第13話 滞在

「カンスケ君。

 今日は我が家に泊まりませんか?」

「ありがとうございます」


クリストファーさんの家は大きかった。

「すごい豪邸ですね」

「まぁ、商売をしている関係で、どうしてもね。

 二人の部屋は、別々の方がいいかな?」


「一緒で大丈夫です」

「わかった。そのようにしよう」


執事に指示をする。


「食事もこちらで用意するが、何か食べたいものはあるか?」

「滅相もございません。

 僕とクレアは一緒のもので大丈夫なので・・・」


「何を遠慮しておる。

 その感じだと、奴隷というより妹みたいな感じじゃな」

「そうですね。一応、奴隷として購入していますが・・・

 完全に家族ですね。そのうち、奴隷解除した方が良いかもって思っています。

 まだ、規定で奴隷解除はできないですが・・・」


「何か力になれる事があれば、言ってくれ・・・」

「はい。ありがとうございます」


夜ご飯は、豪勢だった。

冒険者が食べる事ができるレベルをはるかに超える・・・。


「わーい。あれも食べていい?」

「遠慮なく食べてくれ」


・・・


「これも食べて良い?」

「もちろんだ」


「クリストファーさん。

 申し訳ございません。

 遠慮なく・・・」

「子供が遠慮なんてする必要はない。

 こんなに食べてくれるとこの会食をして良かったと思うぞ」


三人で食べる会食。

それが終わってベットで眠った。


-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして今は中学生ぐらいに・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した


リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る