概要
「ずるいぞ!!お前は俺の名前を知って契約したんだ」「人間臭い精霊だな」
現代の砂漠のオアシスの国、カスパール王国第2王子のリカルドは、兄の陰謀によって、命を落とす。風の加護の強かった彼は、魂だけ約500年過去に飛んでいた。そこで、光の神と逢い、精霊(エーレ)として転生させられた。銀の森の高位風の精霊(エーレ)風の奥方の寝床にいたところを光の神のちよっけいのしそん
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!精霊と人間の絆を軸に、ファンタジー世界を舞台とした壮大な世界観
精霊と人間の絆を軸に、ファンタジー世界を舞台とした作品です。
主人公のアンナレッタは、聖なる一族の出身でありながら容姿の特殊性から母親に遺棄され、孤独な幼少期を過ごしました。そんな彼女が風の精霊リカルドと出会い、契約を通じて心を通わせていく過程が丁寧に描写されています。
リカルドは人間だった記憶を持つ生まれたての精霊で、現状への戸惑いを見せます。一方、アンナレッタは強気な性格ながらもリカルドに好意を抱き、未知の力を引き出そうと奮闘する様子が印象的でした。二人のかけ合いから、徐々に信頼関係が築かれていく様子が伺えます。
アンナレッタが母の見舞いのため西域へ旅立ち、誘拐されるという展開が描…続きを読む