第32話 元貴族令嬢との出会い 後編

「どうですか?」

「本当にダイアナさんを購入できるのですか?」


「はい。ぜひ・・・」


なんか、すごく美味しい話。

大丈夫か?

けど、条件は最高。

あとは、契約の時にきちんと見れば・・・。


「クレアも気に入ったみたいなので、よろしくお願いします」


契約書をきちんと見る。

特に問題ない。

最初に説明あったように、転売はできないけど・・・。


「ダイアナさん。僕が購入する事になりそうですが、何か不満はありますか?」

「いえ。特に・・・。

 奴隷に選択の自由はありません。

 何でそのような事を聞くのですか?」


「僕は、仲間を増やしているイメージなので・・・。

 双方が良い関係だと嬉しいからです」

「変わった方ですね。

 クレアさんも良いご主人様だと言っていますし・・・。

 何も不満はありません」


「僕の方としては、僕やクレアにいろいろ教えてもらえると嬉しいです」

「畏まりました。

 未熟者ですが、よろしくお願いします」


「そんな、堅苦しくする必要もないよ。

 僕たちは、仲間なんだから・・・」

「わかりました」


「クリストファーさん。

 ひとつお願いがあります。

 僕たちのパーティが住むのに良い家を紹介頂けませんか?」

「大丈夫ですよ。

 とりあえず、今日は、我が家に泊まって下さい」


「ご迷惑では・・・」

「いえ、購入いただきましたし、それぐらいは・・・」


僕たちは、三人で泊まる事ができる部屋をお借りした。


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する

 リーゼロッテの情事をみたあとからインポに・・・

 クレアに対する支援効果が10倍とチート的な能力に・・・


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして完全なる大人の女性に・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


ダイアナ:騎士

 元貴族の女性。武道に優れ、知的な女性である

 父親が貴族として責任を果たしてなかったので処刑。その後取りとしての地位をはく奪する為に奴隷に・・・


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した

 手広く商売をしていて、カンスケ達に仕事をくれるらしい

 

リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・

 カンスケと別れたあとから、絶不調になる


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 ウェールズに対する恋心から冷めてパーティを抜ける


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 エリザベスと共にパーティを抜ける

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