戦禍の燐光《3》

 一度に与えられた情報の多さに困惑を隠せない高官たちも三々五々に解散し、文徳らだけが取り残される。

 ようやく緩められた博全の手から逃れ、主人を追いかけようとする明麗を、文徳が呼び止めた。


「そのままじゃあ、帰れないでしょう?」


 裸足はだしの足元に、投げ捨てられた明麗の彩鞋を揃える。


「……ありがとう」

「投げたのが釵の方でなくてよかったです」

「さすがに、それくらいの分別はつくつもりよ」


 赤くなった頬を膨らませて鞋を履く。「どうだか」と呆れ声がした方角へ、明麗が顔を向けた。


「兄さま。あの紙舗で偽書に関わっていた官吏も、もう捕まったのかしら」

「まだだ。紹介制ゆえに利用者はある程度判明してきたが、悪事に引き込む者はよほど厳選されていたようで、掴みきれていないという」


 紹介者を辿り、ひとりひとりの身辺を調べあげ、宋惺に付け入られる隙がなかったかを探る。しかし当然ながら、後ろ暗さを抱えた者ほど隠そうとするもの。法を遵守する調査では、とにかく時間と人手を必要としていた。


「せめて利用者全員分の筆蹟が揃えば、偽っている者を文徳に割り出してもらえるのだがなあ」


 剛燕がずいぶんと他人任せな案を出す。筆蹟鑑定能力を占かなにかと勘違いしているらしい。


「普通に書いた字では、そこまでわかりませんよ」

「そうなのか?」


 博全までもが少々残念そうだ。

 偽りを書いたのならば、その嘘は文字から滲み出る感情で見抜くことも可能だ。だがそれ単独で、偽書の筆者だとの決定材料とはならないだろう。あくまで鑑定は、ふたつ以上の筆蹟の筆癖などを比較した上で行われるものである。


「せめて照らし合わせられる偽書がもっとあればいいのですが」

「宋紙舗から持ち出せたのは、卜海の書など数点だけだ」

「いまごろは曹家の邸にも捜索の手が廻っているだろう。そこでなにか出るかもしれん」

「ほかに僕たちが確認できた偽筆は、冱州の改ざんと休暇願にされた楊殿の偽の署名。あとは後宮の目録……」

「わたしっ! ……皇后さまが心配だから戻ります」


 男たちが組む円陣から一歩距離をおいた場所で、明麗が声をあげた。そこで会話がいったん途切れる。熱が入りはじめていた彼らは、彼女の存在を忘れかけていた。いつもなら我先にと首を突っ込み、口を挟みたがる明麗にしては珍しい。

 

「ああ。後ほど父上からたっぷり叱ってもらおう。覚悟しておけ」


 朝議の場で、あのような騒ぎを起こしたのだ。皇后が倒れうやむやになったが、いくら主の矜持を守るためとはいえ、明麗の行為は決してほめられたことではない。父親だけでなく、方颯璉からもこれまでにないほど最大級の雷が落とされるのは必至だろう。

 妹の殊勝な態度を反省からくるものだと判断し、博全が念を押す。ところが思いのほか強気な応えが返された。


「わかっています!」


 眉根を寄せてキッとくちびるを引き結び、小走りで去っていく。その後ろ姿を見送った文徳は首をひねった。


「なにか、気がかりでもあるんでしょうか」

「皇后陛下の体調だろう」

「そうかなあ? そうですよね、きっと。……あ、そうでした!」


 剛燕の答えを呑みこむように繰り返した文徳が、左脇に抱えていた文箱を博全に差し出す。今後の取り調べに必要となる、大切な証拠の入った箱だ。


「もう矢傷はいいのか?」

「痛みはほとんどひきました。劉将軍が薬を届けてくださったので」


 多少動きの制限は受けるが、日常生活に支障が出るほどではない。劉家に滞在している女薬師、何央の調合した薬はよく効いた。文徳があらためて礼を述べると、剛燕は満足げに肯く。


「あの婆さん、腕はたしかのようだな。床上げは当分先になりそうだが、あの娘もどうにか死なずにすんだ」


 いちおうの朗報を喜びつつも、博全は受け取った箱の蓋を外した中にため息を落とした。


「それにしても、いつの間にこんなものを預かっていたのだ」

一昨日おとといの退庁前に。本当に急なお召しだったんです」


 内容が内容だけに、おいそれと他言するわけにはいかない。なにより皇帝直々に、くれぐれも内密でとの依頼である。文徳は養父である周楽文にも、この件については話をしていなかった。


