第4話
朝を告げる鐘の音が聞こえる。今日は何しようか。
「お金を稼がないと」
今日も魔物を狩ることに決めた。
今日は今いるスランの町を北に進んだ平原にやってきた。すると早速ゴブリンに囲まれた。
「チェインライトニング」
一発で5匹のゴブリンを倒した。
「あー解体用のナイフ持ってないからそのまま収納でいいか。【収納】」
ゴブリンを収納した。
「【魔物サーチ】」
索敵すると前方に魔物に囲まれている馬車を見つけた。オークか。襲われてる人を助けよう。チェインライトニングだと襲われてる人ごと倒しちゃうから個別にたおさないとな。
「エレキアロー、エレキアロー、エレキアロー」
オークを3体撃破。
「助太刀する」
「助っ人かありがたい!」
全身鎧の人に感謝された。3体のオークを倒したことで馬車側がかなり優勢になった。残りを倒しておこう。
「エレキアロー、エレキアロー、エレキアロー」
オークを全て倒した。倒したオークは収納に入れておく。
「やあ、助かったよ。ありがとう。俺はジョン」
全身鎧がジョンと名乗った。馬車から誰か出てきた。
「ジョン、大丈夫ですか」
「お嬢様、この爺さんに助けてもらいました」
「どうもラムウです」
「ジェシカ・フォン・オルトラムといいます。隣の領主の娘です」
うちの領のお隣さんだったのか。
「ラムウさん、護衛として雇われてみませんか?褒美ははずみますよ」
護衛か、うちの領から離れて旅をするのもいいかもな。
「わかりました、護衛引き受けます」
「馬車にお乗りください、大賢者様」
大賢者と言われてしまった。もしかしてトラブル発生か?
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