第7話 冒険者登録
翌日、カンスケは起きると隣のクレアを見た。
小さい女の子。
僕は一人っ子だったからあんまり解んないけど、年齢の離れた妹みたい。
そんな娘を冒険者にして戦わせても良いのかなぁ。
そんな事を思いながら見ていた。
そうしているうちに、クレアが起きた。
「かんすけ様、おはよー」
「おはよう。
よく眠れた?」
「うん」
朝食を出店で食べたあと、冒険者ギルドへ・・・。
「いらっしゃいませ」
「この娘を冒険者登録したいんですが・・・」
「はい。この水晶に手をかざして下さい」
クレアが手をかざす。
「お、鬼族ですか!?」
「はい」
「申し訳ございません。こちらのギルドでは冒険者登録できません」
「なんで!?」
「ご存じだと思いますが、この一帯では、鬼族に対する不信感があります。
その為、できないんです」
「そうなのか・・・。
だから、奴隷として入札する人もいなかったのか・・・」
「おそらく・・・。
申し訳ございませんが・・・」
二人は、ギルドから出た。
「カンスケ様、どうするの?
もしかして、あたしを捨てるの?」
「捨てないよ。一緒にいるって決めただろう。
前にいたエリアなら、問題なくできるはず・・・。
仕方ない。そのエリアで登録するか・・・」
二人は馬車に乗って街を出た。
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カンスケ:支援師
リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する
その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する
クレア:
鬼族の女の娘。
小学生ぐらいの風貌だが、大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち
カンスケに奴隷として購入される
リーゼロッテ:剣士
攻撃一辺倒の前衛を担う
カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・
ウェールズ:勇者
パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う
リーゼロッテを寝取るなど女には・・・
エリザベス:賢者
火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで
回復的役割を担う
マーガレット:聖女
聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う
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