第16話 信頼・・・

みんなで朝食を食べて・・・。

クリストファーさんと打合せを・・・。


「今後、冒険者に頼む時に指名したいと思っている。

 その時は、機密を守って頂きたいと・・・」

「それは、全然かまいませんが、どうして僕たちなんですか?」


「青い三連星を倒せるぐらいの手練れ。

 そして、この道中であなた達を見ました。

 信頼に値すると・・・。

 他に何が必要なんですか?」

「僕は、それほど強くないですし・・・。

 あの時も運が良かっただけ・・・」


「そんな事はないと思いますぞ。

 運で青い三連星を倒す事ができるパーティがどれだけいるか・・・。

 カンスケさんとクレアさんの関係も信頼がおけると・・・」

「僕たちの関係が・・・。

 それはどういう事でしょうか?」


「冒険者の中には奴隷を物として扱うものもいる。

 奴隷であっても人間同士。何をしても良い訳ではない。

 たしかに関係は、いろいろありますが、一方的に無茶する人は信頼おけません。

 カンスケ君の人柄が良いと感じていますよ。

 だから、お願いしたいと思ったのです。

 あと、カンスケ君は、勇者パーティにいましたよね。

 あのパーティに依頼をしたいと考えた事があります。

 しかし、ウェールズ殿の性格のマイナス部分が多かったので頼むのは止めました」

「そうなんですね。

 うれしい事を・・・。

 若輩者ですが、よろしくお願いします」


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして大人の女性に・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した

 カンスケ達に仕事をくれるらしい


リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

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