「さてどこにワイバーンはいるんだろうな」

　俺は探知魔法を唱えた。まだ遠くのようだ。

「遭遇したワイバーンも持ち帰るぞ」

「新しい魔法でイチコロです」

　山の奥に進んでいくと。

「ワイバーンだ！」

「撃ち落としますよ、エアカッター！」

「ギャオウ！」

　真空の刃がワイバーンを襲う。ワイバーンの首を刎ねた。ワイバーンをアイテムボックスにしまった。

「さてワイバーンの卵はどこだぁ！」

「この辺には無いようです」

　もうちょっと奥に行こうか。

「ワイバーン2体だ！」

「エアカッター！エアカッター！」

「ギャオウ！ガガウ！」

　真空の刃2個がワイバーンを斬りつける。ワイバーンの首を刎ねた。ワイバーン2体をアイテムボックスに入れた。

「ワイバーンが出てきたところを調べてみましょう」

「よし」

　俺たちは木に登った。あった。ワイバーンの巣だ。卵は5個ある。俺は卵5個をアイテムボックスに入れた。

「これで白金貨50枚か。簡単な仕事だったな」

「はい、でも油断は禁物です」

　俺たちは一週間かけてガッソ山脈から王都のギルドまでたどり着いたのだった。

「ほら、ワイバーンの卵5個持ってきたぞ」

「はい、合計白金貨50枚です。ありがとうございました」

　孵化させるのか食うのか知らんがまあいいだろう。

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