第15話 朝のひととき

カンスケが外に行くと、女中さんが・・・。


「カンスケ様、おはようございます」

「おはよう。ひとつ、お願いがあるんだけど・・・」


「何なりとお申し付けください」

「中に仲間がいるんだけど、その娘にあう服を用意してもらえないか?」


「はい。かしこまりました」

女中さんが扉から中に入る。


・・・


5分ぐらいして出て来た。

そして、服を用意してくれるみたいだ。


外で待っていると、クリストファーさんが・・・。


「クリストファーさん、おはようございます」

「おはよう。どうしたんだい?」


「連れのクレアが・・・。

 なんというか・・・。

 急に大きくなって・・・」

「え・・・?

 あ、そういう事ですか・・・。

 急激に成長されたのですね。

 先日は、青い三連星を倒していましたから・・・」


そうこうしていると、クレアが・・・。


「おはようございます」

「おはよう。見違えたよ。

 すごく別嬪さんだね」


「ありがとうございます。

 カンスケ様。どうですか?」

「きれいだよ。

 すごくビックリしている・・・」


「すっごくうれしいです」

クレアはカンスケに抱き着く。


「く、クレア。人前で・・・」

「良いじゃないですか」


「恥ずかしいんだ」

「ダメですか・・・。

 私なんかが・・・。こんな風にしたら、迷惑ですよね・・・」


「そういう訳ではないんだけど・・・」

「カンスケ君は恥ずかしがりやですね。

 仲良くされているようで良いと思いますよ」


クリストファーは、そう言い残して去っていった。


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして大人の女性に・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した


リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

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