第32話

「ふぁぁ~あ」


 俺は起きた。テントから出る。外の景色は何も変わってないが朝だろう。


「おはよう、アイン」

「おはようございます、アインさん」

「おはよう、アインさん」


 エレナ達が起きてきた。テントと寝袋をアイテムボックスにしまう。


「何もありませんでしたね」

「このまま第七層まで行くぞ」


 俺たちは第七層への階段を降りた。第七層は雪景色だった。俺は防寒着をアイテムボックスから出して3人に渡した。


「防寒着ありがとう」

「引き返すのもありですよ」

「寒いです」


 どうやら3人は寒さが苦手のようだ。俺たちは第七層を進む。するとスノーウルフがあらわれた。


「10匹以上いるか?せいっ!」

「ギャピ!」


 俺が1匹倒した。


「ファイヤーアロー!ファイヤーアロー!」


 カレンが2匹倒した。エレナは雪に足を取られていて攻撃できていない。そんなエレナにスノーウルフが攻撃していた。


「ガウ!」

「このっ、なめるな!」


 エレナがカウンターで3匹倒した。


「せいっ!ふっ!おらっ!」


 俺はスノーウルフの集団に斬り込む。3匹倒した。


「ファイヤーアロー!ファイヤーアロー!」


 カレンが2匹倒した。残り1匹。


「魔刃剣!」


 俺は真空の刃を飛ばした。スノーウルフは切断された。スノーウルフは全滅した。


「さっさと第七層を通過してしまおう」


 俺たちは第八層への階段を降りた。

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