PL勧誘

 このキャンペーン『In just for AI』のPLは二人を想定している。

 その旨を最も気心の知れた友人達に伝えつつ、話を振ってみた。


だみ:今回の話は──FHの少年少女が繰り広げる、逃避行だ!

 退屈で代わり映えしないFHの”日常”を捨てて、死とは無縁の”非日常”へと二人で協力して逃げ出してもらう!

イズミユキ:ほぅ、FH卓とは珍しい!

misto:それに、逃避行か。脅威に立ち向かわずに逃げるのは目新しいね。

イズミユキ:日常と非日常が逆転してる所も、エモの雰囲気を感じる。

だみ:ふふふ……さて、そんなシナリオなんだけどPLやってくれないかい?

misto:良いよ、断る理由も無いしね。

イズミユキ:こちらも同じく。この面子だけで卓囲むのはプラプロ以来だね。


 『プラン>プロパティ』、通称プラプロ。私がGMとして初めて完走したキャンペーンとリプレイであり、同時にあれより良いシナリオが思い浮かばず若干のスランプに陥った原因でもある。

 あの栄光に挑戦したい。けれど今は──。



だみ:よろしく、二人とも。『In just for AI』、通称AIアイ卓!

 思いっきり楽しもうぜ!

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