第47話

 俺たちはカーボスの町から魔物が消えているのを確認して、王都の冒険者ギルドに帰ってきた。


「今帰ってきた。カーボスの町から魔物は消滅した。カーボスの町のダンジョンの最奥で魔物を召喚している奴がいたが倒した」

「魔物を召喚…、そんなことが…」

「あとこれベヒーモスの魔石だ」


 俺はアイテムボックスから巨大な魔石を取り出す。


「わっ、これがベヒーモス…たぶんグリンコ帝国の仕業ですね。ギルドマスターに報告してきます。あ、報酬は白金貨50枚です」


 俺たちは報酬を山分けした。


「私はアインさんがいるから冒険者を続けていられるのです。アインさんが消えるのならば私は引退するしかありません」

「わかった、しばらくパーティを組もう」


 カレンに秘密を知られてしまったがまぁ大丈夫だろう。俺たちは晩飯を食べ、宿に戻ることにした。


「一緒の部屋に泊まりませんか?私の初めてをアインさんに貰って欲しいんです」

「わかった」


 俺たちは一緒の部屋に泊まった。カレンの体を貪る。カレンはいい匂いがした。


 翌朝。


「昨日は凄かったですね。私何回も…」

「俺も何回も…クリーン」


 俺はクリーンを唱えた。汗や布団のシミも綺麗になった。


「子供ができたら引退だな」

「はい」


 俺たちは冒険者ギルドに向かった。

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