「いやあ、アイン強いねぇ」

「アイン君が一人でほとんど倒しちゃいました」

「すごいですね」

　エレナ、カレン、ホルンから褒められる。

「これからもあたしたちとパーティーを組んでいかないか？」

「わかった組もう」

「やった！」

　エレナたちとパーティーを組むことになった。王都の冒険者ギルドに帰ってきた。オークの死体をアイテムボックスから出す。

「わ、アインさんはアイテムボックス持ちなんですね。オークが２５体、オークロードが１体、報酬は金貨４０枚です。あとアインさんはDランクに昇格です」

　エレナたちと報酬を山分けする。一気にFランクからDランクに昇格した。

「Dランクに上がったのかい。あたしたちもDランクなんだよ。追いつかれちまったな。Cランクに上がるには護衛依頼を達成する必要があるんだよ」

　護衛依頼か、いっちょ受けてみるか。

「オルトラム領への護衛依頼があるな。これを受けよう」

「護衛依頼ですね。明日の朝に冒険者ギルドで待ち合わせです」

　俺たちは宿に泊まることにした。部屋は別々だ。翌朝。

「お前さんたちが護衛かい？私は商人のゲイツだ。よろしく頼む」

「よろしく。じゃあ行こうか」

　早速オルトラム領に馬車４台で出発した。護衛は俺たち４人だけだそうだ。少なくないか？

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