第52話

 早速2人に買い物と料理を任せることにした。


「今日は挽肉が安かったのでハンバーグです」


 しばらく食卓で待っていると、ハンバーグとライスとサラダが出てきた。食べてみた。


「うん、美味い」

「美味しい!」

「私たちも一緒にいただいてもいいですか?」

「うん、一緒に食べよう」

「ありがとうございます」


 4人で食卓を囲んだ。食後は風呂に入った。洗濯物は置いとけば洗濯してくれるだろう。


「私たちの部屋はどこですか?」


 マリナとサラが聞いてきた。


「ああ、好きな部屋を使っていいよ。部屋はたくさんあるから」

「ありがとうございます」


 二人は部屋に入っていった。俺たちも部屋に入った。


「良さそうな人たちで良かった」

「そうだな」


 俺たちは愛し合った。翌朝。


「おはようございます、朝ごはんはパンとゆで卵とコーヒーです」


 朝起きるとマリナとサラは既に起きていて、朝ごはんの準備をしていた。


「おはよう、朝も美味しいね」

「おはよう」


 朝ごはんを食べ終えた。冒険者ギルドに行こう。


「これから冒険者ギルドに行ってくる」

「行ってらっしゃいませ」


「おはよう、指名依頼は入ってるか?」


 俺はSランク証を冒険者ギルド受付嬢に見せて尋ねた。


「王族からの指名依頼です。魔法を教えてほしいとのことです」


 魔導書を読ませればいいか。

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