第36話 3人で部屋に戻って 中編

湯船から出て身体を洗っていた。


「失礼します」

後ろから声が・・・。


お風呂の扉が急に開いた。

後ろを見るとダイアナとクレアが・・・。

何も着ていない。


「お身体を洗いに来ました」

「えっ!?・・・別にいらないよ」


僕は焦っている。

「二人にお背中を流させて下さい」

「なんで、二人は裸なの?」


「こういうのは嫌でしたか?」

「そういう訳ではないけど・・・。

 パーティの仲間に、こういうのは求めてないから・・・」


「カンスケは、二人のご主人様です。

 二人とも、感謝しています。

 クレアも嫌がっていませんよ。

 男なら、憧れる状況では?」

「たしかに・・・。

 ダイアナは、どこでそんな事を・・・」


「奴隷商ですわ。

 ご主人様には、このようにすると良いと・・・」

「貴族なのに・・・。

 悔しくないのか?」


「悔しい?

 それは・・・、。

 けど、父と私が力足らずだったから・・・。

 奴隷になるのは・・・」

「無理はしなくて良いよ」


「私がしたい。だめ?」

「別に良いけど、クレアもしなくて良いんだよ」


「私がカンスケの事が好き。

 それで、何かカンスケのして欲しい事がしたい。

 こういう事も良いのではないかと・・・」

「無理はしないでね」


・・・


「気持ちいい?」

「うん。けど、恥ずかしいなぁ・・・。

 おっぱいで洗われるのは・・・」


「新入りの私もした方が良いと思うのですが・・・」

「いいよ。しなくて・・・。

 気持ちは十分に伝わったから・・・。

 のんびり、湯船に浸かりたい気分なんだ」


「わかったわ」

二人は出て行った。


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する

 リーゼロッテの情事をみたあとからインポに・・・

 クレアに対する支援効果が10倍とチート的な能力に・・・


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして完全なる大人の女性に・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


ダイアナ:騎士

 元貴族の女性。武道に優れ、知的な女性である

 父親が貴族として責任を果たしてなかったので処刑。その後取りとしての地位をはく奪する為に奴隷に・・・


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した

 手広く商売をしていて、カンスケ達に仕事をくれるらしい

 

リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・

 カンスケと別れたあとから、絶不調になる


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 ウェールズに対する恋心から冷めてパーティを抜ける


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 エリザベスと共にパーティを抜ける

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