リプレイ『In just for AI』

レギュレーション

だみ：さて、それじゃ手が空いた時にでもPC作成を進めておいて──

イズミユキ：いやいや待って、待つんだ。

misto：まだレギュレーションとかトレーラー、ハンドアウト配られてないよ？

だみ：忘れてたわ。

イズミユキ：忘れないであげて……。

だみ：とはいえ、既に出来上がっている！　気を取り直して、まずはレギュレーションだ！

▼レギュレーション

【PC作成について】

　PCは経験点150点+4点で作成する事。ただし追加の4点はイージーエフェクトにのみ使用可能とする。

　余った分の経験点は次回以降に持ち越せる。（作成時の経験点も同様とする）

　作成方法は自由。

　DロイスはPC一人につきひとつ選択する事。ただし、後述のリバースハンドアウト（以下、RHO）によって追加でもうひとつDロイスが付与される。

　PC達はFHである事を想定している。また、FH専用データを使用出来るように、RHOで指定するDロイスが調整されている。

　PL人数は二人を想定。極度にバランスが崩れたパーティーは非推奨。

【使用ルールブック・サプリ】

●全面採用。

　基本1,2、上級、インフィニティコード、パブリックエネミー、エフェクトアーカイブ。

●一部採用。

　リンケージマインド……カラーロイス使用不可。

　ヒューマンリレーション……リレーション系データ使用不可。

　レネゲイドウォー、カッティングエッジ……ステージ専用のエフェクト、アイテム使用不可。

　バッドシティ……ステージ専用のエフェクト、エンブレム、アイテム使用不可。ただしカスタマイズアイテムは採用する。

　レネゲイズアージ……トレイルデータ使用不可。

　ユニバーサルガーディアン……FH系以外のエンブレムは原則使用不可。ただし応相談とする。

【ステージ】

　基本ステージ。ただしFHに主眼を置いたセッションとなる。

【エンブレム】

　エンブレムはFHエージェント or FHチルドレンを選択後、FH共通も取得可とする。

【特殊ルール～RDロイスについて～】

　各PCにRHOを非公開で配布する。内容はキャンペーン間持続する秘密で、各々のPCが言っても良いと判断した時点で公開を許可する。

　また、それぞれのPC達に二つ目のDロイスを配布する。これは『RDロイス』（リバースDロイス）と呼称し、その内容はプリプレイ時には非公開。

　これもキャンペーン中に各PCが明かしても良いと判断した時点で公開して良い。

　RDロイスは「PC自身」へのロイスとして数え、通常と同様にタイタス化、昇華が可能とする。その場合もRDロイスが消失する事は無く、効果も通常通り使用出来る。

　またPC自身への感情を設定して運用して欲しい。

　RDロイスの候補としてオリジナルデータを二つずつ用意してある。好きな方を選択して取得する事。

　RHOに記載された推奨ロイスはRHOを公開した後、キャンペーン内の任意のタイミングで取得出来るものとする。その際、既存のロイスを書き換える事も可能。

　また選択肢のひとつとして、取得しない事も許可する。

【特殊ルール～追加リソースについて～】

　PC達とシナリオの設定を加味したエフェクトやアイテムなどを、キャンペーン内でそれぞれに配る予定。

　その際はPLと相談の上で詳細を決めるものとする。

【事前情報】

　PC達は「FHセル：統制機関」の一員である。この卓では統制機関から脱出、逃亡する事が目的となる。

　統制機関のセルリーダーは管理者（オーソリティ）と呼ばれる金髪の40代男性。あまり人前に姿を見せない上に普段から仮面を付けており、表情を読み取る事は難しい。

　管理者（オーソリティ）によって徹底管理されており、FHにおいては珍しく統制されたセルである。

　統制機関は単に”機関”と呼ばれる事もある。