概要
そんな世界でレストランを営みながら害蟲退治を生業にするも、そのツキの悪さゆえに中々儲けが上がらずにいるマサノリ・ノブナガはある日、記憶を失くしている癖に、やたらと旧時代のオタク文化に詳しい少女、チアカ・マーティネーを拾った事をキッカケに、人類の命運が掛かった、巨大な陰謀に巻き込まれていく。
チアカの失われた記憶とは?
世界を救う事は出来るのか?
なにより────報酬は出るのか!?
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!爆笑不可避!目から摂取するタイプのエナドリをどうぞ!!
いや~~笑った笑った!
クスッと来る…というよりは「あのさあww」と草生える感じの掛け合い、気づけば最新話までスイスイ読まされていました!
舞台はポストアポカリプス後の世界。
線の細い有能ワケアリ美青年、ミステリアスな元気ヒロイン、異形の怪物たち。
王道の素材でありながら、これでもかと手首のスナップ効かせた変化球の乱れ撃ちです。
主人公は下心ゼロの健全マジメ勤労紳士のはずなのに、どうして下品なギャグが飛び交っているの??
戦犯はひとり…と言いたいところですが、よく見たら全員ノリノリです。
登場人物、みんなクセつよで陽気で、気のいい人たちなんです。
この先生の魅力は、立ちまくってる魅力的…続きを読む - ★★★ Excellent!!!世界観がしっかりした「意外と深いテーマ」が隠されている「ファンタジー」
22話まで読んだ時点でのレビューになります。
これは、正直、好き嫌い分かれると思います。昆虫とかが苦手な人は一定数いますので・・・
ただ、世界観は普通に好きです。巨大樹の上にある大地、そこで繰り広げられる様々な物語。そこに流れるまでのお話の持って行き方。私は好きなんですけどね。ディストピア感がなんとなく漂う感じだけど、でもそうじゃないって感じがするし、明るい小説だなって思うと、意外と哲学的なテーマが隠されてたりして、熟読すると新たな味がわかるみたいな読み味の小説です。
私は、こういうの好きなんですけど、うーん、最近の流行りではないところが、この小説が苦戦しちゃってるところなのかなって思…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ツキのないノブナガ。ある日、記憶喪失のチアカと出会い、陰謀の渦へ!
「きな粉餅……くださいッ……!!」
「……………………かしこまりました」
マサノリ・ノブナガはある日、記憶を失くしている少女、チアカ・マーティネーと出会い、巨大な陰謀に巻き込まれていく。
「いやぁ〜食べた食べた!! あんがとね! 君はいい奴だなぁ!!」
「そりゃあどうも……お褒め頂きありがとうございます」
きな粉を指で掬って舐め続ける銀髪の少女。
銀髪の少女は言い放つ。
「なにもかもってわけじゃあない。名前だって言えるよ? チアカ・マーティネー参上! ってね。あと好物はきな粉餅で、歳は……わかんないけど、高校生くらい? 学力テストしたらそれくらいなら割と解けそう。それ以上は……あっ、君身…続きを読む - ★★★ Excellent!!!タイトルとキャッチコピー
の惹きこみ具合が素晴らしい作品です!
タイトルの語呂の良さ。簡潔なキャッチコピーで作風と性格が伝わりとても興味をそそられ開くこととなりました!
素晴らしい世界観が広がる中で、どこから降ってきたのかも分からない少女との出会いから物語は始まります。思わず空? からということで、あの名作を思い浮かべますが少女の性格は活発そのものでした・・・
主人公が語り手として進行していくわけですが、丁寧な口頭での喋りに対して胸の内のシンプルかつ辛辣な物言いがとても癖になります!
また、とても遠い未来の話のため、旧時代と称してメタ的な要素を絡めてくるところは読み手も共感できる部分が多く、読み進める楽しみの一つ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!巨大樹に寄り添って生きる超未来世界。植物が魅せるバトルは必読!
現代が古代になるほどの超未来、人々は巨大樹のそばに集落を作り、寄り集まって生きているが、害蟲という怪物に脅かされてもいる。
主人公のノブナガはとてつもなく運が悪い。厄介事に巻き込まれたり、ピンチが連続したり、空から降ってきた女性・チアカに振り回されたり、破天荒な双子の妹たちに振り回されたりと気苦労が絶えない……しかし、ノブナガの『蟲狩』としての強さは卓越しており、機転と工夫で次々と害蟲を倒していく。(28話時点)
ノブナガはその不幸体質ゆえに、いくつもの困難に立ち向かうこととなり、読者を楽しませてくれます。おそらくヒロインのチアカも、空から降ってくる女の子の有名なイメージとは全く逆で…続きを読む