バックトラック(2)

 それでは改めて、バックトラックで何が起きたのかを書き記そう。



GM:では各自EロイスとRDロイス分を振っておくれぃ。

アイリス&ハイド:(ダイスころころ)


アイリス:侵蝕率 154 → 95

ハイド: 侵蝕率 166 → 89


GM:減るね???

アイリス:減ったねぇ……。

ハイド:そうだね?


 あれ、もしかしてEロイス積み過ぎたか……?

 嫌な予感を胸に抱きつつも、次を促していく。振ったダイスは戻らないのだ。


GM:で、ではロイス分を振っていこうか。

 まずはPC2、ハイドから。

ハイド:等倍で振るね。程よく腐ってくれると嬉しいが……(ダイスころころ)

 侵蝕率 89 → 59

アイリス:奔るねぇ。

ハイド:ぐわぁぁぁッ!

アイリス:お帰りだ、ハイド。

ハイド:ただいま……ッ!


 もしかしなくても積み過ぎたのでは……?

 戦々恐々としつつ、次を促すしか無い。頼むぞアイリス……天に祈るしか出来ないのだ!


GM:アイリス、どうぞ……!

アイリス:うん、私も等倍で行かせてもらおうかな(ダイスころころ)

 侵蝕率 95 → 63

GM:うぉおおおう――ッ……おかえりよ。

アイリス:ま、帰ったから良しとするか。

ハイド:おかえり、アイリス。

アイリス:うん、ただいまだ。


 天に祈ったけどダメだったよ……ダイスの女神様が愉悦顔で見守ってたんだ、きっとそうなんだ。

 今回の経験点はちょっと多めにしようかな、とか日和ひよりつつ、私は先程のエンディング1-1と1-2を描写したのだった。

 その顔はきっと、女神様に負けず劣らずの愉悦顔だったに違いない――。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る