第6話 宿屋でのひととき

武器屋から出て、宿屋へ向かう。

その道中でクレアのお腹が・・・


『ぐるるー』


「クレア、お腹減ったのか?」

「いえ・・・。大丈夫です」


顔を真っ赤にして首を振る。


「夕食時だ。この店に入ろう」

「はい」


「いらっしゃい・・・。

 この店は、鬼族は禁止だ。

 出て行ってくれ」

「そうか・・・」


カンスケは出ていく。


道の売店で食べ物を・・・。

そしてクレアに・・・。


「いいの?」

「もちろんだ。

 体は資本だからね」


クレアは、パクパク食べる。


「おいしー」

「良かった」


そして、露天で帽子を買って宿屋へ・・・。


「いらっしゃいませ。何名様ですか?」

「2人」


「ダブルでよろしいでしょうか?」

「うん」

料金を支払う。

そして店員に案内される。


少し大きなベットが一つ・・・。

「しまった」

「どうしたんですか?」


「間違えた。ベットが一つしかない」

「あたしは、ゆかでねるからだいじょうぶです。

 もちろん、えっちはベットでしますが・・・」


「クレアとエッチをする気はない。

 僕がクレアを買った理由は、冒険者の仲間だ。

 だから、気にする必要はない」


そう言い残して、カンスケが部屋を出て行った。

しかし、この宿に空きはなかった。


「残念だ。空きはなかった。

 クレアがベットで寝れば良い」

「カンスケ様を差し置いてそんな事は・・・」


「子供を床に寝かせるなんて非道な事はできん」

「ご主人様を・・・」


・・・


「それなら、一緒に寝てもらえませんか?

 あたし寂しいので・・・」


クレアは子供か・・・。

一緒に寝る事にした。


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する


クレア:

 鬼族の女の娘。

 小学生ぐらいの風貌だが、大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち

 カンスケに奴隷として購入される


リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

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