第88話 3人目の奴隷(2)

奴隷商の店員さんが来た。

そして金額を・・・。


「えっ高い」

「希少なドワーフの女性なので・・・」


「けど、初心者で年配の方ですよね。

 ちょっと高すぎではないですか?」

「この者は、年配の兆候はありますが、若いです。

 まだ未婚の処女の女性なので」


「そうなのか。条件に合致すると思ったのだが・・・」

「一度、お話をしてみますか?

 手付金さえ頂ければ、分割払いもできますので」


「そうだな。また、買いに来るかもしれない。一度、お話させて欲しい」

「畏まりました」


「僕はカンスケだ。こちらの鬼族がクレア。エルフがダイアナだ。

 あなたのお名前は?」

「アンネローゼと申します」


「僕のパーティは冒険者として戦うだけでなく、生産職として生産もします。

 大丈夫ですか?」

「はい。冒険者として戦った事もあります。

 鍛冶師として生産する事もした事があります。

 しかし、どちらも成熟度が低いのが難点です」


「それは大丈夫だ。今後、鍛錬をすれば良い。

 それよりこの二人も含めて仲良くできる事の方が重要だ」

「大丈夫だと思います」


「私から少し確認したい事があります」

「ダイアナから話してくれ」


「私たちのパーティは、秘密も多い。守る自信はありますか」

「はい。それは大丈夫です」


「秘密を破った場合、私はあなたを殺します。大丈夫ですか?」

「えっ」


「ダイアナ、言い過ぎだ。その位の気持ちで秘密を守って欲しい」

「それであれば、大丈夫です」


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する

 リーゼロッテの情事をみたあとからインポになるが、ダイアナに叩かれた事により復活する。

 絆によって支援効果が劇的に上がるチート的な能力が発覚・・・

 おっぱいを触るぐらいの関係だと10倍まで上昇するらしい

 セックスするとさらに・・・

 戦闘だけでなく、薬の調合などにも効果があるらしい


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして完全なる大人の女性に・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


ダイアナ:騎士

 元貴族の女性。武道に優れ、知的な女性である

 父親が貴族として責任を果たしてなかったので処刑。その後取りとしての地位をはく奪する為に奴隷に・・・

 エルフ特有の薬の調合スキルを持っている


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した

 手広く商売をしていて、カンスケ達に仕事をくれるらしい


サンダース家

 公爵家であり商人の家柄。

 クリストファーさんの家とは近しい関係ではあるが、同じ派閥ではないらしい

 

リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・

 そしてウェールズと一緒にピンチになっていた所をカンスケ達に助けられ、

 支援効果の真実を知り後悔する


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・

 エリザベスやマーガレットがパーティを抜けたあと、うまくいかずイライラするが

 リーゼロッテの癒しは気に入っている

 ピンチになっていた所をカンスケ達に助けられる


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 ウェールズに対する恋心から冷めてパーティを抜ける


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 エリザベスと共にパーティを抜ける

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