第40話

 俺はキャラ変更でソー子になり、魔導書を出してアインに戻る。そしてカレンの泊まってる部屋に行った。


「いらっしゃい、何の用?」

「魔導書を持ってきた」

「魔導書?」

「読むだけで覚えられる便利な魔導書だ」

「すごい!読んでみたいです!」


 俺はカレンに魔導書を渡した。俺も読んどこう。回復魔法、火魔法、水魔法、土魔法、風魔法、雷魔法、聖魔法、闇魔法、無属性魔法。


「すごい!読んだだけで感覚で使えるようになりました!」

「魔力は増えてないから気をつけてな」

「アインさん、ありがとう」

「じゃあ次はAランクに上がることだな」

「明日、受付嬢に聞いてみましょう」


 俺たちは別れて寝た。翌朝、俺たちは冒険者ギルドに行った。


「受付嬢さん、Aランクになるにはどうしたらいいんだ?」

「Aクラスの素材を取ってくることですね」

「これなんかAランク素材なんじゃないかな」


 ダンジョンで倒したドラゴンから出た巨大魔石だ。


「ふむふむ、これはSランク素材ですね。これでAランクにあがりまか?」

「じゃあこっちの魔石はどうだろうか」


 サンドウォームから出た巨大魔石だ。ドラゴンよりは低いだろう。


「ふむふむ、これはAランク素材ですね。これでAランクに上がりますか?」

「「はい!」」

「これでアインさんとカレンさんはAランクです。Sランクにもなれますがなりますか?」

「「はい!」」

「これでアインさんとカレンさんはSランクです。おめでとうございます。これ以上のランクはありません。貴族から指名依頼が来ることがあります」


 俺たちは一気に2ランク上に上がった。

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