ツキのないノブナガ。ある日、記憶喪失のチアカと出会い、陰謀の渦へ!

「きな粉餅……くださいッ……!!」
「……………………かしこまりました」

マサノリ・ノブナガはある日、記憶を失くしている少女、チアカ・マーティネーと出会い、巨大な陰謀に巻き込まれていく。

「いやぁ〜食べた食べた!! あんがとね! 君はいい奴だなぁ!!」
「そりゃあどうも……お褒め頂きありがとうございます」
きな粉を指で掬って舐め続ける銀髪の少女。
銀髪の少女は言い放つ。
「なにもかもってわけじゃあない。名前だって言えるよ? チアカ・マーティネー参上! ってね。あと好物はきな粉餅で、歳は……わかんないけど、高校生くらい? 学力テストしたらそれくらいなら割と解けそう。それ以上は……あっ、君身長いくつ?」
「……? 百六十八で──」
さて、チアカさん。お代の方なのですが……。
「ああ、お金? えっとね〜……ニャハハッ、無いッ!」
「という事はきな粉餅のお代も……?」
「払えないねッ! なんなら宿代も無いッ! いや〜、どうしよ!!」

どうする⁉︎ どうなる⁉︎ ノブナガ!
素敵な物語をありがとうございました。
(メモ、長編16、連載中、14話迄読了)

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