第48話

「何かSランクに指名依頼はありますか?」


 Sランク証を見せて、ギルド受付嬢に話しかける。


「グリンコ帝国と戦争です。直ちに、国境に向かってください」


 この間の召喚士はグリンコ帝国の者だったのか。


「グリンコ帝国との国境か、結構遠いな」


 俺たちはゆっくり国境に向かうとした。俺たちが着くともう戦闘は始まっているようだ。


「お前らは誰だ、ずいぶん遅かったな」

「Sランクのアインだ」

「Sランクのカレンよ」

「Sランクぅ?!おおい!Sランクが着いたぞう!」


「お前らに見本ちゅうものを見せてもらいたいのう」

「いいぞ、じゃあ行ってくる」

「ああ、行っちゃった」


「はっ!よっ!」


 近くの敵雑兵を斬った。しばらく斬ってると。騎兵がやってきた。


「俺が来たからには好き勝手させねえぜ」

「お強そうなのが一人きましたねぇ」

「馬鹿にしているのか!」


 俺は突っ込んできた騎兵をカウンターで首を飛ばした。馬に盗んで乗る。戦場を駆け回る。


「おりゃ!おりゃ!おりゃ!」


逃げ惑う敵雑兵を討つ。討ちまくっている。そろそろ戻るか。


「どうだった?」

「すごかったです」

「たったの30分であんなに倒したのか」

「Sランクすげーんだな」


 俺たちはどこに行けばいいのかわからないまま夜になった。ここにテント立てておこう。

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