概要
アンビシャスな人々が歩いた道。きびしそうだけど、うらやましくもある人生
19世紀、ゴールドラッシュの頃に、サンフランシスコを駆け抜けた人々の物語。
彼らの人生は時に厳しく、時に哀しく、またおもしろくもあり、信じがたくもあり。とてもカラフル。
でも、共通しているのは、みんなアンビシャスで、懸命だったこと。
大変そうだけど、こういう時代に生きてみたかったと思うかもしれない人生ストーリー。
彼らの人生は時に厳しく、時に哀しく、またおもしろくもあり、信じがたくもあり。とてもカラフル。
でも、共通しているのは、みんなアンビシャスで、懸命だったこと。
大変そうだけど、こういう時代に生きてみたかったと思うかもしれない人生ストーリー。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!アメリカンドリームの光と影
19世紀半ば、ゴールドラッシュに沸いたサンフランシスコを舞台に、この地に夢と人生を託した人々を取り上げるエッセイです。
といっても、成功者の栄光ばかりではなく、むしろその光の裏側にある影の部分も同時に描かれているところが興味深い。
歴史に名前を刻む者の陰で、まるでいなかったかのように葬り去られる者。
男主導の社会でしたたかに生きた女たち。
まだアメリカが若かった頃の無謀なエネルギーの中に、人間の図太さ、狡さ、人生の皮肉など、色んなものが詰まっています。
サンフランシスコに根ざした筆者独特の視点で見つめるアメリカンドリーム。とても読みやすく読み応えのある一作です。 - ★★★ Excellent!!!アメリカの青春
アメリカンドリームを体現した、極めて個性的で野心家の方々に焦点を絞ったオムニバス形式のエッセイ。
時はゴールドラッシュ。処はサンフランシスコ。
順番に取り上げられる四人の男たちは金を採掘したのではなく、中西部大陸横断鉄道に賭けて、それに成功した成金たちです。
彼らはビッグ・フォーと呼ばれています。
たとえば、スタンフォード。
スタンフォード大学との関係、知らない方もいるのでは?
金儲けに特化するとこうもあろうかという具合で、出てくる面々の人生は凡人には無理でしょう。
ほぼ詐欺師です。
日本においても自然の景観をぶち壊しにする黒々とした太陽光パネルや、山河に投棄される産業廃…続きを読む