけ、嫁に行けという、彼なりのエールなんですよ^^;
毛利家最大の危機は去りました。
しかし、おっしゃるとおり、多治比元就が「毛利」元就となる事件や、吉田郡山城の戦い、そして……厳島の戦いという、毛利家が戦国大名そして中国の覇者となる、苦難のロードが始まります。
でも、雪ちゃん=妙玖夫人が、三矢の子どもたちを産み育んで、元就を支えてくれることでしょう。
ありがとうございました。
編集済
51 宴(うたげ)への応援コメント
杉大方さまがいるせいで、幸松丸さまがいるせいで、元就さまと子作りできぬやもと泣いていたくせに! ← はあ? いつそんなことがありましたっけ? 胡乱な読者としては、とんと覚えがございませぬが。(笑)
にしても、義理の母子を抱き合わせちゃったりして、作家さんのペン、留まるところを知りませんね。(^_-)-☆
それなりの体裁をつくりながら退散した高橋久光に凱歌をあげました。
新九郎、人情に通じたいい漢ですね。雪、よく惹かれなかったこと。(^^ゞ
作者からの返信
おっしゃるとおり、そこは書いておりません(笑)
ただ、筆者の脳内の世界ではそういう展開が有り(おそらく決戦直前の陣中)、そこにフォーカスしていないだけなんです^^;
「カメラ」をどこに向けるかが難しくて……何を書くかだけでなく、何を書かないかも大事なんだなと学んだ一作です。
元就と杉大方は、それぞれモデルがアニメ「一休さん」の一休さんと、母上様「伊予の局」なんで、まあ抱き合うわけです(笑)
ちなみにモデルは一人だけではないので、たとえばビジュアルはちがう人だったりします。
高橋久光……このあとちがう戦いで戦死しちゃうんですよね。
そこから高橋家の凋落が始まり……最終的には毛利家に食われます。
この有田中井手の戦いの際の仕打ちを、元就が忘れていなかったのでしょう。
長井新九郎、書状のみのアドバイスという案もありましたが、結局、準主役としてここまで頑張ってくれました。
彼には深芳野さんがいるし(笑)、何より、雪ちゃんは幼少の時に元就に出会って以来、ほかの男は眼中にありませんから^^;
ありがとうございました。
51 宴(うたげ)への応援コメント
おお!
雪ちゃんも成長しましたね!
元就と愛を確かめあった事から来る余裕でしょうか。
一文銭の穴、どの位小さいのかわからないんですが、油を注ぐのは難しいんでしょうねえ……。
作者からの返信
雪ちゃん、まあ元々、杉大方には敬意を払っていたので、元就にくっつき過ぎですと言うことはあっても、杉大方には何も言いませんし、言えません(笑)
ちなみに、杉大方からすると、愛する息子の嫁なんで、それはそれは雪ちゃんを可愛がりそうです。
一文銭、私にもわかりませんが、五円玉とかそれくらいかと思います。
伝説によると、斎藤道三は、この油の注ぎ方で、一躍奇特な油商人として名を上げたらしいです。で、美濃の国主や重臣たちに取り入って……という流れです。
ありがとうございました。
50 帰趨(きすう)への応援コメント
意外とあっさりと?
まあ、女性の方からここまで示されたら逃げられないか。
こういう初心な二人の抱擁は、覗いている人がいる方が場面の座りがいいですね。
爽やかな風が吹きました。
作者からの返信
武田元繁を斃したことにより、ある種の自信がついたことが原因かもしれません。
あと、やっぱり筆者が、亜麻色の髪の革命軍司令官代行みたいな告白が好きなのが遠因かと(まあ、彼は自分から行きましたけどね)。
それと、読む方の想像に任せるやり方が好きなので、こうしました^^;
それゆえに、ご指摘のとおり、困った時の新九郎ということで、彼に覗いてもらいました(笑)
爽やかと言っていただいて、嬉しい限りです。
ありがとうございました。
50 帰趨(きすう)への応援コメント
ふふ\(//∇//)\
私も覗いてしまった気がします。
新九郎さんも野暮な……。いえなんでもありません。
雪ちゃん、良かったですね。
作者からの返信
ある意味、新九郎さんは読者を代弁して代表して、「見て」くれているキャラです(笑)
この人が「頑張れ」みたいな暖かい目線で見てくれているので、まあ、嫌味にはならなかったのでは、と自己評価しています^^;
雪ちゃん、積年の想いが報われた瞬間です。
良かったと言っていただいて、恐縮です^^;
ありがとうございました。
50 帰趨(きすう)への応援コメント
共に戦う者だって、雪の決意がいさぎよくて。
ほんとに素敵でした。
幼すぎて、という新九郎の感想も素敵で、戦いが終わったあとの静けさと愛情。最高の回でした。
作者からの返信
毛利家の苦難の道は、むしろここから始まるみたいな感じなので、ある意味「共に戦う」決意がないと、元就にはついていけないし、元就もついて来なくていいと言ってくるでしょう。
雪ちゃんはそのあたりを本能的に悟っている……という裏設定です^^;
女の扱いに長けていそうな新九郎に言わせることにより、元就と雪の初々しさを醸し出そうかな、と考えたのです。そのあたりを言及していただいて恐縮です。
一大決戦を終え、報われた元就と雪(妙玖)。
戦国でも稀に見る相思相愛の二人と伝えられているので、まあ、それなりの舞台を用意させていただきました^^;
最高と言っていただき、嬉しい限りです。
ありがとうございました。
50 帰趨(きすう)への応援コメント
何と美しい二人の抱擁シーン!
