第14話 えっ!誰・・・

カンスケは起きた。

隣には裸の女性が・・・。


「えっ!誰・・・」


完全に思考は停止状態。


とりあえず、裸の女性に布団をかける。

僕の服は・・・。


普通だ。

特におかしい部分はない。


なんで、裸の女性がいるのか?

記憶をたどる・・・。


全然、思い出せない。

ハニートラップ?


クリストファーさんの刺客?

そんな事をする人だとは思ってないけど・・・。


そういえば、クレアは?

周りを探すけど・・・。いない。


「クレア・・・」

「なに?カンスケ?」


布団の方から声が・・・。

見ると布団から裸の女性が・・・。


もしかして、クレア?


「クレアか?」

「なに言ってるの?私の顔を忘れたの?」


「だって、昨日と全然違う」

「たぶん、成長したんだよ」

「なんで、裸なの?」


クレアは布団の中から切れ端を見せる。


「ここに服の切れ端が・・・。

 寝ている時に破ってしまったみたい」

「とりあえず、僕の服で我慢して欲しい」


カンスケが自分のカバンから予備の服を手渡す。


「ありがとう」

「僕は外に出ているから・・・」


「別にいいよ。見ても・・・。

 ご主人様だし・・・」

「けど、女性の身体を・・・」


「私は、カンスケとセックスでも何でもするよ。

 だから、恥ずかしくないよ」

「ありがとう。けど、僕はその為に買った訳ではない。

 一緒に戦ってくれる仲間として・・・」


「仲間兼恋人っていうのもあるって聞くけど・・・」

「たしかに・・・。けど、そのつもりはないから・・・」


カンスケは外に出て行った。


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして大人の女性に・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した


リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

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