3章 過去との決別

第53話 ダンジョンでの再会(1)

今日は、クリストファさんの依頼で別のダンジョンに来ていた。

薬草の素材集めに・・・。


このダンジョンは、少し危険らしい。

麻痺毒を持ったモンスターが・・・。


あとは、MP吸収のモンスターが・・・。

幸いにも、調薬できるダイアナがその対策の薬をたくさん作ってくれている。

だから、僕たちにとっては、それほど、高難易度ではない。


下層に行き、何体かモンスターを倒す。


「キャー」

奥の方から悲鳴が・・・。


「カンスケ、どうしますか?」

「助けよう」

「クレア、先に向かってくれ」


クレアは急いで奥に向かう。

その後ろでクレアがサポートを・・・。

そして僕が続く。


クレアが一気にモンスターを倒した。


奥には、2人組のペアが・・・。

その顔には見覚えが・・・。


「帰ろう」

「えっ!助けないんですか?」


「うん、気分が悪いから・・・」

「どうしてですか?」


「もしかして、カンスケ?」

聞き覚えのある女性の声。


「知り合いじゃないんですか?すぐに助けましょう」

「いや・・・」


「カンスケらしくない」

「いや、良いんだ。すぐに帰ろう」


「カンスケ、ごめんなさい。

 ウェールズを助けて下さい」

「いや、お前たちが捨てたんだろう」


「そうですけど・・・。

 私の事はどのようにしても良いから・・・。

 ウェールズだけは・・・」

 

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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する

 リーゼロッテの情事をみたあとからインポに・・・

 絆によって支援効果が劇的に上がるチート的な能力が発覚・・・

 おっぱいを触るぐらいの関係だと10倍まで上昇するらしい

 戦闘だけでなく、薬の調合などにも効果があるらしい


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして完全なる大人の女性に・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


ダイアナ:騎士

 元貴族の女性。武道に優れ、知的な女性である

 父親が貴族として責任を果たしてなかったので処刑。その後取りとしての地位をはく奪する為に奴隷に・・・

 エルフ特有の薬の調合スキルを持っている


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した

 手広く商売をしていて、カンスケ達に仕事をくれるらしい

 

リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・

 カンスケと別れたあとから、絶不調になる


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・

 エリザベスやマーガレットがパーティを抜けたあと、うまくいかずイライラするが

 リーゼロッテの癒しは気に入っている


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 ウェールズに対する恋心から冷めてパーティを抜ける


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 エリザベスと共にパーティを抜ける

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