「このように重要な証拠の存在を教えてくださらなかったとは、それほど我らは頼りにならんのか」


 肩を落とした剛燕の声音は、憤りよりも落胆の色が濃い。

 気落ちする彼らに告げるかどうか迷った挙げ句、文徳はぼそぼそと口を開いた。


「宮処入りした淘利様から書簡を受け取られた陛下は、あの場で曹逸殿が偽筆屋と手を組んで私腹を肥やしていることを認められれば、梛国との内通はともかく、偽勅に関してはご自身の胸の内に収めるおつもりでいらっしゃいました」

「なんだとっ!」


 揃って目を剥いたふたりの迫力に圧され、文徳は半歩足を退く。話したことを後悔したが、中断は許されかった。


「今回の件では、罪のない人たちが亡くなっているだけでなく、国境に侵略の危機を招きました。それでも陛下は一度だけ、曹逸どのに機会を与えられたんです」


 謀叛や弑逆に比べたら、詐欺や横領の罪はまだ軽い。然る後にそのほかの罪を自白すれば、最悪でも家族に累が及ぶのを免れることができる。だがそれに気づきもせず曹逸は墓穴を掘り、淘利によってその穴に突き落とされた。皇帝の深意など知る由もなかった博全たちも、彼らの手助けをしたようなものだ。

 これより先皇帝は、一切の私情を挟むことなく、法に基づき正当に処断するのだろう。そしてまた、己の血に悩むのだ。

 深く長い嘆息がふたつ、がらんとした朝堂を埋める。博全からも剛燕からも言葉は発せられず、しばらくの間重苦しい沈黙が続いた。

 それを、仕方なしといった態の剛燕が、頭を掻きむしりながら破る。


「あいかわらず甘いな、我が君は。ご自分の命をなんだと思っている」

「まったくもって、あの甘さは致命的だ。そのうえ夫婦揃ってとは始末が悪い」

「ご自身に流れる血を疎まれているのに、その血の縛めをご自分からは絶つことができないときたもんだ」

「なぜあのようなお方が玉座などに坐っておられるのか」


 だれかに聞かれたら、今度は彼らの首が飛びかねない雑言が、双方の口から次々と繰り出される。けれどふたりが、皇帝のその人柄も含めて慕っているのは、口振りからもあきらかだ。


「けれどもおそらく陛下は、こうなることを予想されていたのではないでしょうか。朝堂に呼ばれた際は、真実を偽ることなく告げよとの仰せでしたので」


 でなくば、もとより文徳に筆蹟鑑定など頼まない。真相を闇に葬るなど、皇帝にとっては造作もないことなのだ。それをしなかったのは、この国の主としての務めを承知しながら、無慈悲に糾弾することを躊躇った末の、苦渋の選択だったのかもしれない。


「本当に、手のかかる主君だ」


 諦めたように、剛燕が玉座を振り返ってこぼす。


「いまの我らでは、世話も焼かせていただけていない」

「もっともだ! ならば勝手に焼かせてもらおう」

「まずは、この件を片付けなければ」


 博全が文箱を叩く。幹を倒しても根が残っていては、いつまた芽が生えてくるかもわからない。


「とはいえ、文徳はともかく、オレたちにはもう手を出せることがなさそうではないか?」


 書に疎い剛燕が肩をすくめる。

 一緒にされ、不愉快に眉をひそめていた博全が、ふいに眉間のシワを深めた。 

 

「さきほど曹逸は、鴛鴦図の呪詛は知らぬと言っていたが、あれは真実まことだろうか」

「ただの悪足掻きかもしれん。だがあれの言うことにも一理ある。曹家なら、毒を使うなり後宮に刺客を放つなりするほうが、はるかに慣れているはずだからな」


 過去の悪行を知っているかのような剛燕の物言いに、文徳はぶるりと身体を震わせる。その横で思案顔をしている博全の家も、曹家同様に皇家とは関わりの長い名門なのだ。


「……もしかして李家の方々も、裏のアレコレに通じたりしています?」


 冗談めかして文徳が問う。すると博全は、涼しげな目元はそのまま、口の端だけで艶やかに笑んでみせた。

 

「その顔に騙されるなよ」


 文徳の肩に剛燕が太い腕をまわして、これみよがしに耳打ちする。しゃべるたびに硬いヒゲが首筋をくすぐった。


「劉将軍?」

「こいつは――李家の連中は、周りが思っているほど清廉でも実直でもない。ひとたび必要と定めたら、そのためには手段を選ばずとことん我を貫き通す。いまは頭に「国のため、陛下のため」がつくが、それがいつ「家のため、己のため」に代わるとも限らない。あれはそういう家だ」


