悪魔の系譜

最後まで書き切っていますので、完結を保証します。

あらすじ

夏真っ盛りの八月、朝霧大望は恋人の大紋希愛に連れられ、彼女の生家である大紋家を訪れていた。
　ふとした偶然で、彼は敷地内に慰霊碑と怪しい建物が建てられていることを知り、大紋家に秘密が隠されていることに気づいた。どうやらそれは人の死が深く関与しているらしく、大紋家に対して大望は不信感を覚えたのだった。
　希愛の親戚である青夜に直接問い質してみるも、彼はなかなか口を割らない。消化不良の謎を残したまま迎えたその夜、彼は突然殺人鬼に襲われてしまう。運よくその場は助かったが、どうして自分が殺されなくてはならないのか、大望には全く見当もつかなかった。
　翌朝、新たな殺人が起き、ついに大望はこの家が抱える重大な問題と秘密を知ることになる。

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