応援コメント

36 舌先三寸」への応援コメント

  •  こんにちは、御作を読みました。
     ああ、武田さん。無駄に敵ばかりが増えてゆく。
     史実の項羽さんやナポさんも、最後はそれで転んだんだよなあ。
     なお策に嵌めた黒幕は毛利元就、実行犯は綺麗なマムシ。
     黒幕が源頼朝、実行犯が大江広元or梶原景時クラスに、えげつないコンビプレーじゃんorz 武田さん達はどっちかというと相手が悪かったかな。

    史実劉邦「俺たちも」
    張良陳平「忘れては困る」

     ……うん、史実の劉邦とその参謀ズもたいがいえげつなかったね。
     徳ってナンダロウナー、と思いつつ、面白かったです。

    作者からの返信

    鳥なき里の蝙蝠というか、井蛙というか……。
    限定されたその状況は、自ら作り上げたものではないのに……。
    武田元繁、ここで吉川家の取り込みとか、高橋家の籠絡とか、そういう寝技ができれば……できないから項羽なのか(笑)
    ボナパルトさんも、足元のフーシェの寝技に負けたしなぁ……^^;

    そんなわけで謀神&蝮という、それなんて「信長の野望」という悪夢の組み合わせがここに(笑)
    しかもこの頃の安芸は脳筋ばっかりで、頭脳プレイがまともできる奴がいなかったことも、武田さんに災いしました。
    他ならぬ武田さんが脳筋だし……。

    ちなみに元就さんの祖先は、その実行犯の某大江広元さんなんで、えげつなさはお家芸だったのでは(笑)

    劉邦さんと参謀さんもえげつなかったですね、なお皇后……いえ、何でもありません^^;

    ありがとうございました。

  • 元就と宮庄の連合軍が中井手の熊谷元直へ攻撃し、その背後、有田城方面から、相合元綱が時間差で攻めかかる‥‥。
    つまり、義経の「鵯越」ですな!?

    小倉山城の吉川元経が、ばれない範囲での妨害工作‥‥笑。
    どうも、この「安芸の項羽」こと武田元繫は、元祖項羽と同様、剛勇はあっても人望、策謀はあまりない様子ですなあ!

    とはいえ、使者に対する元繫の態度は正しい。
    軍陣での儀礼は簡素であるべき。
    それを逆手に相手を苛立たせる長井新九郎、やりまするなあ!!

    作者からの返信

    今義経・相合元綱としては、「乗るしかない、このビッグウェーブ(鵯越)に」状態(笑)

    武田元繁さんは、さっさと有田城の譲渡を受け入れて、吉川家と和睦しておけば良かったのに……。
    おかげで武田家としては最悪の形で吉川家が敵に回ってしまうという……。
    この時点で、武田家に軍師がいなくて、よりによって、毛利家の元就が世に冠絶する謀将という状況が利いてきている感じです。

    元繁さん、要点のみを聞こうという態度はいいんですが、「自分の知りたい」情報だけ聞こうとしているんですよね。
    そこを新九郎にうまく誘導されているという……^^;
    こういう口八丁、やらせるのならやはり斎藤道三と思い、彼を出して良かったと思ったものです(笑)

    ありがとうございました。

  • 井上光政も長井新九郎もいい仕事しますなあ。
    元就は全部一人でやらなければ気が済まなそうな元繁とはこの点で違いますね。
    まさに項羽と劉邦。

    さて、垓下の一戦となりますか?

    作者からの返信

    史実では志道広良とか粟屋元秀あたりが動いたんだろうなぁと思います。
    でもちょっとそれやると、読者の方が「?」となってしまうので、既存の登場人物の井上光政に動いてもらい、かつ、長井新九郎こそ、こういう外交調略をやらせてみたいと思いましたので。

    おっしゃるとおり、武田元繁には、こういう范増みたいな動きをする人がいない&俺が俺がの性格が邪魔していますね。
    困ったもんです^^;

    さて、垓下か。
    あるいは井陘か……史実を見ると、元就さん、よくここまで考えたなぁと思うので(笑)

    ありがとうございました。

  • 一ノ谷や屋島みたいに敵の後方から奇襲を掛けるのは、いかにも義経風の戦法ですね。
    それで喜ぶとは、元綱も華々しいのが好きみたいで……。(笑)

    作者からの返信

    こういう奇襲をしたかどうかは分からないのですが、武田元繁が毛利本家の軍の動き(=有田城を目指す)により、中井手攻撃を見落としてしまったらしいのです。
    そのため、こんな感じにしました^^;

    それにしても相合元綱……私が「SLAMDUNK」の桜木花道みたいなキャラにしてしまったために、こんな奇襲大好きっ子に^^;

    ありがとうございました。

  • 新九郎、策士ですね。

    項羽の元繁を煽っていますね。
    こうした、策略、やはり戦国時代の醍醐味ですよね。面白かったです。

    作者からの返信

    そうなんです、外交調略という醍醐味、羽柴秀吉や明智光秀の十八番のアレを、ちょっとやってみたかったんです^^;

    項羽の元繁さん、もうちょっと冷静になるというか、軍師みたいな人がいれば良かったんですが、そのあたりが毛利に乗じられることになったんでしょうね。

    ありがとうございました。

  • 長井新九郎、蝮の本性が出ましたね。
    元繁、扇子を壊したり苛立ちを見せる時点でもう負けって気がしますが。拳を天に突き上げ誉めそやされている元繁の末路が気になります。

    作者からの返信

    長井新九郎=斎藤道三の真骨頂です(笑)

    武田元繁、もうちょっとちがう状況で、自分たちが劣勢だった場合、そのテンションで仲間を引っ張るというイイ感じになれたかもしれません。
    しかし優勢な立場に立つとジャイアン気質丸出しです(笑)
    さて、驕る元繁の末路やいかに……^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    今義経を自認して憚らない相合元綱も、自信過剰なヘンなやつですね。
    たしか後年、元就に退治されるのでは? あれ、ちがいましたっけ?

    疑心暗鬼ほど恐ろしい敵はいないでしょうね。👹
    ひとたび「あいつは怪しい」と頭の中でだれかが囁けば、そういえばあのときも……と思い当たる節が次々に出て来たりして、寝首を掻かれるような気がしてまんじりとも出来ない。現代の派閥闘争にも通じそうですね。

    作者からの返信

    史実の元綱はどういう人だったかは、あまり分かりません。
    おっしゃるとおり、(尼子経久の陰謀による)家督争いにより、元就に倒されているので。
    ただ、仲が良かったと伝えられています。
    そのため、元就とは性格がちがう、ハイテンションな弟にしてしまいました^^;
    折角の兄弟なんで、ちがう性格じゃないと面白くないし(笑)

    安芸武田家は、(元就さえいなければ)甲斐武田家のような感じになれたかもしれません。
    といっても、信玄ではなく信虎の方の。
    で、有力家臣同士、主従の間……でいろいろと思惑が走っています。
    武田元繁に、そのあたりを御する力というか頭があればいいんですが、惜しいことに脳筋であり、軍師がいない状況なのです^^;

    ありがとうございました。