第39話 ダンジョンでの異変(3)

翌日、ダンジョンで・・・。

クレアが一撃必殺で倒していく。


「こんなに上層まで・・・」

「クレア一人でも十分戦えるレベルだから、クレアは自分の事を中心にして欲しい」


「この上層でですか?

 私との一戦は手加減をしていたのですか?」

「いや、支援がないとあんな感じだよ。なんか、支援効果が高いみたいなんだよね」


「たしかに・・・。支援効果が・・・。クレアの上昇幅がすごい。

 私は、それほどでもないのに・・・」

「たぶん、クレアに対する上昇幅は、約10倍だと思う」


「えっ。そんなに・・・」

「うん。ダイアナはどう?」


「たぶん、1.5倍ぐらい・・・」

「クレアも最初はそんな感じだったよ。

 少しづつ上昇していった感じで・・・」


「すごく楽しみです。

 10倍なんて、すごいスキルですね。超一流ですね」

「けど、勇者パーティからは、使えないって・・・」


「そうなんですね。

 ありえないですね。

 勇者パーティの見る目の無さが・・・」

「ありがとう。慰めてくれて・・・」


・・・


そして、何日が経過した。


ダイアナに対する支援効果が2倍で頭打ちに・・・。


なぜ・・・?


種族による違いなのか・・・。

それとも、何か違うのか・・・。


ダイアナは、すごく落ち込んでいた。


一週間経過しても同じだった。


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する

 リーゼロッテの情事をみたあとからインポに・・・

 クレアに対する支援効果が10倍とチート的な能力に・・・


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして完全なる大人の女性に・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


ダイアナ:騎士

 元貴族の女性。武道に優れ、知的な女性である

 父親が貴族として責任を果たしてなかったので処刑。その後取りとしての地位をはく奪する為に奴隷に・・・


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した

 手広く商売をしていて、カンスケ達に仕事をくれるらしい

 

リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・

 カンスケと別れたあとから、絶不調になる


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 ウェールズに対する恋心から冷めてパーティを抜ける


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 エリザベスと共にパーティを抜ける

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