第113話 隣街への応援(1)

まだ、装備の在庫は多くない。

もう少し在庫が増えたら、クリストファーさんの所に行こうと決めた。

そして、いつものようにダンジョンへ向かおうとしていた。


カーン。カーン。カーン。

鐘の音が・・・。


何かあったのか?


急いで門に向かう。

そこには人だかりが・・・。


『緊急招集です。

 隣街がモンスター大行進に襲われています。

 援軍を出すために、冒険者の方は集合をお願いします』


全冒険者が応援に行く訳ではない。

高ランクのパーティが選ばれる事が多い。

僕たちのパーティはランクも低い。


援軍に選ばれる事は名誉だ。

あと、市場では購入しにくい貴重な高ランクのポーションが支給される。

その為に頑張るパーティも多い。


けど、僕たちは、そのポーションを求めていない。

面倒事になる可能性もあるので、選ばれたくない。

どうか、選ばれませんように・・・。

僕たち3人は祈っていた。

そして、選ばれないと信じていた。


その願い空しく、応援部隊に配属されてしまった。


仕方ない。

冒険者の義務だし・・・。


ウェールズには会いたくない。

あとは、それだけだ。


隣街へは、転移魔道石を使ったゲートを使う。

転移魔道石は、モンスター大行進の時にしか現れない神の力だ。


僕たちは、祈りながら、ゲートを通過した。


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する

 リーゼロッテの情事をみたあとからインポになるが、ダイアナに叩かれた事により復活する。

 絆によって支援効果が劇的に上がるチート的な能力が発覚・・・

 おっぱいを触るぐらいの関係だと10倍まで上昇するらしい

 セックスするとさらに・・・

 戦闘だけでなく、薬の調合などにも効果があるらしい


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして完全なる大人の女性に・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


ダイアナ:騎士

 元貴族の女性。武道に優れ、知的な女性である

 父親が貴族として責任を果たしてなかったので処刑。その後取りとしての地位をはく奪する為に奴隷に・・・

 エルフ特有の薬の調合スキルを持っている


アンネローゼ:鍛冶師

 貴重なドワーフの女性。

 年配のドワーフの傾向である『おっぱいが大きくヒップが小さい』が若い女性。

 おっぱいは三人の中で一番大きい。

 鍛冶師のランクは低い。


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した

 手広く商売をしていて、カンスケ達に仕事をくれるらしい


サンダース家

 公爵家であり商人の家柄。

 クリストファーさんの家とは近しい関係ではあるが、同じ派閥ではないらしい

 

リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・

 そしてウェールズと一緒にピンチになっていた所をカンスケ達に助けられ、

 支援効果の真実を知り後悔する

 ウェールズの勇者はく奪の危機にソロパーティで活動するようになる

 早く妊娠したいが・・・。


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・

 エリザベスやマーガレットがパーティを抜けたあと、うまくいかずイライラするが

 リーゼロッテの癒しは気に入っている

 ピンチになっていた所をカンスケ達に助けられる

 勇者はく奪の危機にリーゼロッテと別のパーティで活動するようになる


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 ウェールズに対する恋心から冷めてパーティを抜ける


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 エリザベスと共にパーティを抜ける

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