世界の十字路17～終焉を司る神の物語～

「―――もう、地球にいることはやめようと思う。」

大きな決断を下した実は、地球を去る準備を進めていた。
自分の心を壊さないためにも、ここにいる大切な人々とは離れるのだ。

悲しみをこらえて、多くの人々に別れを告げる実。


しかしそんな覚悟を嘲笑うかのように―――悪意の牙が実を襲う。


一人。
また一人。
自分を支えてくれる人が消えていく。
そして魔の手は、ついに愛しい人にまで伸びて―――

自分が彼を殺すのが先か、彼が自分の心を殺すのが先か。
誘い込まれた舞台で、決戦の火蓋が切って落とされる―――!!

物語が大きく動く、異世界ファンタジー第17弾！
戦いの中で明かされていく、衝撃の事実とは……!?

※こちらの作品はシリーズものです。これまでのお話は下記からどうぞ。
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