概要
【完結】想う気持ちを魔力に変えて!蒼き機兵が異世界に立つ!
ずっと、守られてきた。そんな強さに英雄が憧れていた幼馴染の伊織。そんな彼女は桜の舞う小学校の卒業式の日、照れながら自分を好きと言ってくれた。
だが、その直後に彼女は姿を消した。
あれから三年。中学校の卒業の日。
英雄は突如見たことのない世界に召喚されてしまう。
そこは魔法と現代技術と中世世界が混在した不思議な世界。
伊織と瓜二つの王女セリアと出会った英雄は、スペルビア王国と隣国フォボス王国との戦争に巻き込まれていくことになる。
迫りくる現代兵器に身を固めた敵。巨大な機兵。王国の危機。
頼みの綱は、かつての文明が残した兵器。
そして英雄はセリアを守るため、「守護の巨人」と呼ばれた太古の兵器を目覚めさせる。
「俺は逃げない……強くなって、誰かを守れるようになるんだって。あいつと約束したんだ
だが、その直後に彼女は姿を消した。
あれから三年。中学校の卒業の日。
英雄は突如見たことのない世界に召喚されてしまう。
そこは魔法と現代技術と中世世界が混在した不思議な世界。
伊織と瓜二つの王女セリアと出会った英雄は、スペルビア王国と隣国フォボス王国との戦争に巻き込まれていくことになる。
迫りくる現代兵器に身を固めた敵。巨大な機兵。王国の危機。
頼みの綱は、かつての文明が残した兵器。
そして英雄はセリアを守るため、「守護の巨人」と呼ばれた太古の兵器を目覚めさせる。
「俺は逃げない……強くなって、誰かを守れるようになるんだって。あいつと約束したんだ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ごく当たり前の恋心が、少年を英雄にする。
あなたは「己を省みず他者を救おうとする聖人君子がごとき英雄」に共感・感情移入できるだろうか。私はできない。立派だとは思うが、常人である私にはその行動原理が理解できず、あまりに遠く感じるから。
いつもなら。
だが、この物語の主人公の少年、天野英雄《アマノヒデオ》はその条件を満たしているにも関わらず、私は共感した。理解できた。それは彼の動機が──
恋、だからだ。
ずっと想っている初恋の少女に「強くなって人を守る」と約束したから。その約束を破らぬため、自分自身の彼女への想いを裏切らないため、ヒデオは無茶を承知で意地を張り続ける。
ごく普通の判断基準も持ち、弱く利己的な選択肢だ…続きを読む