4章 3人目の奴隷との出会い

第80話 ビジネス (1)

自宅に帰宅したあと、数日が経過した。

クルーズ船で助けた貴族令嬢が訪ねて来た。


我が家のリビングで打ち合わせを・・・。


あの貴族様、けっこう大物だった。

公爵家のご令嬢、サンダース家の人だった。


「カンスケさんは、クリストファーさんとお知り合いなんですね」

「はい。なんで、それを・・・」


「ビジネスをする上で情報は重要ですから・・・」

「今回の契約はなしという事ですか?」


「いえ、そういう訳では・・・。

 クリストファーさんと一緒に契約の話をした方が良さそうですね」

「それだと助かります。

 どんな契約を考えていますか?」


「最初は、冒険者に素材調達を頼みたいと・・・。

 しかし、今は別の事を考えています」

「別の事とは・・・」


「ポーション関係事業を任せたいと・・・」

「ポーション関係事業ですか?」


「心当たりありますよね」

「まぁ、少しは・・・」


「少し大きな取引になるので、クリストファーさんともお話をした方が良いかと・・・」

「解りました。クリストファーさんと一緒に・・・」


「その時には、ダイアナさんもお連れして下さいね」

「えっ」


なんで、そんな事まで・・・。

調べれば、解る事かもしれないけど・・・。


「そんなに警戒しなくて大丈夫ですよ。

 情報は、貴族や商人にとって重要なものですから・・・。

 ある程度は、調べる事が出来ますよ」

「そうなんですね・・・」


カンスケは、負けた気持ちになっていた。


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する

 リーゼロッテの情事をみたあとからインポになるが、ダイアナに叩かれた事により復活する。

 絆によって支援効果が劇的に上がるチート的な能力が発覚・・・

 おっぱいを触るぐらいの関係だと10倍まで上昇するらしい

 セックスするとさらに・・・

 戦闘だけでなく、薬の調合などにも効果があるらしい


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして完全なる大人の女性に・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


ダイアナ:騎士

 元貴族の女性。武道に優れ、知的な女性である

 父親が貴族として責任を果たしてなかったので処刑。その後取りとしての地位をはく奪する為に奴隷に・・・

 エルフ特有の薬の調合スキルを持っている


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した

 手広く商売をしていて、カンスケ達に仕事をくれるらしい


サンダース家

 公爵家であり商人の家柄。

 クリストファーさんの家とは近しい関係ではあるが、同じ派閥ではないらしい

 

リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・

 そしてウェールズと一緒にピンチになっていた所をカンスケ達に助けられ、

 支援効果の真実を知り後悔する


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・

 エリザベスやマーガレットがパーティを抜けたあと、うまくいかずイライラするが

 リーゼロッテの癒しは気に入っている

 ピンチになっていた所をカンスケ達に助けられる


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 ウェールズに対する恋心から冷めてパーティを抜ける


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 エリザベスと共にパーティを抜ける

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