第117話 隣街への応援(5)
周りを見る。
僕たちがいる右側は、あと2体のオークナイトしか残っていないが、左側は、4体残っている。
苦戦中だ。
オークエンペラーは、ギルドマスターを含めて吹き飛ばしている。
まだ、死んではいないけど、今後の戦力にはならない。
戦況は不利だ。
この状況だと、押し切られる。
少しでも戦力を・・・。
僕は、剣が折れた冒険者に予備の武器を渡す。
「サンキュー。
この恩は、必ずあとで返すからな」
正直、この状況、一人でも戦力が欲しい。
けど、どうすれば、良いだろう?
その時、ダイアナが簡単な作戦を伝えてきた。
ダイアナがタンクとして攻撃を受け止めている間にクレアとアンネローゼが左右から攻撃するというものだった。
「受け止められるのか?」
「大丈夫だと思います。
この作戦しか、勝てる方法はありません。
このままだと、全滅の可能性が高いですし・・・」
たしかに・・・。
ダイアナは一番可能性の高い方法を選択していると思う。
ダイアナの防御力にかかっているこの作戦。
「カンスケ、これしかありません」
「大丈夫か?」
「はい」
「わかった。無事を祈る」
「クレア、アンネローゼ。二人はダイアナが攻撃を止めている間に攻撃してくれ」
「はい」「うん」
僕たち4人は、オークエンペラーに向かって行った。
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カンスケ:支援師
リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する
その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する
リーゼロッテの情事をみたあとからインポになるが、ダイアナに叩かれた事により復活する。
絆によって支援効果が劇的に上がるチート的な能力が発覚・・・
おっぱいを触るぐらいの関係だと10倍まで上昇するらしい
セックスするとさらに・・・
戦闘だけでなく、薬の調合などにも効果があるらしい
クレア:
鬼族の女の娘。
カンスケに奴隷として購入される
風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして完全なる大人の女性に・・・
大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち
ダイアナ:騎士
元貴族の女性。武道に優れ、知的な女性である
父親が貴族として責任を果たしてなかったので処刑。その後取りとしての地位をはく奪する為に奴隷に・・・
エルフ特有の薬の調合スキルを持っている
アンネローゼ:鍛冶師
貴重なドワーフの女性。
年配のドワーフの傾向である『おっぱいが大きくヒップが小さい』が若い女性。
おっぱいは三人の中で一番大きい。
鍛冶師のランクは低い。
クリストファー:商人?
青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人
商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した
手広く商売をしていて、カンスケ達に仕事をくれるらしい
サンダース家
公爵家であり商人の家柄。
クリストファーさんの家とは近しい関係ではあるが、同じ派閥ではないらしい
リーゼロッテ:剣士
攻撃一辺倒の前衛を担う
カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・
そしてウェールズと一緒にピンチになっていた所をカンスケ達に助けられ、
支援効果の真実を知り後悔する
ウェールズの勇者はく奪の危機にソロパーティで活動するようになる
早く妊娠したいが・・・。
ウェールズ:勇者
パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う
リーゼロッテを寝取るなど女には・・・
エリザベスやマーガレットがパーティを抜けたあと、うまくいかずイライラするが
リーゼロッテの癒しは気に入っている
ピンチになっていた所をカンスケ達に助けられる
勇者はく奪の危機にリーゼロッテと別のパーティで活動するようになる
エリザベス:賢者
火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで
回復的役割を担う
カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い
ウェールズに対する恋心から冷めてパーティを抜ける
マーガレット:聖女
聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う
カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い
エリザベスと共にパーティを抜ける
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