第121話 ウェールズの凋落(1)
戦後すぐに、ギルドでは、重要な会議が開かれていた。
勇者ウェールズの処遇についてだった。
今回のモンスター大行進の迎撃戦で一番活躍したのは、カンスケのパーティだった。
それは、誰の目にも明らかだった。
勇者は、国と街々からの援助を受けている。
その為、自分の街に勇者がいる場合、その勇者が一番活躍するのが義務になる。
その為に多くの援助をしているのだから・・・。
ウェールズは、それなりに活躍した。
防衛線の重要なパーツであった事は間違いない。
けど、勇者としての活躍ができたかどうかは、難しい所だった。
最近、あまり活躍もしていない。
なんとか、勇者の地位は守れているだけだ。
『そんな奴が勇者で良いのか?』
賛否両論あった。
『この街から勇者がいなくなるのは・・・』
『素行が悪いのに必要なのか?』
『一番活躍したカンスケくんを追放したのだから、罰を受けるべきだ』
『カンスケくんの意向を聞くべきではないか』
その意見が強くなった。
会議を中断して、ギルドマスターがカンスケのホテル訪問するも、聞けず・・・。
ギルドマスターは、帰り道、考えていた。
今回、カンスケくんのパーティのダイアナという奴隷が怪我している。
この街の戦力が足りなかったのは、カンスケくんを追放したからだ。
おそらく、恨んでいるだろう。
ウェールズに対してきちんと処罰をして、謝罪するのが一番であろう。
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カンスケ:支援師
リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する
その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する
リーゼロッテの情事をみたあとからインポになるが、ダイアナに叩かれた事により復活する。
絆によって支援効果が劇的に上がるチート的な能力が発覚・・・
おっぱいを触るぐらいの関係だと10倍まで上昇するらしい
セックスするとさらに・・・
戦闘だけでなく、薬の調合などにも効果があるらしい
クレア:
鬼族の女の娘。
カンスケに奴隷として購入される
風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして完全なる大人の女性に・・・
大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち
ダイアナ:騎士
元貴族の女性。武道に優れ、知的な女性である
父親が貴族として責任を果たしてなかったので処刑。その後取りとしての地位をはく奪する為に奴隷に・・・
エルフ特有の薬の調合スキルを持っている
アンネローゼ:鍛冶師
貴重なドワーフの女性。
年配のドワーフの傾向である『おっぱいが大きくヒップが小さい』が若い女性。
おっぱいは三人の中で一番大きい。
鍛冶師のランクは低いが急激に成長中。
一撃必殺の攻撃力は、パーティNo1
クリストファー:商人?
青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人
商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した
手広く商売をしていて、カンスケ達に仕事をくれるらしい
サンダース家
公爵家であり商人の家柄。
クリストファーさんの家とは近しい関係ではあるが、同じ派閥ではないらしい
リーゼロッテ:剣士
攻撃一辺倒の前衛を担う
カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・
そしてウェールズと一緒にピンチになっていた所をカンスケ達に助けられ、
支援効果の真実を知り後悔する
ウェールズの勇者はく奪の危機にソロパーティで活動するようになる
早く妊娠したいが・・・。
ウェールズ:勇者
パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う
リーゼロッテを寝取るなど女には・・・
エリザベスやマーガレットがパーティを抜けたあと、うまくいかずイライラするが
リーゼロッテの癒しは気に入っている
ピンチになっていた所をカンスケ達に助けられる
勇者はく奪の危機にリーゼロッテと別のパーティで活動するようになる
エリザベス:賢者
火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで
回復的役割を担う
カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い
ウェールズに対する恋心から冷めてパーティを抜ける
マーガレット:聖女
聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う
カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い
エリザベスと共にパーティを抜ける
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