単なる男女の関係を越えて、共に闘った者同士の深い結びつきを感じます。
しかしその抱擁シーン、人に覗かれているとは……。まあでも覗いている方も仲間ですから、それも良いのでしょう。
そして天のお星様も二人を見下ろし……実に壮大で爽やかですね。
作者からの返信
実はお互い一目惚れな二人ですが、日常においてたまに出会って話し、そして一大危機にあたって、共闘して撃破するという時間を共有して、やはり自分の相手はコイツしかいない、と思いを深めたんじゃないでしょうか^^;
ハグを覗かれているというか、まあ、元就と雪が周りが見えていないくらい集中していたんでしょう。
で、元就の方が視線に気づいて新九郎の方へ照れ隠しに来たのでは(笑)
新九郎や光政も「それ行け! そこだ!」と応援していたっぽいし、良いのでは。
天のお星さま……毛利家の家紋はオリオンの三ツ星なんで、こういうイベント時には星をからめております。
大河ドラマで、そんな説明があったので、使わせてもらいました^^;
ありがとうございました。
編集済
50 帰趨(きすう)への応援コメント
ひゅう~! 口笛を鳴らしたくなる濡れ場ですね。🌠
といっても、ただ抱き合っただけですが(笑)若いふたりにエールを贈ります。
にしても、元就が喜びを報告したい「母上」は、実の母ではなく杉大方なんですね。困難を共にして来たふたりの絆の強さがうかがわれますが、義理の母子関係に途中から介入したかたちの雪ちゃんとしては、いささか心騒めく展開かも……。
色恋沙汰は得意だ ← 新九郎のぬけぬけとまあ。この台詞も作者さんの創作かと存じますが、なんともいえない飄逸な面白みがあります。
作者からの返信
まあ、朝読なんで、これぐらいが限界かな、と(笑)
キスぐらいしても良かったかもしれませんが、まあいいや、と^^;
筆者としても頑張ってくれとしか言葉が無いです。
元就、実の母に対する敬愛の情はあるにはありますが、やはり「こじき若殿」の苦しい時代を共にした杉大方の方がインパクト大なので……。
そんな杉大方と元就の関係に、雪ちゃんとしても心中穏やかならぬことかと思います。
その辺はこれから触れます。
長井新九郎……斎藤道三は、主君から深芳野さんを奪ったり、なかなかな男なんで、まあその辺は「得意」なんじゃないでしょうか^^;
娘の濃姫の嫁ぎ先も、織田の「うつけ」さんを選んだりしているし、やっぱり「得意」と言ってもいいのでは(笑)
ありがとうございました。
49 西の桶狭間への応援コメント
やった。
ようやく強敵を屠った元就。
でも、この後、人生最大の試練が待ってるんだ。
仲間は役に立たないし、どうするんだろうねえ。
嫁とり。
作者からの返信
恐縮です。
今度は「やったか」なんて言わずに、ちゃんと井上光政にとどめを刺してもらえたし、やりましたね、元就。
ちなみに光政が首を取ったのは史実です。ラスボスの武田元繁は毛利家が、中ボスの熊谷元直は吉川家が首を取るかたちにしているところが、この謀神の配慮というか何というか恐ろしいところです。
あっ、でも、よく考えたら……真のラスボスは己の陣中に。
しかもこの合戦の大殊勲を取ってしまった雪ちゃんだし。
もう戦いに勝ってしまったから、何のハードルもないし、言い訳が効きません。自分にも。どーすんだ元就。
……何もしなくても、雲州の狼あたりが、元就を第二の武田元繁に擬して、「ウチの姪、どうだ?」とアタックかけてきそうですけどね(笑)
ありがとうございました。
49 西の桶狭間への応援コメント
雪の執念、覚悟、決意など全てが伝わってきました。
遂に討ち取りましたね。チームワーク抜群です。
『このことから、こう呼ばれる。――西の桶狭間、と。』
