第8話

「では行ってまいります」

「うむ、寂しくなるな」


 俺はオルトラム家から離れ、人気のないところまで進んだ。


「この辺なら人に見られないだろう【キャラ変更】」


 俺は氷の魔女、メアリーにキャラ変更した。


「アーアー声が高くなった。乳で下が見えない」


 メアリーは基本何でもできるが、氷魔法が得意な設定だ。


 さて、この町の冒険者ギルドで登録しとくか。俺は冒険者ギルドに向かった。


「冒険者登録をお願いします」


「名前をお願いします」


「メアリーです」


「新規登録は銀貨5枚です。ちょうどいただきます」


 オルドラム家から出た給金で払えるようになった。


「これでF級冒険者です。ありがとうございました」


「ありがとうございました」


 俺が帰ろうとすると男に絡まれた。


「よう、姉ちゃん俺といいことしようぜ」


 男を無視して帰ろうとすると。


「よう、無視すんなよ。ええ乳しやがって」


 男は俺の手を掴んだ。


「フリーズ」


 俺は氷魔法を唱えた。男が凍った。


「な、な?なんじゃこりゃあ?!」


 そのまま冒険者ギルドを出ていく。


「今の女、詠唱省略してたぞ」

「いい女だったな」

「俺の女にしてえ」

「お姉さま、かっこいい」



 宿まで来た。とりあえず一泊。飯も食う。飯を食ってるときも男に絡まれた。このメアリーの体は絡まれやすいようだ。部屋に入って服を脱ぐ。裸をまじまじと見る。メアリーはすごいスタイルの持ち主だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る