第12話 冒険者登録

商業都市に着いた。


「カンスケ君。ありがとう。

 無事に着く事ができた。

 今から、冒険者登録に行こうか」

「はい」


冒険者ギルドへ・・・。


「クリストファー様。今日はどのようなご用件でしょうか?」

「私の知り合いを冒険者登録して頂きたい。

 別室にお願いしたいのだが・・・」


「畏まりました」

僕たち三人は別室へ通される。


「カンスケ君。登録の為の準備をして下さい」

「はい」


覆面を外す・・・。


「あっ。鬼族の・・・」

「そうだ。鬼族の仲間の登録をお願いしたい」


「しかし・・・」

「彼らは、私を青い三連星から救ってくれた。

 これが、その証拠だ」


青い三連星の身分証が・・・。


「こ、これは・・・。拝見してもよろしいでしょうか?」

「もちろん」


じっくり確認する。

もちろん、本物だ。


「ありがとうございました。

 最近の悩みが解決しました。

 通常、鬼族は登録できないのですが、今回の事もありますので登録させて頂きます」

「ありがとうございます」


「また、青い三連星には懸賞金で金貨10枚がかけられていたのでそちらもお渡しします」

「はい」


「ただ、ご存じだと思いますが、このエリアは鬼族には厳しい環境かもしれません。

 今回の捕縛は周知するので、嫌悪感が緩和されるかもしれないですが、

 別のエリアで活動される事をお勧めします」

「そうですね。いろいろありがとう」


懸賞金を頂いて冒険者ギルドを後にした。


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして今は中学生ぐらいに・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した


リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

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