第123話 ウェールズの凋落(3)
「評議会でお前の勇者はく奪は決まった。
これは決定事項だ」
「俺は嫌だ。こんな街から出て行くぞ」
「仕方ない。
けど、出て行って大丈夫か?」
「何がだ」
「勇者の援助はなくなった。
けど、少しづつなら援助はできる。
他の街に行ったら、はく奪された勇者として扱われるぞ。
それでも大丈夫か?」
・・・
「今回、お前が勇者はく奪になったのは、もっと活躍した者がいたからだ」
「俺より活躍した奴が・・・」
「お前が追放したカンスケくんのパーティだ」
「カンスケが・・・。
あいつなんて活躍する訳ないだろう」
「たしかに、カンスケくんは強くない。
けど、その奴隷はぴか一の実力者揃いだ」
「そうか・・・。
けど、なんでそんな強い奴隷をもっているんだ?」
「解らない。けど、それが現実だ」
「納得いかねぇ!」
「カンスケくんは、この街の冒険者ではない。
これ以上実績を上げる事は出来ない。
お前たちは、実績を上げてまた、勇者になれば良いじゃないか。
今は、不調のリーゼロッテもいるんだから・・・。
頑張れば、また、勇者になれると思うが・・・」
「たしかに・・・」
「また、頑張ってくれ。
できる限りの援助はするから・・・」
「わかった」
「あと、打ち上げには出るな」
「なんでだよ」
「カンスケが表彰されるのを見る気か?」
ウェールズは、打ち上げに出ない事を約束した。
ギルドマスターは心の中で笑っていた。
全てがうまくいったから・・・。
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カンスケ:支援師
リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する
その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する
リーゼロッテの情事をみたあとからインポになるが、ダイアナに叩かれた事により復活する。
絆によって支援効果が劇的に上がるチート的な能力が発覚・・・
おっぱいを触るぐらいの関係だと10倍まで上昇するらしい
セックスするとさらに・・・
戦闘だけでなく、薬の調合などにも効果があるらしい
クレア:
鬼族の女の娘。
カンスケに奴隷として購入される
風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして完全なる大人の女性に・・・
大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち
ダイアナ:騎士
元貴族の女性。武道に優れ、知的な女性である
父親が貴族として責任を果たしてなかったので処刑。その後取りとしての地位をはく奪する為に奴隷に・・・
エルフ特有の薬の調合スキルを持っている
アンネローゼ:鍛冶師
貴重なドワーフの女性。
年配のドワーフの傾向である『おっぱいが大きくヒップが小さい』が若い女性。
おっぱいは三人の中で一番大きい。
鍛冶師のランクは低いが急激に成長中。
一撃必殺の攻撃力は、パーティNo1
クリストファー:商人?
青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人
商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した
手広く商売をしていて、カンスケ達に仕事をくれるらしい
サンダース家
公爵家であり商人の家柄。
クリストファーさんの家とは近しい関係ではあるが、同じ派閥ではないらしい
リーゼロッテ:剣士
攻撃一辺倒の前衛を担う
カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・
そしてウェールズと一緒にピンチになっていた所をカンスケ達に助けられ、
支援効果の真実を知り後悔する
ウェールズの勇者はく奪の危機にソロパーティで活動するようになる
早く妊娠したいが・・・。
ウェールズ:勇者
パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う
リーゼロッテを寝取るなど女には・・・
エリザベスやマーガレットがパーティを抜けたあと、うまくいかずイライラするが
リーゼロッテの癒しは気に入っている
ピンチになっていた所をカンスケ達に助けられる
勇者はく奪の危機にリーゼロッテと別のパーティで活動するようになる
エリザベス:賢者
火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで
回復的役割を担う
カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い
ウェールズに対する恋心から冷めてパーティを抜ける
マーガレット:聖女
聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う
カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い
エリザベスと共にパーティを抜ける
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