 剛燕がヒゲに覆われた顎をしゃくると、博全は「心外だ」と口にするが、訂正の言葉は続かない。

 文徳は肩に預けられた重みを堪えながら首を動かし、花鳥文が彩る藻井を仰いだ。

 一切の迷いなく厳格に入れられる宜珀の起筆、博全の鋭さを持つ格調高い、そして真っ直ぐすぎる明麗の送筆。それらが文徳の目裏に、墨色も濃く現われる。


「それってつまり、自分の気持ちに正直ということですよね。李家のみなさんが書かれる書、そのままじゃないですか」

「……はっ!」


 がくりと項垂れた額を文徳の左肩にのせたまま、剛燕は肩を震わせて笑いだす。ついに文徳が、傷に響くと偽の訴えを申告するまでそれは続いた。

 怒っているようで困ったような、複雑に歪んだ顔をあらぬ方向へ背けていた博全は、咳払いを繰り返したあと声を裏返す。


「し、しかし、あれだ。あの画の呪詛が曹逸とは関わりがないとなると、いささか厄介ではないか?」


 同時期に目録の書き換えをみつけたことなどから、ほかの偽筆の件とも繋がりがあるものと考えていたが、見当違いだった可能性が浮上したのだ。そうなれば、宋紙舗で行われていた偽筆の線から犯人に辿り着くのは、困難になるかと思われた。

 だがそれを、文徳は否定する。


「いいえ。まったくの無関係ではないはずです」


 珍しく自信をみせると、博全らは揃って身を乗り出す。書に関しては、彼の見立てに勝るものはない。


「少なくともあの目録は偽筆でした。それもかなり書き慣れた手蹟。持ち出し、書き直してすり替える。皇宮内でそんなことをできる者が、それほどいるとは思えません。あの紙舗とは何かしらの関わりがあるはずです」

「するとやはり、利用者の中から洗い出すよりほかないのか」


 堂々巡りとなる話に、剛燕が苛立たしげに舌打ちした。

 いつになるかも見当がつかない期間を、皇后は懐妊してもまた御子が狙われるのではと怯えて過ごすことになるのだ。朝堂でみせた、決死の姿が思い起こされた。


「先ほどの文徳の話がずっと頭に残っていたのだが……」


 博全が暗澹たる思いで伏せていた睫毛を力強くあげる。


「その者たちに『偽筆には関わっていない』と書かせてみる、という策は使えぬだろうか?」


 名のあがった官吏を片っ端から呼び出し、獄吏たちの監視の下で証文をとる。無実ならばなんら問題なく提出でき、身に覚えがある者は嘘が文字に表れる。身体を痛めつけるでもなく、個々の下調べも不要。その中から不審人物を抜き出すことができれば、手間暇は格段に少なくなる。

 文徳にかかる負担など度外視で、博全は良い手を思いついたと満足げに肯く。


「え? はあ、まあ。それでしたらわかる……かも」


 とはいえ、相手は偽筆を生業にしていた者だ。さすがの文徳も及び腰になる。しかし博全はすでに、大理寺まで話を付けに行く気でいる。

 文箱を届けたその足で、さっそく提案してみようと意気込んだ。

 思い立ったら即、行動に移さなければ気が済まない性分は、兄妹で共通している。手土産代わりの文箱を抱えた博全が先に朝堂を出て行くと、文徳は剛燕から明麗の釵を渡された。


「おまえさんが返しておいてくれ」

「でも、最近は書庫に来ないんですよ。なにか聞いていませんか」


 剛燕は、ふうんと文徳の顔を覗きこみ、にやりと笑いながら首を横に振る。


「とにかく持ってろ。そのうち、渡す機会もくるだろう」


 朝堂の外は、陽が昇っても薄暗い。剛燕は絶え間なく雪が落ちてくる空に向かって両腕を突き上げ、大きく伸び上がった。さながら冬眠から覚めた熊のようだ。早朝に一度掃き浄められたはずの前庭には再び雪が積もり、数多の足に踏み荒らされている。剛燕はその上に、さらに大きな足跡をつけながら去っていった。



 本来の職場へと戻った文徳を、周楽文の声だけが出迎える。


「お疲れさまでした。いま、熱いお茶を淹れましょう」

「僕がやります!」


 間仕切りに使っている衝立の奥をのぞくと、楽文は風炉に手をかざしながら湯が沸くのを待っていた。


「かまいませんよ。火の近くは暖かいのでね」


 ほかと比べても特別紙が多いこの房では、必要以上に火の扱いには気を遣う。極力火気を抑えているので、今日のように寒い日は指先がかじかみ、筆を持つのにも苦労するほどだ。

 釜越しに見る白いもやもやが、湯気だかヒゲだかわからないくらいに顔を近づけている楽文は、資格もない文徳が、なぜ朝議に呼ばれたのかは訊ねない。

 養父の言葉に甘えて、文徳はいつもの位置に腰を下ろした。

 剛燕に押しつけられた釵は純金だ。硬い質感のわりに温かみのある色合いをした玉が釵頭にはまるそれは、文徳がどのくらい出世すれば購えるのだろうか。こんな品が手元にあっては、ろくなことを考えない。早く返さなければと、文徳はまっさらの料紙にのせる。


