第47話 3人でのパーティの日常(2)

「私からも一つ・・・」

ダイアナもまだ、言いたい事があったらしい。


「カンスケも反省して下さい。

 今回のような事は絶対にしないで下さい」

「えっ!僕・・・」


「はい。今回の攻撃でクレアが死ぬ事はなかったと思います。

 クレアは、防具も充実させていますし、丈夫ですから・・・。

 せいぜい、怪我ぐらい・・・。

 けど、カンスケは、違う。

 今回だって、死にそうで・・・。

 直接戦闘は、極力避けて欲しい。

 私、カンスケが死んだら・・・、うぇーん」

「ご、ごめん。気をつける。

 ダイアナ・・・。

 そんな事、考えていなかった。

 本当にごめん」

しばらくして、ダイアナは泣き止んだ。


「ごめん。けど、すごく心配したんだから・・・」

「なんでもするから、許して」


「う、うん。

 これから、気をつけてくれるなら、良いよ」

「わかった。本当にごめんね」


今日の冒険は、早めに終わらせる事にした。

その帰り・・・。


ダイアナは、露店を見ていた。


「カンスケ、あの防具良いかも・・・」

「そうなの?

 特に感じないけど・・・」

破れたマント・・・。


露店には、稀に良い掘り出しものがあると言われている。

中古なので劣悪品が多いのだが・・・。


「これ、いくら?」

「いらしゃい。弱そうだし、鑑定もしていないから、銀貨1枚」


「カンスケ、これを買ってくれないか?」

「いいよ」


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する

 リーゼロッテの情事をみたあとからインポに・・・

 絆によって支援効果が劇的に上がるチート的な能力が発覚・・・

 おっぱいを触るぐらいの関係だと10倍まで上昇するらしい


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして完全なる大人の女性に・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


ダイアナ:騎士

 元貴族の女性。武道に優れ、知的な女性である

 父親が貴族として責任を果たしてなかったので処刑。その後取りとしての地位をはく奪する為に奴隷に・・・


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した

 手広く商売をしていて、カンスケ達に仕事をくれるらしい

 

リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・

 カンスケと別れたあとから、絶不調になる


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・

 エリザベスやマーガレットがパーティを抜けたあと、うまくいかずイライラするが

 リーゼロッテの癒しは気に入っている


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 ウェールズに対する恋心から冷めてパーティを抜ける


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 エリザベスと共にパーティを抜ける

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