第57話

「第五層に行きましょう。第五層の地図は無いです」

「わかった」


 俺たちは第五層に向かった。第五層は雪景色で吹雪が吹いてる。寒い。アイテムボックスから防寒着を出してカレンに貸した。


「ありがとうございます」


 道なりに進んでいくと、巨大なドラゴンがいた。


『人の子よ、何しに来た』


 ドラゴンが話しかけてきた。


「お前を倒して宝を手に入れる!」

『なんと、正気か。返り討ちにしてくれる!』


 ドラゴンはブレスを吐こうとしている。そんなドラゴンに攻撃を加える。


「ファイヤーストーム!」

「ファイヤーストーム!」


 ドラゴンが仰け反る。ブレスはキャンセルされた。


『おのれ、こしゃくな!』


 ドラゴンが尻尾で攻撃をしかけてきた。


「せいっ!」


 尻尾は一刀両断された。


『ぐわっ、このままでは…』


 ドラゴンは噛みつき攻撃を食らわせてきた。


「せいっ!」


 俺はカウンターでドラゴンの首を飛ばした。ドラゴンは死んだ。ドラゴンは消滅して、巨大な魔石になった。


「第五層はこれで終わりか」

「あっ宝箱ですよ」


 俺たちは宝箱を見つけた。早速開けてみる。


「これは…エリクサーだな。他は剣か?」

「アインさん用ですね」


 魔剣のようだ。どうやら氷の魔力を持っているようだ。


「エリクサーは冒険者ギルドに売るか」

「そうですね」

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