第3話 奴隷商人との出会い

街を出た夕方。

僕は次の街に着いた。


この街は、商業都市。

買えないものは何もないらしい。


乗合馬車を降りると、人がたくさんいる。


まず、冒険者ギルドに行かないと・・・。

冒険者ギルドに着く


「いらっしゃいませ」

「どこかのパーティに所属したいのですが・・・」

「冒険者カードを見せて下さい」

「はい」


受付のお姉さんが冒険者カードを見る。


「Bランクの支援師ですか・・・」

「はい」


「支援師だと難しいですね。

 お引き取りを・・・」

「そうですか・・・」


カンスケはトボトボ冒険者ギルドを出た。


とりあえず、宿でも決めなきゃ・・・。

トボトボ歩く。


「お客さん。元気ないね。

奴隷のオークションがあるけどどうだい?」

胡散臭い商人。けど、気になる言葉が・・・。


「奴隷?」

「そう。奴隷。安い奴から高い奴まで・・・。

 冒険者なら奴隷を買うのも一つですぜ。

 絶対に裏切らないから、冒険者にも最適ですぜ」


この国では、冒険者が奴隷を買う文化はない。

貴族が買うぐらいだ。


「裏切らない・・・」

「奴隷契約があるから裏切ると死ぬ。

 だから、裏切れない」


「なるほど・・・。けど、僕でも買える金額なのか?」

「その時次第だけど、安い時もある。

 今から、臨時市が開かれる。

 場所代は無料だ。

 一回、見てみるのはどうだ?」


「なるほど・・・」

 勉強にもなるかもしれない。

 一回、入ってみるか・・・。


僕はその市に入って行った。


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する


リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

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