第90話 3人目の奴隷(4)

サンダース家のお嬢様とクリストファーさんは、先に到着していた。


「今回は、良い奴隷が手配できました。ありがとうございます」

「カンスケさん。良かったですね。どちらのお店で購入されたのですか?」


カンスケは、サンダース家の系列店で手付金を支払った事を報告した。

すると、お嬢様が険しい顔に・・・。

そして、家令に指示をしていた。


そして細かい条件等を確認していると家令が戻って来た。

そしてお嬢様に報告を・・・。


「カンスケさん。申し訳ございません。

 今回、奴隷商人の方に不手際があり、本当に申し訳ございません」

「どうされたのですか?」


「今回、担当した者が我が家の大切な方という事を無視して販売しておりました。

 その差を不正に着服し・・・。

 お詫びに手付金のみで販売させて頂ければと思います」

「割高に販売されたという事ですか?」


「はい。本当に申し訳ございません」

「気になさらないで下さい。けど、本当に良いのですか?」


「はい。今後、同様の事がないようにします。

 その店員は、他にも同様の手口をしていたみたいで・・・。

 信頼に傷をつけている事が発覚しました。

 この情報提供にも感謝しております」

「わかりました。

 あとは、こちらが期待に応えられるように頑張ります」


「ご寛大なお言葉。ありがとうございます」


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カンスケ:支援師

 リーゼロッテの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズに寝取られ、パーティを追放され、別の街へ逃避行する

 その街で鬼族少女の奴隷クレアを購入する

 リーゼロッテの情事をみたあとからインポになるが、ダイアナに叩かれた事により復活する。

 絆によって支援効果が劇的に上がるチート的な能力が発覚・・・

 おっぱいを触るぐらいの関係だと10倍まで上昇するらしい

 セックスするとさらに・・・

 戦闘だけでなく、薬の調合などにも効果があるらしい


クレア:

 鬼族の女の娘。

 カンスケに奴隷として購入される

 風貌は、購入時は、小学生ぐらいだったが、レベルアップして完全なる大人の女性に・・・

 大きな斧を振り回せるぐらいの力持ち


ダイアナ:騎士

 元貴族の女性。武道に優れ、知的な女性である

 父親が貴族として責任を果たしてなかったので処刑。その後取りとしての地位をはく奪する為に奴隷に・・・

 エルフ特有の薬の調合スキルを持っている


クリストファー:商人?

 青い三連星という盗賊に襲われている所を、カンスケたちに助けられた商人

 商業都市の実力者でクレアの冒険者登録に協力した

 手広く商売をしていて、カンスケ達に仕事をくれるらしい


サンダース家

 公爵家であり商人の家柄。

 クリストファーさんの家とは近しい関係ではあるが、同じ派閥ではないらしい

 

リーゼロッテ:剣士

 攻撃一辺倒の前衛を担う

 カンスケの幼馴染であり恋人だったが、勇者ウェールズと恋仲に・・・

 そしてウェールズと一緒にピンチになっていた所をカンスケ達に助けられ、

 支援効果の真実を知り後悔する


ウェールズ:勇者

 パーティのリーダーであり要。タンク的役割も担う

 リーゼロッテを寝取るなど女には・・・

 エリザベスやマーガレットがパーティを抜けたあと、うまくいかずイライラするが

 リーゼロッテの癒しは気に入っている

 ピンチになっていた所をカンスケ達に助けられる


エリザベス:賢者

 火・風・水・土の属性魔法にて先制攻撃をしたり聖女のサポートで

 回復的役割を担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 ウェールズに対する恋心から冷めてパーティを抜ける


マーガレット:聖女

 聖魔法で回復のスペシャリストだが、光属性魔法で攻撃のサポート的役割も担う

 カンスケと別れたあとから、少し調子が悪い

 エリザベスと共にパーティを抜ける

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