あー、この部分いいですね。その坂の名を思い出してしまいました。
元就もめちゃくちゃかっこ良かった!です。
作者からの返信
雪ちゃん、もう主役と言っても過言ではない活躍をさせてしまいました^^;
夫(予定)の元就の必死の健闘に応えるべく、幼き日から鍛えてきた弓の腕を遺憾なく発揮できました。
兄の経友や、悪友・新九郎、義弟(予定)の元綱らも、雪ちゃんの一撃のために頑張ってくれました^^;
西の桶狭間。
この言葉、決着がついたときに使おうと思っていたので、やらせていただきました(笑)
こういう言い回しが好きなもんで^^;
元就のことも、かっこ良かったと言っていただいて、恐縮です。
頑張って書いてきた甲斐がありました!
ありがとうございました。
49 西の桶狭間への応援コメント
武田元繁、斃る! 一気に読ませる力を持った卓抜な一話でした。
雪ちゃんの台詞が光ります。少女の読者を惹きつけるでしょうね。
ゆらりゆらりと川を流れて行く胴体が残像としてのこりました。
当時の武士にとって、首級だけが勝利の証しだったのですね。
作者からの返信
敵役を敵役らしく討つという、自分なりの課題へ挑戦した次第です^^;
この時代、どちらが正しいとは明確に言えない戦いばかりなので、あまりそれに傾いてはいけないと思いつつも、「敵役」を演じさせるということも、やはり相応の扱いなのかな、と思いまして。
雪ちゃん……ここまで決戦に食い込んでくるとは思いませんでしたが、最後に持って行きました(笑)
彼女の弓を信じた元就の勝利でもあります^^;
そして井上光政。彼が武田元繁の首級を上げたと伝えられているので、とどめは彼にやってもらいました。
ここで「斃した」ことを明確にしておかないと、安芸武田家の瓦解を起こせないので、やはり首級は上げざるを得なかったのだろうと思います。
ありがとうございました。
49 西の桶狭間への応援コメント
女性が弓を射るシーンは美しいですね。映画『里見八犬伝』の薬師丸ひろ子を思い出しました。
チームワークでついに大物を討ち取りましたね!広島人なのに、こんな大事な合戦を知らなかったとは情けない……。
作者からの返信
『里見八犬伝』懐かしい!
あれの伏姫の役(声だけですが)、松坂慶子さんで、大河ドラマ「毛利元就」で杉大方を演じているんですよね。
名画を思い出すきっかけになれて、恐縮です^^;
元就、ついに仲間たちと共に敵将を討ちました。
初陣で守護とか守護代を討った戦国武将は、元就ぐらいかもしれません。
信長も、桶狭間は初陣じゃないし。
広島県史としては、おそらく「厳島の戦い」の方が燦然と輝いていて、そのせいでこの「有田中井手の戦い」は霞んでいるのでは^^;
同じ毛利元就の戦いだから、これは仕方ないことかと思います。
ありがとうございました。
03 鬼吉川の姫への応援コメント
こんにちは。
吉川三兄妹の人間味が垣間見えていいですね。
厳島の戦い以前の毛利は、大内と尼子の間をうまく立ち回って勢力を伸ばした、ぐらいの知識しかないので、まっしろな状態で若き日の元就の活躍を楽しみたいと思います。
作者からの返信
こんにちは。
吉川三兄妹、本当はもっと年が離れているんですけど、何というか青春風味というか家族ドラマ的な要素が欲しくって、こんな感じになりました(笑)
厳島の戦いより前の毛利元就、たしかによく知られていません。
私も最初は厳島にしようかなと思って、いろいろと調べていくうちに、この初陣が一番キツいというかデッドオアアライブの大一番だったことを知り、筆を執った次第です^^;
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。