「おや。きれいな琥珀ですね」


 丁寧に釵を包む手の傍らに楽文が静かに置いた茶碗からは、淹れたての茶の豊かな香りが立ちのぼった。

 

「明麗のものなんです。次に会ったときに渡さないと……」


 彼女にとっては無数にある手持ちの一本なのかもしれないと考えると、文徳は自分がどうしてあのような人たちと縁をもっているのかが不思議でしかたがない。官吏になってまだ一年と経たぬうちに、文徳を取り巻く環境は大きく変化していた。

 反故の余白に、林文徳と己の名を書いてみる。去年とはなにかが違う文字になっているだろうか。離して眺めてみるが、自分ではよくわからない。


「文字に表れる個性って、やはり血筋や育ちが影響するのでしょうか」


 茶を吹き冷ましている楽文の白眉が、おや、というように動く。

 だからといって、同じ環境で同じように暮らしても、同じ人間には育たないだろう。文字もそうだ。机を並べて共通の師に師事した弟子同士とて、判で捺したような文字を書くことはない。


「成長していく過程で見たもの、聞いたもの、感じたこと、世の中から与えられるすべてがその人をつくっていくんでしょうね」

「ただ普通に生きているだけで、個性なんて生まれるものです」


 湯気の消えた茶碗をのぞく師の言葉が、文徳の脳裏に小窓を見あげた秋子来の虚ろな瞳をよみがえらせ、生温くなった茶をひと息に飲み干す。眉根が寄ったのは、少々煮出しすぎた茶の渋みのせいだけではなかった。


「師匠は、文字から個人を完全に消すなんてことが、できると思いますか」


 完璧に思えた荀寛の偽筆にも、わずかながら書き手の情報が残されていた。卜海の偽書からは筆者の背景を垣間見た。どんなに技巧を凝らしても、偽筆はしょせん偽筆にすぎない。

 だが、もしあのまま耳の不自由な子来が皇帝の手蹟を書き続けていたらどうなっていただろうか。ふと湧いた、考えてはいけない興味を頭を振って追い払う。

 唐突に奇怪な行動をした養い子を、楽文がハハハと声をたてて笑った。


「それは難しそうです。自分を消して他人に成り代わるようなものでしょうか。役者は舞台に上がるとき、面を着けたり化粧をしますけれどねえ」

「自分を消す……たしかに簡単ではなさそうです」


 決して楽な人生を歩んできたわけではないが、自分以外の人物になりたいと思ったことなどない文徳に、その方法は考えつきもしない。

 そういえば、明麗は男に生まれたかったという。そんな、本気とも冗談ともつかなかった話を、卓の端に置いた釵の包みが思い出させた。

 曹逸が捕らえられたことにより、秘書省の仕事が増えることも考えられる。いまのうちに、滞っている仕事を片づけるために開けた抽斗の中で、文徳はそれをみつけた。


「これもだ」


 以前、郭惟信が門前で拾った明麗の落とし物も、いまだ返せずにいる。折り畳まれた紙の裏から透けて見えるぶんには、文章ではなさそうだ。明麗の話からすると、李家と縁のある孟志範という文官が書いた皇城の地図らしい。

 ――個性がないのが個性。

 宋紙舗に入っていった男の手蹟を、明麗がそう評していたことが無性に気にかかる。


「文でないのなら、見てもかまわないですよね」


 だれに聞かせるともなく言い訳し、シワのついた紙を開いた。




 雪はみぞれに変わり、いっそう滑りやすくなった石畳の路を急ぐ。途中、幾度も足を取られながら、文徳は再び皇宮を目指していた。


「そのように濡れて、どこへ行く」


 通用門にも辿り着かないうちに、博全と行き会う。空手のところをみると、大理寺からの帰り道だろう。従者に傘を持たせる博全は、袍の肩の色を変えた文徳に奇異の目を向けてくる。


「博全さま……」


 早鐘を打ち続ける胸元にあてた手を、衣ごと握りしめた。その下にあるのは一枚の還魂紙。

 従者から傘を奪い片手で追い払った博全が、くちびるを蒼く染める文徳を中に入れる。天気のせいか、朝堂での騒ぎは夢だったのかと思うほど人のまばらな官衙街で、ふたりきりのような空間が作られた。

 傘にあたる音が重たい。


「あの、孟志範という官吏は、いったい何者なのですか」


 文徳が白い息とともに投げかけた疑問は、ただただ博全を戸惑わせるだけだった。

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